逃亡弁護士 第１話 ＊感想＊

＊　逃亡弁護士　「冤罪・・・僕は無実だ」　＊

この枠のドラマは　私の中では“ハズレ”が多くって　ずっと感想をアップしてなかったのだけど
とりあえず　初回感想でも・・・。

覚えの無い殺人の罪を着せられた弁護士・成田誠（上地雄輔）。
これぞ“逃亡者”と言ったカンジの　ビルからビルへの飛び移りや　橋の上からのダイブなど
人間離れしたようなアクションシーンは　この手のドラマのお約束として許せるものだったし
巧みに張られた罠によって　あれよあれよと状況証拠を固められ　成田が殺人犯にさせられてしまう様子や
警察の手から逃れようと必死で逃げる成田の様子には　やっぱりハラハラしてしまうし
何故　小早川（村川絵梨）は嘘の証言をしたのか？　何故　行方が分からなくなっているのか？
そして　疑いの余地が無いほど見事に　殺人の罪を成田に着せたのは誰なのか？
などなど　謎だらけのストーリーの今後の展開は気になるし・・と　意外に楽しめたストーリーだったと思う。

ただ　逃亡先で出会った広瀬（中村獅童）と成田のエピソードには　少々物足りなさを感じてしまう。
成田が　逃亡先で出会った人々と繰り広げるエピソードが　恐らくこのドラマの“ウリ”なのだと思うけど
そのわりには　随分あっさりと描かれていたような印象を受けるなぁ。
“逃亡者”であるにも関わらず　広瀬のことをアレコレと気にかけることができる成田にツッコミを入れてしまうと　
たぶん　今後のストーリーが楽しく見られなくなるのでスルーすることにしても
自分の身を挺してまでも（まさか命を懸けて成田を守る羽目になるとは思ってなかっただろうけど）　
成田を逃がしたいと　広瀬が思うようになるほどの　成田と広瀬の親密な関係は
あの短いエピソードからは　浮かび上がってこなかった気がするんだけどなぁ。
成田と同様に　広瀬もバカが付くほどの人の良さを持っていた　ということなのかしら？

番組ＨＰによると　“真犯人に迫っていくサスペンスの部分”と“成田の持つ思いやりから描かれるヒューマン部分”
この二つの要素が巧みに交錯するヒューマンサスペンス・・・・というのが　このドラマの意図らしいので　
ぜひぜひ　“ヒューマン”なトコロで　心を動かされるようなドラマになることを期待したいなぁ。
サスペンスとヒューマン・・・・・・どうかどうか　共倒れになりませんように・・・。

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