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元・副会長のCinema Days

映画の感想文を中心に、好き勝手なことを語っていきます。

「リトル・ダンサー」

2011-11-03 07:09:38 | 映画の感想(ら行)
 (原題:Billy Elliot)2000年作品。80年代半ば、ストライキに揺れるイングランド北部の炭坑町。11歳のビリーがバレエに興味を持ち、苦しい境遇を乗り越えてプロのダンサーとして歩み出すまでを描いたスティーヴン・ダルドリー監督作。公開当時はかなり評判になった映画だ。

 個人的な感想としては、悪い映画ではないが、絶賛するほどのものではないと思った。何より主人公がバレエに興味を持つようになった具体的な理由がまるで描かれていないのが致命的で、話自体がウソ臭くなってしまった。各エピソードの振り分け方もギクシャクしており、この監督の腕は決して高くはない。

 それにしても、あのレベルで合格できるとは、英国ロイヤル・バレエ学校も足元を見られたものである(男性バレリーナの条件はテクニックよりも体格や血筋がモノを言うらしいが、映画ではその点の説明もない。実に不親切だ)。

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