【記事作成日:2013/10/2】
このエントリでは Nexus7 (2013) LTEモデル+SIMカードを使用して
Bluetoothによるテザリングの設定方法についてご紹介します。
テザリングというと普通は無線LAN(Wi-Fi)経由で行うことが多いです。
※ Nexus7でのWi-Fiテザリングの設定方法はこちらを参照ください。
しかしWi-Fiは電波が混んでいるところだと、それだけで異様に通信が
遅くなったりするケースもありますし、バッテリーの消費量も多目です。
その対策として、USBケーブル接続によるテザリングで通信品質を
向上させることができます。
※ USB接続によるテザリングの設定方法はこちらを参照ください。
しかしUSBケーブルを持たない場合はワイヤレスでテザリングせざるを
得ないのですが、Nexus7ではその場合にWi-Fiではなく、Bluetoothでも
テザリングを行わせることができます。
Bluetoothは事前に機器のペアリング設定が必要などといった面倒くさい
点もありますが、一度使えるようにしてしまえば便利ですので、
Bluetoothテザリングの環境を作っておいて損はないかと思います。
これから設定手順(例)をご説明しますが、その前にNexus7でLTE通信の
設定が終わっているかどうかご確認ください。
LTEの設定手順に関しては、こちらのエントリを参照ください。
1. Bluetoothのペアリング設定手順
まずはPCとNexus7との間で、Bluetoothのペアリングを行ってみます。
PC側はThinkpad X201s (WindowsXP)を使用しています。
PC側の設定環境はBluetooth管理ソフトによって異なると思いますので、
あくまで参考としてください。

まずはNexus7の「設定」より、BluetoothをONにします。
※ 画像ではWi-FiをOFFにしていますが、この時点では必須ではありません。

最初の状態では使用可能なデバイスはありません。
また、Nexus7のBluetoothのステータスは
「他のBluetoothデバイスには非表示」
となっています。

ここでNexus7のところをタップすると、
「周辺のすべてのBluetoothデバイスに表示」となり、
後ろの括弧内の時間が1分59秒からカウントダウンが始まります。
この状態で(2分以内に)PC側からNexus7を検索します。

PCのBluetooth管理ツールより検索開始

Nexus7が見つかったので、デバイスの追加を行います。
そうするとPCとNexus7で同時にダイヤログが表示されます。

ペア設定のリクエスト(PC側画面)

ペア設定のリクエスト(Nexus7側画面)
PC側とNexus7側の両方で同じパスキーの数値が表示されるので
相手側の機器名を確認してペア設定を進めます。

Nexus7側ではペアリングされたデバイスに「X201s」が追加されました

このX201sをクリックすると、現在のプロフィールが表示されます。
この時点ではテザリング設定がまだなので、ヘッドフォンマークの
音声系の機能×2つしか使えない状態になっています。
2. Bluetoothのテザリング設定手順
続けてBluetoothのテザリング設定を行います。

Nexus7本体メニューの「設定」より無線とネットワーク欄の
「その他...」⇒「テザリングとポータブルアクセスポイント」
を選択します。

この中の「Bluetoothテザリング」のチェックボックスをONにします。
(OFFの状態では「このタブレットのインターネット接続を共有しない」
という表示がされています)

チェックボックスをONにすると説明のところが
「このタブレットのインターネット接続を共有」に変わります。
これでNexus7側のBluetoothのテザリング設定は終わりです。
(クライアントからの接続待ちとなります)
今度はPC側でテザリングに必要なサービスの設定を行います。

「Android Network Access Point」がBluetooth経由で
テザリングを行うサービスになるので、これを追加します。

PC側のセットアップウィザード完了

「Android Network Access Point (Nexus 7 上)」が追加されました。
これをダブルクリックして接続を開始します。

テザリングで接続中。
問題が無ければ、これ以降テザリング通信が可能となります。

Bluetoothテザリング通信中のipconfig
私のPC環境だとBluetooth上のEthernetアダプタとして、
「Bluetooth LAN アクセス サーバー ドライバ」という
Descriptionの付いたNICが追加されています。
またIPアドレスもWi-FiやUSBテザリング時と同様に
192.168.44.0/24 のセグメントで付与されています。

Bluetoothテザリング通信中のNexus7側のステータス
Nexus7側でペア設定を行ったX201sのステータスを確認すると、
「インターネット接続の共有」のチェックボックスが有効になります。
なお、Bluetoothの接続を切断すると、この項目はすぐに消えます。
以上で、Bluetoothによるテザリングが行えるようになりました。
バッテリーの持ちを気にしない場合はWi-Fi経由でテザリングさせた方が
手っ取り早いと思いますが、Bluetoothでテザリングを行う際には、
PC側とNexus7側の両方で意図的に無線LANをOFFにしておくことで
バッテリーの持ちが長くなる利点がありますので、選択肢の1つとして
頭の中に入れておけば役に立つことがあるかもしれません(多分)。
このエントリでは Nexus7 (2013) LTEモデル+SIMカードを使用して
Bluetoothによるテザリングの設定方法についてご紹介します。
テザリングというと普通は無線LAN(Wi-Fi)経由で行うことが多いです。
※ Nexus7でのWi-Fiテザリングの設定方法はこちらを参照ください。
しかしWi-Fiは電波が混んでいるところだと、それだけで異様に通信が
遅くなったりするケースもありますし、バッテリーの消費量も多目です。
その対策として、USBケーブル接続によるテザリングで通信品質を
向上させることができます。
※ USB接続によるテザリングの設定方法はこちらを参照ください。
しかしUSBケーブルを持たない場合はワイヤレスでテザリングせざるを
得ないのですが、Nexus7ではその場合にWi-Fiではなく、Bluetoothでも
テザリングを行わせることができます。
Bluetoothは事前に機器のペアリング設定が必要などといった面倒くさい
点もありますが、一度使えるようにしてしまえば便利ですので、
Bluetoothテザリングの環境を作っておいて損はないかと思います。
これから設定手順(例)をご説明しますが、その前にNexus7でLTE通信の
設定が終わっているかどうかご確認ください。
LTEの設定手順に関しては、こちらのエントリを参照ください。
1. Bluetoothのペアリング設定手順
まずはPCとNexus7との間で、Bluetoothのペアリングを行ってみます。
PC側はThinkpad X201s (WindowsXP)を使用しています。
PC側の設定環境はBluetooth管理ソフトによって異なると思いますので、
あくまで参考としてください。

まずはNexus7の「設定」より、BluetoothをONにします。
※ 画像ではWi-FiをOFFにしていますが、この時点では必須ではありません。

最初の状態では使用可能なデバイスはありません。
また、Nexus7のBluetoothのステータスは
「他のBluetoothデバイスには非表示」
となっています。

ここでNexus7のところをタップすると、
「周辺のすべてのBluetoothデバイスに表示」となり、
後ろの括弧内の時間が1分59秒からカウントダウンが始まります。
この状態で(2分以内に)PC側からNexus7を検索します。

PCのBluetooth管理ツールより検索開始

Nexus7が見つかったので、デバイスの追加を行います。
そうするとPCとNexus7で同時にダイヤログが表示されます。

ペア設定のリクエスト(PC側画面)

ペア設定のリクエスト(Nexus7側画面)
PC側とNexus7側の両方で同じパスキーの数値が表示されるので
相手側の機器名を確認してペア設定を進めます。

Nexus7側ではペアリングされたデバイスに「X201s」が追加されました

このX201sをクリックすると、現在のプロフィールが表示されます。
この時点ではテザリング設定がまだなので、ヘッドフォンマークの
音声系の機能×2つしか使えない状態になっています。
2. Bluetoothのテザリング設定手順
続けてBluetoothのテザリング設定を行います。

Nexus7本体メニューの「設定」より無線とネットワーク欄の
「その他...」⇒「テザリングとポータブルアクセスポイント」
を選択します。

この中の「Bluetoothテザリング」のチェックボックスをONにします。
(OFFの状態では「このタブレットのインターネット接続を共有しない」
という表示がされています)

チェックボックスをONにすると説明のところが
「このタブレットのインターネット接続を共有」に変わります。
これでNexus7側のBluetoothのテザリング設定は終わりです。
(クライアントからの接続待ちとなります)
今度はPC側でテザリングに必要なサービスの設定を行います。

「Android Network Access Point」がBluetooth経由で
テザリングを行うサービスになるので、これを追加します。

PC側のセットアップウィザード完了

「Android Network Access Point (Nexus 7 上)」が追加されました。
これをダブルクリックして接続を開始します。

テザリングで接続中。
問題が無ければ、これ以降テザリング通信が可能となります。

Bluetoothテザリング通信中のipconfig
私のPC環境だとBluetooth上のEthernetアダプタとして、
「Bluetooth LAN アクセス サーバー ドライバ」という
Descriptionの付いたNICが追加されています。
またIPアドレスもWi-FiやUSBテザリング時と同様に
192.168.44.0/24 のセグメントで付与されています。

Bluetoothテザリング通信中のNexus7側のステータス
Nexus7側でペア設定を行ったX201sのステータスを確認すると、
「インターネット接続の共有」のチェックボックスが有効になります。
なお、Bluetoothの接続を切断すると、この項目はすぐに消えます。
以上で、Bluetoothによるテザリングが行えるようになりました。
バッテリーの持ちを気にしない場合はWi-Fi経由でテザリングさせた方が
手っ取り早いと思いますが、Bluetoothでテザリングを行う際には、
PC側とNexus7側の両方で意図的に無線LANをOFFにしておくことで
バッテリーの持ちが長くなる利点がありますので、選択肢の1つとして
頭の中に入れておけば役に立つことがあるかもしれません(多分)。
![]() | Google Nexus 7 (2013) TABLET/ブラック(Android/7inch/APQ8064/2G/32G/BT4/LTE) ME571-LTE |
クリエーター情報なし | |
Asustek |
![]() | NTTコミュニケーションズ OCN モバイル ONE マイクロSIMパッケージ T0003670 |
クリエーター情報なし | |
NTTコミュニケーションズ |
![]() | BUFFALO ハイパワー Giga 11n/g AOSS2対応 無線LAN親機 【Wii U動作確認済み、iPhone5・Android端末対応】WZR-300HP |
クリエーター情報なし | |
バッファロー |
![]() | 【ノングレアフィルム3】 Google NEXUS 7 (2013) 専用 防指紋・気泡が消失するフィルム NGB-GNX7S |
クリエーター情報なし | |
アスデック |
![]() | 【F.G.S】 Google Nexus 7 2013 nexus7 第2世代 Android Tablet 保護ケース 手持ち・スタンド機能付き・自動的にウェイク/スリープ |
クリエーター情報なし | |
F.G.S |
![]() | マルチデバイス対応 cheero Power Plus 2 10400mAh (シルバー) 大容量モバイルバッテリー |
クリエーター情報なし | |
cheero mart |
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます