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第5回イナズマイレブン人気投票について

2013年10月26日 | 人気投票ヲチ
【初回作成日:2013.10.26、 最終改版日:2016.6.2】

 予想通りとも言えますが、今年もまたイナズマイレブンの人気投票が行われることになりました。ところが今回は後述の通り電話投票というアホな仕様に変わったことで、2chとかでも全く相手にされておらず、話題を集めるという点では、かなり侘びしい状況になっています。
 しかしながら自称イナズマイレブン人気投票専門家(笑)の私としては、いつものごとく生暖かい目で成り行きを見守っていきたいと思います。

過去のイナズマイレブン人気投票の経緯等については、下記のエントリを参照ください。
 ・イナズマイレブンの人気投票について(全体のまとめ)

 ・第1回イナズマイレブン人気投票 (2010年末)
 ・第2回イナズマイレブン人気投票 (2011年初)
 ・第3回イナズマイレブン人気投票 (2011年末)
 ・第4回イナズマイレブン人気投票 (2012年末) その1その2
 ・レベルファイブ キャラクター人気投票100 (2013年6月)
 ・第5回イナズマイレブン人気投票 (2013年末) ←このページ

なお、今回の公式サイト(投票サイト)はこちらになります。
テレビ東京・あにてれ アニ×アニ!


人気投票告知開始からの経緯

2013年10月19日 公式サイトにて人気投票が告知される。

投票告知時の公式サイト画面(クリックで拡大)


 今回の人気投票はイナズマイレブンのテレビ放送開始5周年を記念して“テレビ東京”のサイトで開催される。
 (※ これまでの人気投票は、イナズマイレブンの映画のサイトで実施)

 今回の人気投票は「ベストイレブン!国民投票!!」として、各部門(ポジション)毎に電話投票を行う方式となる。そして最初のゴールキーパー部門は、10月23日より詳しい投票方法がお知らせ予定とのこと。

 この告知を受けて2chのVIP板でもスレが立ち、いくつかの2chまとめサイトでも取り上げられるが、これまでのイナズマイレブンの人気投票とは異なり、著しく盛り上がりの欠ける反応となる。

 ・今年のイナズマイレブンの国民投票wwwwwwwwwww (VIPの本スレ)
 ・【これは酷い】今年のイナズマイレブンの国民投票wwwwwwwwwww (アルファルファモザイク)

VIPスレは程なくdat落ちし、以降継続スレも立たない状況となる。
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2013年10月23日 ゴールキーパー部門の投票が開始される。

10月23日、予告されていた通り、GK部門の電話投票が開始される。


GK部門の投票方法(クリックで拡大)


投票するには 0570-000-935に電話し、天馬のガイダンスに従って投票したい選手の番号を入力する必要があるとのこと。詳細や注意事項は次の通り。PHSからの電話は受け付けていないため、Willcomの定額制を使った大量投票はできない状況となる。


電話投票に関する注意事項(クリックで拡大)


ちなみに実際にブログ主が電話をかけてみたところ、入力すべき番号はホームページ上のキャラ順と同じく、次の2桁でした。
 01: 円堂守
 02: 立向居勇気
 03: 西園信助
 04: 三国太一
 05: 井吹宗正


GK部門の投票締切 10/24 24時まで

今回のGK部門の締切は10/24 24時(10/25 0時)とのこと。
 なお、投票開始となったのは10/23の夕方以降であったので、投票受付期間が1日ちょっとしかないというかなりツッコミどころのある状況となる。
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2013年10月24日 ゴールキーパー部門の投票終了


GK部門の投票完了・DF部門投票告知案内(クリックで拡大)


10月24日、予告通りGK部門の電話投票が終了する。
また、次回はディフェンダー部門で10月30日にお知らせ予定とのこと。
このため1週間近く、何も動きがないという状況となる。
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2013年10月30日 ディフェンダー部門の投票が開始される。

10月30日、予告されていた通り、DF部門の電話投票が開始される。


DF部門の投票方法(クリックで拡大)


 今回のDF部門では、前回の人気投票でワンツーフィニッシュを勝ち取った壁山塀五郎と菜花黄名子に加えて、腐女子人気の霧野蘭丸らも加わった10名がエントリーされる。


DF部門の投票締切 10/31 24時まで

 また、今回のDF部門の締切は10/31 24時(11/1 0時)とのこと。
 投票開始となったのは、予告日(10/30)の夕方以降であったので、今回もまた投票受付期間が1日ちょっとしかないという異様に短い受付期間となる。

 今回のDF部門の投票開始を受けてVIP板でも関連スレがいくつか立つが、いずれも長続きせずにdat落ちとなる。
 ・イナズマイレブンの人気投票で人気ないキャラを一位にしようぜwww
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2013年11月1日 ディフェンダー部門の投票終了


DF部門の投票完了・MF部門投票告知案内(クリックで拡大)


 11月1日、予告通りDF部門の電話投票が終了する。
 次回はミッドフィールダー部門で、11月6日にお知らせ予定とのこと。また、GK部門の結果発表も行われるとのこと。
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2013年11月6日 ミッドフィールダー部門の投票が開始される。

11月6日、予告されていた通り、MF部門の電話投票が開始される。


MF部門の投票方法(クリックで拡大)


 今回のMF部門では、前回の人気投票でVIPPERの前に立ちはだかった不動明王と串砲で得票を伸ばした錦龍馬ら、10名がエントリーされる。


MF部門の投票締切 11/7 24時まで

 また、今回のMF部門の締切は11/7 24時(11/8 0時)とのこと。
 投票開始となったのは、予告日(11/6)の夕方以降であったので、相変わらず投票受付期間が1日ちょっとしかないという異様に短い受付期間となる。
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2013年11月6日 ゴールキーパー部門の結果が発表される

 また、今回より結果発表も併せて行われるようになり、今回は最初に投票のあったGK部門の発表が行われる。


ベストイレブン発表ページへの入口


GK部門の順位 (クリックで全体のキャプチャ画面表示)


GK部門は主人公の円堂守が1位で、以下、2位 井吹宗正、3位 立向居勇気、4位 西園信助、5位 三国太一の順になったと発表があるが、誰が何票を得たのかは開示されない状況となる。
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2013年11月8日 ミッドフィールダー部門の投票終了


MF部門の投票完了・FW部門投票告知案内

11月8日、予告通りMF部門の電話投票が終了する。
次回はフォワード部門で、11月13日にお知らせ予定とのこと。
また、DF部門の結果発表も行われるとのこと。
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2013年11月13日 フォワード部門の投票が開始される。

11月13日、予告されていた通り、FW部門の電話投票が開始される。


FW部門の投票方法(クリックで拡大)


 今回のFW部門では、第2回の人気投票でVIPPERの支援を受けた宇都宮虎丸や第3回人気投票の腐女子支援キャラの鶴城京介ら10名がエントリーされるが、ネタキャラ要素は薄い状況となる。


FW部門の投票締切 11/14 24時まで

 また、今回のFW部門の締切は11/14 24時(11/15 0時)とのこと。
 投票開始となったのは、予告日(11/13)の夕方以降であったので、やっぱり投票受付期間が1日ちょっとしかないという状況になる。
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2013年11月13日 ディフェンダー部門の結果が発表される

また、FW部門の投票開始に併せて、DF部門の発表が行われる。




DF部門の順位 (クリックで全体のキャプチャ画面表示)


 DF部門は前回のVIPPER押しキャラであった菜花黄名子が1位、2位が風丸一郎太、3位が腐女子支援キャラの霧野蘭丸という女の子及び女の子っぽい外見のキャラがTOP3を占める。
 また、第2回・第4回の覇者である壁山さんは6位に沈む。
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2013年11月15日 フォワード部門の投票終了


FW部門の投票完了・MF部門の結果発表告知案内

11月15日、予告通りFW部門の電話投票が終了する。
投票は今回のFW部門が最後で、今度はMF部門の結果が発表予定とのこと。
ただし、いつ発表が行われるのかは明記されないという状況となる。
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2013年11月20日 スーパーサブ部門の投票が開始される。

11月20日、何の予告もなくスーパーサブ部門の電話投票が開始される。


緊急募集と称したスーパーサブ部門の電話投票



スーパーサブ部門の投票方法(クリックで拡大)


 今回のスーパーサブ部門では、第2回の人気投票でVIPPERの支援を受けたフィディオら6人がエントリーされる。


スーパーサブ部門の投票締切 11/21 24時まで

 今回のスーパーサブ部門の締切は11/21 24時(11/22 0時)とのこと。
 投票開始となったのは、投票開始日(11/20)の夕方以降であったので、結局最後の最後まで投票受付期間が1日ちょっとしかないという状況になる。
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2013年11月20日 ミッドフィールダー部門の結果が発表される

また、スーパーサブ部門の投票開始に併せて、MF部門の発表が行われる。




MF部門の順位 (クリックで全体のキャプチャ画面表示)


 MF部門は主人公の松風天馬が1位、2位が鬼道有人、3位が亜風炉照美、4位が神童拓人となり、前回腐女子支援キャラであった不動明王は6位となる。
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2013年11月22日 スーパーサブ部門の投票終了


全部門の投票完了・FW部門の結果発表告知案内

11月22日、予告通りスーパーサブ部門の電話投票が終了する。
今回こそ全部の投票が終了し、次回はFW部門の結果が発表予定とのこと。
ただし、いつ発表が行われるのかは明記されないという状況となる。
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2013年11月27日 フォワード部門の結果が発表される

投票は全て終わっているので、今回はFW部門の結果発表のみが行われる。




FW部門の順位 (クリックで全体のキャプチャ画面表示)


 FW部門は1位が豪炎寺修也、2位がシュウ、3位が剣城京介の順位となり、4位以降もイケメンキャラが続く。
 第2回の人気投票ではVIPPERの支援を受けて豪炎寺修也に競い勝って上位進出を果たした宇都宮虎丸は、今回は最下位に沈む。
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2013年12月4日 スーパーサブ部門の結果が発表される

今回は最後の投票となったスーパーサブ部門の結果発表が行われる。




スーパーサブ部門の順位 (クリックでベストイレブンを含む画面表示)


 スーパーサブ部門は、1位が円堂カノン、2位がガゼル、3位がバーンという順位となり、第2回人気投票でドベとブービーだった円堂家がGK部門とスーパーサブ部門でそれぞれ1位となる。
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2013年12月4日 アニメ化の発表が行われる

 人気投票のベストイレブン(+サブ)の結果公開に合わせて、重大発表と称したアニメ化の予告が行われる。


重大発表(クリックで拡大)


 「最強VS最強!」と称して、人気投票ベストイレブンのチームと戦う対戦チームのメンバーが発表される。次週、今後の展開を発表するとのアナウンスがされるが、著しい茶番臭が漂うようになる。
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2013年12月11日 どうでもいい情報が発表される

 「そして次週は今後の結果を発表するぞ」というアナウンスから1週間後の12/11、人気投票のトップページが以下の状態に変わる。


12/11の人気投票のトップページ(クリックで拡大)


 「アニメ化に関するスペシャル情報は今後の放送などで順次発表! 楽しみにしていてね!」とのことで、先週のうちに発表しても何の違和感のないような、どうでもいいアナウンスが行われる。
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結局今回の人気投票は、
 ・各キャラの投票期間が異様に短かければ(30時間程度)
 ・得票数(経過)や比率なども全く表示されないまま
 ・(自称)人気キャラを使ったアニメ化の発表だけ行われた
という、ネット人気投票おっかけの人間からすると検証のしようのない茶番(番宣)に付き合わされて終了という面白くも何ともないオチになったみたいです。
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(多分続かない)
コメント (7)
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東芝EXCERIA TYPE1,2と駅・駅Proの性能を比較してみる

2013年10月05日 | PC・モバイル機器
【記事作成日:2013/10/5、最終改版日:2013/10/14】

早いもので、私が当時隠れた名品だったSDカードの白芝を購入して、
ベンチマークを載せたエントリを作成したのは3年近く前になります。
 ・東芝の白いSDカード(白芝)とベンチマーク (2011年1月)
 ・【今北用】白芝に関する簡単な補足 (2011年11月)

以来、白芝を愛用していたのですが、昨年デジカメを買い換えた
ときからは、高速転送モードのUHS-Iに対応したSanDisk社の
Extreme (駅)と Extreme PRO (駅プロ)を使うようになりました。
 ・新旧白芝と駅・駅Proの性能を測定してみる (2012年12月)

とはいえ、白芝の後継に当たる“日本製で高性能で安価な”
SDカードが出てくるのを心待ちにしておりました。

そうしたところ、ついに東芝EXCERIAシリーズの高性能版が
発売開始となり、早速そのSDカードを手に入れてみましたので、
白芝や駅・駅プロとの性能差について確認したいと思います。


1. EXCERIAの外見等を確認してみる

ベンチマークの測定結果の前に、EXCERIAの種類と外見について
記載します。

EXCERIAシリーズには「TYPE1」と「TYPE2」があります。
その違いを簡単に説明すると
 ・TYPE1(青) = 駅プロに相当する最高性能タイプ
 ・TYPE2(緑) = TYPE1より性能控えめの廉価版
(立ち位置的に駅相当)
となります。


EXCERIA TYPE1(左)とTYPE2(右)のパッケージと駅プロ(左下)と駅(右下)

私のEXCERIAは、白芝同様に海外輸出用の日本製製品を日本に逆輸入した
「並行輸入品」を扱っている業者からAmazon経由で購入したものです。
(並行輸入品は、国内で売られる正規品よりも格安で販売されます)

パッケージには、
 ・TYPE1は Read 95MB/s・Write 90MB/s
 ・TYPE2は Read 95MB/s・Write 60MB/s
 ・両方に「Made in Japan 日本製造」
との記載があり、中国語(簡体字)が書かれています。

簡体字が入ると、なんとなくうさん臭い感じがしますが(偏見)、
右上にはTOSHIBAの偽造防止用ホログラムが付いています。


EXCERIAの箱を横から (TYPE1とTYPE2の違いだけです)



EXCERIAのパッケージ(裏面)

こちらも英語と簡体字の説明文になっています。
ただしこの中に、注目すべき日本語の説明文が1行あります。


日本語での注意文 (赤の下線はブログ主が追加)

「特定の海外国/地域向け製品のため、
日本国内でのサポートは受けられません」

との記載があります。

並行輸入品は国内正規品よりも安価ですが、
こうしたリスクがある点は覚悟する必要があります。



EXCERIAのパッケージ(内側)

EXCERIAの箱の中には、よくある冊子状or大きな紙を折りたたんだ
説明書は添付されておらず、外箱の内側に直接説明文が英語・
中国語(簡体字と繁体字)・朝鮮語(ハングル)で書かれています。



EXCERIA TYPE1(左)とTYPE2(右)のSDカード本体(表)

SDカード本体の表面はこんな感じ。



EXCERIA TYPE1(左)とTYPE2(右)のSDカード本体(裏)

SDカード本体の裏面はこんな感じ。
「MADE IN JAPAN」の記載があります。


2. 今回のベンチマーク結果

続いてお待ちかねのベンチマーク結果です。

測定方法は新旧白芝と駅・駅Proの性能を測定してみるのときと同様に、
SDカードをSDフォーマッター 2.0(Panasonic)で初期化直後にFDBENCH
ベンチマークソフトで測定しています。カードリーダーはUSB3.0対応の
バッファロのBSCR15TU3BKを使用しています。

iBUFFALO 高速カードリーダー/ライター USB3.0 TurboPC EXモデル ブラック BSCR15TU3BK
クリエーター情報なし
バッファロー


なお、前回ベンチマークを取っているカードについては、
そのときの試験結果をそのまま載せています。
(SDカードは、書き込み回数による寿命が存在するので、
特に高価な駅プロは何度もベンチマークをかけたくないです…)



【参考】 Class10 白芝(MLC) の16GB
 
東芝 SDHCカード 16GB 日本製 クラス10 TOSHIBA Class10 海外向けパッケージ品 並行輸入品
クリエーター情報なし
東芝

 初めに比較用に、これまで愛用してきた白芝のベンチマーク結果を
 記載します。このカードは白芝の中では一番最後に販売されたタイプで
 白芝の中でも性能は下の方になります。UHS-I非対応の旧世代の
 カードのため、性能は後述の駅やEXCERIAより大きく劣ります。

 
 後期白芝(MLC、16GB)のベンチマーク

 シーケンシャル(連続)なRead性能は約23MB/s、Write性能は13.5MB/s、
 ランダムWrite性能は245KB/sである点に注目します。
 (ランダムWriteの性能が異様に低いのが特徴です)

続いてここからが本番です。



(1) SanDisk の Extreme 16GB (駅)
 
SANDISK フラッシュカード SDSDX-016G-X46(45MB/s) 並行輸入品
クリエーター情報なし
サンディスク

 ネットで「駅」とかいった略称で呼ばれている、UHS-Iに対応した
 SDHCカードです。赤文字で「Extreme」「45MB/s」と書かれています。
 値段の割に性能がバランス良く、前回のSDカードネタを書いた際に
 押していたカードでもあります。

 
 無印のExtreme(駅)のベンチマーク (16GB)



(2) SanDisk の Extreme Pro 16GB (駅Pro)
 
SANDISK フラッシュカード SDSDXPA-032G-X46 並行輸入品
クリエーター情報なし
サンディスク

 ネットで「駅プロ」とかいった略称で呼ばれている、SDHCカードです。
 こちらもUHS-Iに対応した高速タイプで、金色の文字で「Extreme Pro」
 そして「95MB/s」と書かれています。

 このブログを書いている時点で最高クラスの性能を持つプロ向けの
 SDカードの1つで、値段もその分お高くなっています。
 (駅と比べて、“性能2倍・価格も2倍”といったところです)
 
 
  Extreme Pro (駅プロ)のベンチマーク (16GB)


続いて順番は逆になりますが、駅⇒駅PROの順番に合わせて
EXCERIAのTYPE2(廉価版)⇒TYPE1(高速版)の順で記載します。



(3) 東芝EXCERIA TYPE2 32GB (型番:SD-H32GR7WA6)
 
TOSHIBA EXCERIA Type2 SDHCカード 16GB C10 UHS-I 95MB/S新世代高速化を実現したSDメモリカード並行輸入品
クリエーター情報なし
東芝


 価格的にはSanDiskのExtreme(駅)と同クラスのSDHCカードです。
 パッケージに「Read 95MB/s」「Write 60MB/s」と書かれています。
 こちらもUHS-Iに対応した高速タイプですが、同じEXCERIAでも
 TYPE 1より性能が落ちるバージョンとなります。
 
 EXCERIA TYPE2のベンチマーク (32GB)



(4) 東芝EXCERIA TYPE1 32GB (型番:SD-H32GR7WA9)
 
Toshiba SDHC Card 32GB SD-H32GR7WA9 EXCERIA TYPE 1[並行輸入品]
クリエーター情報なし
TOSHIBA


 スペック的にはSanDiskのExtreme Pro (駅プロ)と同クラスで、
 UHS-I対応品では最速クラスとなるSDHCカードです。
 パッケージに「Read 95MB/s」「Write 90MB/s」と書かれています。
 
  EXCERIA TYPE1のベンチマーク (32GB)


3. ベンチマークの結果まとめ

上記の結果を簡単に比較すると次の通りです。
略称は次の通りです。
 駅  = Extreme (無印)
 駅Pro= Extreme Pro
 リア1= EXCERIA TYPE1 (青)
 リア2= EXCERIA TYPE2 (緑)

(1) シーケンシャル(連続)Read性能
  駅Pro=リア1=リア2(80MB/s) >>> 駅(43MB/s)

(2) ランダムRead性能
  リア1=リア2(43MB/s) >駅Pro(40MB/s)>>> 駅(25.6MB/s)

(3) シーケンシャル(連続)Write性能
  駅Pro(61.2MB/s) >リア1(55.5MB/s)>リア2(45.8MB/s)>> 駅(32MB/s)

(4) ランダムWrite性能
  リア1(18.2MB/s)>リア2(13.2MB/s)>>>>駅Pro(3MB/s) >>> 駅(0.8MB/s)


まず連続Read性能については、EXCERIAは高性能のTYPE1はおろか
廉価版のTYPE2でさえも駅プロと同等の速度(80MB/s)が出ていました。

ただし余所様のブログでは駅プロは85MB/sとか出るみたいですし、
こんなに80MB/s付近の結果に揃うのは偶然とは思えませんでして、
うちの測定環境が80MB/s付近で頭打ちになっている可能性は
捨てきれないと思っています…。

またランダムRead性能については、EXCERIAはTYPE1/TYPE2とも
駅プロを越えていました。

続いて連続Write性能ですが、これは駅プロ・リア1・リア2とで明確に
性能差がありました。特に駅プロは1年以上前の製品ながら、後発の
EXCERIA TYPE1よりもスコア的に10%以上も上回っていました。
(あくまでうちのカードとPC環境で測定した結果ですが)

ただしランダムWrite性能に関しては、EXCERIAは駅プロに圧勝です。
スコア的には、廉価版のTYPE2でも駅プロの4倍以上あり、
TYPE1に至ってはTYPE2の約1.5倍、駅プロの6倍もの差をつけています。

※ 対MLC白芝だと、TYPE1のスコア差は約74倍にもなります。
  ランダムWriteの性能だけは異様に良かったKING MAXと比べても、
 4倍以上のスコア差があります。

東芝のSDカードは、SLCからMLCに変わってからランダムWriteの性能が
極端に劣化していたのですが、それが駅プロすら凌駕するような大幅な
性能改善がなされていたことに、腰を抜かしそうになりました(喜)。


4. ブログ主の考え(青年の主張)

以上の点をまとめると、ブログ主的には次のように考えます。

(1) Read性能について
 ・Read性能については、EXCERIAはTYPE1,2で大きな差はなく、
  ランダムReadでは駅プロにも勝っている。

 ・従って、読み込み性能を求められる環境においては、
  EXCERIA TYPE2(緑)が価格・性能的に適任と思われる



(2) Write性能について
 ・書き込み性能に一番直結するシーケンシャル(連続)writeは、
  駅プロが一歩リード。さらに2K/32K/256Kの小サイズ書き込み
  ベンチマークにおいても、駅プロはEXCERIA TYPE1のスコアを
  ことごとく上回っている。

 ・このことから、書き込み性能を最優先にするのであれば、
  EXCERIA TYPE1よりも駅プロの方が良いように思える


 ・ただしランダムWriteの性能はEXCERIAが圧勝しているため、
  PC上でSDカード上のファイル操作/編集等を直接行うような
  ランダムWriteの性能がパフォーマンスに直結するような
  使用環境では、EXCERIAの方が良いと思われる


 ・このため「駅プロとEXCERIA TYPE1のどちらが優れたSDカードか?」
  については一概には答えられず、実環境で使って比較してみないと、
  判らないのではないかと思っています。


(3) EXCERIAシリーズに対する率直な感想
 ・廉価版に当たるTYPE2(緑)は、パッケージに「Read 95MB/s」
  「Write 60MB/s」の記載がありますが、もしその通りの性能が
  出るのであれば駅プロの実性能と同じになる訳で、
  ベンチマークを取る前から「どうせ数値盛ってんだろ!」
  と眉唾ものに思っていました。

 ・しかしながらベンチマークを取ってみると、予想通り
  連続Write性能は駅プロの3割落ちぐらいしか出ないものの、
  それでも駅の1.5倍は出ているし、Read性能は駅プロと肩を
  並べていて、想像以上によい値が出ていることに驚きました。

 ・逆にTYPE1(青)は、ランダムWriteの性能が傑出しており、
  どのスコア値も廉価版のTYPE2より優れているものの、
  だからといってTYPE2より飛び抜けて良い訳でもなく、
  Write性能は駅プロに勝っている訳でもなく、価格面を考えると
  ちょっとコンセプト的にびみょーなのかなぁ…と思いました。

 ・従って、このブログを書いている時点では
   ★ 価格と性能のバランスを考えるならEXCERIA TYPE2 (日本製)
   ★ Write性能最優先なら駅プロ
  
が、お勧めできるSDカードなのかなぁと思っています。

  少なくとも、EXCERIA TYPE2と同一価格帯で、性能の落ちる無印の
  駅の45MB/s(中国製)は、完全に選択肢から外れると思います。
  ※ 駅は現在80MB/sタイプもあるみたいなので、本来はそれと
    EXCERIA TYPE2とを比べるべきだとは思いますが、
    残念ながら手元にありません…


5. 並行輸入品の入手に当たっての注意点

このブログを書いている2013/10/5時点で、Amazonにおける32GBの
ExtremeとEXCERIAの最安値価格は次の通りです。

 ・Extreme (駅 45MB/s) = 3,224円
 ・Extreme Pro (駅プロ) = 6,430円
 ・EXCERIA TYPE1 (青)  = 4,968円
 ・EXCERIA TYPE2 (緑)  = 3,020円

ただしこれらは並行輸入品で本来海外で使われるものを勝手に日本で
使っている状態のため、故障してもメーカーサポートが受けられない
リスクがある点に注意が必要です。

また、人気のSDカードはニセモノを掴まされる可能性があるので、
注意が必要です。(EXCERIA TYPE2のAmazonの評価欄参照)

これらのリスクを負いたくない人は、家電量販店等で国内向けの
正規品を買うようにしましょう!
ただし32GBのEXCERIA TYPE2(国内向け)は、ヨドバシ・コムでは
7,440円(2013/10/5時点)となっていて、値段が倍以上違います…。



東芝 SDXC 64GB R95MB/s W60MB/s EXCERIA TYPE-II UHS-I クラス10 TOSHIBA SD-H64GR7WA6 海外向けパッケージ品 並行輸入品
クリエーター情報なし
東芝

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Nexus7 (2013) LTEモデルでテザリングを行ってみる (Bluetooth編)

2013年10月02日 | PC・モバイル機器
【記事作成日:2013/10/2】

このエントリでは Nexus7 (2013) LTEモデル+SIMカードを使用して
Bluetoothによるテザリングの設定方法についてご紹介します。

テザリングというと普通は無線LAN(Wi-Fi)経由で行うことが多いです。
Nexus7でのWi-Fiテザリングの設定方法はこちらを参照ください。

しかしWi-Fiは電波が混んでいるところだと、それだけで異様に通信が
遅くなったりするケースもありますし、バッテリーの消費量も多目です。

その対策として、USBケーブル接続によるテザリングで通信品質を
向上させることができます。
USB接続によるテザリングの設定方法はこちらを参照ください。

しかしUSBケーブルを持たない場合はワイヤレスでテザリングせざるを
得ないのですが、Nexus7ではその場合にWi-Fiではなく、Bluetoothでも
テザリングを行わせることができます。

Bluetoothは事前に機器のペアリング設定が必要などといった面倒くさい
点もありますが、一度使えるようにしてしまえば便利ですので、
Bluetoothテザリングの環境を作っておいて損はないかと思います。

これから設定手順(例)をご説明しますが、その前にNexus7でLTE通信の
設定が終わっているかどうかご確認ください。
LTEの設定手順に関しては、こちらのエントリを参照ください。


1. Bluetoothのペアリング設定手順

まずはPCとNexus7との間で、Bluetoothのペアリングを行ってみます。
PC側はThinkpad X201s (WindowsXP)を使用しています。
PC側の設定環境はBluetooth管理ソフトによって異なると思いますので、
あくまで参考としてください。


まずはNexus7の「設定」より、BluetoothをONにします。
※ 画像ではWi-FiをOFFにしていますが、この時点では必須ではありません。



最初の状態では使用可能なデバイスはありません。
また、Nexus7のBluetoothのステータスは
「他のBluetoothデバイスには非表示」
となっています。



ここでNexus7のところをタップすると、
「周辺のすべてのBluetoothデバイスに表示」となり、
後ろの括弧内の時間が1分59秒からカウントダウンが始まります。

この状態で(2分以内に)PC側からNexus7を検索します。


PCのBluetooth管理ツールより検索開始



Nexus7が見つかったので、デバイスの追加を行います。
そうするとPCとNexus7で同時にダイヤログが表示されます。



ペア設定のリクエスト(PC側画面)



ペア設定のリクエスト(Nexus7側画面)

PC側とNexus7側の両方で同じパスキーの数値が表示されるので
相手側の機器名を確認してペア設定を進めます。



Nexus7側ではペアリングされたデバイスに「X201s」が追加されました



このX201sをクリックすると、現在のプロフィールが表示されます。
この時点ではテザリング設定がまだなので、ヘッドフォンマークの
音声系の機能×2つしか使えない状態になっています。


2. Bluetoothのテザリング設定手順

続けてBluetoothのテザリング設定を行います。


Nexus7本体メニューの「設定」より無線とネットワーク欄の
「その他...」⇒「テザリングとポータブルアクセスポイント」
を選択します。



この中の「Bluetoothテザリング」のチェックボックスをONにします。
(OFFの状態では「このタブレットのインターネット接続を共有しない」
という表示がされています)



チェックボックスをONにすると説明のところが
「このタブレットのインターネット接続を共有」に変わります。

これでNexus7側のBluetoothのテザリング設定は終わりです。
(クライアントからの接続待ちとなります)

今度はPC側でテザリングに必要なサービスの設定を行います。



「Android Network Access Point」がBluetooth経由で
テザリングを行うサービスになるので、これを追加します。



PC側のセットアップウィザード完了



「Android Network Access Point (Nexus 7 上)」が追加されました。
これをダブルクリックして接続を開始します。



テザリングで接続中。
問題が無ければ、これ以降テザリング通信が可能となります。



Bluetoothテザリング通信中のipconfig

私のPC環境だとBluetooth上のEthernetアダプタとして、
「Bluetooth LAN アクセス サーバー ドライバ」という
Descriptionの付いたNICが追加されています。

またIPアドレスもWi-FiやUSBテザリング時と同様に
192.168.44.0/24 のセグメントで付与されています。



Bluetoothテザリング通信中のNexus7側のステータス

Nexus7側でペア設定を行ったX201sのステータスを確認すると、
「インターネット接続の共有」のチェックボックスが有効になります。
なお、Bluetoothの接続を切断すると、この項目はすぐに消えます。

以上で、Bluetoothによるテザリングが行えるようになりました。

バッテリーの持ちを気にしない場合はWi-Fi経由でテザリングさせた方が
手っ取り早いと思いますが、Bluetoothでテザリングを行う際には、
PC側とNexus7側の両方で意図的に無線LANをOFFにしておくことで
バッテリーの持ちが長くなる利点がありますので、選択肢の1つとして
頭の中に入れておけば役に立つことがあるかもしれません(多分)。



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