【記事作成日:2018/1/13、最終改版日:2018/11/10】
このエントリでは、薬品の拭き取りや機材の清掃等で使用するワイパー(拭き取り紙)の使用感等の比較ネタを中心に記載しています。
2018/5/13追記: JKワイパーの写真の更新と、キムタオルの項を追加しました。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/21/5d/7b027b1b073f87347d1f87c17f31b2bd.jpg)
01-今回使用したワイパー類の画像 (一部、普通のティッシュあり)
1. ブログ主の鏡の清掃に関するこだわり(どうでもいい話)
ブログ主は2015年に今の住居である新築分譲マンションに引っ越したのですが、その前はと言いますと築20年以上のかな~りオンボロな木造アパートに住んでいました。
アパート時代に唯一あった鏡はお風呂兼洗面台の一室にあったものですが、その鏡はブログ主が入居したときは白いウロコがとんでもなく付着しており、もはや鏡としての役割を果たしていない状況でした。(;´Д`)
そのためホームセンターで買ってきたダイヤモンドうろこ取りで必死こいて磨き上げ、ようやく鏡としての役割を果たすようになった(←ただし綺麗な鏡になったとは言っていない)…という経緯がありました。
ところが今のマンションに移り住んだときは衝撃でした。新築分譲マンションなので当然と言っちゃ当然なのですが、洗面台の鏡は大きく、そしてその鏡は曇りやホコリが1つもありません。その鏡を見たブログ主は、「非常に美しい」と見入ってしまったのでありました。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/18/48/e8d54ac5e182b888de7336e64c1a55db.png)
自宅の鏡を見たブログ主 (※イメージです)
それ以降ブログ主は「この鏡の美しさは永遠に保っていかなきゃ(使命感)」と思うようになり、洗面台の鏡だけは神経質呼ばわりされても仕方がないレベルで綺麗さをキープすることに尽力するようになりました。
具体的には、ブログ主的には鏡の表面に指紋や(水道水の)水滴跡や白い粒が残っているのは論外のNGで、鏡の表面にホコリが付いていることも、ティッシュやそこそこ綺麗な布で拭いた後に残る白っぽいものやスジが残るのもNGです。この辺に関しては、北斗の拳のユダさん並みに美に対して厳しいです。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/2f/97/70afd7c80c3f8b7409ea8e089ec13723.png)
美しくないものには厳しいユダさん
そんなブログ主は鏡の美を保つために、当初はマイクロファイバーの布を使って拭いていたのですが、こやつは使っているうちに汚れやホコリが付いてしまい、布を丁寧に手洗いしても次第に使えなくなっていくのが難点でした。
そのためブログ主は「何度か使用可能で、かつ、使い捨て可能な代替品」がないものか探していたのですが、そこで思いついたのはキムワイプでした。
キムワイプとは本来薬品や試験管とかビーカーとか電子部品とかを拭き取るための清掃用の紙(ワイパー)ですが、これは理工系の大学出身者であれば、何かしら実験室等で見かけたことのある「懐かしのグッズ」のようなもので、ブログ主もエンジニアの嗜みとしてネタ的に小サイズのキムワイプ(S-200)を保有していました。
「これを使えば普通のティッシュのようにチリ状のカスや白いスジを出すことなく、綺麗に拭き取れる!」
そう思ったブログ主は実際にキムワイプを鏡に使ってみて、求めていた通りの清掃が可能であることを確認。それからしばらくは手持ちのキムワイプを使っていたのですが、紙のサイズが小さくて不便に感じるところがあったので、新しい紙ワイパーを追加購入する際に、他の類似製品もいろいろとまとめて購入していたのでした(それが1年前の話)。
今回のエントリでは、それらの紙ワイパーを実際に使い比べてみた使用感等を記載しています。
2. 紙ワイパーを比較してみる(本題)
(1) 小サイズのキムワイプ (S-200)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/38/33/15a8e62271b5c418961272a01aa4be07.jpg)
02-キムワイプS-200(箱+紙)
まずはブログ主が最初に買ったキムワイプのSサイズから。
キムワイプはS・M・Lの3サイズがあるのですが、理工系の学生が大学で見かけていたものは、正方形(立方体)のような箱のこのSサイズになります。製造元は日本製紙クレシア(株)です。
サイズは120mm×215mmで枚数は200枚。縦横の比率は横長で、半分に折ると正方形に近い形になります。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/5c/d7/39f03ed0f9f620a78434a2cc1ee9342b.jpg)
03-キムワイプS-200(箱の裏面)
キムワイプは一般的なティッシュペーパーのような2枚1組みタイプではなく、箱から抜き取った1片が1枚になっています。どのサイズのキムワイプでも同じことですが、紙質はちょっとゴワゴワした固い感じがあり、眼鏡やカメラのレンズのような強く拭くと傷がついてしまう可能性のあるものには使えません。鼻をかむ用途にも向いていません。
ちょっと水滴に付いた鏡を拭く際は紙を4つ折りにして使いたいところですが、Sサイズのキムワイプを4つ折りにすると、指先で押さえなきゃいけない大きさ(小ささ)になるため、ブログ主的にはこの点がちょっと不満でした。
(2) 中サイズのキムワイプ (M-150)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/0d/8b/6c6057cd12f256bf774de60669500e15.jpg)
04-キムワイプM-150(箱+紙)
続いて一般的な箱ティッシュのサイズである、Mサイズのキムワイプです。
キムワイプの型番はS-200、M-150、L-100の3つがあるのですが、頭の文字はS・M・Lはサイズ、後ろの数字は1箱に入っている枚数を示しています。なのでこのMサイズの箱は150枚入りとなります。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/7b/29/7ed0b0d1619024b868c7aff3c64b5d91.jpg)
05-キムワイプM-150(箱の裏面)
サイズは225mm×210mmと、一般的な箱ティッシュのサイズとなっています。
ブログ主的にはティッシュと同じこのサイズが体に馴染んでいるので、Sサイズよりも使いやすいです。そのため個人的にはキムワイプを買う場合は、SサイズよりもMサイズをお勧めします。
(3) JKワイパー150-S (中サイズ)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/2e/a0/246ba44c48a9f4c479264f75d20a71f8.jpg)
06-JKワイパー150-S
JKワイパーはキムワイプの類似品(姉妹品?)です。JKワイパーの紙質はキムワイプと似ているのですが、手触りがちょっと異なります。ただしどう異なるのかを、文字で表現できるだけの語彙力をブログ主は持ちません。2つの差はそのくらいの違いでしかありません。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/16/46/e19003d535760d822dbd5749b75dcf41.jpg)
07-JKワイパー150-S(箱の裏面)
JKワイパーは「S」の型番が付いていますが、サイズは225mm×215mmとMサイズのキムワイプとほぼ同じです(てゆーかJKワイパーの方が5mm程大きいです)。
製造元はキムワイプと同じ日本製紙クレシア(株)です。
(4) ケイドライ132-S (中サイズ)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/3a/8e/f12702af26d8cd479dea21233836796a.jpg)
08-ケイドライ132-S(箱+紙)
続いてはケイドライ132-S。
製造元はキムワイプやJKワイパーと同じ日本製紙クレシア(株)で、サイズはJKワイパーと同じ225mm×215mmです。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/2e/9c/7a4c74429a82c02ccfb28dd43e4af3d7.jpg)
09-ケイドライ132-S(箱の裏面)
ケイドライはキムワイプやJKワイパーとは全く紙質が異なります。どう異なるのかというとケイドライの紙質はティッシュのように柔らかく、紙(プライ)も3枚組の厚手になっています。
ブログ主がケイドライを使い始めたときの最初の感想は、「使用感はティッシュと変わらんな~」というものでした。
気になっていたのは「紙自身からチリ(埃)が出ないか?」という点ですが、それに関しては特に気になるようなことはなく、鏡を拭く用途としては普通に使用できました。
またこれまでブログ主がキムワイプやJKワイパーで水滴の残る鏡を拭く際は紙を4つ折りにして使っていたのですが、ケイドライは3枚組なので2つ折りにするだけでOKなのが使い勝手が良くてGoodです。
(※) 初出時「2枚組」と記載していましたが、3枚組に訂正しました。茗荷人さんご指摘ありがとうございました。
(5) サイズ等を比較してみる
続いてここからは、紙のサイズ等をちょっと比較してみます。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/17/2c/b5dc8ece19ccceca67e1db49de42c232.jpg)
10-キムワイプのSとMの比較
キムワイプのSサイズの面積は、概ねMサイズの半分程度であることが見て取れます。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/61/12/3c6bf950108c0ec9c31fd3c1504a33cf.jpg)
11-キムワイプMと普通のティッシュとの比較
キムワイプのMサイズと普通のティッシュ(エリエール)とを比較すると、紙のサイズはほぼ一緒ですがが、色合いが違って見えます。これはティッシュは2枚組ですがキムワイプは1枚なので、キムワイプは下のテーブルがうっすら透けて見える状態です。
またキムワイプはティッシュと比べて目が粗い感じになっています。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/24/7c/ba5026317f92a881e2f36c8b2cf75b22.jpg)
12-キムワイプMとケイドライとの比較
キムワイプのMサイズとケイドライとを比較すると、キムワイプとティッシュと比較した場合と同様の状態になっています。つまりケイドライの外見はティッシュに似ていることになります。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/70/a2/a2fea568451e883cea3d671325382cfa.jpg)
13-ケイドライと普通のティッシュとの比較
実際にケイドライとティッシュとを直接比較してみると、箱がなければどっちがどっちか判別が付かない状態になっています。
(6) 特大サイズのキムワイプ (L-100)
最後にうっかりネタ的に買ってしまった、特大サイズのキムワイプです。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/6c/b9/4b6452ec91fb74ec7b18d69dc8f49995.jpg)
14-キムワイプL-100(箱)
Lサイズのキムワイプは、Mサイズのキムワイプ(=普通のティッシュ箱)を横に2つ並べたのと同じ大きさがあります。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/11/9b/dba915a8ea1f841dccab09575173da3d.jpg)
15-キムワイプL-100(箱の裏面)
Lサイズのキムワイプのサイズは、470mm×425mmとの記載があります。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/41/60/19b1130c7d139b54388ff167e2966036.jpg)
16-キムワイプL+M+Sサイズの比較
Lサイズのキムワイプは、Mサイズ(普通のティッシュサイズ)の紙を4つ(縦横2つずつ)並べたサイズになっています。
それでこのLサイズのキムワイプですが、使いどころを見つけることが難しいのが難点です。洗面所の鏡を拭く用途としては大きすぎ、使い捨てするにはもったいなく、水分を多く含むものを拭く場合はペーパータオルの方が使い勝手がよいという状況です。(;´Д`)
一度これを8つ折りのぞうきん状態にして、リビングとベランダの境になるサッシのガラスを拭いてみたのですが、綺麗にはなるものの想像以上に滑りが悪くて骨が折れました。正直なところ窓ガラスを拭くには、インク成分を含む新聞紙の方が向いています。
真面目な使い道としては、ウイスキーグラス等のガラス製コップを完全に透明になるまできっちり拭き上げたいときに、このサイズのワイパーだと拭きやすくて便利な点でしょうか。
当面は小さな子が我が家に遊びに来たときに
「おぢさんとこのティッシュは大きいんだぞ~ (^^)」
といって見せつけるような使い方を予定していますが、そういう機会もあまり無いので、なかなか減らないのが難点です。
もう1つ、Lサイズのキムワイプに関する注意点ですが、この紙は普通のティッシュ感覚で、勢いよく箱から取り出さないこと。ゆっくり丁寧に引っ張り出さないと、端っこの部分が破けてしまうので要注意です。
(7) キムタオル (2018/5/13追記)
先日(紙ワイパー類がまだまだ自宅に残っているにも関わらず)うっかりキムタオルを追加購入してしまったので、その使用感等を追記します。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/05/1b/c2f87659aaeba65ace06a38b10966220.jpg)
17-キムタオル(箱の側面)
キムタオルはこれまで紹介した紙ワイパー類とはちょっと毛色の違う製品になります。端的に言うと「4枚組の厚手の大きな紙ワイパー」となっていて、箱のサイズも通常のティッシュ箱の2倍以上の高さがあります。
枚数は150枚入りで、価格はヨドバシドットコムで税込み718円でした。ちょっとお高めです。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/50/a9/58f5d87e940faf43db84223734f6c834.jpg)
18-キムタオル(箱の上側)
キムタオルの箱は段ボールのように厚くなっています。紙は上からティッシュのように取り出すことが出来ます。また箱のサイズは大きいため、数枚使ってからは横の持ち手(キャリングハンドル)を開け、指をそこに突っ込んで運べるようになります。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/3f/6a/a1159573d61792bf656657875ab5d767.jpg)
19-キムタオルとJKワイパーの紙の比較
キムタオルのサイズは190mm×329mmとの記載があります。普通のティッシュよりも大きく、キッチンペーパーの一片に近い感じです。そして紙の表面がでこぼこしているところや手触りもキッチンペーパーに近いものがあります。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/46/0c/53d93a975d11eecc22fe7b965528491c.jpg)
20-キムタオルの4枚の紙をバラしたところ
キムタオルは薄い4枚の紙(プライ)を束ねて1枚のシートになっています。上の写真では意図的に下からバラバラに分離していますが、普段使う分には簡単には分離しない1枚のシートとなっています。キムタオルを鏡拭きに使ってみたのですが、他の紙ワイパーと同様に綺麗にはなるものの、ちょっと紙埃(チリ)が出やすいのかな…という感じがありました。
キムタオルは、ブログ主の自宅で普段使いする分にはケイドライの方が手触りが良くて使いやすく、キッチンペーパー代わりに使うには高価すぎてもったいないため、これまた使用用途に困る状態となってしまいました。どうしましょ…。(´・ω・`)
3. 最後に (まとめ&ブログ主のお薦め)
キムワイプ3サイズ・JKワイパー・ケイドライ・キムタオルの4種類の紙ワイパーを比較してみましたが、個人的な一番のお薦めはケイドライです。
ケイドライはサイズが手触りがティッシュに近いため、まさにティッシュ感覚で使える点がGoodです。ブログ主が鏡を拭く用途としてはこれで十二分に満足しています。
難点は箱のデザインが無骨(無機質)な感じがする点でしょうか。個人的には実験用備品のような感じがして逆に好きな方なんですが、気になる人は普通のティッシュケースに入れてしまえばOKでしょう。
最後にこれら紙ワイパーの購入方法についてです。上の方にAmazonのリンクをベタベタ貼っておきながらなんですが、個人的な一番のお薦めはヨドバシドットコムです。
Amazonの店では20箱単位のような業務用の大量セットで売られているケースが多く、安価で1箱単位で販売しているところはほとんど見かけないので注意が必要です。それに対してヨドバシは1箱単位で安価に売っていますし、送料も無料なのがGoodです。ちなみにヨドバシドットコムのケイドライの販売ページはこちらです。
ヨドバシのリンクを紹介したところで自分には1円も入りませんが、紙ワイパーは一家に1箱あれば何かと便利なので(清掃の選択肢が広がる)、ヨドバシドットコムで買い物される方は、ついでに1箱試しに買ってみてはいかがでしょうか。
【2018/09/26追記】
このページで紹介した日本製紙クレシア社製の紙ワイパー類については、公式サイトにラインアップ・性能比較一覧表があります。詳細を確認されたい場合は前述のリンク先を参照ください。
このエントリでは、薬品の拭き取りや機材の清掃等で使用するワイパー(拭き取り紙)の使用感等の比較ネタを中心に記載しています。
2018/5/13追記: JKワイパーの写真の更新と、キムタオルの項を追加しました。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/21/5d/7b027b1b073f87347d1f87c17f31b2bd.jpg)
01-今回使用したワイパー類の画像 (一部、普通のティッシュあり)
1. ブログ主の鏡の清掃に関するこだわり(どうでもいい話)
ブログ主は2015年に今の住居である新築分譲マンションに引っ越したのですが、その前はと言いますと築20年以上のかな~りオンボロな木造アパートに住んでいました。
アパート時代に唯一あった鏡はお風呂兼洗面台の一室にあったものですが、その鏡はブログ主が入居したときは白いウロコがとんでもなく付着しており、もはや鏡としての役割を果たしていない状況でした。(;´Д`)
そのためホームセンターで買ってきたダイヤモンドうろこ取りで必死こいて磨き上げ、ようやく鏡としての役割を果たすようになった(←ただし綺麗な鏡になったとは言っていない)…という経緯がありました。
![]() | レック 鏡 の ダイヤモンド ウロコ取り |
クリエーター情報なし | |
レック(LEC) |
ところが今のマンションに移り住んだときは衝撃でした。新築分譲マンションなので当然と言っちゃ当然なのですが、洗面台の鏡は大きく、そしてその鏡は曇りやホコリが1つもありません。その鏡を見たブログ主は、「非常に美しい」と見入ってしまったのでありました。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/18/48/e8d54ac5e182b888de7336e64c1a55db.png)
自宅の鏡を見たブログ主 (※イメージです)
それ以降ブログ主は「この鏡の美しさは永遠に保っていかなきゃ(使命感)」と思うようになり、洗面台の鏡だけは神経質呼ばわりされても仕方がないレベルで綺麗さをキープすることに尽力するようになりました。
具体的には、ブログ主的には鏡の表面に指紋や(水道水の)水滴跡や白い粒が残っているのは論外のNGで、鏡の表面にホコリが付いていることも、ティッシュやそこそこ綺麗な布で拭いた後に残る白っぽいものやスジが残るのもNGです。この辺に関しては、北斗の拳のユダさん並みに美に対して厳しいです。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/2f/97/70afd7c80c3f8b7409ea8e089ec13723.png)
美しくないものには厳しいユダさん
そんなブログ主は鏡の美を保つために、当初はマイクロファイバーの布を使って拭いていたのですが、こやつは使っているうちに汚れやホコリが付いてしまい、布を丁寧に手洗いしても次第に使えなくなっていくのが難点でした。
![]() | レック 激落ちクロス 5枚入 ( マイクロファイバー ) S-285 |
クリエーター情報なし | |
レック |
そのためブログ主は「何度か使用可能で、かつ、使い捨て可能な代替品」がないものか探していたのですが、そこで思いついたのはキムワイプでした。
キムワイプとは本来薬品や試験管とかビーカーとか電子部品とかを拭き取るための清掃用の紙(ワイパー)ですが、これは理工系の大学出身者であれば、何かしら実験室等で見かけたことのある「懐かしのグッズ」のようなもので、ブログ主もエンジニアの嗜みとしてネタ的に小サイズのキムワイプ(S-200)を保有していました。
「これを使えば普通のティッシュのようにチリ状のカスや白いスジを出すことなく、綺麗に拭き取れる!」
そう思ったブログ主は実際にキムワイプを鏡に使ってみて、求めていた通りの清掃が可能であることを確認。それからしばらくは手持ちのキムワイプを使っていたのですが、紙のサイズが小さくて不便に感じるところがあったので、新しい紙ワイパーを追加購入する際に、他の類似製品もいろいろとまとめて購入していたのでした(それが1年前の話)。
今回のエントリでは、それらの紙ワイパーを実際に使い比べてみた使用感等を記載しています。
2. 紙ワイパーを比較してみる(本題)
(1) 小サイズのキムワイプ (S-200)
![]() | キムワイプ 12×21.5cm /1箱(200枚入) S-200 |
クリエーター情報なし | |
日本製紙クレシア |
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/38/33/15a8e62271b5c418961272a01aa4be07.jpg)
02-キムワイプS-200(箱+紙)
まずはブログ主が最初に買ったキムワイプのSサイズから。
キムワイプはS・M・Lの3サイズがあるのですが、理工系の学生が大学で見かけていたものは、正方形(立方体)のような箱のこのSサイズになります。製造元は日本製紙クレシア(株)です。
サイズは120mm×215mmで枚数は200枚。縦横の比率は横長で、半分に折ると正方形に近い形になります。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/5c/d7/39f03ed0f9f620a78434a2cc1ee9342b.jpg)
03-キムワイプS-200(箱の裏面)
キムワイプは一般的なティッシュペーパーのような2枚1組みタイプではなく、箱から抜き取った1片が1枚になっています。どのサイズのキムワイプでも同じことですが、紙質はちょっとゴワゴワした固い感じがあり、眼鏡やカメラのレンズのような強く拭くと傷がついてしまう可能性のあるものには使えません。鼻をかむ用途にも向いていません。
ちょっと水滴に付いた鏡を拭く際は紙を4つ折りにして使いたいところですが、Sサイズのキムワイプを4つ折りにすると、指先で押さえなきゃいけない大きさ(小ささ)になるため、ブログ主的にはこの点がちょっと不満でした。
(2) 中サイズのキムワイプ (M-150)
![]() | クレシア キムワイプ M-150 1BOX 150枚入 |
クリエーター情報なし | |
日本製紙クレシア |
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/0d/8b/6c6057cd12f256bf774de60669500e15.jpg)
04-キムワイプM-150(箱+紙)
続いて一般的な箱ティッシュのサイズである、Mサイズのキムワイプです。
キムワイプの型番はS-200、M-150、L-100の3つがあるのですが、頭の文字はS・M・Lはサイズ、後ろの数字は1箱に入っている枚数を示しています。なのでこのMサイズの箱は150枚入りとなります。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/7b/29/7ed0b0d1619024b868c7aff3c64b5d91.jpg)
05-キムワイプM-150(箱の裏面)
サイズは225mm×210mmと、一般的な箱ティッシュのサイズとなっています。
ブログ主的にはティッシュと同じこのサイズが体に馴染んでいるので、Sサイズよりも使いやすいです。そのため個人的にはキムワイプを買う場合は、SサイズよりもMサイズをお勧めします。
(3) JKワイパー150-S (中サイズ)
![]() | クレシア JKワイパー150S (1箱・150枚入) |
クリエーター情報なし | |
TKG |
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/2e/a0/246ba44c48a9f4c479264f75d20a71f8.jpg)
06-JKワイパー150-S
JKワイパーはキムワイプの類似品(姉妹品?)です。JKワイパーの紙質はキムワイプと似ているのですが、手触りがちょっと異なります。ただしどう異なるのかを、文字で表現できるだけの語彙力をブログ主は持ちません。2つの差はそのくらいの違いでしかありません。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/16/46/e19003d535760d822dbd5749b75dcf41.jpg)
07-JKワイパー150-S(箱の裏面)
JKワイパーは「S」の型番が付いていますが、サイズは225mm×215mmとMサイズのキムワイプとほぼ同じです(てゆーかJKワイパーの方が5mm程大きいです)。
製造元はキムワイプと同じ日本製紙クレシア(株)です。
(4) ケイドライ132-S (中サイズ)
![]() | クレシア ケイドライ |
クリエーター情報なし | |
日本製紙クレシア(株) |
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/3a/8e/f12702af26d8cd479dea21233836796a.jpg)
08-ケイドライ132-S(箱+紙)
続いてはケイドライ132-S。
製造元はキムワイプやJKワイパーと同じ日本製紙クレシア(株)で、サイズはJKワイパーと同じ225mm×215mmです。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/2e/9c/7a4c74429a82c02ccfb28dd43e4af3d7.jpg)
09-ケイドライ132-S(箱の裏面)
ケイドライはキムワイプやJKワイパーとは全く紙質が異なります。どう異なるのかというとケイドライの紙質はティッシュのように柔らかく、紙(プライ)も3枚組の厚手になっています。
ブログ主がケイドライを使い始めたときの最初の感想は、「使用感はティッシュと変わらんな~」というものでした。
気になっていたのは「紙自身からチリ(埃)が出ないか?」という点ですが、それに関しては特に気になるようなことはなく、鏡を拭く用途としては普通に使用できました。
またこれまでブログ主がキムワイプやJKワイパーで水滴の残る鏡を拭く際は紙を4つ折りにして使っていたのですが、ケイドライは3枚組なので2つ折りにするだけでOKなのが使い勝手が良くてGoodです。
(※) 初出時「2枚組」と記載していましたが、3枚組に訂正しました。茗荷人さんご指摘ありがとうございました。
(5) サイズ等を比較してみる
続いてここからは、紙のサイズ等をちょっと比較してみます。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/17/2c/b5dc8ece19ccceca67e1db49de42c232.jpg)
10-キムワイプのSとMの比較
キムワイプのSサイズの面積は、概ねMサイズの半分程度であることが見て取れます。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/61/12/3c6bf950108c0ec9c31fd3c1504a33cf.jpg)
11-キムワイプMと普通のティッシュとの比較
キムワイプのMサイズと普通のティッシュ(エリエール)とを比較すると、紙のサイズはほぼ一緒ですがが、色合いが違って見えます。これはティッシュは2枚組ですがキムワイプは1枚なので、キムワイプは下のテーブルがうっすら透けて見える状態です。
またキムワイプはティッシュと比べて目が粗い感じになっています。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/24/7c/ba5026317f92a881e2f36c8b2cf75b22.jpg)
12-キムワイプMとケイドライとの比較
キムワイプのMサイズとケイドライとを比較すると、キムワイプとティッシュと比較した場合と同様の状態になっています。つまりケイドライの外見はティッシュに似ていることになります。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/70/a2/a2fea568451e883cea3d671325382cfa.jpg)
13-ケイドライと普通のティッシュとの比較
実際にケイドライとティッシュとを直接比較してみると、箱がなければどっちがどっちか判別が付かない状態になっています。
(6) 特大サイズのキムワイプ (L-100)
![]() | クレシア キムワイプ L-100 62001-2048 【1261967 |
クリエーター情報なし | |
日本製紙クレシア(株) |
最後にうっかりネタ的に買ってしまった、特大サイズのキムワイプです。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/6c/b9/4b6452ec91fb74ec7b18d69dc8f49995.jpg)
14-キムワイプL-100(箱)
Lサイズのキムワイプは、Mサイズのキムワイプ(=普通のティッシュ箱)を横に2つ並べたのと同じ大きさがあります。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/11/9b/dba915a8ea1f841dccab09575173da3d.jpg)
15-キムワイプL-100(箱の裏面)
Lサイズのキムワイプのサイズは、470mm×425mmとの記載があります。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/41/60/19b1130c7d139b54388ff167e2966036.jpg)
16-キムワイプL+M+Sサイズの比較
Lサイズのキムワイプは、Mサイズ(普通のティッシュサイズ)の紙を4つ(縦横2つずつ)並べたサイズになっています。
それでこのLサイズのキムワイプですが、使いどころを見つけることが難しいのが難点です。洗面所の鏡を拭く用途としては大きすぎ、使い捨てするにはもったいなく、水分を多く含むものを拭く場合はペーパータオルの方が使い勝手がよいという状況です。(;´Д`)
一度これを8つ折りのぞうきん状態にして、リビングとベランダの境になるサッシのガラスを拭いてみたのですが、綺麗にはなるものの想像以上に滑りが悪くて骨が折れました。正直なところ窓ガラスを拭くには、インク成分を含む新聞紙の方が向いています。
真面目な使い道としては、ウイスキーグラス等のガラス製コップを完全に透明になるまできっちり拭き上げたいときに、このサイズのワイパーだと拭きやすくて便利な点でしょうか。
当面は小さな子が我が家に遊びに来たときに
「おぢさんとこのティッシュは大きいんだぞ~ (^^)」
といって見せつけるような使い方を予定していますが、そういう機会もあまり無いので、なかなか減らないのが難点です。
もう1つ、Lサイズのキムワイプに関する注意点ですが、この紙は普通のティッシュ感覚で、勢いよく箱から取り出さないこと。ゆっくり丁寧に引っ張り出さないと、端っこの部分が破けてしまうので要注意です。
(7) キムタオル (2018/5/13追記)
![]() | キムタオル ホワイトポップアップシングル 150枚 61430 |
クリエーター情報なし | |
日本製紙クレシア(NIPPON PAPER CRECIA) |
先日(紙ワイパー類がまだまだ自宅に残っているにも関わらず)うっかりキムタオルを追加購入してしまったので、その使用感等を追記します。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/05/1b/c2f87659aaeba65ace06a38b10966220.jpg)
17-キムタオル(箱の側面)
キムタオルはこれまで紹介した紙ワイパー類とはちょっと毛色の違う製品になります。端的に言うと「4枚組の厚手の大きな紙ワイパー」となっていて、箱のサイズも通常のティッシュ箱の2倍以上の高さがあります。
枚数は150枚入りで、価格はヨドバシドットコムで税込み718円でした。ちょっとお高めです。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/50/a9/58f5d87e940faf43db84223734f6c834.jpg)
18-キムタオル(箱の上側)
キムタオルの箱は段ボールのように厚くなっています。紙は上からティッシュのように取り出すことが出来ます。また箱のサイズは大きいため、数枚使ってからは横の持ち手(キャリングハンドル)を開け、指をそこに突っ込んで運べるようになります。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/3f/6a/a1159573d61792bf656657875ab5d767.jpg)
19-キムタオルとJKワイパーの紙の比較
キムタオルのサイズは190mm×329mmとの記載があります。普通のティッシュよりも大きく、キッチンペーパーの一片に近い感じです。そして紙の表面がでこぼこしているところや手触りもキッチンペーパーに近いものがあります。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/46/0c/53d93a975d11eecc22fe7b965528491c.jpg)
20-キムタオルの4枚の紙をバラしたところ
キムタオルは薄い4枚の紙(プライ)を束ねて1枚のシートになっています。上の写真では意図的に下からバラバラに分離していますが、普段使う分には簡単には分離しない1枚のシートとなっています。キムタオルを鏡拭きに使ってみたのですが、他の紙ワイパーと同様に綺麗にはなるものの、ちょっと紙埃(チリ)が出やすいのかな…という感じがありました。
キムタオルは、ブログ主の自宅で普段使いする分にはケイドライの方が手触りが良くて使いやすく、キッチンペーパー代わりに使うには高価すぎてもったいないため、これまた使用用途に困る状態となってしまいました。どうしましょ…。(´・ω・`)
3. 最後に (まとめ&ブログ主のお薦め)
キムワイプ3サイズ・JKワイパー・ケイドライ・キムタオルの4種類の紙ワイパーを比較してみましたが、個人的な一番のお薦めはケイドライです。
![]() | クレシア ケイドライ |
クリエーター情報なし | |
日本製紙クレシア(株) |
ケイドライはサイズが手触りがティッシュに近いため、まさにティッシュ感覚で使える点がGoodです。ブログ主が鏡を拭く用途としてはこれで十二分に満足しています。
難点は箱のデザインが無骨(無機質)な感じがする点でしょうか。個人的には実験用備品のような感じがして逆に好きな方なんですが、気になる人は普通のティッシュケースに入れてしまえばOKでしょう。
![]() | JEMISUN ティッシュケース ティッシュカバー ティッシュボックス 木蓋付き 木目調 ナチュラル おしゃれ ホワイト インテリア(長方形) |
クリエーター情報なし | |
JEMISUN |
最後にこれら紙ワイパーの購入方法についてです。上の方にAmazonのリンクをベタベタ貼っておきながらなんですが、個人的な一番のお薦めはヨドバシドットコムです。
Amazonの店では20箱単位のような業務用の大量セットで売られているケースが多く、安価で1箱単位で販売しているところはほとんど見かけないので注意が必要です。それに対してヨドバシは1箱単位で安価に売っていますし、送料も無料なのがGoodです。ちなみにヨドバシドットコムのケイドライの販売ページはこちらです。
ヨドバシのリンクを紹介したところで自分には1円も入りませんが、紙ワイパーは一家に1箱あれば何かと便利なので(清掃の選択肢が広がる)、ヨドバシドットコムで買い物される方は、ついでに1箱試しに買ってみてはいかがでしょうか。
【2018/09/26追記】
このページで紹介した日本製紙クレシア社製の紙ワイパー類については、公式サイトにラインアップ・性能比較一覧表があります。詳細を確認されたい場合は前述のリンク先を参照ください。