【記事作成日:2015/1/12、最終改版日:2016/8/14】
これまでに何度かブログネタにしていますが、ブログ主は歌手の広谷順子さんの大ファンであります(広谷順子さんに関するブログはこちらのインデックスページを参照)。
その広谷順子さんが参加されている綺羅やBreath By Breathの音楽を聴いていると、とってもイイ声・カッコイイ声の男性ヴォーカルが聞こえます。その声の主は広谷順子さんの旦那さんである木戸やすひろさんなのですが、今回はその木戸やすひろさんの作品について紹介したいと思います。
【2015/4/11追記】
その後、念願のレコード盤のKIDとミスター・ミュージックがGETできましたので追記します。\(^O^)/
【2015/10/5追記】
木戸やすひろさんと三井誠さんによるユニット「シナーラ」のレコードを入手しましたので、追記します。
【2016/8/14追記】
CD化されていない「遠いまなざし」とシナーラの曲の動画を追加しました。
1. 木戸やすひろさんについて
ブログ主は広谷順子さんの音楽を集め始めるまで、「木戸やすひろ」というミュージシャンの存在を知りませんでした。しかしながら広谷順子さんと同様に、スタジオ・シンガーとしてこれまでに多くの楽曲に参加されており、音楽業界では知られた方とのことです。
<参考リンク>
・木戸やすひろ (WikiPedia)
・プロフィール(綺羅の公式サイト)
・木戸やすひろ「ジン・ジン・ジン (Zin Zin Zin)」(1978)。 - マジカル・ミステリー”ミュージック”ツアー - Yahoo!ブログ
2. 「KID」を聴いてみる
その木戸やすひろさんの本人名義でリリースされたアルバムは(ブログ執筆時点で)1つだけあって、それが「KID」という作品になります。「KID」は1978年に当時レコードでリリースされた作品ですが、比較的近年の2006年にCDで再販されました。
ブログ主がそのアルバムの存在を知ってCDを購入したのは2013年7月のことで、それ以来お気に入りの作品の1つとして聴き入っています。
KID ジャケット表面+帯
帯の黄色い文字には、次の内容が書かれています。
「古今東西の日本のポップス界に欠かすことのできないセッション・シンガーでありコンポーザーである木戸やすひろが唯一残したジャパニーズ・シティ・ポップの隠れた名盤が初CD化!!
透き通った甘い美声とポップ・マジックに溢れたメロディがぎっしりと詰まった奇跡の1枚。
歌詞及び本人インタビュー掲載解説付き。(1978年作品)」
また歌詞カードのジャケットには、本人インタビューを交えた音楽ライター金澤寿和さんの詳しい解説が記載されており、オメガトライブのコーラスはノー・クレジットながら木戸やすひろさんと(Breath By Breathでも一緒になる)比山貴咏史さんの仕事だったことなど、なかなか興味深い内容が書かれてありました。
KID ジャケット裏面
ジャケットは「ウォーリーを探せ」の世界ではないですが、おもちゃのミニカーの中に木戸やすひろさんが紛れているようなユニークなものになっています。このジャケットについてもCDの解説+本人インタビューで触れられており、
「特にジャケットは恥ずかしい。20代後半なのに、すごく若作りだし。ただ名前と子供を引っかけたタイトルは、何となく決めていたのを思い出します。だからこのジャケットなんだけど、右も左も判らない頃だったから文句も言えず…。でもコレは僕の唯一のソロ・アルバムですから、そういう面ではありがたかったし、いろんな意味でケッサクだと思います。ジャケットに始まり…ね(苦笑)。」
とのことです。
そしてKIDを聴いたブログ主の感想ですが、まぁなんと言うのでしょうか表現は難しいのですが、リリースされたのは30年以上前の作品でありながら私にとっては、とにかく新しくて・新鮮でした。確かに売れ筋の音楽ではないかもしれませんが、隠れた名盤として評価されているというのも十分に判る気がしました。そして「この作品は世に出るのが早すぎたんじゃないか」という思いがあります。
個人的にには、この音楽を聴いたことがない知人に「まずは一度、聴いてみろよ!」といってCDを押しつけて布教したくなる作品だと思っています。レンタル屋で見かけることもほぼ無いのではないかと思いますが、もしこの作品を見かることがあれば、是非一度手にとって聴いてみて欲しいと思うのであります。
解説書によると木戸やすひろさんの2枚目のアルバムの構想もあるとのことで、いつの日かそれが世に出てくることを楽しみにしている次第です。
【2015/4/11追記】
その後入手できたレコード盤のKIDについて追記します。
レコード盤 KIDのジャケット(表)
レコード盤 KIDのジャケット(裏)
レコード盤 KIDの歌詞カード
<補足>
・1978年にビクター音楽産業株式会社より発売されました。(VIH-6023)
・KIDには価格等は記載されていないのですが、後述のミスター・ミュージックのジャケット裏には、「6月25日発売 2,500円」の記載があります。
<ブログ主感想>
・レコードで聴くKIDは、味があっていい感じです。(CDやWalkmanで聴くのとは何か違う感じがします)
3. 木戸やすひろさんのシングル作品について
その他、木戸やすひろさん自身がリリースされている作品について触れますが、ブログ主が知る限り次の2つのシングル作品となっています。
1. ミスター・ミュージック (B面:ウインク・アンド・キッス)
ミスター・ミュージックのジャケット
ミスター・ミュージックのレコード盤と歌詞カード
<補足>
・ビクター音楽産業株式会社より発売されました。(VIH-1017、定価600円)
・発売年は1978年のはずですが(レコード盤にも1978と記載)、ジャケットには1977の記載があります。
・A面のミスター・ミュージック(Mr. Music)、及び、B面のウインク・アンド・キッス(Wink'n'Kiss)とも、上記のアルバム「KID」に収録されています。
2. 遠いまなざし (B面:テイク・ア・チャンス)
遠いまなざしのジャケット
ジャケット+レコード(表)
ジャケット+レコード(裏)
<補足>
・1978年にビクター音楽産業株式会社より発売されました。(VIH-1031、定価600円)
・A面の「遠いまなざし」は、アルバム未収録です。編曲は後の大御所の後藤次利氏。(作詞:福永史作、作曲:木戸やすひろ)
・B面の「テイク・ア・チャンス (Take a Chance)」は、上記のアルバム「KID」に収録されています。
・「遠いまなざし」は、1978年の日テレのドラマ「愛のトロフィー」(主演:竹脇無我)の主題歌。KIDの解説書によると、木戸やすひろさん本人もスナックのアルバイト役として弾き語りでドラマに登場したとのこと。
<ブログ主感想>
「遠いまなざし」は70~80年代の青春ドラマっぽい感じで、優しいメロディーのイイ曲です。KIDの中の歌とは世界観というか毛色が異なる感じですが、私は好きな歌です。
遠いまなざし (木戸やすひろ)
4. シナーラの作品について(2015/10/5追記)
シングル: どう思いますか。 (B面:ブルー・スカイ ブルー・シャワー)
「どう思いますか。」のジャケット
このレコードは、たまたまやふおくで手に入れたものです。シナーラというのは木戸やすひろさんと松下誠さんによるユニットらしいのですが、これ以上の情報は、調べても判りませんでした。
ちなみにジャケットに写っている船がシナーラ号で、ジャケットの裏に名前の由来等の解説と、「撮影協力/西武流通グループ(株)シーボニア所有シナーラ号」との記載があります。
「どう思いますか。」のジャケット裏(歌詞カード)
「どう思いますか。」のレコード
<補足>
・1980年にビクター音楽産業株式会社より発売されました。(VIHX-1504、定価700円)
<ブログ主感想>
・1曲目は明るい感じで好きですが、どういうジャンルと言っていいのか、ブログ主はよく判りません…。
どう思いますか。 / ブルー・スカイ ブルー・シャワー (シナーラ)
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これまでに何度かブログネタにしていますが、ブログ主は歌手の広谷順子さんの大ファンであります(広谷順子さんに関するブログはこちらのインデックスページを参照)。
その広谷順子さんが参加されている綺羅やBreath By Breathの音楽を聴いていると、とってもイイ声・カッコイイ声の男性ヴォーカルが聞こえます。その声の主は広谷順子さんの旦那さんである木戸やすひろさんなのですが、今回はその木戸やすひろさんの作品について紹介したいと思います。
【2015/4/11追記】
その後、念願のレコード盤のKIDとミスター・ミュージックがGETできましたので追記します。\(^O^)/
【2015/10/5追記】
木戸やすひろさんと三井誠さんによるユニット「シナーラ」のレコードを入手しましたので、追記します。
【2016/8/14追記】
CD化されていない「遠いまなざし」とシナーラの曲の動画を追加しました。
1. 木戸やすひろさんについて
ブログ主は広谷順子さんの音楽を集め始めるまで、「木戸やすひろ」というミュージシャンの存在を知りませんでした。しかしながら広谷順子さんと同様に、スタジオ・シンガーとしてこれまでに多くの楽曲に参加されており、音楽業界では知られた方とのことです。
<参考リンク>
・木戸やすひろ (WikiPedia)
・プロフィール(綺羅の公式サイト)
・木戸やすひろ「ジン・ジン・ジン (Zin Zin Zin)」(1978)。 - マジカル・ミステリー”ミュージック”ツアー - Yahoo!ブログ
2. 「KID」を聴いてみる
その木戸やすひろさんの本人名義でリリースされたアルバムは(ブログ執筆時点で)1つだけあって、それが「KID」という作品になります。「KID」は1978年に当時レコードでリリースされた作品ですが、比較的近年の2006年にCDで再販されました。
ブログ主がそのアルバムの存在を知ってCDを購入したのは2013年7月のことで、それ以来お気に入りの作品の1つとして聴き入っています。
KID | |
クリエーター情報なし | |
マスクラット |
KID ジャケット表面+帯
帯の黄色い文字には、次の内容が書かれています。
「古今東西の日本のポップス界に欠かすことのできないセッション・シンガーでありコンポーザーである木戸やすひろが唯一残したジャパニーズ・シティ・ポップの隠れた名盤が初CD化!!
透き通った甘い美声とポップ・マジックに溢れたメロディがぎっしりと詰まった奇跡の1枚。
歌詞及び本人インタビュー掲載解説付き。(1978年作品)」
また歌詞カードのジャケットには、本人インタビューを交えた音楽ライター金澤寿和さんの詳しい解説が記載されており、オメガトライブのコーラスはノー・クレジットながら木戸やすひろさんと(Breath By Breathでも一緒になる)比山貴咏史さんの仕事だったことなど、なかなか興味深い内容が書かれてありました。
KID ジャケット裏面
ジャケットは「ウォーリーを探せ」の世界ではないですが、おもちゃのミニカーの中に木戸やすひろさんが紛れているようなユニークなものになっています。このジャケットについてもCDの解説+本人インタビューで触れられており、
「特にジャケットは恥ずかしい。20代後半なのに、すごく若作りだし。ただ名前と子供を引っかけたタイトルは、何となく決めていたのを思い出します。だからこのジャケットなんだけど、右も左も判らない頃だったから文句も言えず…。でもコレは僕の唯一のソロ・アルバムですから、そういう面ではありがたかったし、いろんな意味でケッサクだと思います。ジャケットに始まり…ね(苦笑)。」
とのことです。
そしてKIDを聴いたブログ主の感想ですが、まぁなんと言うのでしょうか表現は難しいのですが、リリースされたのは30年以上前の作品でありながら私にとっては、とにかく新しくて・新鮮でした。確かに売れ筋の音楽ではないかもしれませんが、隠れた名盤として評価されているというのも十分に判る気がしました。そして「この作品は世に出るのが早すぎたんじゃないか」という思いがあります。
個人的にには、この音楽を聴いたことがない知人に「まずは一度、聴いてみろよ!」といってCDを押しつけて布教したくなる作品だと思っています。レンタル屋で見かけることもほぼ無いのではないかと思いますが、もしこの作品を見かることがあれば、是非一度手にとって聴いてみて欲しいと思うのであります。
解説書によると木戸やすひろさんの2枚目のアルバムの構想もあるとのことで、いつの日かそれが世に出てくることを楽しみにしている次第です。
【2015/4/11追記】
その後入手できたレコード盤のKIDについて追記します。
レコード盤 KIDのジャケット(表)
レコード盤 KIDのジャケット(裏)
レコード盤 KIDの歌詞カード
<補足>
・1978年にビクター音楽産業株式会社より発売されました。(VIH-6023)
・KIDには価格等は記載されていないのですが、後述のミスター・ミュージックのジャケット裏には、「6月25日発売 2,500円」の記載があります。
<ブログ主感想>
・レコードで聴くKIDは、味があっていい感じです。(CDやWalkmanで聴くのとは何か違う感じがします)
3. 木戸やすひろさんのシングル作品について
その他、木戸やすひろさん自身がリリースされている作品について触れますが、ブログ主が知る限り次の2つのシングル作品となっています。
1. ミスター・ミュージック (B面:ウインク・アンド・キッス)
ミスター・ミュージックのジャケット
ミスター・ミュージックのレコード盤と歌詞カード
<補足>
・ビクター音楽産業株式会社より発売されました。(VIH-1017、定価600円)
・発売年は1978年のはずですが(レコード盤にも1978と記載)、ジャケットには1977の記載があります。
・A面のミスター・ミュージック(Mr. Music)、及び、B面のウインク・アンド・キッス(Wink'n'Kiss)とも、上記のアルバム「KID」に収録されています。
2. 遠いまなざし (B面:テイク・ア・チャンス)
遠いまなざしのジャケット
ジャケット+レコード(表)
ジャケット+レコード(裏)
<補足>
・1978年にビクター音楽産業株式会社より発売されました。(VIH-1031、定価600円)
・A面の「遠いまなざし」は、アルバム未収録です。編曲は後の大御所の後藤次利氏。(作詞:福永史作、作曲:木戸やすひろ)
・B面の「テイク・ア・チャンス (Take a Chance)」は、上記のアルバム「KID」に収録されています。
・「遠いまなざし」は、1978年の日テレのドラマ「愛のトロフィー」(主演:竹脇無我)の主題歌。KIDの解説書によると、木戸やすひろさん本人もスナックのアルバイト役として弾き語りでドラマに登場したとのこと。
<ブログ主感想>
「遠いまなざし」は70~80年代の青春ドラマっぽい感じで、優しいメロディーのイイ曲です。KIDの中の歌とは世界観というか毛色が異なる感じですが、私は好きな歌です。
遠いまなざし (木戸やすひろ)
4. シナーラの作品について(2015/10/5追記)
シングル: どう思いますか。 (B面:ブルー・スカイ ブルー・シャワー)
「どう思いますか。」のジャケット
このレコードは、たまたまやふおくで手に入れたものです。シナーラというのは木戸やすひろさんと松下誠さんによるユニットらしいのですが、これ以上の情報は、調べても判りませんでした。
ちなみにジャケットに写っている船がシナーラ号で、ジャケットの裏に名前の由来等の解説と、「撮影協力/西武流通グループ(株)シーボニア所有シナーラ号」との記載があります。
「どう思いますか。」のジャケット裏(歌詞カード)
「どう思いますか。」のレコード
<補足>
・1980年にビクター音楽産業株式会社より発売されました。(VIHX-1504、定価700円)
<ブログ主感想>
・1曲目は明るい感じで好きですが、どういうジャンルと言っていいのか、ブログ主はよく判りません…。
どう思いますか。 / ブルー・スカイ ブルー・シャワー (シナーラ)
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