(1日目)
11月に結婚50周年になるので、紅葉の綺麗なうちに10月末に前倒しで2泊3日の記念旅行を計画しました。八甲田山~奥入瀬~十和田湖を廻る26人限定の楽そうなツアーがあったので申し込んでいたところ、緊急事態宣言が予想通り解除されて好都合でした。東京から新幹線"はやぶさ”で八戸まで行きそこから八甲田山までバスでした。八甲田山は山の名前でなくの北部に横たわる連峰の総称だそうです。一番高い大岳は1,585mでもう一部が雪に覆われていました。100人乗りの大きなロープ―ウエーに15分ほど乗って降りた処は2.8℃の世界でチラチラと小雪が舞っていました。
(ロープ―ウエーの出発地)
(展望台)気温2.8℃で寒かった~
(一面が赤茶の世界)寒い展望台からの景色
(ホテル)
泊まった奥入瀬渓流ホテルは低層の山小屋風4階建てでした。その為横に広くて部屋から温泉やレストランまでが遠くて良い運動になりました。ホテルのパンフレットに掲載されている玄関ホールの大きな暖炉も立派ですが、こちらの小型の暖炉もしっとりした雰囲気があり、ちょろちょろと薪がもえる炎と煙の香りが情緒がありました。
(雰囲気あるなぁ)
夜にホテル主催の「森の学校」で奥入瀬渓流の勉強会をスライドを使ってやってくれていました。奥入瀬をより愉しめるようにというホテルの心配りです。奥入瀬渓流は十和田八幡平国立公園の一部で十和田湖の子の口から焼山まで14㎞を渓流となってゆるやかに流れている唯一の川だそうです。奥入瀬渓流の特徴は、森・岩・流れ・滝・苔にあるそうです。
(朝ホテル前で)
(2日目)
9時頃からバスで石ヶ戸まで行きそこから奥入瀬渓流に沿って森の中を1時間半ほど歩き、その後上流の銚子大滝までバスで移動して下流に向かって白糸の滝まで30分ほど歩きました。森は紅葉で金色(こんじき)に輝いていて、まさに絵葉書の世界でした。奥入瀬はブナの木が多いので赤くならず黄色くなるそうです。ここは新緑に季節に来てもとてもきれいな場所だと思います。
(黄金色に輝く森)
「自然のままを保護する地区なので倒木は倒れてもそのままで、落葉1枚持ち帰ってはいけない」と現地ガイドさんが話していました。せせらぎの音を聞きながらふかふかした落ち葉を踏みながらの散歩はまた格別でした。家内はただの観光地巡りよりこういう自然とふれあいながら歩く旅の方が好きなので今回の「ミニハイキング付きツアー」に決まりました。
(現地ガイドさんと歩く)
(雲井の滝)
(自然のままの世界)
2日目の夜にホテル主催で「星空観察会」がありました。周りが暗い広い駐車場で空を見上げると、都会では見ることが出来ない宝石をちりばめたような無数の星が空一杯に見れました。空にはこんなにたくさんの星があるのかと再認識。
(3日目)
3日目は十和田湖までバスで移動して一時間ほどの湖上遊覧と周辺散歩になりました。十和田湖は二重カルデラ湖で周囲は46.2㎞あるそうです。カルデラ湖らしく湖の周囲全部が低い山になっています。五色に染まった奇麗な周囲の山々を眺めながら1時間程の遊覧でした。
(十和田湖周辺の山は紅葉真っ盛り)
(船上から)
(十和田湖畔で)
(乙女の像の前で)少し太めだけどなぁ乙女?
昼食は八戸に向かってバスで2時間程走ったホテルで地元の食材を使ったというランチでした。帰りの八戸からの新幹線"ハヤブサ”は行きは夫婦前後席でしたが、横並びの二人席にしてくれていました。好天に恵まれ紅葉(黄葉)と散策を堪能できた思い出深い旅になりました。
天気に、恵まれて何より!
良い記念になってよかったね♬
金婚式おめでとう(^o^)/