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電気グルーヴのライブを見に行ってみる@Zepp Tokyo (2018/3/16)

2018年03月31日 | 音楽
【ライブ参加日:2018/3/16、記事作成日:2018/03/31】

 アンパンマン列車に乗ってみる・その1(計画編)のエントリでも少々触れましたが、ブログ主は“斜めにズレた/ハズれた”という意味で他人と異なる感性を持っています。そういう間違った性格・性癖の人間がうっかり出来上がってしまった要因の一つに、電気グルーヴ(以下、電気と省略)の存在があります。

 ブログ主は高校~大学時代によく聴いてきた「電気グルーヴのオールナイトニッポン」(ラジオ番組)をきっかけに電気を知ったクチですが、彼らの音楽についてもそれなりに好きでして、お金のなかった高校時代はレンタルで借りたCDをカセットテープにダビングして聴き、それなりにお金が使えるようになった大学時代以降はCD等を買い揃えて、現在も新譜が出たら「しょーがねーなー」と思いながら惰性的に購入を続けています。

 このように電気の音楽を聴くだけなら25年以上のキャリアを有するブログ主でありますが、これまで電気のライブにだけは行ったことがありませんでした。その理由としては高校・大学時代は金が無い&近くでやってないために行けず、社会人になって上京してからは何度かチケットを取ろうとしたものの、なかなか取れずにしびれを切らせて、電気のライブを見に行くという気概そのものがなくなっていたのでした。

 そんな状況が変わったのは昨年秋から今年の2月にかけてのこと。2017年の日本シリーズは我らが福岡ソフトバンクホークスと、ブログ主の居住地(横浜)のチームである横浜ベイスターズの対戦カードとなり、両チームを応援しているブログ主は横浜スタジアムのチケットを取るべくローソンチケットのアカウントを作成し、チケット争奪戦に参加したのでした。(ただし結果は敗北…)

 そしてローソンチケットにアカウントを作ったことすら忘却していた数ヶ月後、ローソンチケットから「電気のライブのチケットの先行予約が始まるで~」という旨の案内メールが届き、“それならば!”と思って先行予約に応募するものの、またしても敗北。(;´Д`)
 そして諦めていたときに「追加募集があるで~」とのメールが届き、今度はダメ元で全く期待せずに注文したところ、何故か普通に取れてしまったのでありました。


01-今回取れたチケット(1階立ち見席、6800円なり)

「チケットが取れてしまったのなら仕方がないな。(^^)」

 こうしてブログ主はライブが行われる3月16日(金)は午後半休を取って、職場のある横浜からお台場のライブ会場まで向かっていったのでありました。


1. Zepp Tokyoに行ってみる

 この日のブログ主は会社帰りのサラリーマンの格好(スーツ+コート+ビジネスバッグ)で直接ライブ会場に向かったのですが、ブログ主は電気のロックやテクノ系の音楽のライブを見に行ったことがなく、どういう格好をしていけばよいか? そして手荷物検査等はどうなっているか? などの作法が全く判らず、ちょっと不安でした。


02-東京テレポート駅の改札口を出たところ

 この日のライブ会場はお台場のZepp Tokyo (公式サイト)で、横浜方面からやってきたブログ主は京浜東北線で大井町でりんかい線に乗り換え、東京テレポート駅よりお台場の観覧車のあるパレットタウン方面に向かいます。
 写真での「←出口 A」方面に“Zepp Tokyo”が書かれてあるので、駅の出口については初めての人間でも判りやすかったです。


03-小雨の中パレットタウンに向かいます

 パレットタウンはゆりかもめの青海駅が一番近いのですが、東京テレポート駅からも徒歩数分で行けます。ただしこの日は肌寒い小雨で、折りたたみ傘を使おうかどうか迷うくらいの状態でした。


04-MEGAWEBの中を通り抜けます

 パレットタウンの2階に上がったら、左側にあるトヨタのショールームであるMEGA WEBを通り抜けて、観覧車の入口のある建物に向かいます。写真には残していないのですが、MEGA WEBを通り抜けて下のフロアを見ると、すでに多くの人たちが入場を待っている状態でした。

 この日は開場が18:30で公演開始が19:30。ブログ主がZepp Tokyoの入口に着いたのは18:45頃でしたが、このときには整理番号600番台の人の入場が始まっていました。ブログ主の番号は380番だったので、係員の人に見せたらすぐに入れさせてもらえました。


05-ドリンク交換用のコイン

 Zepp Tokyoの入口ではチケットの半券を千切られると同時に、ドリンク代500円が強制徴収されます。正確には500円を支払って、ドリンク交換用の(ゲームセンターのメダルのような)コインを受け取ります。
 入場してからは会場にまっすぐ進むのもアリ、右手のドリンクを受け取るのもアリ、左手の物販コーナーに寄るのもアリな状態になります。ブログ主はせっかくなので物販の行列に並びます。


06-物販の行列に並びます(ピンぼけ写真)

 入って左側にはコインロッカーがあり、貴重品はここに預けられるみたいです。ただし大きなカバンを収納できるような大きめなコインロッカーは、ぱっと見ですが見当たらない感じでした(ただしブログ主が見落としているだけかもしれませんが)。


06-販売中のグッズ群と価格表

 グッズの販売コーナーは入口から入ってすぐ左にあるのですが、その列はコインロッカーの奥の方までずらっと並んでいました。列のはけるスピードはそれなりあるのですが、それでも後から列に並んだ人たちの列が伸びて、折り返しの列が販売コーナーまで来ている状態でした。
 グッズ類はよくあるTシャツやタオルなどが販売されており、合計5000円以上であればクレジットカードが使えていたようでした。ブログ主も2つほどグッズを購入します(後述)。


07-届けられた花

 グッズの販売コーナーの近くにはたくさんの花が届けられていました。
 


09-ドリンクショップ

 続いて入口から入って右手側にあるドリンクショップに向かいます。ここも長い行列が出来ていましたが、4列で処理されるので待ち時間はそれ程長くありませんでした。


10-引き替えたドリンクとホルダー

 ここで先程500円で買ったコインと引き替えにドリンクをもらいます。
 ドリンクの種類は紙コップに入った飲み物(多分アルコールもあり)と、外の自販機で買えば150円ぐらいで売ってるふつーのペットボトルが選べました。ただしペットボトルを買うとZepp Tokyo特製のドリンクホルダーがもらえます。ブログ主は容量が多くて、口が締められて、ドリンクホルダーももらえるという理由でスポーツドリンクを選びました(お茶類もあります)。


11-ライブ前の会場内

 ドリンクを受け取ったらライブ会場に入るのですが、すでに1階立ち見席は多くの人が入場しており、ステージに近い前方はびっちり詰まり、手すりのある良席は最後部の方でも埋まってしまっていました。次からはもっと早く入場しようと思います。(>_<)
 とりあえずブログ主はステージに対して左側の一番後ろ側のエリアに陣取ります。ここだとステージ上のメンバーの表情はほぼ判らないのですが、客席を含めた会場全体の様子が分かるので、個人的には全然ありなポジションとなります。

 なお、今回のライブでは手荷物検査はなく、ちょっと大きめのショルダーバッグやスマホはそのまま持ち込むことが出来ました。


2. ライブを見てみる&感想

 ここからは写真は撮っていないので、テキストだけの記載になります。

 ライブは時間通り19:30過ぎに始まり、石野卓球(以下、卓球)がステージ中央・後方のDJ席に陣取り、ピエール瀧(以下、瀧)がマイクを持って熱唱するというのがメインのスタイル、そしてステージの背後には音楽に合わせた映像が流れ、ステージから観客席に対してはカラーライト(光の帯)が四方八方に照射されている状態でした。また、うしおくん(牛尾憲輔氏)とギターの吉田サトシ氏が演奏のサポートを行っていました。

 ライブは最初の1時間弱が新しめの曲を中心とした構成で、瀧は歌いながら後ろに下がっていったときに機材に突っかかって転んでしまうという事案が発生。そのことについて瀧は最初のMCの中で「他人の機材なのでよかったです。(^^)」とコメント。無事そうだったので安心しました。

 MCはまるでオールナイトニッポンのトークが甦ってきたみたいで、涙が出そうになるくらいに懐かしい感覚になりました。
 MCでは卓球が「今日は物販が売れているからMCは短めです。逆に物販が売れていない場合は、(サービスのため)MCは長くなります。」という心温まるコメントがありました。なお卓球はその後もいろんなネタを母国語で懸命に披露するものの、若い人にはピンとこない内容であったため、瀧が間に入って判りにくいネタを解説・フォローするという状態になっていました。

 最初のMCが終わってからは2回目の音楽タイムとなり、ここでは昔の曲も演奏されました。

UFO
クリエーター情報なし
ソニー・ミュージックレコーズ


 特にブログ主も好きなセカンドアルバム「UFO」の1曲目の「B.B.E. (Bull Beam Express)」が演奏されたときは、「ノーパン上司の高級カツラ 8階の窓から大遠投」などの歌詞を含む曲を今年50歳を迎えるメンバーがステージ上で熱唱し、それに合わせてブログ主(40代・男性)や周りの妙齢の観客も一緒になって歌うという、ほっこりするようなひとときがありました。

 その後、2回目の演奏が終わってからは一旦ライブは終わったように見えたものの、誰一人会場から去る人はなく、「アンコール」の声が響く中、しばらくしてメンバーがステージ上に復帰。ここで2回目のMCがあります。2回目のMCでは、卓球から「瀧とは一度兜合わせをしたいと思っているが、二人ともホモではないので別の場所で勃たせてから集合しなければならない」といった旨のメンバー仲の良さを思わせる発言がありました。

 そして2回目のMCの最後に卓球が「今日はスペシャルゲストとして日出郎さんが来てますので」とコメント。元祖おねえ系タレントでもある日出郎さんは、オールナイトニッポンでもよく話題にあげられ、ゲストとしてもよく呼ばれていた電気と仲の良い方なので、最初は「冗談なのかな?」と思っていたのですが、その後の最終ステージで驚きました。

 遠くから見ていたので表情は判らないのですが、赤いドレスで女性のように見える人が電気の音楽と一緒にダンスをキメて、さいこーの盛り上がりとなってライブは終了となりました。この日は「もしかして本物の日出郎さん?」と半信半疑で会場を後にしたのですが、その後日出郎さんのオフィシャルブログで本物だったことが判りました。
 ● 電気グルーヴ ツアー2018 『クラーケン鷹』ありがとうございました(2018-03-20)
 

3. ライブ終了~グッズの開封の儀


12-ライブ後の会場(22時過ぎ)

 ライブ終了後、暗くなっていた場内に明かりが灯り、観客は一斉に帰路につきます。上の写真は白くもやが掛かっているように見えますが、これは実際に会場内の観客の熱気による水分に因るものです。
 会場内は換気が十分ではないために室温は時間が経つに連れて高くなり、ブログ主はスーツの上着を脱いでYシャツ姿になってもまだ暑く感じる状態でした。暑いだけならまだしも、後方席の人からはステージが見えにくくなるくらいにもやが掛かってしまったのが不満でした。(´・ω・`)

 なお今回ライブに来ていた観客のマナーは非常に良好で、これだけの人数が居るのに入場から退場まで不満・不快に思うような言動を行う人は皆無でした。それだけに会場の空調管理が今市だったことが、今回のライブで唯一残念な点となりました。Zepp Tokyoには改善を求めたいです。(暖房を使っている時期なので、冷房に切り換えるのは難しいとは思いますが…)


13-出口でクリアファイルをもらいます(ピンぼけ写真)

 出口に近い後方席に陣取っていたブログ主は結構早めに退出を始めたクチですが、それでも屋外に出るまで5分程かかるくらいに人が多かったです。物販コーナーとドリンクコーナーはまだ営業していて、特に入場時にドリンクの引き替えを行っていなかった人は、ドリンクのコインは当日のみ有効なので、早めに引き替えるようにアナウンスされていました。
 また、翌日のライブの2階席のチケットが一部余っていたようで、本日の入場者の特典として希望者は先着順で購入できた模様です。

 上の写真にあるクリアファイルは、チケットの半券をちぎってもらった会場の入口ゲートのところで、来場者全員に配布されていました。当然ブログ主も1ついただきます。(詳細後述)


14-帰宅モードの人々

 夜の10時を過ぎるとお台場も人通りは少なくなりますが、ライブ会場付近だけは異様に人が多い状態でした。3時間以上立ちっぱなしだったこともあり、疲れている様子が見える人もそれなりにいましたが、全体的には今回のライブに満足して「よかった顔」の表情をしている人が多かったのが印象的でした。

 その後ブログ主は来たときと逆の経路で東京テレポート駅からりんかい線で大井町に出て横浜の自宅に戻っていったのですが、自宅に戻ったときは0時近くになっていました。


15-開運・沈没パスケース

 ここからは当日の戦利品の開封の儀となります。
 初めは物販で買ったパスケース。今回のツアータイトルは、船を海に引きずり込むダイオウイカのような巨大怪物「クラーケン」と「鷹」を併せた「クラーケン鷹」となっており、そのキャラクターも船を掴んだイカ(タコ)と鷹と電気の“電”を併せたデザインになっています。
 なおこのパスケースは、電気のことを全く知らない嫁に「これにSuicaなど入れておくと便利だよ。(^^)」などと言って、嫁のリュックにしれっと取り付けてしまおうか検討中です。


16-クラーケン鷹のタオル

 こちらはクラーケン鷹のタオルです。サイズは普通のハンドタオルぐらいです。
 こうした記念タオルは(汚したくない、綺麗な状態で保存したいという意味で)実際には使われないコレクショングッズとなってしまいがちですが、ブログ主はこれを見て「湯上がりにこれを使って股ぐらとか肛門をゴシゴシ拭かなきゃ(使命感)」と感じました。そういう意味においてはとても実用的なタオルと言えるでしょう。


17-出口でもらったクリアファイル

 これがライブでの帰り際にもらったクリアファイルです。これもクリアファイル本体にクラーケン鷹のマークがデザインされています。


18-クリアファイルの中身

 中身は電気のファンクラブの案内とクラーケン鷹(今回のライブ)のちらし等が入っていました。その中でも「日出郎 / 燃えるバルセロナ (プロデュース:石野卓球、エクスタ死voice:ピエール瀧)」という内容が気になりました。


19-ゲンバビトのパンフレット

 一番笑えたのは「エセさわやか人」っぽく、すました顔した瀧の写真です。これは4月1日から毎週日曜23:30よりTBS系で放送される“ゲンバビト”(公式サイト)というテレビ番組のパンフレットです。瀧がMCを務める番組ということで、早速毎週録画モードに設定しました。明日からの放送が楽しみです。

 最後に全般的な感想ですが、今回のライブの状況を一言でいい表すと“音と映像と光の共演”という感じで、“圧巻”でした。純粋に凄く面白かったし、チケットが取れればまた行きたいです。これはお世辞とか社交辞令抜きに本当にそう思いました。


2019.3.13 深夜1時 緊急追記

 終電1本前の電車で会社から帰宅したブログ主は、パソコンを開いて目に入ったYahooのトップページを見てびっくり。なんと瀧がコカイン使用容疑で緊急逮捕されてしまったとのこと。
 実はブログ主は今週末(3/16)のZepTokyoで予定されているライブのチケットが取れていたので楽しみにしていたのですが、さすがに今回ばかりはダメそうな気がします…。主催者の公式発表を待ちたいと思います。

 瀧は味のある役者としても存在感が出てきたところだったのに、こんなことになって本当に残念ですわ(涙)。



電気グルーヴ25周年記念ツアー “塗糞祭
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Ki/oon Records Inc.


燃える!バルセロナ(完全生産限定盤) [Analog]
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DENKI GROOVE DECADE 2008~2017
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DENKI GROOVE THE MOVIE? -石野卓球とピエール瀧-
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