鬼平や竹鶴~私のお気に入り~

60代前半のオヤジがお気に入りを書いています。

お気に入りその1756~チャンネルはそのまま!

2019-03-26 12:04:37 | 鬼平・竹鶴以外のお気に入り
今回のお気に入りは、チャンネルはそのまま!です。

先日、札幌在住の漫画家・佐々木倫子の「チャンネルはそのまま!」が北海道でテレビドラマ化されました。
ローカル局制作のドラマとしては贅沢にも、主演が朝ドラ「べっぴんさん」の芳根京子。
さらにご当地ということもありに大泉洋を始めとするチームナックス総出演と興味を引きます。
5夜連続で放映されましたが、なにぶん深夜の放送だったため録画して後で観ることにしました。

ついてはドラマの予備知識として、原作を読むことにしました。
作者の絵柄は実に懐かしい。
かなり前に「動物のお医者さん」を愛読していました。
当時我が家で犬を飼うことになり、この作品を真似てメスのハスキー犬に「チョビ」と名付けたのを思い出します。

AMAZONの内容紹介を引用します。
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今度の主人公は「バカ枠」記者…!?
バカだけど、変だけど、何かがひっかかる女・雪丸花子が、地方テレビ局を舞台に繰り広げる爆笑奮闘記!!
北海道☆[ホシ]テレビに勤める雪丸花子は、この日から報道部記者となった入社2年目。
さっそく道警班キャップに昼のニュース取材へ同行させられ、待っていたのは増水した川岸での大雨報道。
そこで生中継をすることになったが、キャップが不慮の転倒で足を痛めてしまい、急きょ雪丸が中継報道をやることに。
なんの心準備もなくテレビに初めて映ることになった雪丸だが、果たして…?
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なぜ北海道☆テレビは「バカ枠」を採用したのか?
正攻法ではひぐまテレビにかなわないため、起死回生の隠し玉が「バカ枠」。
雪丸が引き起こす想定外の事態が北海道☆テレビに奇跡をもたらします。
ただし雪丸は単なる天然ではありません。
テレビは面白くなくてはならない、視聴者に対し正直でなくてはならいという信念を貫くことで、周りのスタッフを巻き込むことで奇跡が起きるのです。
雪丸が奇跡を起こす度に視聴者は大きく反応し、そのパワーに脅威を感じるひぐまテレビ。
知らぬは北海道☆テレビのスタッフと本人ばかり、というところが笑えます。
もれなく明るく楽しい気分にさせてくれるマンガです。
さらに知られていないテレビ局の裏側がよく分かることも魅力。
ついでに最終巻では大きな感動も味わえます。
できれば彼女の10年後の活躍を描いて欲しいものです。

とにかく雪丸は面白い!
どの巻にも読んでいて噴き出してしまうシーンが登場します。
作者のユーモアセンスには脱帽です。
この原作をドラマ化し、大泉洋を出演させたのですから、ドラマも面白くて当然です。
期待しています。



コメント
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