大坂なおみ(ランク4位)が準決勝でE.メルテンス(ランク24位ベルギー)と対戦しました。その2時間ほど前には前日の雨で試合が順延になった準々決勝を戦いました。準決勝ではファーストサーブも前回の試合より成功率を高めてきていました。唸るような190㌔を超えるファーストサーブがコーナーに決まると「オーッ!」という驚きのどよめきが上がりました。女性ではまず返球が難しいコースとスピードですね。
相手がコーナー右サイドに打ち込んできたファーストサーブを飛びついて、ネットの外側からダウンザラインに決めるシーンもありました。今までより膝を曲げた低い姿勢での返球が目立ちました。試合は6-4,6-1で勝ち決勝に進みました。しかし準々決勝でもそうでしたが気になったのは、右側からスライスで打ったファーストサーブが左に外れるシーンが多かった。決勝ではこの部分を修正しないと、大型選手であるA.パブリチェンコワにセカンドサーブを反撃され苦しめられる心配があります。