きたへふ(Cチーム)のブログ

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赤ちゃん用ミルクについて語ってみる(ほ乳瓶・搾乳機・液体ミルク等)

2019年10月07日 | 家族・子育て
 ここ何ヶ月もブログの更新が滞っているブログ主ですが、生存報告も兼ねて久しぶりにブログを書いてみたいと思います(汗)。
 ブログ更新滞っている理由は今夏以降仕事が鬼のように忙しいというのもあるのですが、1月に生まれた娘の世話&家族サービス等で休みの日も何かと忙しいという点も多分にあります。

 そこで今回は40代の中年おやぢが初めて子供を作って・育児を手伝って感じたことの一つとして、赤ちゃん用のミルク(母乳・粉ミルク・液体ミルク)や、ほ乳瓶等の器具について触れたいと思います。


1. 粉ミルク+ほ乳瓶について

 うちの子供は体重が2500gに満たない小さな赤ちゃんとして生まれたこともあり(ただし健康体)、母乳+ミルクを好きなだけガンガン飲ませて体重を増やしたい思いがありました。いわゆるミルク混合派であります。


01-我が家の粉ミルク(森永のE赤ちゃん)

 そんな我が家が使っている粉ミルクは、森永乳業のE赤ちゃん(公式サイト)です。このミルクを選択した理由は新生児のときにもらった試供品がこれだったのと、子供も特に嫌がったりせずに飲んでいることもあり、退院してからもその流れで(惰性的に)使っているというだけで深い理由はありません。
 ブログ主は横浜市民で子供が生まれたのも横浜市内の病院なんですが、森永の工場が横浜市内にあるので試供品も森永のやつだったのかなぁ…と勝手に推測しております。

森永 エコらくパック つめかえ用 E赤ちゃん 800g (400g×2袋)
森永乳業
森永乳業


森永乳業 E赤ちゃん スティックタイプ 13g×10本
森永乳業
森永乳業



02-我が家で使っていたほ乳瓶(プラスチック)

 粉ミルクを作るために使用するほ乳瓶ですが、衛生的なガラス瓶派と軽くて扱いやすいプラスチック派があるかと思いますが、うちはプラスチック派でした。(一応ガラス瓶も持ってはいたけど未使用)


03-乳首の合わせ場所(穴の位置に注意)

 ブログ主は粉ミルクを作って冷やして赤ちゃんに与える際に、しっかり締めたつもりの蓋(+乳首)部分の締めが甘くて、ほ乳瓶の脇の部分からこぼしたり、酷いときには赤ちゃんの顔にバシャッとミルクをかけてしまうという失態をやらかしたことが何度かあります。(;´Д`)
 特に後者の粗相をやらかして以降は、上の写真にある穴の位置に注意して装着し、飲ませる前に一度ほ乳瓶を逆さにしてこぼれないかを確認することを徹底するようになりました。


04-ほとんど使わなかったほ乳瓶消毒剤

 体温に近いミルクは速効で雑菌が増殖するため、特に月齢の小さな赤ちゃんが使うほ乳瓶は使用後にしっかり清掃・消毒を行う必要があります。ほ乳瓶の消毒方法は「消毒液に漬ける」or「電子レンジで蒸気消毒する」の2択になるかと思いますが、ブログ主の家では後者をメインで使用していました。
 そのためほ乳瓶用消毒液については、上記の商品を試供品としてもらっていたのですが、ほとんど手つかずとなっています。 

ピジョン Pigeon ミルクポン S 計量不要 顆粒タイプ 60包入 母乳実感 哺乳瓶消毒等に
ピジョン
ピジョン



05-電子レンジスチームのほ乳瓶消毒器

 我が家で使っていた電子レンジのほ乳瓶消毒器は上記の製品です(2千数百円なり)。
 うちのやり方としては、ほ乳瓶2つを一度ふつーの食器用洗剤で洗って丁寧にすすいだ後、ほ乳瓶の目盛りできっちり50mlの水を入れて消毒器のケースに流し込み、乳首のようなパーツもケースの中に入れ、蓋をして電子レンジに投入して(時間設定で)5分間加熱。
 チンした後はかなり熱々なので蒸気の火傷に注意しつつ、瓶内に残っている有機物(ミルク成分)をすべて取り除くつもりでペーパータオルできっちり拭き取るということをやっていました。

ピジョン 電子レンジスチーム & 薬液消毒ケース
ピジョン
ピジョン


06-水入れて蓋閉めてレンジで5分

 ただしほ乳瓶は電子レンジだけではなく、週末毎にほ乳瓶一式を次亜塩素酸ナトリウム(いわゆるキッチンハイターのような台所用の塩素系漂白剤)に漬け込んで消毒していました。

キッチンハイター 台所用漂白剤 大容量 1500ml
花王
花王


 その後子供が6ヶ月を過ぎた頃からほ乳瓶の消毒は行わなくなったのですが、少なくともうちの子は上記の方法で不衛生が原因と思われる体調不良は起きませんでした。…が、電子レンジ消毒の期間中は電気代が結構高くなった気がします。(;´Д`)


2. 搾乳機について

 赤ちゃんを産んだお母さんは、赤ちゃんが母乳を飲まなくても(飲みきれなくても)母乳が生成され続けることから、必要に応じて母乳を人為的に絞り出す必要があります。そして絞り出したお乳はほ乳瓶に保管して後で赤ちゃんに飲ませることができます。


07-搾乳機の箱

 出産後の入院中に嫁が病院から貸してもらった搾乳機は手でスコスコ絞り出すものだったのですが、それだと大変なので退院に合わせて電動式の搾乳機を購入しました。電動式の搾乳機は普通のやつ(1万円前後)と、PCとデータ連携できるいいやつ(2万円台)があるのですが、我が家は普通のやつを購入しています。今思えばこれで十分でした。
 
ピジョン さく乳器 (電動タイプ) 母乳アシスト ハンディフィット コンパクト
ピジョン
ピジョン



08-電動搾乳機の実物

 この搾乳機は単3電池×2本でも稼働するのですが、電池の持ちは良くないので家庭内ではACアダプタで運用していました。ただし電源ケーブルがうざい人は、エネループのような充電式乾電池を活用するのもありかと思います。

 搾乳機はおっぱいを当てるラッパ状のパーツと、電動ポンプ部やほ乳瓶が繋がる変則Y字型のパーツがあります。ほ乳瓶のようにどちらも使用後に清掃・消毒する必要があるのですが、Y字型のパーツ部分はスポンジやブラシで内部がきっちり洗えないのが難点です。
 ブログ主のところでは搾乳機のパーツも前述の電子レンジ消毒していたのですが、結局のところ1回搾乳すると搾乳機のパーツとほ乳瓶のセットを消毒する必要があり、この点の運用がうざいかもしれません。


09-搾乳機の消耗品(シリコーン弁)

 搾乳機で注意すべき点は、Y字型パーツの下に付ける白いシリコーン弁は消耗品だということです。シリコーン弁は使っているうちに本来閉まっている(ほ乳瓶側の)薄い口が開いてきます。そして口が開いて空気が素通りするようになるとポンプ機能が効かなくなって搾乳できなくなります

 ブログ主のところでもこれが原因で突然搾乳できなくなっててんやわんやしたことがあるのですが、速攻で宅配してくれるヨドバシ.comでこのパーツを扱ってくれていたことから助かったことがあります。ヨドバシには超絶感謝です。
ピジョン pigeon さく乳器用シリコーン弁 2個入 [搾乳器] (ヨドバシ.comの商品ページへ)

 搾乳機使用中の方は、念のためシリコーン弁の予備は常備しておくことをお勧めします。

ピジョン さく乳器用シリコーン弁 2個入
ピジョン
ピジョン



 なおうちの嫁はおっぱいに残った母乳が原因となる乳腺炎で苦しんでいたタイプでした。搾乳機を使うことで乳腺炎の症状は若干改善されたものの、完全には治りませんでした(つまり搾乳機だけでは乳腺炎は解消されない)。
 乳腺炎は「赤ちゃんがおっぱいを吸う力が強くなるにつれて解消されていく」との説明を小児科や助産院で受けていましたが、我が家でも実際にその通りになっています。


3. 液体ミルクについて


10-我が家にある液体ミルク(左から缶型、紙パック型、ボトル型)

 最後に液体ミルクについて触れたいと思います。
 一般的に普及している粉ミルクを赤ちゃんが飲める状態にするには
  ・粉ミルクそのもの
  ・一度沸騰させて70℃程度に冷ましたお湯
  ・清潔なほ乳瓶+乳首
  ・熱々のミルクを冷ます環境(普通は流水)
 が必要となるため、外出先でミルクを作ろうと思うと結構大変なことになります。

 しかし液体ミルクは常温での長期保存が可能な乳児用ミルクのため、液体ミルクは外出時や災害時に赤ちゃんにミルクを与える手法として非常に重要&有益な手段となります。
 ところが液体ミルクは海外では広く普及していたものの、日本国内では長らく安全性が確認できないとの理由(省令)で販売許可がされていませんでした。その後2018年に液体ミルクの規格基準を定めた改正省令が出され、そして今年の東日本大震災の日に当たる2019年3月11日より国内メーカーからの液体ミルクが正式販売されました。\(^O^)/


11-洋物の液体ミルク(2019年1月購入)

 しかしうちの子が生まれたのは、液体ミルクが正式解禁される前の2019年1月のこと。その当時は国内メーカーから液体ミルクがそろそろ発売される話があることはニュース等で聞いていたものの、実際にはいつから発売開始になるのかが見えていませんでした。
 万が一、大災害等の非常事態が発生して可愛いうちの子がミルクを飲めずにお腹を空かせて苦しむような状況になることは絶対に避けたい思いがあったことから、ブログ主は楽天のショップ経由で輸入品の液体ミルクを購入したのでありました。

 今回購入したのはアメリカではメジャーな製品というエンファミル製のものです(製品のホームページ、英語)。現地では60mlボトル6本入りのセットが約13$(日本円で1400円ぐらい)で売られているようなのですが、個別輸入品のため送料+業者の手数料が入ることから、1本当たり600円程の単価になってしまいました。(;´Д`)


12-別購入の乳首を装着

 そして初めて液体ミルクを飲ませようとしたときに問題があることに気付きます。実は液体ミルクのボトルだけでは赤ちゃんに与えることできず、別売りの乳首部分が必要だったのでした。
 アメリカであれば使い捨ての乳首セットが売られているらしいのですが、高い金を出して輸入品を再購入する気はなく、とりあえずアカチャンホンポでダメ元で買ってきたドイツ製の乳首がドンピシャで当てはまったので、これを液体ミルクと一緒に常備することにしました。


13-我が家にある明治の缶型液体ミルクと使い捨てボトル

 実は日本製の液体ミルクでも状況は同じでして、240ml入りの缶についてはほ乳瓶を使うか、別売りの使い捨てのボトル(乳首付き)を使う前提になっています。No.10の写真にある紙パックの液体ミルクも、ほ乳瓶に移し替えて赤ちゃんに与える前提となっています。

明治 ほほえみ らくらくミルク 240ml 常温で飲める液体ミルク ×24本 [0か月]
明治
明治


Chu-bo(チューボ) chu-bo! チューボ おでかけ用ほ乳ボトル 使い切りタイプ 4個入
相模ゴム
相模ゴム


 水道水の使える外出先であれば、ほ乳瓶を洗って使い回すことも考えられますが、水道が止まるような災害の場合は清潔なほ乳瓶の確保が難しくなると思うので、エンファミルのボトルのように使い捨て乳首を取り替えるだけで赤ちゃんに与えられるような製品が必要だと考えています。


4. 最後に


14-我が家で一番高価な液体

 液体ミルクは貴重な授乳手段ですが、まだまだ値段も高く、賞味期限も1年となっています。
 また日本製の液体ミルクがドラッグストアでもふつーに売られるくらいに市中に出回るようになったことから、非常時でも入手することは以前より楽になったと思われます(自治体の非常用の備蓄も進んでいると聞いています)。そのため自宅に液体ミルクを大量備蓄する必要はなく、多くても3日分ほどあれば十分なのではないかと思っています。

 なお、ブログ主が購入したエンファミルの液体ミルクは60ml当たり600円で、せっかく入手したものの手を出せずにいる竹鶴17年(購入時180mlで1800円、700mlで7500円程度の高級ウイスキー)と同じくらいの単価です。

 うちの子が生まれたときは「何かあったら竹鶴17年と液体ミルクを交換してやるぜ!」ぐらいの気概があったのですが、子供の離乳食が始まってミルクに依存することが減少し、液体ミルクの賞味期限(2020年1月)が近づいた今となっては、

「誰かエンファミルと竹鶴17年を交換してくれんかのぅ。(´・ω・`)」
※ なんなら一番安いブラックニッカでも可


…などと思うようになりました。(←超絶ダメ親父)
コメント
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