鬼平や竹鶴~私のお気に入り~

60代前半のオヤジがお気に入りを書いています。

お気に入りその1304~ふたりのインテリア

2016-12-26 12:51:51 | 鬼平・竹鶴以外のお気に入り
今回のお気に入りは、「ふたりのインテリア」です。

お気に入りの「くまのアーネストおじさん」シリーズ。
今回選んだのは「ふたりのインテリア」です。

AMAZONの内容紹介を引用します。
=====
ガブリエル・バンサンの最新作!
おばさんがやってきます。
空部屋を寝室にしようとあれこれ飾りつけしますが…。
=====

紹介文には「最新作」と書いていますが1998年12月の発行。
相変わらず仲の良い二人のエピソードです。

物語はアーネストの家のがらんとした空き部屋で始まります。
ここにベッド、ここにタンスを置いて、ここに絵を飾って・・・。
楽天家のアーネストは、部屋の改装を語ります。
セレスティーヌは、お金が無くてそれらを買えない事、そしてそもそも雨漏りが酷くて空き部屋にしていたことを心配します。
「だいじょうぶだよ。雨なんて降らないさ」
とことん楽天家のアーネストは、ごみ捨て場で家具や絵を集めます。
ふたりの努力の甲斐があって、そこそこ見栄えがする部屋ができました。
そしておばさんの登場。
当日は雨。
部屋のあちこちに傘を逆さにぶら下げ、雨を受けています。
その様子を見たおばさんはホテルをさがしに行きます。
「ホテルなんて見つかりっこないさ」と言いつつ、部屋中をひっくり返して遊ぶ二人。
さんざん散らかした後、おばさんが戻ってきて「空いているホテルが無かった」と告げます。
苦労してきれいに仕上げた部屋を散らかし放題に遊んだ二人は、妙に盛り上がり笑いが止まらなくなっていました。

おばさんの困った顔が目に浮かぶようです。
「もう、まったく、困った二人だこと」と声を掛けたくなりますが、なぜかこちらまで笑顔になります。

そういえば、これまで「くまのアーネストおじさん」シリーズを何冊読んだことでしょう。
読み終えて少し経つとまた読みたくなり、絵本ナビやAMAZONで内容紹介を読み、次の巻を選んできました。
ところが今回、未読の巻がまだまだあるのに、「これをぜひ読みたい!」と思う巻が見つかりませんでした。
別に全巻読破を目標にしている訳ではないので、このシリーズはここで休止することにします。

これまでの巻で「サザエさん」や「ちびまる子ちゃん」のような、ほのぼのとした家族愛をたっぷり味わってきました。
またいつか、あの二人の愛情あふれる新たなエピソードを知りたくなったら、続きを読むことにします。

今年は50代後半のおっさんにもかかわらず、絵本に目覚め、ずいぶんたくさん読んだ1年でした。
まだ読んでいない在庫が数冊あるので、そのうちに読みたいと思います。
来年はどんなジャンルに目覚めるのかな?
楽しみです。


コメント
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