って、なんてストレートな題名…
頭使わず、ごめんなさい。
お菓子やらパンやらを焼いていると、
どうしてもその“まわり”のものが気になってきます。
ワインも然り、
チーズも然り。
お酒ばっかり飲んでる人と思われがちなわたしですが、
実はそれほど飲めないし(ほんとうよ)、
お茶ももちろん大好きです。
今まで、紅茶や中国茶のセミナーに何回か通いながら、
全て単発だったので“ききかじり”状態のまま…
系統的に、しっかり紅茶を学んでみたい!
と思って見つけたのが、
蒲田にあるお茶とお菓子のカフェ「まやんち」さんの
紅茶セミナーでした。
第1回目は、お茶についての総論。
世界三大銘紅茶をテイスティングします。
まずは、紅茶の分類方法や製法、
等級や表記について。
その後、お茶の歴史について学びます。
お茶の歴史ってね、
中国・ヨーロッパ・日本をそれぞれ時系列で見ていくと、
とてもとてもおもしろいの。
お茶ってなかなか“罪なやつ”なんだもの。笑
最初のテイスティングは、
武夷(ボーヒー)と正山小種(ラプサンスーション)
どちらも、お茶の歴史の中で、
大きな意味をもつお茶なのだとか。
ボーヒー(右)は、福建省の武夷山市で生産される
青茶(烏龍茶)の一種。
すっきりした味わいで、ほんのり甘い。
水色(すいしょく、と読みます)も心もち、薄めです。
ラプサンスーション(左)は、
先生が「無理に飲まなくていいから!」
とおっしゃったほど個性的。
というのも、ラプサンスーションは、
紅茶の茶葉を松の葉で燻して香りをつけたもの。
実に、スモーキーな香りなのです。
フォートナム・メイソンには、
このラプサンスーションを使ったアールグレイがあるのだとか。
ラプサンスーション+ベルガモット…
飲みたい、かなぁ?笑
いよいよ、世界三大銘茶のテイスティングです。
世界三大銘茶とは、
インド/ダージリン(セカンドフラッシュ)
セイロン(スリランカ)/ウバ(クオリティー)
中国/キームン(特級)
以上3種類。
テイスティングは、
比べるもの全ての条件をそろえることが大前提。
器は水色が分かるように、白いものを使います。
茶葉は0.1g計を使って、厳密に量ります。
沸騰したお湯を注いで、抽出。
器に注ぎます。
お茶の色だけでなく、茶殻を見ることも大切。
茶殻は多くを語るのです。
ダージリンのリーフ、きれいでしょう?
なんと!
ゴパルダラ茶園のワンダーティーです。
しかも「マスカテルフレーバー」と呼ばれる
独特の甘みと香りのあるセカンドフラッシュ(夏摘み)のもの。
こういう、おいしいダージリンを飲んで初めて
「紅茶のシャンパン」と呼ばれる所以が分かるというもの。
みてみて。
見事に、「一芯二葉」です。
手摘みの証。
さぁ、はりきって(?)テイスティング。
水色の違いが、一目瞭然。
ダージリンは澄んだ黄金色です。
こんなにおいしいダージリン、久しぶりに飲みました。
ウバもハイグロウン(標高が高い)の
クオリティー(旬の季節に撮れたもの)。
ウバはもっと渋いもの、と思っていたけれど、
ミントのようなすっきりとした味わいにびっくり。
これは、クオリティーならではの味わいなのだとか。
キームンも、特級品です。
“火の香り”と表現される、スモーキーな香り。
1915年にパナマで開催された万国博覧会に出品され、
金賞を受賞し、エリザベス女王の目にとまったのだとか。
エリザベス女王のお誕生日には、
最高級のキームンを飲んで祝うという習慣もあったそうです。
お話を聞けば聞くほど、おもしろい。
まやんちさんのセミナーのうれしいところは、
お勉強の後にティータイムがあること!
紅茶とお菓子のペアリングも教えていただけます。
今回は、スコーンとキームン。
クロテッドクリームと自家製プラムジャムつき♪
焼きたてスコーンは、ほっくりさくさくです。
知らなかったことを知ることって、
知った分だけ、
わたしの「手持ちの時間」が豊かになるような、
少し、濃度が濃くなるような、
そんな気がするのです。
きっと、学ぶことって、
自分の生きる時間に彩りをそえてくれるもの。
そういうことを、
小学生くらいの時に知っていたら、
もっと必死に勉強しただろうに。笑
紅茶をしっかり学んで、
自分の飲みたい紅茶が買えるようになるといいな、
と思っています。
(目標が低い?笑)
いつか、
たのしく、おいしい、
素敵なティーパーティーをひらけるようになるぞー!
お茶とお菓子 まやんち
東京都大田区蒲田5-43-7 ロイヤルハイツ2階
03-6276-1667
頭使わず、ごめんなさい。
お菓子やらパンやらを焼いていると、
どうしてもその“まわり”のものが気になってきます。
ワインも然り、
チーズも然り。
お酒ばっかり飲んでる人と思われがちなわたしですが、
実はそれほど飲めないし(ほんとうよ)、
お茶ももちろん大好きです。
今まで、紅茶や中国茶のセミナーに何回か通いながら、
全て単発だったので“ききかじり”状態のまま…
系統的に、しっかり紅茶を学んでみたい!
と思って見つけたのが、
蒲田にあるお茶とお菓子のカフェ「まやんち」さんの
紅茶セミナーでした。
第1回目は、お茶についての総論。
世界三大銘紅茶をテイスティングします。
まずは、紅茶の分類方法や製法、
等級や表記について。
その後、お茶の歴史について学びます。
お茶の歴史ってね、
中国・ヨーロッパ・日本をそれぞれ時系列で見ていくと、
とてもとてもおもしろいの。
お茶ってなかなか“罪なやつ”なんだもの。笑
最初のテイスティングは、
武夷(ボーヒー)と正山小種(ラプサンスーション)
どちらも、お茶の歴史の中で、
大きな意味をもつお茶なのだとか。
ボーヒー(右)は、福建省の武夷山市で生産される
青茶(烏龍茶)の一種。
すっきりした味わいで、ほんのり甘い。
水色(すいしょく、と読みます)も心もち、薄めです。
ラプサンスーション(左)は、
先生が「無理に飲まなくていいから!」
とおっしゃったほど個性的。
というのも、ラプサンスーションは、
紅茶の茶葉を松の葉で燻して香りをつけたもの。
実に、スモーキーな香りなのです。
フォートナム・メイソンには、
このラプサンスーションを使ったアールグレイがあるのだとか。
ラプサンスーション+ベルガモット…
飲みたい、かなぁ?笑
いよいよ、世界三大銘茶のテイスティングです。
世界三大銘茶とは、
インド/ダージリン(セカンドフラッシュ)
セイロン(スリランカ)/ウバ(クオリティー)
中国/キームン(特級)
以上3種類。
テイスティングは、
比べるもの全ての条件をそろえることが大前提。
器は水色が分かるように、白いものを使います。
茶葉は0.1g計を使って、厳密に量ります。
沸騰したお湯を注いで、抽出。
器に注ぎます。
お茶の色だけでなく、茶殻を見ることも大切。
茶殻は多くを語るのです。
ダージリンのリーフ、きれいでしょう?
なんと!
ゴパルダラ茶園のワンダーティーです。
しかも「マスカテルフレーバー」と呼ばれる
独特の甘みと香りのあるセカンドフラッシュ(夏摘み)のもの。
こういう、おいしいダージリンを飲んで初めて
「紅茶のシャンパン」と呼ばれる所以が分かるというもの。
みてみて。
見事に、「一芯二葉」です。
手摘みの証。
さぁ、はりきって(?)テイスティング。
水色の違いが、一目瞭然。
ダージリンは澄んだ黄金色です。
こんなにおいしいダージリン、久しぶりに飲みました。
ウバもハイグロウン(標高が高い)の
クオリティー(旬の季節に撮れたもの)。
ウバはもっと渋いもの、と思っていたけれど、
ミントのようなすっきりとした味わいにびっくり。
これは、クオリティーならではの味わいなのだとか。
キームンも、特級品です。
“火の香り”と表現される、スモーキーな香り。
1915年にパナマで開催された万国博覧会に出品され、
金賞を受賞し、エリザベス女王の目にとまったのだとか。
エリザベス女王のお誕生日には、
最高級のキームンを飲んで祝うという習慣もあったそうです。
お話を聞けば聞くほど、おもしろい。
まやんちさんのセミナーのうれしいところは、
お勉強の後にティータイムがあること!
紅茶とお菓子のペアリングも教えていただけます。
今回は、スコーンとキームン。
クロテッドクリームと自家製プラムジャムつき♪
焼きたてスコーンは、ほっくりさくさくです。
知らなかったことを知ることって、
知った分だけ、
わたしの「手持ちの時間」が豊かになるような、
少し、濃度が濃くなるような、
そんな気がするのです。
きっと、学ぶことって、
自分の生きる時間に彩りをそえてくれるもの。
そういうことを、
小学生くらいの時に知っていたら、
もっと必死に勉強しただろうに。笑
紅茶をしっかり学んで、
自分の飲みたい紅茶が買えるようになるといいな、
と思っています。
(目標が低い?笑)
いつか、
たのしく、おいしい、
素敵なティーパーティーをひらけるようになるぞー!
お茶とお菓子 まやんち
東京都大田区蒲田5-43-7 ロイヤルハイツ2階
03-6276-1667