斜視自動車評議会備忘録

実用車4台による12輪生活と気になるクルマの話題を中心に気になることをぼちぼちと

2007年のところざわに展示された車 その5

2007年10月25日 | クルマ
ところざわの写真は取り敢えずこれでひと段落しようと思います。

最近流行りの1BOXです。

主流としてはE20~E23キャラバン/ホーミー、30系・40系ハイエースなんでしょうけど。。
脇役として初代ライトエースやタウンエースなんかもワゴンモデルもちょくちょく見かけます。
C120型サニー/チェリーバネットも見かけますが、多くは後期型・ワゴン・ハイルーフなんですけど・・・

この個体は凄いです。

前期型・バン・ロールーフというだけでも凄いのに、スライドドアの前にオペラウインドウのある超稀少なロングボディです。(確か10人乗りのコーチモデルもあったはず。。)
A15型OHVエンジンとコラム4速MTでこの大柄なボディを引っ張るのですから、昨今のミニバンとは異次元なドライブフィーリングであることは間違いありません。
この個体は出力不足を補うためでしょうか?ソレックスキャブレターが付いていました。

当方はこの型のサニーバネットトラックを代車として借りた事があります。
さらに小さな排気量のA12型にグニョグニョなコラム4速MTの組み合わせでは全開までブン回しても法定速度で走るのが精一杯だった思い出があります。
空荷であの惨状だったので、最大積載量の750kg積んでの走行性能はどんなものなんでしょう。

走行性能は最悪のはずなのに何故か運転したくなるのが、当時の1BOX(含むキャブオーバー車)の持つ魔力です。
この時代の1BOX経験があると、2.4リットルの現行エスティマも充分パワフルだと感じます。(定員乗車でも登坂車線に行かなくてもいいんだもんね。)

補足
個人的にこの時代の1BOXなら、角目4灯の初代ラルゴコーチにロンシャンXR-4SかインパルのG5を履かせて乗りたいですね。
あの当時で、フロントはセパレートシートとフロアシフトの組み合わせ。セカンドシートがキャプテンシート仕様の7人乗りが存在しました。エンジンもZ20SもしくはLD20Tなので、当時としてはパワフルなエンジンとの組み合わせだし。

2007年のところざわに展示された車 その4

2007年10月25日 | イベント訪問記
スプリンターを採り上げたので、兄弟車のカローラも紹介したいと思います。

先ほどのTE66型の同世代のモデルである、50系カローラを紹介したいと思います。
ラグジュアリーグレードのHiDXで、TTC-Lのエンブレムが付いていたので、昭和51年排出ガス規制適合のB-TE52型だと思います。
たしか、カローラリフトバックとしては最初期のモデルです。

共通部品も多々ありますが、カローラにはメッキのフェンダーアーチモールが付いておりますが、先ほど紹介したスプリンターには付いておりません。
これがクルマのキャラクター分けによるものなのか、グレードによるものなのかは不明ですが、サイドデカールのないこの個体にはとても似合っておりました。
先ほどのスプリンターに付いていると、ちょっとクドイかもしれません。
でも、グレード名の入ったサイドデカール、メッキアーチモール、トヨタGTホイールという3点が揃ったサイドビューもちょっと見てみたい・・・(もちろんGT以外のグレードでね。)

写真では紹介しきれませんが、リヤシートが分割可到になっているところは今日にも通用するような処理になっていました。
子供の頃に思った、カローラのヘンテコな2ドアではなく、魅力的なモデルに映りました。

とても奇麗で、調子良さそうな個体だったので、羨ましい1台です。

補足
この型カローラ/スプリンターはやたら型式が多いので、良く判りません。
まずカローラ(30系or50系)、スプリンター(40系or60系)と分かれているだけでなく、適合するガス規制の違いによっても違ったりするので、非常に煩雑です。
ひょっとしたら、この辺の複雑さも今日の残存数の少なさに繋がっているのかもしれない・