高田郁原作の「あきない世傳」金と銀の全13巻をすべて読み終わりました。江戸時代の呉服商の仕組みや歌舞伎界や花柳界の仕組みを良く調べているのに感心しました。江戸時代の商家で主人公を取り巻く登場人物夫々が自分の立場を良くわきまえて行動しているのも好ましい印象を与えられます。この時代の四季折々の催しや風俗なども沢山描かれていて興味深い小説です。※⇒関心のある方NHK公式「あきない世傳」
主人公の幸がいろんな障害や事件に会いながらも知恵と工夫で呉服太物商「五十鈴屋」を次第に大きく繁盛店にしていく中で、そこで働く人々の人間模様が沢山描かれていて面白くてどんどん読み進み、気がついたら13巻すべて読み終わっていました。
次に続編で「契り橋(上)」と「幾代の鈴(下)」があります。この続編も主人公以外の重要な人物を中心にした話になっています。これも全部読み切るつもりです。以前にあきない世傳の最初の一部がテレビで連続時代劇として放映されましたが、続きもまた遠からず放映される気がしています。その時は必ず観たいと思っています。
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