全米の女子決勝戦は、セリーナ・ウイリアムスの今年のグランドスラム4連勝を阻止したビンチ(ノーシード・イタリア)とペンネッタ(ランク26位イタリア)という、ほとんど名前さえ知らなかったイタリア選手同士の試合になりました。試合は、昔のクリスエヴァードの試合を見ているような、オーソドックスなサービスラインでのラリーの打ち合から浅いボールでボレーに出るというテニスでした。結果は7-6、6-2でペンネッタが勝ち、全米オープン史上最高齢(33歳6か月)での優勝となり、賞金約4億円を獲得しました。試合後に二人が抱き合って笑顔で健闘を讃え合っている姿が印象的でした。
その前の準決勝ではセリーナ・ウイリアムスが、簡単に勝てるだろうと思っていたであろうビンチに負けてしまいました。おかげで決勝戦のチケットは暴落したそうです。相手はグランドスラム決勝戦には初めて顔を見せたという本当に格下の選手です。その選手が、粘りにねばって走り廻って返すので、エースが決まらず、逆に決められてしまい焦ったのでしょうね。第2セットからは、これ以上は力めないほど力んで手打ちになってエラーを連発してました。。テニスも本当にメンタルなスポーツです。
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます