鬼平や竹鶴~私のお気に入り~

60代前半のオヤジがお気に入りを書いています。

お気に入りその2025~サケの絵本

2021-04-30 12:39:58 | 鬼平・竹鶴以外のお気に入り
今回のお気に入りは、サケの絵本です。
先日北海道新聞の夕刊で知床博物館が絵本「サケの長い旅」を発行したことを知りました。
同博物館のフェイスブックによる内容紹介は下記の通り。
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新刊詳細
[価格]¥1,200 (税込)
[作成者]三浦一輝(文)・安斉 俊(絵)
[発行年]2021
[ページ]12pp(本文10P)
斜里町でも重要な水産物であるサケ。
秋になると知床の川でもたくさん遡上してくる姿を見ることができます。
そんなサケは、生まれた川から遠く離れた海外の海まで旅をして再び生まれた川に還ってきます。
サケの一生や自然界での役割を、鮮やかに描かれたイラストでわかりやすく学べる絵本です(サイズ:A5判変オールカラー、紙:NEWDV185 kg、角は丸く加工してあります)。
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限定700冊とのこと。
電話するには遅い時間でしたが、メールでも注文を受け付けていたので大急ぎで注文しました。
届いたのはぶ厚い紙で制作された小さな絵本。
いかにも頑丈そうな作りは知床らしい無骨さを感じました。
わずか10ページのためすぐに読み終えてしまいました。
気が付けば表紙、裏表紙をじっくりながめ、何回か読み返していました。
内容を改めてご紹介します。

春、卵から孵ったサケの稚魚はお腹の栄養を吸収し終えると川を下り、長い長い旅に出ます。
太平洋に出て、カムチャッカ半島を越え、ベーリング海とアラスカ湾を往復しながらエサをたっぷり食べて大きく成長します。
大人になったサケは生まれた川に戻って卵を産み、間も無く一生を終えます。
死後その体は山の生き物たちの大切な食料となり命は循環します。

まさにサケの一生と自然界での役割を学ぶための絵本です。
たくさんの子どもたちに読み聞かせて欲しいけれど700部は少なすぎ。
増刷しなくてはならなくないくらい注文が殺到して欲しいものです。


コメント
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