ウインブルドン4回戦で錦織選手は元世界10位のE.ガルビス(ランク138位ラトビア)と対戦しました。彼は予選から勝ち上がってきて、前の3回戦ではランク4位のズべレフを破ったビッグサーバーです。この試合で、錦織選手は1セット目を落とし、続くセットもタイブレークを2回やって危なかったが、それを粘り勝ちして結局3-1で勝ち準々決勝に進みました。グランドスラムで唯一8強に入れていなかったウインブルドンでの8強入りは松岡修造以来なんと23年ぶりだそうです。準々決勝は7/11(水)8時55分からWOWOWで放送されますが、NHKでは深夜になるかもしれません。相手は世界ランク1位を長年独占していたN.ジョコビッチですが、彼にはこのところ連敗中です。苦手意識をおいておいてチャレンジャーに徹して思いっきりぶつかれば勝ち目は出てくると思います。
この4回戦は、1セット目はガルビスのファーストサーブが驚異的な確率で入り、4-6で取られました。2セット目途中で錦織選手はメディカルタイムアウトを取って右上腕部に張っていたテープをはいでマッサージを受け痛み止めを飲んだようです。このセットは粘ってタイブレークに持ち込み7-6で取り、続く3セット目もタイブレークで7-6で取りました。ところがこのセット途中でガルビス選手が芝生で滑り左足を傷めメディカルタイムアウトを取り膝の上下にテーピングをして現れました。これで途中棄権するかと思われましたが、左足をかばいながらのビッグサーブは相変わらずで最後まで戦い抜き、錦織が6-1で勝ち結局3-1での勝利でした。気になる右上腕部は痛み止めを飲んだ後は気にする様子もなく、試合後も「大丈夫でしょう」と言っていたそうです。
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