Lee's Diary

ドラマが好き。
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龍馬伝 第29回 「新天地、長崎」 *感想*

2010-07-18 | 夏ドラマ(2010)感想
サードシーズンも弥太郎(香川照之)と新聞記者の会話から始まるのねぇ。
そして お佐那(貫地谷しほり)さんの登場というサプライズ。
(なぁんか 龍馬と出会った頃のまんまのピチピチの若さが漂っていた気がするケド・・・。)
「皆が龍馬に振り回されて、侍のくせにワシよりも先に商売を始めて・・・。」
と激しく憤る弥太郎が可笑しかったわぁ。
見てくれは立派になられても 龍馬に対する妬みやコンプレックスといった複雑な心情は健在なのねぇ。
人が変わってしまった龍馬のコトを 「脱藩後の能天気な明るさも陰を潜め」と形容するトコロが
セカンドシーズンで賛否が分かれた龍馬の描き方を 脚本家が半ば自虐的に表現したように思えて笑えたなぁ。

さて 異国情緒溢れる長崎の様子に目を丸くする 元神戸海軍操練所の面々の中で
ひとり冷静な落ち着きを見せる龍馬(福山雅治)の様子が印象的な第29回。
セカンドシーズンだったなら ここで先頭を切って目を剥いて狂喜するのは龍馬のはずだけど
なるほど 確かに 福山龍馬の雰囲気は ちょっと変わってきたわねぇ。

西郷吉之助(高橋克実)と小曽根乾堂(本田博太郎)が話しているところに 乗り込んでくる龍馬。
人の懐にずかずかと入り込むような図々しさは ちっとも変わっていないけど
「そろそろ幕府の元から飛び出してみないか」と吉之助を誘う龍馬の様子は なかなか強かでステキね。
結局 吉之助に一蹴されてしまったけれど・・・。

今回の一番の見せどころである 引田屋のシーンも良かったなぁ。
薩摩藩の世話になることなく 自立できる道を探して “自称”津和野藩士の集まる部屋へと乱入する龍馬。
なんとも無謀なことをしでかして いかにも胡散臭げな龍馬たちの様子が面白い。
高杉晋作(伊勢谷友介)との対面や 一触即発の状態となる薩摩藩士と長州藩士
そして その間に割ってはいる龍馬の なんとまあ カッコいいこと。
あの引田屋のシーンを見ただけで 当時の薩摩と長州の険悪な雰囲気が 解りやすく伝わってくるのもいい。
そして 「日本人同士が喧嘩しちゅう場合かっ!」という龍馬。
(無駄に)ヘラヘラしたトコロのない サードシーズンの福山龍馬には 肝の据わった男らしさが感じれて 
その端正な顔立ちが より一層凛々しく見えて魅力的ねぇ。 

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龍馬伝 第28回 *感想*
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