斜視自動車評議会備忘録

実用車4台による12輪生活と気になるクルマの話題を中心に気になることをぼちぼちと

プリウスは総合12位、クラス1位か・・・

2007年10月13日 | クルマ
詳細はこちらのニュースをご一読ください。
トヨタ プリウス、「環境への優しさ」は12位…英調査(ヤフー自動車ニュース-一般)

プリウスが総合12位というだけで、ハイブリッド叩きやトヨタ叩きのネタ元にならないように、グループA(JTC)時代のリザルト調にタイトルを付けてみました。

調査機関の信憑性や算出根拠がいまいち不明なので、何とも言い難いランキングなんですけれど原文を見た方が面白い事は事実です。なんとも恥ずかしい話なんですが、調査方法の詳細が書かれているPDFの意味がつかみきれなかったんですよね。(当方の英語理解力のなさが問題なんですけどね)

原文はこちらから調査機関であるクリフォード・テームズ社のプレスリリースのページ

Overall Resultsっていうページが総合順位なハズなんですけど、ヤフのニュースのところにあったベスト12位という順位とは微妙に違うんですよね。(そもそもベスト12位ってなんだ?1ダース由来か??)
レスポンスが公表している順位がプレスリリースと微妙に違うんですよね。
トヨタで最上位に入っているのはアイゴ(トヨタとPSA・プジョーシトロエンによる競作のAセグメント車)なはずなんですけどね。
兄弟関係になるシトロエンC1とプジョー107の1リッターモデルはランクインしているのに・・・(この辺が、このランキングに微妙さを感じてしまった原因です。)

調査期間の公式サイトを見ると分かるのですが、意外なことに多くのダイハツのクルマが検討しています。
そして、トヨタ、PSA・プジョーシトロエンの1リッターモデルにも搭載されている1KR-FEの製造元でもあるしね。

個人的にはInteractive toolというところを見ると、国内にはない魅力的なラインアップの存在を知ることも出来ます。

トヨタとしてはプリウスが思ったほど上位に入れなかったのは悔しいのではないでしょうか。それに、ベスト10内にヤリス(日本名:ヴィッツ)1.0が入っているのもどーなんでしょうかね。少なくともイチバン環境負荷の少ないトヨタ車のっていうイメージではなくなってしまうような気がするんですよね。

調査機関のCEOが言っている、「従来のガソリンエンジン、ディーゼルエンジンでも、排ガスに含まれる物質を削減する技術が 向上しつつあり、12-18か月以内に、ハイブリッドを追い越すだろう」との予測していますが、それを裏切るようなハイブリッド技術の熟成をトヨタには期待したいと思います。

補足
ランキングの結果は高校英語ぐらいまでやっていれば、内容は充分に分かります。。
むしろ、日本メーカーの現地名が日本国内のなんていう車種の相当するのかが、わからなかった。
ベストのスーパーカーがポルシェ911GT3であることも分かりましたし。(こんなカテゴリーがあるのも面白いですよね。)

数の意味を知りたい

2007年10月13日 | 本日のニュース
まぁちょっと前の話題ですが、沖縄県民大会の参加者数の話題です。

先週の朝日新聞と産経新聞のバトルもあって、参加者数11万人はかなり怪しまれています。そしてこのことが、新たな問題に発展しつつあります。

しかし、この大会への参加者数には諸説があり、警察幹部がオフレコ的に発表した4万人強という説や会場の規模を勘案し3万人弱、航空写真から数え上げたら(!)2万人台が結構有名な説ですが・・・
ここに新たな説が浮上してきました。それは社民党発表による会場に入れなかった1万人と別会場の6千人を含めると、県民大会の参加者は12万人を超えて沖縄県民の10人に1人を上回る数ということです。

このままだと、参加したくても都合により参加できなかった人とかサイレントマジョリティやら同じ気持ちの人々なんていうのも加わって、日本人口の10人に1人や地球人口の10人に1人が大会に参加者数にカウントされかねません。

主催者発表の水増しは良くあること。警察発表の参加者カウントの精度も不明なのもまた事実でしょう。でも公式発表は主催者だけなので、参加者数が若干信用性に欠くのは極めて一般的な反応だと思います。

結果として、主張の強さは数の問題ではないというのはわからなくもありません。それなら別に参加者が仮に11人であったとしても、持つ意味や重要性は同じだと思います。

主催者側は数が持つ力(圧力?)に期待したいという“スケベ心”があったんじゃないでしょうかね。そして今更もっと参加者が多かったという主張をする、社民党の意味が分かりません。(数は関係ないと主張した某キャスターのメンツを潰す様なことになりゃしないかい?)

もし11万人も参加していないのを知った上で、主催者が今回のような公表をした真意を知りたいですよね。あと、一般には並行して公表されるであろう警察発表がオフレコのような状態でしかない事も気になります。

そしてこの事が、現在の沖縄の中に今回の警察発表を妨げるような空気によるものだとしたら・・・

事実であることに自信があるならこんなツマラナイ水増しなんてしなくていいはずだしね。年齢的(親も含めて戦後生まれ)にも済んでいる場所的(栃木県出身在住)にもこれらの事実関係がわからない当方は、些細な誇張にはもっと大きな誇張が潜んでいるのではないかと勘繰ってしまいます。

数の力でどちらかの主張(事実であるかどうか判断しきれないので、こう書かせていただきます。)が通ってしまったり、覆ってしまったりする事の方がもっと怖い事だと思いますけどね。

補足
中には警察発表の方が主催者側より多かったなんてこともあったそうです。確か、1975年に嬬恋つま恋(静岡県掛川市)で行なわれたフォークイベントはそうだった様な・・・堂本兄弟で吉田拓郎氏が言っていた記憶があります。