渋野が全英に優勝してから最近女子ゴルフへの関心が高くなりテレビで良くトーナメントを観るようになりました。今回滋賀県の大津にある瀬川ゴルフカントリー北コースで開催されている、全米女子ゴルフ協会(LPGA)主催のTOTOジャパンクラシックの2日目の試合を観ました。渋野選手は前日4位でしたが18番を終わって首位の鈴木愛が最終組で12アンダーまで伸ばして渋野選手は6アンダーで6打差をつけられていました。この試合も優勝は首位に余程の事がないと無理でしょう。
鈴木愛は平均パットが日本一でパットの名手と言われるだけあって、パットが正確でした。それに比べると渋野はまだまだです。世界のトップクラスの選手はホールから100ヤード前後につけた球は次のアプローチショットで1パット圏内に寄せてバーディーを狙いますが、渋野はこの寄せのショットの成功確率がまだまだ低いですね。今回はラッキーで(シンデレラガールと呼ばれる所以)全英で優勝しましたが、今後世界のトップ選手の仲間入りをするには、更に正確なアプローチショット(ピッチイングショット、ロブショット等)と正確なパットが要求されます。まだまだ若いですからこれからが楽しみな選手です。今すぐ優勝、優勝と余り大きな期待を寄せると気の毒な気がします。
この試合は鈴木愛が17アンダーで2位に3打差をつけて優勝しました。これで賞金獲得額が渋野を抜いて1位の申ジエに続き2位になったそうです。渋野は14位にとどまり賞金ランクも3位に落ちました。