Lee's Diary

ドラマが好き。
お気に入りのドラマの感想をつぶやいています。

龍馬伝 第34回 「侍、長次郎」 *感想*

2010-08-23 | 夏ドラマ(2010)感想
無事グラバーとの交渉を成功させ ユニオン号を買い付けたことに浮かれる亀山社中の面々。
明るい表情を見せる面々のなかで 一人渋い顔を見せ
「何もこんなもん作らんでも!」「貧乏なかじゃぞ 亀山社中は!!」と言う長次郎(大泉洋)。
トドメには「金がないき、一枚だけじゃぞ!!!」 と言い出す長次郎が何とも印象的だった第34回。
シャッターを押そうとする上野彦馬(テリー伊藤)に 最初に“待った”を出す龍馬(福山雅治)と惣之丞(要潤)が
「どれば じっとしちょったらええがか?」「ほんまに魂は抜かれんがじゃろうのう?」
などと 何ともお気楽な心配をする様子を描いた後に 極めて現実的な長次郎の“待った”が入るアタリに 
コミカルな雰囲気を漂わせつつも その後長次郎を待ち受ける運命を予兆させていて とても良かったと思う。

船を長州名義にしてほしいと怒る桂(谷原章介)の長州藩内での板挟みの状況にも配慮を見せ
「長次郎!ここは折れた方がいい」と言う龍馬に 
「折れるって どこまでですか。」と 表情を強張らせる長次郎の様子と
その後に描かれる龍馬と長次郎の会話も とても面白かった。
龍馬の考えと長次郎の考えに 開きが出来つつあることが窺える会話と
この件が片付いたら 芸者を呼んで卓袱料理でも食べようと 
福山龍馬お得意のちょっとKYな お気楽ぶりを見せる龍馬の様子や
心の中に強いわだかまりが出来てしまい そんな龍馬の誘いにも硬い表情を見せる長次郎の様子がとてもいい。
そして 「長次郎、笑うてくりゃあ おまんらしゅう。」と 長次郎の気持ちを変えようと試みる龍馬の言葉に
ぎこちなく笑ってみせる長次郎・・・という 二人の会話の最後のシーンも とても印象的なものだった。

井上(加藤虎ノ介)との取り決めに関して 長次郎が仲間たちから責められる展開も面白かったなぁ。
白袴の金も カステーラの材料を買う金も 丸山で遊ぶ金も 全部自分が工面したんだと
今まで溜め込んでいた鬱憤を全部吐き出してしまう長次郎。
「わしらは日本のために働きゆうがじゃ。」と高い志を謳ってみせる池内(桐谷健太)と
「亀山社中の台所は火の車じゃ」と 厳しい現実を示してみせる長次郎。
その後 長次郎が「にせ侍」や「饅頭屋」という蔑称をぶつけられる様子にしても
長次郎の切腹という結末へ向けて エンターテイメント感たっぷりに展開される演出はとてもいい。

長次郎の死を悼み お元(蒼井優)を呼んで卓袱料理を口にすることで 長次郎の魂を弔う龍馬。
「皆が笑ろうて暮らせる国を作る」・・・その大変さを思い知ったと お元に語る様子など
前回 龍馬とお元が繰り広げた会話が 今回のラストへと繋がっている展開も良かったと思う。 

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龍馬伝 第28回 *感想*
龍馬伝 第29回 *感想*
龍馬伝 第30回 *感想*
龍馬伝 第31回 *感想*
龍馬伝 第32回 *感想*
龍馬伝 第33回 *感想*

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GM~踊れドクター  第6話 *感想*

2010-08-22 | 夏ドラマ(2010)感想
* GM~踊れドクター  「患者の嘘」 *

「患者が痛いって言うのは、痛いっていう理由があるからです。」という本木(大倉忠義)の言葉。
そして「患者は嘘をつく。ただし嘘をつくのには、それなりの理由がある。」という後藤(東山紀之)の言葉。
病院を転々とし 体中の痛みを訴える墨田栄子(あめくみちこ)に起きている不思議な現象の裏には 
この 一見相反するような理由が二つとも隠されていた という今回のストーリーは とても面白かったと思う。

何故 栄子は本木をあれほど嫌がるのか 何故 本木は氷室(椎名桔平)をあれほど嫌うのか・・・
そんな二つの疑問の答えは“嘘”によって覆い隠されていて その嘘を後藤が暴きだすという展開もお見事。
ただ 結局後藤は “看護師になりたかった”という本木の嘘を見破ったワケではなく
本木が3歳の時に“劇団ひまわり”に所属していた事実を見破っただけ というオチなのだけど(笑)。
5浪して医学部入学を果たしたという氷室の言葉を聞き あんなに蔑んだ目で氷室を見ていた本木が
「マジで 本気でリスペクトしている。」と言い出したラストも良かった。
「ゴロウさんって呼ばしてほしい。」とか真剣に言う本木の様子に ちょっと笑ってしまったわぁ。

TVカメラの前面に出てきてしまう後藤の様子や 
落ち込んだ後藤が少年隊の映像や 漆原(生瀬勝久)の人脈に誘われる様子など
相変わらずの後藤のキャラの演出自体には ほとんど面白さを感じないのだけれど
今回も 桃子(多部未華子)ちゃんが いい味を振りまいていたのは良かった。
「キャバ嬢のコスプレ」だとか「大丈夫、馬鹿は隠せます。」だとか 後藤に似てきた?と思われる桃子ちゃん。
「黙れ!目玉オヤジ!!」だとか 「黙れ!目力 玲奈!!」だとか 
パソコンに打たれた後藤の文字を読んでいるだけにしては かなり感情の入った発言が笑える。 
そんなノリノリ桃子ちゃんも 後藤から「猫目少女」と言われてしまうわけだけど
同じく「ねずみ男」と命名された漆原に言った 「一緒に妖怪界に帰りましょう。」は 今回 一番面白かったシーン。  
そうそう 町谷(小池栄子)が担当するお爺ちゃんの義助をライバル視する後田(吉沢悠)が
義助の姿を陰から覗き見て 「義助、結構 上背あるな・・。」と呟いたのも笑えたなぁ。

中野文化ホールを さっさと押さえてしまったファイアー後藤。
最終回には このホールで歌って踊る総診の面々の様子が見られるのかしらねぇ(笑)。

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GM~踊れドクター  第1話 *感想*
GM~踊れドクター  第2話 *感想*
GM~踊れドクター  第3話 *感想*
GM~踊れドクター  第4話 *感想*
GM~踊れドクター  第5話 *感想*

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美丘-君がいた日々- 第7話  *感想*

2010-08-21 | 夏ドラマ(2010)感想
* 美丘-君がいた日々- 「急変!私が私でなくなっていく」 *

“マウントロックジャパン”に行くことを楽しみにしている美丘(吉高由里子)。
予告で美丘の病気が進行してしまうことを既に知っているから
持って行く物リストを作って 嬉しそうに準備をする美丘の様子をみるだけで辛い思いにさせられる。
そして バスに乗って出発する直前になって カバンを落としてしまい 
落としたカバンを掴むことができない美丘の表情は 見ている私まで悲しくなってしまうし
手が動かなくなってしまい顔から倒れこむ美丘の様子は 直視できないほど痛々しいものだった。
高梨(谷原章介)が行う病状の説明を自分も聞きたいと 健気な強さを見せていた美丘が
次の段階に入ってしまった自分の病状を受け入れられず 取り乱してしまう様子には思わず涙。

美丘と共に病状の説明を聞いて弱気になった太一(林遣都)が 仲間達に元気付けられる様子や
美丘のいない部屋へ一人帰り 美丘を思って泣き崩れるシーンにも もらい泣きしてしまった。
美丘と同棲することを決めたときには 意思の強さを見せた太一だけれど
やっぱり どこか頼りなげなところを漂わせ 強さと弱さが混在したような太一のキャラは
いかにも 今の等身大の男の子といった感じがして とてもいいと思うし
そんな彼が 美丘のために精一杯頑張る様子は どこか微笑ましくって ついつい応援してくなってしまう。
そうそう 入院していた美丘を迎えに来た太一が 
美丘から名前を呼ばれて見せた 頼りなげな笑顔もとても魅力的だった。

「あたしが生まれてきた意味なんて あるのかな?」と呟く美丘と高梨の会話も良かった。
“美丘が生まれてきた意味”は 両親にこそ問うべきものである気もするけれど
娘を亡くした親である高梨の口から 「娘のことで思い出すのは苦しんでいる顔じゃなくて笑顔だ」 
といった意味の言葉を聞くことは 両親を残して逝ってしまう美丘にとって大きな意味のあるものだったと思う。
ただ その後に描かれていた高梨と上司の医師の会話だけは やっぱり好きになれない・・・。
あのシーンを入れることによって 
高梨がいかに素晴らしい信条を持つ医師であるかを描いているのかもしれないけれど
高梨が素晴らしい医師であることは その前の美丘との会話だけでも充分伝わってくるのだし
何も あんな直接的な台詞を高梨に言わせなくってもいいのになぁ などとちょっと興ざめしてしまう。

「あたしの証人になってね。」と願う美丘と 
「美丘が生きていたことの証人になる。」と誓う太一の様子が描かれたシーン。
ベッドの上で寄り添う二人が 何とも可愛らしくって 切なくて 
今まで見てきた中で 最も印象的なシーンとなっていたのは良かった。

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美丘-君がいた日々- 第1話  *感想*
美丘-君がいた日々- 第2話  *感想*
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美丘-君がいた日々- 第6話  *感想*
コメント (2)
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うぬぼれ刑事 第7話  *感想*

2010-08-21 | 夏ドラマ(2010)感想
* うぬぼれ刑事 「マラカスの詩」 *

ドラマ開始早々から ネタ満載といった感じの第7話。
「出てこいや福原」とキャッチコピーをつけられた指名手配犯・福原直美(小泉今日子)のポスターに
緩~い空気流れる世田谷通り署で イチャつく登戸(ムロツヨシ)&小山(伊藤修子)や
日本の男にはサラっサラ興味の無い南(西慶子)と 独り身で心サビシイうぬぼれ(長瀬智也)。
冒頭から板倉里奈(小泉今日子)の登場するアタリまでのテンポのいい展開が面白くて好き。
うぬぼれ4の心だけじゃあなく 持ち物までも見事に落としてみせる美貌の持ち主・里奈の酒乱ぶりも面白かった。
“世田谷通り署のエース”のキメポーズに吐き気を催してしまう里奈に爆笑。
うぬぼれのキメキメポーズは いつになくカッコよかったと思うけどなぁ・・・。

それにしても 今回の事件「世田谷医師殺人事件」の真相にはビックリ。
夫を殺した犯人が捕まってほしくないと願っているようなサツキ(木野花)。
彼女は 何とも奇妙な真相をずっと隠し続けていたのねぇ。
回想シーンで描かれる 直美と被害者・安藤和馬(演じるのは何故か坂東三津五郎)の脚気の検査(笑)。
いやあ 良かったわぁ♪ メイド服の直美の膝小僧をむき出しにして 一体何をするのかと思えば
脚気の検査とは・・・。膝を叩かれる度に甘い声を出す直美の様子がアホらしすぎて爆笑。
地上波で放送できるのは これがギリギリだという直美と和馬の関係の描写。
ほかには一体どんなアホなコトをしていたのか ちょっと気になる(笑)。
妻と同じ香水を渡し妻と愛人との同居を楽しむ和馬に 夫の不倫を見て見ぬふりをしていたサツキと
「愛する人の手にかかって死にたい。」という和馬の願いを叶えるために 家に置いておくことが許されていた直美。
何とも隠微な匂い漂う事件の真相と 小泉今日子さんのセクシーな声がマッチして
奇妙に艶っぽいエピソードとなっていたと思う。

クライマックスシーンのうぬぼれと直美のダンスバトルも最高の面白さだったなぁ。
再度見直してしまったくらい好きなシーン♪
うぬぼれが海に落ちるだとか クライマックスシーンの後半は ちょっと間延びした感がある気がするけれど
人の良さそうな町田(小松和重)の行動が 間接的に直美の逃亡の手助けをしていたり
直美はうぬぼれを町田と勘違いしていたといった 何とも哀しいオチは面白かったなぁ。

そうそう 一体どこにいってしまったの~!?と思っていた玲子ママ(森下愛子)が
殺人事件の回想シーンで登場したときは嬉しかったわぁ。
そして 重要な証拠品であるマラカスを洗ってしまった玲子ママ(笑)。
毎月3のつく日は “マラカスを洗う日”とか 面白すぎる~。
そして マラカスを洗っている玲子ママに気を取られてしまい
「ママが喋ってるよ。」って台詞を聞くまで この重大な出来事に気付くコトが出来なかったという・・・。

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うぬぼれ刑事 第1話  *感想*
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GOLD 第7話  *感想*

2010-08-20 | 夏ドラマ(2010)感想
* GOLD 「号泣!最愛のわが子を失う母親」 *

登場人物たちに起こる様々な出来事を 詰め込められるだけ詰め込んできたなぁ といった印象の第7話。
これだけギュギュッと盛り込まれたストーリーだと 見ていて散漫な印象を持つ方もいるかとは思うけど
野島作品が好きな私としては こんなにギュッと濃縮された野島ワールドを見せられて
も~う お腹いっぱい 大満足な回だったわぁ♪

悠里(天海祐希)の目には順風満帆にいっていたように思われていた『3人の』子供達。
完璧だったはずのビーチャイ養育が 少しずつ少しずつ綻びはじめる予兆は 
今までのストーリーからも感じられたし 廉(矢野聖人)の抱える問題は早くから明らかにされてはいたけれど
洸(松坂桃李)と晶(武井咲)に ここまで大きな転機が訪れたのは初めてねぇ。

「事実は死を惜しんだファンを幻滅させる。」と嘆き 修一を汚されるのが嫌でたまらない丈治( 反町隆史)。
修一のことを「永遠のビーチャイ」だとか「早乙女家の象徴」だと崇める丈治に同調して
「私達は それを守る義務がある。」と 宇津木(綾野剛)のDNA鑑定の改ざんに気付きながらも 
結局 その事実を闇に葬る決意をする悠里。
この 傍から見たら狂っているようにも思える二人の会話が たまらなく面白くっていいわぁ。
そして そんなアホなコトを考えている間に 晶と宇津木が結ばれてしまっているという何とも皮肉な展開もいい。

洸の前に登場する姉妹・沙織(佐藤めぐみ)と麻衣子(南沢奈央)のキャラが
いかにも野島伸司さんの脚本に登場しそうな雰囲気たっぷりなのも良かったなぁ。
父親の“お守り”として大事な場には必ず同席するという麻衣子の設定や 彼女の地味で目立たない風貌
よりにもよって 早乙女家の子供たちの中で一番 母の教えに忠実に生きている洸に
悪魔の囁きを吹き込む 華やかな容貌の麻衣子・・・。
も~う 野島さんの魅力たっぷりの展開がたまらないわぁ。
(それにしても 佐藤めぐみさんは麻衣子のキャラにピッタリねぇ。
「この世の果て」の横山めぐみさんをちょっと彷彿させる。 もちろん沙織は あそこまでぶっ飛んでないケド。)

そして やっと実在しないと明らかにされた朋(大江駿輔)。
リカは朋の霊を見ているのだと思っていたけれど 
霊というよりは 悠里の想いを読み取って朋のカタチを見ていたというアタリが面白い。
朋にまつわる悠里と辰也(寺島進)の過去も 興味深いもので良かったなぁ。
当時の辰也が感じた 言いようのないコンプレックスや屈辱感といったものと
思わず晶に手を上げてしまった宇津木が感じていた思いが共通していることや
そんな宇津木に共感の意を示す辰也の様子は 見ていて面白かった。

不思議な力を持つという主婦(宮崎美子)に告げられた衝撃的な言葉に動揺し
「何が一人失うよ!!」と 悲しげな表情を見せる悠里の様子が 今回の最も印象的だったシーン。
父の考えに洗脳されてしまっている悠里の子育てには 全く共感はできないし
完璧だと思っていたはずの子育てに狂いが生じ始める様子を見ることに 歪んだ快感を感じたりもするけれど
(だって 子育ては迷いながら躓きながら行っていくものだと思うし すぐには答えの出ることのない子育てに 
あんなに自信満々でいられる悠里って やっぱり鼻につくのだもの・・・。)
悠里がどれほど子供達のことを愛しているのか という母親の想いといったものには
やっぱり共感できるところもあるわけで 子供を失う恐怖におののく悠里の様子にはグッとくるものがあった。

政界や財界の重鎮達からも大切にされているという例の主婦。
そんな彼女と同じような力を持つリカ(長澤まさみ)が 悠里の傍らにずっといるということは
下降線を示し始めた悠里の運命も 天然リカちゃんの力によって上昇していくのかもしれないなぁ。 

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逃亡弁護士 第7話 *感想*

2010-08-19 | 夏ドラマ(2010)感想
* 逃亡弁護士 「暴かれる闇の正体」 *

第4話までは メインストーリーとサブストーリーには関連性が全く無くて
どうしても ドラマ全体にまとまりの無い雰囲気が漂ってしまっていたように思うし
メインは面白いけどサブがいまひとつだったり その反対だったりということもあったりして
それが ドラマ全体の面白さまでもを損なってきていたように思われていた このドラマ。
第5話からは サブストーリーにもメインストーリーとの繋がりが見られるようになり
第4話までと比べると 随分と面白くなってきたように思えるのがいいわぁ。
まとまりはありつつも サブストーリーがいまひとつだった前回のことを思うと
今回はサブストーリーもしっかりとした なかなか見応えのあるストーリーだったんじゃあないかしら。

謎の人物“フクナガ”に騙されて 洋食屋を手放すことになってしまった丸川文江(室井滋)。
弁護士と称する“フクナガ”にまんまと騙されてしまった文江は
今では霊感商法にドップリとハマってしまい 高いツボを購入して奇妙な祈りをささげているなど
元来騙されやすい性質であるような文江のキャラクター描写は 室井滋さんの好演もあって面白かった。

何度も登場する 成田(上地雄輔)と文江の様子を陰で窺う人物は 
霊感商法の営業マンだったという ガクっとなってしまうようなオチや
警察に連行された文江を救い出すため なんと自らがノコノコ警察署へ出向いていく
という成田のぶっ飛んだ行動など このドラマには もはや必須となってきているツッコミどころもありつつ
(ストーリーがしっかりしてくると この程度のツッコミどころは むしろ楽しめてくるから不思議。)
ラストでは ちょっとホロリときてしまうような文江と亡き夫のエピソードなんかもあったりして
結構 楽しめるストーリーだった第7話。
「最後まで最愛の妻といられて幸せだった。」だとか 「旦那さんの生きがいは店じゃなくてあなただった。」
という 成田が文江に語って聞かせる様子も 誠実な成田の人となりが窺えて良かったと思う。

“フクナガ”という名前を耳にして 体調を崩してしまう優希(高月彩良)の様子は 一体何を意味しているのか
彼女の父親の事件と二宮弁護士殺害事件には関連があるのか
そして 文江が“フクナガ”だと言って指し示した人物はいったい誰なのか・・・
メインストーリーのほうも また少し動き出したようだし
あと何話残されているのか知らないけれど ここまで頑張って見続けた視聴者を裏切ることない
面白いストーリーを 今後も見せてくれることを期待したい。

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ジョーカー 許されざる捜査官 第6話 *感想*

2010-08-18 | 夏ドラマ(2010)感想
* ジョーカー 許されざる捜査官 「子供の虐待・・・救えない命」 *

今までとはちょっと趣の違う結末だった第6話。
第3話で見られたような 異常なくらい犯罪者を憎む久遠(錦戸亮)の様子ばかりが描かれるのかと思いきや
伊達によって 抱えている苦しみから(僅かにではあるけれど)開放される久遠の様子まで描かれていて
予想していたよりも面白いストーリーだったと思う。

父親から虐待されている文弥(渡辺甚平)を救ってほしいという少女の願いを聞き
自らの虐待の経験を交えつつ 少しずつ心の交流を深めていく久遠と文弥。
虐待という辛いエピソードの中で ちょっとだけ心が救われるような二人の交流を描いて視聴者を油断させておいて
そんな雰囲気をぶち壊すように展開されるストーリーは いかにもこのドラマらしいわねぇ。
そして 自身のトラウマと重ね合わせてしまう久遠の暴走・・・。
ここまでは なんとなぁく予想していた通りの展開ともいえるのだけれど
その後の伊達(堺雅人)と久遠の会話は ちょっと意外で面白かったと思う。
目撃者の登場により 文弥の父・広之(高杉亘)の犯罪が立証されたことで 処刑を中止するように促す伊達。
法律で裁ける犯罪者には裏の処刑は行わない。自分達がやっているのは復讐ではない。
ここで改めて 伊達らが行う裏の仕事のポリシーをしっかり表現しているトコロがまず面白い。
いくら法律で裁けないからといって 裏で処刑することが許されるはずもないけれど
伊達は伊達なりに厳しく自分自身を律して 裏の仕事を行っているのねぇ。
これに対して 「ダメだよ、ムショに入ってもすぐに出てくる。」と 言い分はよく分かる言葉で対抗する久遠。
裏の処刑人という強大な力を手にした久遠が発する いかにも久遠らしいこの台詞も良かった。
そして 「君が闇に葬るのはその男じゃない、過去の自分だ。」 というトドメの伊達の台詞。
今までは 久遠の行動を黙って見守るだけだった伊達が 久遠に初めて語った教訓は新鮮。
この言葉によって少し成長を見せた久遠が“まほろばの家”を訪れるシーンは 
久遠にしては 随分急な心変わりのように思われて 最初は少々興ざめしてしまったのだけど
淡々と繰り広げられる久遠と父親のシーンを見て そんな興ざめした思いも解消。
久遠らしいアッサリとした過去との決別のシーンだったと思う。
そうそう 心の整理を完全にできないで憂いを帯びた表情を見せていた久遠があすか(杏)に言った
「チューしていい?」も 久遠らしい魅力たっぷりで良かったなぁ。

冴子(りょう)が追う宮城夏樹殺人事件のエピソードも 少しずつ事件の様子が分かり始め見応え充分。
警察内の何者かが井筒(鹿賀丈史)をこの事件の犯人に仕立て上げようとしていた と考える伊達と
井筒が“本ボシ”だと考えている三上(大杉漣)。
怪しい雰囲気をたっぷりふりまき 存在感ありまくりの井筒はクロなのかシロなのか・・・。
面白くなってきたわぁ~♪

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ジョーカー 許されざる捜査官 第1話 *感想*
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逃亡弁護士 第6話 *感想*

2010-08-17 | 夏ドラマ(2010)感想
* 逃亡弁護士 「手がかり」 *

ここ数日 少々忙しくって なかなか見ることが出来なかった録画したドラマの数々。
空いた時間を見つけては 見たいドラマから少しずつ消化していってたのだけど 
結局 最後の最後まで残ってしまったのが このドラマだという(笑)。
それくらい このドラマには 見たいと思わせる魅力を感じないし
この際だからリタイアしちゃおうかなぁ などと思いながらも
せっかくここまで感想をUPしたのだからと 半ば義務感から見たワケだけど
あらぁ? 今回のストーリーが 今までの中では一番まとまっていたんじゃあないかしらねぇ。

サブストーリーの主役・望(波瑠)と絵美(石原さとみ)が知り合いという設定のため
サブストーリーでも絵美が終始絡んでくるし 合間には絵美と成田(上地雄輔)の微妙な関係や
成田への思いが少しずつ変化していく絵美の様子なども描かれて 
メインストーリーとも上手く絡んでいく展開は なかなか面白かったと思う。
望のエピソードは どうってことないストーリーではあるけれど
依頼人・望のことを第一に考えて真実を追究していく 優秀な弁護士・成田の様子が見られたのは良かった。
何より いつもならツッコミどころ満載な成田の挙動も影をひそめていたのが良かったわぁ。

今回の最大のツッコミどころは 何といっても 
望の自殺を止めようとして反対に落とされてしまったまどか(折山みゆ)ね。
あの程度の怪我で済んでしまう まどかの逞しさには心底ビックリだし
望のコトを思って泣き出すまどかの様子だとか 病室の外で待つ望の様子だとか
かなり衝撃的な事故だと思うのに 何らリアリティを感じない雰囲気には かなりの違和感(笑)。

そんな いかにもこのドラマらしい なんだかなあ・・と思わずにはいられない演出がありつつも
真船(北村一輝)と三枝(矢田亜希子)の関係に溝が出来始めたような様子や
いよいよ連光寺(豊原功補)が怪しげな雰囲気を醸し出してきたりだとか
メインストーリーの方も 謎の人物“フクナガ”をめぐって 色々と動き出してきたし
次回は メインストーリーがどのように進展していくのか ちょっと楽しみ。
 

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夏の恋は虹色に輝く  第5話 *感想*

2010-08-16 | 夏ドラマ(2010)感想
* 夏の恋は虹色に輝く 「行かないで」 *

楠家で延々と繰り広げられる“運命ゲーム”・・・・。 長かったなぁ・・・。
海の初恋だとか 大貴に女の子が生まれるだとか 大雅の自分探しの旅だとか 
このシーンの狙いは何となぁく分かるけど
それでもやっぱり 何であのシーンにあんなに時間をかけるのか不思議でならない第5話。

ダラダラと続く“運命ゲーム”のシーンを除けば
冒頭から描かれた 大雅のコトを何だかやたらと思い出してしまう詩織(竹内結子)と
「俺はもう彼女が笑ってるだけでいいんだ。」と 大人なコトを言っちゃう大雅(松本潤)の様子が
いかにも月9らしいラブストーリーといった雰囲気たっぷりで なかなか面白かったと思う。
 
楠家のキッチンで 大雅と詩織が料理を作るシーンも爽やかで良かった。 
ミートローフ作れる男子っていいわねぇ。 大雅くんのエプロン姿もいい♪ 
調味料を量らないでドレッシングを作る詩織に驚いたりと 大雅の几帳面なトコロも盛り込みつつ
シメの「完璧だ♪イ~エイ♪」という二人のハイタッチや その後の気まずい様子など ちょっと微笑ましい。
そして 仲の良さげな大雅と詩織と海の様子を しら~っとした表情で見つめる大貴(沢村一樹)(笑)。
きちんと告白もしていないのに詩織から上手にお断りされちゃう大貴は 何とも気の毒なキャラねぇ。
ついに桜が大雅への気持ちに気付き始め 次回からは本格的に大雅と詩織の間に割って入ってきそうだし
ひょっとして 詩織をめぐる大雅と大貴の恋の争いってコレで終わり!?
それとも 今後も二人の関係に食い込んでくるのかしらねぇ。
どちらにしても やっぱり大貴のキャラは中途半端な気がするわぁ。

詩織が福岡に行くと知って 必死で詩織を探し出そうとする大雅の様子は
正直 はて?何故にそんなに血相を変えて探すのかしら?大雅くんっ! 
などと 大人な私はどうしても冷めたコトを思ってしまうのだけれど
後味の悪い雰囲気となってしまった電話での会話が気になって 
いてもたってもいられなくなる大雅の行動こそが“恋”というものなのかもしれないわねぇ。
「戻ってくるんだよね?ちゃんと。」だとか 「このままいなくなったら どうしよう。」だとか
若さ溢れる大雅の言葉は 私には眩しすぎるほどなのだけど 切なげな大雅の表情は良かったし 
「あたし帰ってくる、帰ってくるね。」という詩織の言葉を聞いて嬉しそうにする大雅は魅力的だったと思う。

今回になって突然ラブストーリーへと変化を遂げたように思われるこのドラマ。
桜の参戦に 年上で子持ちというハンデを持つ詩織がどのように立ち向かっていくのか 今後の展開が楽しみ。
ラブストーリーとともに 役者・楠大雅の成長もきちんと描かれていくことも期待したい。

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夏の恋は虹色に輝く  第1話 *感想*
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GM~踊れドクター  第5話 *感想*

2010-08-16 | 夏ドラマ(2010)感想
* GM~踊れドクター  「急性腹痛」 *

今回は メインの医療ドラマよりも その周りで総診のメンバーが繰り広げるストーリーの方が面白かったなぁ。

まずは “うるるん”というあだ名が定着してしまい 呼ばれた本人も平然と返事をする漆原(生瀬勝久)が可笑しい。
辞表を提出した町谷(小池栄子)を引き止めようとする総診のメンバーの様子も面白かったなぁ。
「僕は今、ルナよりも土偶なんです。」と ドサクサにまぎれて告白する後田(吉沢悠)。 
“美しすぎる土偶”と 彼にとっては最大級の褒め言葉で 町谷を引き止めようとするトコロがツボ。
町谷からも“うるるん”と呼ばれる漆原の「早く辞めてね♪」という トンデモナイ発言に
辞める前に合コンを開いてくれと 相変わらずチャラい氷室(椎名桔平)に 
そんなダメダメな仲間を叱りつける桃子(多部未華子)と
ここで改めて 総診のキャラをひとりひとりアピールする展開は良かったと思う。
そして 着実にダンスのフォーメーションが出来上がってきている後藤(東山紀之)(笑)。
総診の医師たちに非常に厳しい本木(大倉忠義)のキャラは 相変わらずちょっと謎なのだけど
若干鼻持ちならない本木に対して 「医者には医者の事情があるのっ! 黙ってて!!」と
桃子が一喝したシーンが入れられていて 次回のストーリーへの繋がりを感じさせるところもいい。

そして ラストでもう一度描かれる総診の面々の活躍。
町谷の元上司の医師・井上に 一発食らわす桃子ちゃん♪
ダメダメな仲間や卑劣な上司にはガツンとやるという 桃子のキャラが確立されてきたのがいいわぁ。
桃子に続けとばかりに ヲタ攻撃を行う“月光団”後田や
驚くべき情報網で個人情報攻撃をくらわす“するめいか”漆原の様子も面白かった。
総診のメンバーたちが少しずつ結束する様子が見られているのがいいわねぇ。

今回は 後藤が町谷と二人きりで向き合う様子が描かれていたのも新鮮だった。
後藤が総診のメンバーと建設的なコトを語り合うのって初めてじゃないかしら?
いい年をしてダンサーになることを夢見ているだとか 本気で新生アミー&ゴーのデビューを目指しているだとか
(たいして面白くはない)後藤のアホらしいキャラには さすがにもう慣れたけど
主役だというのに 総診のメンバーと本格的に絡む様子を 今まであまり見ることができなかったように思うので
今回のような町谷と語り合うシーンから 後藤の内面がチラリとでも窺えたのは良かったと思う。


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