1. はじめに
これまでに何度かブログのネタにしていますが、ブログ主はSonyの高音質ウォークマンであるNW-ZX1を愛用しています。(購入時の感想ブログはこちら)
そして消費税が上がる直前の3/31に、3万数千円出してソニーのイヤーレシーバー「XBA-H3」を購入したのでした。(このときの感想ブログはこちら)
ところがです。10月のことになりますが、ブログ主はやらかしてしまいました。なにをやらかしたのかというと、買って半年やそこらの「XBA-H3」を道のどこかに落としてしまったのです。無くしたことに気付いてすぐに警察に遺失物届けを出すなどしたのですが、その後も見つからずにいます。_| ̄|○
紛失以来しばらくの間は、XBA-H3を買うまでの愛用品であったオーディオテクニカのATH-CK90PRO MK2を引っ張り出して使ってきたのですが、このイヤホンもいい音を出すのですが一度上のクラスのイヤホンに手を出してしまうと音質的には物足りないものがあります。
そのため今回は、(お財布的には痛いのですが)より高音質のイヤホンを探し求めてみることにしました。いくつか選択肢があったのですが、最終的には10月に発売されたばかりのソニーのXBA-Z5(公式サイト)に手を出してみることにしました。価格は10月下旬時点でヨドバシカメラで69,400円の10%ポイント還元でした。
ブログ主はオーディオ関係の知識などほとんど持たないど素人なのですが、いつの間にか泥沼にはまっていくようにNW-ZX1と合わせて15万円近くもするポータブルオーディオ環境を持つようになってしまいました。(゜∀゜)
以来、2ヶ月程XBA-Z5を使ってきたのですが、今回のエントリではXBA-Z5の開封の儀の状況や感想等を記載したいと思います。
2. 開封の儀
XBA-Z5 外箱
化粧箱はこんな感じ。
XBA-Z5 外箱(裏)
裏側はこんな感じ。
中箱+NW-ZX1
箱はXBA-H3と同様に、おぜうひん(お上品)で高級感のある作りになっています。
イヤホン部分オープン
耳に付けるイヤホン部はこのように入っていました。また、箱の右上にはシリアルナンバーが刻まれていて、私のは1700番台でした。
お財布ポーチ
持ち運び用のポーチですが、どう見てもお財布にしか見えません。このポーチの中にポータブルヘッドホンアンプ(PHA-3等)と接続するためのバランス接続対応ケーブルが入っています。
その他、添付品
イヤーピースやケーブルを束ねるクリップ等が入っています。
イヤホン部分+プラグ部分
プラグ部分はスリムなL字型になっています。がさつなブログ主的には、プラグ部分はもう少しがっしりした作りになってくれた方が安心感があるのになぁ…と思いました。
イヤホン部分(裏)
反対側はこんな感じ。「XBA-Z5」という刻印があります。
3. 実際に使ってみた感想
2ヶ月少々XBA-Z5を使ってみた感想は次の通りです。主にXBA-H3との比較になりますが、
・装着感については、XBA-H3よりも軽くて苦にならない。(装着時の異物感が少ない)
・ケーブルの大部分は、細めでちょっぴり平たいタイプ。個人的には太目で絡まりにくいXBA-H3のケーブルの方が好み。
そして肝心の音質についてですが、
・真っ先に感じた第一印象は「これはイイですわ~。すごいですわ~」というものでした。
・何が凄いかというと、前回ATH-CK90PRO MK2からXBA-H3に替えたときはその良さはすぐには判らず、しばらく聞き続けてきてようやく音質の差が判ってきたのですが、XBA-Z5に関しては、素人(ブログ主)が初めて耳にした時点で「ああ、これは明かにいい音だ」と丸分かりになるレベルでした。
・どんな感じで音が良いのかというと、音が細かいところまで繊細に表現できていること。うまい例ではないかもしれませんが、ATH-CK90PRO MK2の音が大粒なザラメだとすると、XBA-H3はコーヒーに入れるような普通の砂糖、それに比べてXBA-Z5は粉ふるいにかけられたパウダーシュガー並に細かく柔らかい音が自然に出ている感じがします。
・XBA-H3は正直なところブログ主の用途としてはバランスが良くなかったのですが(低音が強くてボーカルが弱い)、XBA-Z5はイイ感じなバランスになっています。
・XBA-Z5を使って最も印象に残っているのは、両方の耳で聴いたときに、頭の中がホールの中にいるような感じの音の広がりを受ける感じがあったことです。イメージ的には下の2枚の図を見て欲しいのですが、
普通のイヤホンは当然のごとく、それぞれの耳から聞こえます
ところがXBA-Z5では、音が頭の上まで広がるように感じるのです
同じイヤホンでもこんな聞こえ方がするとは思わなかったので、新鮮&驚きでした。かつて使っていた耳掛け凡イヤホンからATH-CK90PRO MK2に替えたときに「イヤホン替えるだけで、音質ってこんなに違うもんなのか!」という感動があったのですが、それよりよいイヤホン環境から乗り換えたのに、まさかそれに匹敵するような音質差を感じることがあることに驚きました。
4. まとめ(最後に)
このイヤホンを買う際は(騒がしい店内で)ちょっとした試聴しかしていなかったので、7万円もする製品に手を出すのは正直なところ怖いところでもあったのですが、私の賭は成功したようで、この製品を買ってとても満足しています。
そして高音質ウォークマンのNW-ZX1に相応しい(その能力を発揮できる)イヤホンに出会えたことを嬉しく思います。XBA-H3を無くさなければこんな価格帯のイヤホンを買おうとも思わなかったので、災い転じて福となった思っています。
ブログ主の感想 (「これはいいものだ」というマ・クベさんの雑コラ)
ただし1点注意する点は、XBA-Z5の音質が良いのは「カナル型のイヤホンとしては」という枕詞が付く点です。ブログ主のクソ耳基準ではありますが、単純に音質だけだとXBA-Z5よりもヘッドホンのMDR-1RMK2 (2万円台)の方が良いです。
そのためヘッドホン運用が気にならないのであれば、そちらも選択肢に入れた方がXBA-Z5より安価で高音質な環境にありつけると思います。(ブログ主の場合は通勤の時に使うのが中心なので、ヘッドホンは無理ですが…)
これまでに何度かブログのネタにしていますが、ブログ主はSonyの高音質ウォークマンであるNW-ZX1を愛用しています。(購入時の感想ブログはこちら)
SONY ウォークマン ZXシリーズ 128GB シルバー NW-ZX1/S | |
クリエーター情報なし | |
ソニー |
そして消費税が上がる直前の3/31に、3万数千円出してソニーのイヤーレシーバー「XBA-H3」を購入したのでした。(このときの感想ブログはこちら)
ところがです。10月のことになりますが、ブログ主はやらかしてしまいました。なにをやらかしたのかというと、買って半年やそこらの「XBA-H3」を道のどこかに落としてしまったのです。無くしたことに気付いてすぐに警察に遺失物届けを出すなどしたのですが、その後も見つからずにいます。_| ̄|○
紛失以来しばらくの間は、XBA-H3を買うまでの愛用品であったオーディオテクニカのATH-CK90PRO MK2を引っ張り出して使ってきたのですが、このイヤホンもいい音を出すのですが一度上のクラスのイヤホンに手を出してしまうと音質的には物足りないものがあります。
そのため今回は、(お財布的には痛いのですが)より高音質のイヤホンを探し求めてみることにしました。いくつか選択肢があったのですが、最終的には10月に発売されたばかりのソニーのXBA-Z5(公式サイト)に手を出してみることにしました。価格は10月下旬時点でヨドバシカメラで69,400円の10%ポイント還元でした。
ブログ主はオーディオ関係の知識などほとんど持たないど素人なのですが、いつの間にか泥沼にはまっていくようにNW-ZX1と合わせて15万円近くもするポータブルオーディオ環境を持つようになってしまいました。(゜∀゜)
ソニー 密閉型インナーイヤーレシーバー XBA-Z5 | |
クリエーター情報なし | |
ソニー |
以来、2ヶ月程XBA-Z5を使ってきたのですが、今回のエントリではXBA-Z5の開封の儀の状況や感想等を記載したいと思います。
2. 開封の儀
XBA-Z5 外箱
化粧箱はこんな感じ。
XBA-Z5 外箱(裏)
裏側はこんな感じ。
中箱+NW-ZX1
箱はXBA-H3と同様に、おぜうひん(お上品)で高級感のある作りになっています。
イヤホン部分オープン
耳に付けるイヤホン部はこのように入っていました。また、箱の右上にはシリアルナンバーが刻まれていて、私のは1700番台でした。
お財布ポーチ
持ち運び用のポーチですが、どう見てもお財布にしか見えません。このポーチの中にポータブルヘッドホンアンプ(PHA-3等)と接続するためのバランス接続対応ケーブルが入っています。
その他、添付品
イヤーピースやケーブルを束ねるクリップ等が入っています。
イヤホン部分+プラグ部分
プラグ部分はスリムなL字型になっています。がさつなブログ主的には、プラグ部分はもう少しがっしりした作りになってくれた方が安心感があるのになぁ…と思いました。
イヤホン部分(裏)
反対側はこんな感じ。「XBA-Z5」という刻印があります。
3. 実際に使ってみた感想
2ヶ月少々XBA-Z5を使ってみた感想は次の通りです。主にXBA-H3との比較になりますが、
・装着感については、XBA-H3よりも軽くて苦にならない。(装着時の異物感が少ない)
・ケーブルの大部分は、細めでちょっぴり平たいタイプ。個人的には太目で絡まりにくいXBA-H3のケーブルの方が好み。
そして肝心の音質についてですが、
・真っ先に感じた第一印象は「これはイイですわ~。すごいですわ~」というものでした。
・何が凄いかというと、前回ATH-CK90PRO MK2からXBA-H3に替えたときはその良さはすぐには判らず、しばらく聞き続けてきてようやく音質の差が判ってきたのですが、XBA-Z5に関しては、素人(ブログ主)が初めて耳にした時点で「ああ、これは明かにいい音だ」と丸分かりになるレベルでした。
・どんな感じで音が良いのかというと、音が細かいところまで繊細に表現できていること。うまい例ではないかもしれませんが、ATH-CK90PRO MK2の音が大粒なザラメだとすると、XBA-H3はコーヒーに入れるような普通の砂糖、それに比べてXBA-Z5は粉ふるいにかけられたパウダーシュガー並に細かく柔らかい音が自然に出ている感じがします。
・XBA-H3は正直なところブログ主の用途としてはバランスが良くなかったのですが(低音が強くてボーカルが弱い)、XBA-Z5はイイ感じなバランスになっています。
・XBA-Z5を使って最も印象に残っているのは、両方の耳で聴いたときに、頭の中がホールの中にいるような感じの音の広がりを受ける感じがあったことです。イメージ的には下の2枚の図を見て欲しいのですが、
普通のイヤホンは当然のごとく、それぞれの耳から聞こえます
ところがXBA-Z5では、音が頭の上まで広がるように感じるのです
同じイヤホンでもこんな聞こえ方がするとは思わなかったので、新鮮&驚きでした。かつて使っていた耳掛け凡イヤホンからATH-CK90PRO MK2に替えたときに「イヤホン替えるだけで、音質ってこんなに違うもんなのか!」という感動があったのですが、それよりよいイヤホン環境から乗り換えたのに、まさかそれに匹敵するような音質差を感じることがあることに驚きました。
4. まとめ(最後に)
このイヤホンを買う際は(騒がしい店内で)ちょっとした試聴しかしていなかったので、7万円もする製品に手を出すのは正直なところ怖いところでもあったのですが、私の賭は成功したようで、この製品を買ってとても満足しています。
そして高音質ウォークマンのNW-ZX1に相応しい(その能力を発揮できる)イヤホンに出会えたことを嬉しく思います。XBA-H3を無くさなければこんな価格帯のイヤホンを買おうとも思わなかったので、災い転じて福となった思っています。
ブログ主の感想 (「これはいいものだ」というマ・クベさんの雑コラ)
ただし1点注意する点は、XBA-Z5の音質が良いのは「カナル型のイヤホンとしては」という枕詞が付く点です。ブログ主のクソ耳基準ではありますが、単純に音質だけだとXBA-Z5よりもヘッドホンのMDR-1RMK2 (2万円台)の方が良いです。
SONY ステレオヘッドホン シルバー MDR-1RMK2/S | |
クリエーター情報なし | |
ソニー |
そのためヘッドホン運用が気にならないのであれば、そちらも選択肢に入れた方がXBA-Z5より安価で高音質な環境にありつけると思います。(ブログ主の場合は通勤の時に使うのが中心なので、ヘッドホンは無理ですが…)
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます