このエントリでは、2017年10月に発売されたノートパソコンであるThinkPad 25の購入記を中心に記載しています。
1. ブログ主のパソコンへのこだわり(余談)
このブログを書いている時点で43歳の中年おっさんであるブログ主は、ちょうど30年前の中1の頃に買ったMSXを皮切りに人生の大半でコンピュータをいぢっており、システムエンジニアとなった今では起きている時間の多く(今でも自宅・会社の両方)をパソコン操作に費やしているダメ人間であります。
そんなブログ主は自分が使うパソコンは職人道具(工具)と考えており、「手に馴染むようにカスタマイズするのは当然」「使い倒してなんぼ」、そして「プロの使う道具たるもの、価格よりも質や仕様が優先」「そのため多少の出費は厭わない」というスタンスでいます。
具体的にブログ主がこだわっているのは
・メモリ = メモリ食いのアプリでもswapが発生しないレベルの量を詰む
・ストレージ = ノートPCやデスクトップの起動ディスクはSSD一択
・モニタ = ノングレアの液晶一択(グレア型は眼が疲れて長時間使えないので論外)。解像度も大きければ大きいほどよい。今時だとFull-HD以上は必須。
・キーボード = PageUp・PageDown・Home・End・PrintScreen・右Ctrl・右Shiftキーが単独キーで存在する昔ながらのレイアウトのキーボード(いわゆる7段キーボード)
・ポインティングデバイス(マウス) = キーボードから手を離さずに済むトラックポイントが至高。マウスを使うのはアリだが、マウス無しでスライドパッドしかないノートPC環境はこの世から根絶されて欲しい(暴言)。
…このような項目になります。
そのうちメモリについては4GB以上載せられることになった頃から特段困ることはなくなり、ストレージやモニタは自分の好む仕様の製品が選択できるのですが、ここ近年困っているのはキーボード。
ブログ主が所望する上記仕様のキーボードとポインティングデバイスの載ったノートPCは、実質的に旧IMB(現Lenovo)のThinkPadシリーズしか選択肢がなく、質実剛健な気風も含めて長らくThinkPadばかりを愛用し続けてきました。しかし液晶モニタが16:9の横長サイズが主流になってきた頃からどのメーカーもキー数を減らした6段キーボードが主流になり、そしてThinkPadシリーズもついに7段キーボードの製品は絶滅してしまいました。(;´Д`)
ブログ主がThinkPadシリーズから7段キーボードが消滅したことを知ったのは、15型液晶・Full-HDの新しいThinkPadが欲しくなった数年前のこと。そのときは仕方なく程度の良いThinkPad T510(7段キーボードの最終シリーズ)の中古品を入手し、HDDをSSDに交換&メモリも最大限の8GBに載せ替えて、現在も自宅の主力マシンとして稼働しています。結局そこら辺の新品ノートPCが買えるぐらいの金がかかっていますが…
そして今度は寝室やモバイル用途で使っているThinkPad X301とX201sも、7年以上使ってきてあちこち傷んだり機能面で物足りなくなってきたので、新しいセカンドPCが欲しいところでした。
そうしたときにThinkPadシリーズの誕生25周年を記念して7段キーボードのThinkPad 25が1000台限定で発売されることを知り、予約受け付け開始となった2017/10/6に速攻で注文。無事に注文することができたのでありました。\(^O^)/
<参考サイト>
・LenovoのThinkPad 25サイト (公式)
2. 開封の儀
今回ブログ主は新ThinkPadをヨドバシドットコムで購入。価格は193,860円ですが10%ポイント還元なので、実質17万5千円ぐらいでしょうか。
今時のノートPCだと10万円を切るような価格帯のものの普通にありますが、ThinkPad 25はCPUがCore i7-7500U、メモリ16GB、ストレージはSSDの512GBと文句ないレベルのスペックなので、ブログ主としては価格的にはまぁ納得です。(´∀`)
ブツは10月末ぐらいに届くのかと思いきや、10/19に発送開始の連絡があり、翌20日に到着となりました。しかしながら10月下旬~11月上旬は多忙だったため、2週間ほど自宅で熟成させての開封となりました(汗)。
01-マトリョーシカ状態のダンボール箱
ヨドバシのダンボール箱の中に、(PCが入っている)外の化粧箱を包んだレノボのダンボール箱が入っている状態です。丁寧に梱包してもらえるのは有り難いのですが、なんか無駄なような気がします。(;´Д`)
02-引っ張り出した化粧箱(外)
ThinkPadと言えば“黒”。その黒をベースに25と書かれた化粧箱と、おまけのケース(後述)が入った箱が出てきました。
03-黒くて「25」な化粧箱(中)
上記の黒い化粧箱の中から、さらに緩衝材で保護された箱が出てきました。ホントにマトリョーシカ状態です。
04-化粧箱(中)の中身を引っ張り出したところ
さらにリボンを持って中央部を開く(観音開きの)黒い箱が出てきました。
05-こんなんが出てきました(100円玉はサイズ比較用)
化粧箱と同じデザインの冊子と3種類のトラックポイントのゴムが、透明な保護シートの被せられた状態で出てきました。
06-記念冊子の表紙
左上には「ThinkPad Desigin Spirit & Essence」と書かれています。
07-記念冊子の中身
中身は全て英語です。
08-記念冊子の日本語訳冊子
記念冊子は英語ですが、奥の方に(他の説明書と一緒に)日本語訳の冊子が入っています。
09-重箱の二段目をオープン
記念冊子やトラックポイントの予備の入った箱を取り出すと、ようやくPC本体が出てきました。
10-PC本体の下
PC本体の下に、さらに赤いケースがあります。
11-バッテリー
バッテリーパックが出てきました。新品のノートPCを買って、最初からバッテリーパックが取り付けられていないケースは初めてだったので驚きました。
12-ACアダプタ
ACアダプタもこの中に入っています。アダプタは比較的コンパクトです(まぁ、モバイルノートとしては普通サイズでしょうか)。
13-その他説明書
その他、初期セットアップに関する紙の資料等が入っています。
14-PC本体裏(バッテリー接続前)
PC本体をひっくり返して、バッテリーパックを接続します。金色の端子の近くに、SIMカードのスロットがありました。
15-おまけ箱の外見
続いて、本体の化粧箱とは別になっていた黒い箱の中身を確認します。
16-おまけ箱をオープン
なんかふわふわしたものと冊子が1冊出てきました。
17-レノボ副社長のご挨拶
冊子にはレノボ・ジャパン副社長の内藤氏からの感謝のコメントが記載されています。
18-スペシャルソフトインナーケース
中身は柔らかい革(フェルト?)のPCケースでした。ケースにも25が刻まれており、芸が細かいです。
19-とりあえず充電を開始
PCの初期設定を始める前に、とりあえずACアダプタを接続して充電させておきます。充電時は電源コネクタ近くのランプがオレンジ色で点灯します。
20-ログイン直後の画面
これが初期ログイン時の画面。デスクトップの壁紙も「25」になっています。
3. 手持ちの他のThinkPadと比較してみる+使用感
このブログを書いている時点でのブログ主のノートパソコンの購入履歴は、下記のようなものです。
・東芝Dynabook EZ(モノクロ液晶、DOS時代)
・初代チャンドラ (Windows95のB5モバイル)
・2代目チャンドラ (Windows95 OSR2の頃)
・ThinkPad i1157 (最初に買ったThinkPadはA4で銀色、使いやすかった)
・ThinkPad s30 (長らく使っていたB5モバイル)
・ThinkPad X31 (シリアルポートが使えるドッグを付けていた)
・ThinkPad T42 (大きなA4ノートで高解像度。重たいけど持ち歩いていた)
・ThinkPad X301 (30万ぐらいした高品位なA4ノート。長期愛用しボロボロ)
・ThinkPad X201s (まだ現役のモバイルB5。バッテリーが外れやすくなった…)
・ThinkPad T510 (7段キーボードのFull-HDノート。バリバリ使用中)
これに今回ThinkPad 25が加わった感じになります。せっかくですので、今手元にあるThinkPadを並べて比較してみます。
21-ThinkPadを並べてみる1 (カバー閉状態)
左から小さい順に並べてみました。機種は左からX201s、今回買った25、X301、T510となります。上の方に写っているのは、USB接続のThinkPad型キーボードです。デスクトップPC等で使います(赤のポッチが飛んでいます…)。
写真くらい離れて見るとあまり大きさの差は感じませんが、実際に使ってみる(手に持ってみる)と、一番左のX201sと一番右のT510とは大きさ・重たさが全然異なります。
22-ThinkPadを並べてみる2 (カバー開状態)
キーボード的には一番小さなX201sが若干狭く感じますが、不便は感じない程度です。A4サイズ以上の右側3台+USBキーボードは、快適に打鍵できます。
23-ThinkPad25(左)とX301(右)との比較
7段キーボードのThinkPadでも、X301は昔からある正統派キー配列で、T510や今回買った25は後期型のキー配列となっています。主な違いは、ESCとDeleteキーが大きいか小さいかの違いです。個人的にはX301の方が好きだったりします。
モニタはThinkPad25は横長の画面になっています。下ベゼル部が広く取られているので、「ここを広げて、画面大きくせーや!」と言いたくなります。
24-電源コネクタの比較
ブログ主はThinkPadシリーズばかり買ってきたので、電源アダプタは使い回しができました。特に予備のアダプタも別購入し、「常時家のコンセントに挿しておく用」と「外出時に持って行く用」に分けておくことで使うことで、いろいろと便利に使えていました。
しかしThinkPad25の電源形状は手持ち機種と異なるので、ちょっと困ってしまいました。(;´Д`)
:
:
ThinkPad25をちょっと使ってみての感想ですが、特に気になったのは次のようなところです。
(1) HDDのアクセスランプがない
ディスクのアクセスランプはOS/アプリが起動中かどうかや、やけに動作が重たくなったときにディスクI/Oが発生しているかどうかが一目で分かる目安だったので、なくなってしまって残念です…。(´・ω・`)
(2) 上蓋(モニタ)を開くときに使うスライドボタンがない
これは実害はないのですが、長年の習慣でついスライドボタンを探してしまいます…。
(3) 電源ランプが目に見える位置にない
電源コネクタ部(本体の横)に通常時は青、充電時はオレンジに点灯する小さなランプがついていますが、目に見える場所にないのがちょっと不満です。まぁ、OS画面から確認できる項目ではありますが…。
(4) この画面サイズでFull-HDは、そのままだとキツい
せっかくFull-HDの解像度を持っているのに、大きなフォントや拡大表示を使わないと実用的ではありません。もうちょっと画面サイズを(特に上下部分を)大きくしてもらえれば…と思います。
ThinkPad25の全体的な感想ですが、せっかく手に入れた新型ThinkPadではありますが、「やったー、念願の新型7段キーボードのThinkPadぢゃ~ ヽ(`Д´)ノ」みたいな高揚感はなく、だからといって今市感がある訳でも無い…という“びみょーな立ち位置”にあります。
ThinkPad25はモバイルやちょっとしたものを見る用に使って、ブログ作成のようなクリエイティブな作業は、少なくともThinkPad T510が健在のうちは、引き続きT510がメインで使われるのかなぁ…というのが正直なところの感想です。
ThinkPadの開発をしているレノボの人に言いたい(助言したい/要望したい)のは次の2点です。
1. 7段キーボードは定番商品にして欲しい
ブログ主のような人間は少数派かもしれませんが、必要な機器であれば多少の出費には目を瞑る人もいます。7段キーボードにすることで、価格が2~3万円プラスになってもブログ主は7段キーボードのThinkPadを買いたいです。
2. 画面の縦の大きなモニタを搭載して欲しい
印刷目的の書類作成にせよ、Webページ閲覧にせよ、縦に長いコンテンツを扱う場合に16:9の横長ディスプレイは不便です。16:9でも充分にモニタサイズが大きければ別ですが、ThinkPad25のサイズだと不満を感じます。特にこの機種はモニタの下部分が意図的に使えていない感じがするのが残念なところです。
液晶パネルの手配が困難かもしれませんが、昔ながらの4:3モニタがあるとブログ主は飛びつくでしょう。
:
:
いろいろ厳しいこと言いましたが、ThinkPadはブログ主の大好きなノートパソコンです。これからもよい製品が出されることを祈っております&機会があればこれからも購入したいと思っています。
<参考:プロのライターさんのレビュー記事>
・西川和久の不定期コラム: 誕生25周年を記念した特別モデル、「ThinkPad 25」レビュー (PC Watch) ・・・仕様/性能面(ベンチマークのスコア)等が記載されています。
・戸田 覚のデジモノ深掘りレポート: ThinkPad 25周年モデル テンションはイマイチ上がらず ・・・ブログ主に近い感想の使用感が記載されています。
1. ブログ主のパソコンへのこだわり(余談)
このブログを書いている時点で43歳の中年おっさんであるブログ主は、ちょうど30年前の中1の頃に買ったMSXを皮切りに人生の大半でコンピュータをいぢっており、システムエンジニアとなった今では起きている時間の多く(今でも自宅・会社の両方)をパソコン操作に費やしているダメ人間であります。
そんなブログ主は自分が使うパソコンは職人道具(工具)と考えており、「手に馴染むようにカスタマイズするのは当然」「使い倒してなんぼ」、そして「プロの使う道具たるもの、価格よりも質や仕様が優先」「そのため多少の出費は厭わない」というスタンスでいます。
具体的にブログ主がこだわっているのは
・メモリ = メモリ食いのアプリでもswapが発生しないレベルの量を詰む
・ストレージ = ノートPCやデスクトップの起動ディスクはSSD一択
・モニタ = ノングレアの液晶一択(グレア型は眼が疲れて長時間使えないので論外)。解像度も大きければ大きいほどよい。今時だとFull-HD以上は必須。
・キーボード = PageUp・PageDown・Home・End・PrintScreen・右Ctrl・右Shiftキーが単独キーで存在する昔ながらのレイアウトのキーボード(いわゆる7段キーボード)
・ポインティングデバイス(マウス) = キーボードから手を離さずに済むトラックポイントが至高。マウスを使うのはアリだが、マウス無しでスライドパッドしかないノートPC環境はこの世から根絶されて欲しい(暴言)。
…このような項目になります。
そのうちメモリについては4GB以上載せられることになった頃から特段困ることはなくなり、ストレージやモニタは自分の好む仕様の製品が選択できるのですが、ここ近年困っているのはキーボード。
ブログ主が所望する上記仕様のキーボードとポインティングデバイスの載ったノートPCは、実質的に旧IMB(現Lenovo)のThinkPadシリーズしか選択肢がなく、質実剛健な気風も含めて長らくThinkPadばかりを愛用し続けてきました。しかし液晶モニタが16:9の横長サイズが主流になってきた頃からどのメーカーもキー数を減らした6段キーボードが主流になり、そしてThinkPadシリーズもついに7段キーボードの製品は絶滅してしまいました。(;´Д`)
ブログ主がThinkPadシリーズから7段キーボードが消滅したことを知ったのは、15型液晶・Full-HDの新しいThinkPadが欲しくなった数年前のこと。そのときは仕方なく程度の良いThinkPad T510(7段キーボードの最終シリーズ)の中古品を入手し、HDDをSSDに交換&メモリも最大限の8GBに載せ替えて、現在も自宅の主力マシンとして稼働しています。結局そこら辺の新品ノートPCが買えるぐらいの金がかかっていますが…
そして今度は寝室やモバイル用途で使っているThinkPad X301とX201sも、7年以上使ってきてあちこち傷んだり機能面で物足りなくなってきたので、新しいセカンドPCが欲しいところでした。
そうしたときにThinkPadシリーズの誕生25周年を記念して7段キーボードのThinkPad 25が1000台限定で発売されることを知り、予約受け付け開始となった2017/10/6に速攻で注文。無事に注文することができたのでありました。\(^O^)/
<参考サイト>
・LenovoのThinkPad 25サイト (公式)
2. 開封の儀
今回ブログ主は新ThinkPadをヨドバシドットコムで購入。価格は193,860円ですが10%ポイント還元なので、実質17万5千円ぐらいでしょうか。
今時のノートPCだと10万円を切るような価格帯のものの普通にありますが、ThinkPad 25はCPUがCore i7-7500U、メモリ16GB、ストレージはSSDの512GBと文句ないレベルのスペックなので、ブログ主としては価格的にはまぁ納得です。(´∀`)
ブツは10月末ぐらいに届くのかと思いきや、10/19に発送開始の連絡があり、翌20日に到着となりました。しかしながら10月下旬~11月上旬は多忙だったため、2週間ほど自宅で熟成させての開封となりました(汗)。
01-マトリョーシカ状態のダンボール箱
ヨドバシのダンボール箱の中に、(PCが入っている)外の化粧箱を包んだレノボのダンボール箱が入っている状態です。丁寧に梱包してもらえるのは有り難いのですが、なんか無駄なような気がします。(;´Д`)
02-引っ張り出した化粧箱(外)
ThinkPadと言えば“黒”。その黒をベースに25と書かれた化粧箱と、おまけのケース(後述)が入った箱が出てきました。
03-黒くて「25」な化粧箱(中)
上記の黒い化粧箱の中から、さらに緩衝材で保護された箱が出てきました。ホントにマトリョーシカ状態です。
04-化粧箱(中)の中身を引っ張り出したところ
さらにリボンを持って中央部を開く(観音開きの)黒い箱が出てきました。
05-こんなんが出てきました(100円玉はサイズ比較用)
化粧箱と同じデザインの冊子と3種類のトラックポイントのゴムが、透明な保護シートの被せられた状態で出てきました。
06-記念冊子の表紙
左上には「ThinkPad Desigin Spirit & Essence」と書かれています。
07-記念冊子の中身
中身は全て英語です。
08-記念冊子の日本語訳冊子
記念冊子は英語ですが、奥の方に(他の説明書と一緒に)日本語訳の冊子が入っています。
09-重箱の二段目をオープン
記念冊子やトラックポイントの予備の入った箱を取り出すと、ようやくPC本体が出てきました。
10-PC本体の下
PC本体の下に、さらに赤いケースがあります。
11-バッテリー
バッテリーパックが出てきました。新品のノートPCを買って、最初からバッテリーパックが取り付けられていないケースは初めてだったので驚きました。
12-ACアダプタ
ACアダプタもこの中に入っています。アダプタは比較的コンパクトです(まぁ、モバイルノートとしては普通サイズでしょうか)。
13-その他説明書
その他、初期セットアップに関する紙の資料等が入っています。
14-PC本体裏(バッテリー接続前)
PC本体をひっくり返して、バッテリーパックを接続します。金色の端子の近くに、SIMカードのスロットがありました。
15-おまけ箱の外見
続いて、本体の化粧箱とは別になっていた黒い箱の中身を確認します。
16-おまけ箱をオープン
なんかふわふわしたものと冊子が1冊出てきました。
17-レノボ副社長のご挨拶
冊子にはレノボ・ジャパン副社長の内藤氏からの感謝のコメントが記載されています。
18-スペシャルソフトインナーケース
中身は柔らかい革(フェルト?)のPCケースでした。ケースにも25が刻まれており、芸が細かいです。
19-とりあえず充電を開始
PCの初期設定を始める前に、とりあえずACアダプタを接続して充電させておきます。充電時は電源コネクタ近くのランプがオレンジ色で点灯します。
20-ログイン直後の画面
これが初期ログイン時の画面。デスクトップの壁紙も「25」になっています。
3. 手持ちの他のThinkPadと比較してみる+使用感
このブログを書いている時点でのブログ主のノートパソコンの購入履歴は、下記のようなものです。
・東芝Dynabook EZ(モノクロ液晶、DOS時代)
・初代チャンドラ (Windows95のB5モバイル)
・2代目チャンドラ (Windows95 OSR2の頃)
・ThinkPad i1157 (最初に買ったThinkPadはA4で銀色、使いやすかった)
・ThinkPad s30 (長らく使っていたB5モバイル)
・ThinkPad X31 (シリアルポートが使えるドッグを付けていた)
・ThinkPad T42 (大きなA4ノートで高解像度。重たいけど持ち歩いていた)
・ThinkPad X301 (30万ぐらいした高品位なA4ノート。長期愛用しボロボロ)
・ThinkPad X201s (まだ現役のモバイルB5。バッテリーが外れやすくなった…)
・ThinkPad T510 (7段キーボードのFull-HDノート。バリバリ使用中)
これに今回ThinkPad 25が加わった感じになります。せっかくですので、今手元にあるThinkPadを並べて比較してみます。
21-ThinkPadを並べてみる1 (カバー閉状態)
左から小さい順に並べてみました。機種は左からX201s、今回買った25、X301、T510となります。上の方に写っているのは、USB接続のThinkPad型キーボードです。デスクトップPC等で使います(赤のポッチが飛んでいます…)。
写真くらい離れて見るとあまり大きさの差は感じませんが、実際に使ってみる(手に持ってみる)と、一番左のX201sと一番右のT510とは大きさ・重たさが全然異なります。
22-ThinkPadを並べてみる2 (カバー開状態)
キーボード的には一番小さなX201sが若干狭く感じますが、不便は感じない程度です。A4サイズ以上の右側3台+USBキーボードは、快適に打鍵できます。
23-ThinkPad25(左)とX301(右)との比較
7段キーボードのThinkPadでも、X301は昔からある正統派キー配列で、T510や今回買った25は後期型のキー配列となっています。主な違いは、ESCとDeleteキーが大きいか小さいかの違いです。個人的にはX301の方が好きだったりします。
モニタはThinkPad25は横長の画面になっています。下ベゼル部が広く取られているので、「ここを広げて、画面大きくせーや!」と言いたくなります。
24-電源コネクタの比較
ブログ主はThinkPadシリーズばかり買ってきたので、電源アダプタは使い回しができました。特に予備のアダプタも別購入し、「常時家のコンセントに挿しておく用」と「外出時に持って行く用」に分けておくことで使うことで、いろいろと便利に使えていました。
しかしThinkPad25の電源形状は手持ち機種と異なるので、ちょっと困ってしまいました。(;´Д`)
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ThinkPad25をちょっと使ってみての感想ですが、特に気になったのは次のようなところです。
(1) HDDのアクセスランプがない
ディスクのアクセスランプはOS/アプリが起動中かどうかや、やけに動作が重たくなったときにディスクI/Oが発生しているかどうかが一目で分かる目安だったので、なくなってしまって残念です…。(´・ω・`)
(2) 上蓋(モニタ)を開くときに使うスライドボタンがない
これは実害はないのですが、長年の習慣でついスライドボタンを探してしまいます…。
(3) 電源ランプが目に見える位置にない
電源コネクタ部(本体の横)に通常時は青、充電時はオレンジに点灯する小さなランプがついていますが、目に見える場所にないのがちょっと不満です。まぁ、OS画面から確認できる項目ではありますが…。
(4) この画面サイズでFull-HDは、そのままだとキツい
せっかくFull-HDの解像度を持っているのに、大きなフォントや拡大表示を使わないと実用的ではありません。もうちょっと画面サイズを(特に上下部分を)大きくしてもらえれば…と思います。
ThinkPad25の全体的な感想ですが、せっかく手に入れた新型ThinkPadではありますが、「やったー、念願の新型7段キーボードのThinkPadぢゃ~ ヽ(`Д´)ノ」みたいな高揚感はなく、だからといって今市感がある訳でも無い…という“びみょーな立ち位置”にあります。
ThinkPad25はモバイルやちょっとしたものを見る用に使って、ブログ作成のようなクリエイティブな作業は、少なくともThinkPad T510が健在のうちは、引き続きT510がメインで使われるのかなぁ…というのが正直なところの感想です。
ThinkPadの開発をしているレノボの人に言いたい(助言したい/要望したい)のは次の2点です。
1. 7段キーボードは定番商品にして欲しい
ブログ主のような人間は少数派かもしれませんが、必要な機器であれば多少の出費には目を瞑る人もいます。7段キーボードにすることで、価格が2~3万円プラスになってもブログ主は7段キーボードのThinkPadを買いたいです。
2. 画面の縦の大きなモニタを搭載して欲しい
印刷目的の書類作成にせよ、Webページ閲覧にせよ、縦に長いコンテンツを扱う場合に16:9の横長ディスプレイは不便です。16:9でも充分にモニタサイズが大きければ別ですが、ThinkPad25のサイズだと不満を感じます。特にこの機種はモニタの下部分が意図的に使えていない感じがするのが残念なところです。
液晶パネルの手配が困難かもしれませんが、昔ながらの4:3モニタがあるとブログ主は飛びつくでしょう。
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いろいろ厳しいこと言いましたが、ThinkPadはブログ主の大好きなノートパソコンです。これからもよい製品が出されることを祈っております&機会があればこれからも購入したいと思っています。
<参考:プロのライターさんのレビュー記事>
・西川和久の不定期コラム: 誕生25周年を記念した特別モデル、「ThinkPad 25」レビュー (PC Watch) ・・・仕様/性能面(ベンチマークのスコア)等が記載されています。
・戸田 覚のデジモノ深掘りレポート: ThinkPad 25周年モデル テンションはイマイチ上がらず ・・・ブログ主に近い感想の使用感が記載されています。
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メディアカバーマーケット |
Thinkpad25はまだセットアップできていません;
デスクトップ用のキーボードも同じのを使っています。(これ、X301の前に使っていたT40のキーボードなんですよね)
ブログ主さんとあまりにも考えが同じなので感動しています。最後のふたつのお願い、そうです。このふたつです。まったく同感です。
今後もブログ期待しています。
X301持ちでThinkPad25を買われたということで、全く似たような境遇だったのでびっくりしました!
値段は多少高くなってもいいので、ThinkPadは常に(こだわりのある人にとっての)最高のツールであって欲しいですね~
私は40のおっさんです。
私の親父はSEで、
私が赤ン坊の頃、親父がPC-8001を購入しました。
小学校入学とほぼ同時に、親父が会社からPC-9801VM2を支給され、
私は見事に98にハマり、目を悪くしました。
DOS/Vの時代になり、私はAMD派です。
現在、RYZENのパソコンを3台所有しています。
現在使っているのがRYZEN7 2700XのPC万里(ばんり)、
DELLのノートのPC美咲(みさき)、これもRYZENです。
親父から預かっている整備中のRYZEN5 2400GのPC零菜(れいな)です。
零菜は第3世代RYZENにアップグレードを検討中で、
アップグレードを行った場合、私の常用機になり、
親父にはPC万里を使ってもらうことになります。
尚、私はブログ仲間の友人の影響でパソコンに名前を付けており、
最近はDOS/Vはラノベやマンガの登場人物から名前を付けることが多く、
MacなどのApple製品は気になるあの娘から1字取った名前(叶愛(かなえ)、里愛(りえ)など)にすることが多いです。