【最終改版日:2011/5/1】
私は日帰り長距離ツーリングに出かけることがあるのですが、丸一日
バイクに跨っているとケツや脚の付け根が痛くなるのが悩みどころでした。
そこでなにかよい対策はないかと思っていたところに、ネットの広告で
バイク用の座布団なるものがあるのを知りました。
そこでホイホイと買って・取り付けて・使ってみたので、その感想を記します。
【製品情報】
・商品名: GEL-ZAB (ゲルザブ)
・発売元: 株式会社プロト http://www.plotonline.com/
・品番: EHZ3030
・価格: 9,975円(本体価格9,500円)
※ 私は通販で送料込み9000円ぐらいで買いました。
【素材と触ってみた感想】
・素材はEXGEL(エクスジェル)という超柔軟性合成ゴム。
・触るとグミのような、ぶにょぶにょ・ぐにゅぐにゅ感がします。
感覚は最近流行の低反発枕に近いモノがありますが、低反発枕よりも
中身の詰まったような(密度のある)感じがあります。
【パッケージ(表面)】
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/12/a7/d1672bf1a9500e77cefcc214c837d703.jpg)
表面に素材のサンプルが付けられてあります。
【パッケージ(裏面)】
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/52/16/879bb3e9d6ace2c5f2fd95f6dd1125ea.jpg)
【実際にCB1000SFに取り付けたところ・シート表側】
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/0d/50/fce72a455d1363a66313aedf70083319.jpg)
黒のシートに黒の座布団なので、あまり目立ちません。
また厚さも12mmと十分に薄いです。
【実際にCB1000SFに取り付けたところ・シート裏側】
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/11/2d/ce66cc504f4ea5e09df9c82ff7ba7acd.jpg)
座布団は、バイクのシートを一旦取り外して、座布団に付いている
マジックテープの帯を巻き付けることで固定します。
実際に使ってみた感想
・結論から言うと、効果覿面です。丸1日バイクに乗っていても、
ケツが痛くなくなりました。
・座布団を付けて足つきが悪くなるということはありませんでした。
・座り心地はいい感じです。(むちっとした感覚がします)
・ケツのホールド感はあまり変わりありません。
(滑りやすいとかいうようなことはありません)
・ただし、座布団以外でバイクに常時触れているところ(特に内股)は、
当然のことながら効果はありません。この座布団を使って長距離
ツーリングをしたときは、ケツは痛くないのに、脚の付け根(内股)のみが
いつものように痛くなるという変わった現象になりました。
(なので、この座布団を使えば万事解決という訳ではないので注意)
・買ったばかりなので、耐久性については何とも言えません。
(感覚的には、耐久性は強くなさそうに思えます…)
結論
・長距離ツーリングライダーの私としては、約1万円を出して買う価値は十分に
あったと思います。もし今の座布団が壊れたら、新しいのを買い直します。
・長距離ライダーの人には、以前紹介したスロットルロッカーとセットで
装備しておくと、長時間運転もかなり楽になること必至です。
・希望する改善点は、馬具でいうフラップに相当する内股の部分までカバーする
横耳部分の大きい(長い)タイプを出して欲しいところです。見た目に拘らず、
乗り心地を追求するのであれば、そういうタイプが最強でしょう。
(開発元の中の人が見てたらよろしくです)
【2010.4.13追記】ゲルザブのその後について
ゲルザブを使い始めて早くも約2年半。ブログのアクセスログを見ていると、
ゲルザブで検索されてこのページに到達される方が多いみたいなので、
その後の状況や使用感の続きを追記してみることにしました。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/77/cb/5fbf0ba44f801d89eefcca67df9d0062.jpg)
2010年4月現在のゲルザブの状況(全体)
ぱっと見はあまり大きな変化はないのですが、
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/70/61/2161a6e988fa4aa55ce6d43b94bfae17.jpg)
2010年4月現在のゲルザブの状況(拡大)
端っこの部分がささくれだった感じで、少々傷みが出ています。
でも大きな問題ではないので、しばらくはこのまま使えそうです。
肝心の乗り心地なんですが、こちらも新品の時と大きな変化はありません。
また、ケツの痛くならなさ度について補足します。
ゲルザブを買った当時は、ジーパン等の普通のズボンを履いてツーリングに
出かけていたのですが、その後、バイクで遠出するような場合は(バイクを
降りてから歩きにくいという欠点があるのですが)厚手のライディングパンツを
履くようになりました。
そしてそのライディングパンツを履くようになってからは、ケツの痛さを含む
全身的な疲れはかなり減ったように思えます。そうなのでケツの痛さや
ツーリング疲れの軽減を目指している方は、まずはライディングパンツを
先に購入することをお勧めします。
【2011/5/1 ゲルザブの感想&試験結果の追記】
私はこの春にバイクをYAMAHA XJ6 Diversion (ディバージョン)に乗り換えました。
ディバのシートは柔らかめで座り心地の評判は良い方なのですが、せっかくなので
ゲルザブ有り無しでのケツの痛くなりやすさを比較してみました。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/5d/0a/1098ada7b2a74e5c69426d9191d9f444.jpg)
XJ6 Diversionにゲルザブ(CB1000SFからの使い回し)を付けたところ
【実験1(ゲルザブ無し)】
= 横浜から伊豆下田までの日帰りツーリング(300km程度)
【実験2(ゲルザブ有り)】
= 横浜から大分まで丸一日かけて高速で移動(1300km程度)
※ 服装はどちらも普通のズボンにオーバーパンツを履いた状態。
そうしたところ、
・実験1= 下田に着く頃(約3時間)でケツが痛くなり始め、帰り着く頃には
たまにシートからケツを浮かせて立ち上がりたくなるレベル。
・実験2= 丸一日乗っていても、ケツが痛くなることは無し。
以上の結果を端的に言うと、私のように長距離・長時間運転を行う人には
ゲルザブは神 であることが再確認されました。
ということでこの製品、ちょっとお高めなのと見た目がアレなところが
難点ですが、ケツの痛さを軽減させたい人にはマジでお勧めです。
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このページで紹介した商品のリンク先です。
私は日帰り長距離ツーリングに出かけることがあるのですが、丸一日
バイクに跨っているとケツや脚の付け根が痛くなるのが悩みどころでした。
そこでなにかよい対策はないかと思っていたところに、ネットの広告で
バイク用の座布団なるものがあるのを知りました。
そこでホイホイと買って・取り付けて・使ってみたので、その感想を記します。
【製品情報】
・商品名: GEL-ZAB (ゲルザブ)
・発売元: 株式会社プロト http://www.plotonline.com/
・品番: EHZ3030
・価格: 9,975円(本体価格9,500円)
※ 私は通販で送料込み9000円ぐらいで買いました。
【素材と触ってみた感想】
・素材はEXGEL(エクスジェル)という超柔軟性合成ゴム。
・触るとグミのような、ぶにょぶにょ・ぐにゅぐにゅ感がします。
感覚は最近流行の低反発枕に近いモノがありますが、低反発枕よりも
中身の詰まったような(密度のある)感じがあります。
【パッケージ(表面)】
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/12/a7/d1672bf1a9500e77cefcc214c837d703.jpg)
表面に素材のサンプルが付けられてあります。
【パッケージ(裏面)】
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/52/16/879bb3e9d6ace2c5f2fd95f6dd1125ea.jpg)
【実際にCB1000SFに取り付けたところ・シート表側】
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/0d/50/fce72a455d1363a66313aedf70083319.jpg)
黒のシートに黒の座布団なので、あまり目立ちません。
また厚さも12mmと十分に薄いです。
【実際にCB1000SFに取り付けたところ・シート裏側】
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/11/2d/ce66cc504f4ea5e09df9c82ff7ba7acd.jpg)
座布団は、バイクのシートを一旦取り外して、座布団に付いている
マジックテープの帯を巻き付けることで固定します。
実際に使ってみた感想
・結論から言うと、効果覿面です。丸1日バイクに乗っていても、
ケツが痛くなくなりました。
・座布団を付けて足つきが悪くなるということはありませんでした。
・座り心地はいい感じです。(むちっとした感覚がします)
・ケツのホールド感はあまり変わりありません。
(滑りやすいとかいうようなことはありません)
・ただし、座布団以外でバイクに常時触れているところ(特に内股)は、
当然のことながら効果はありません。この座布団を使って長距離
ツーリングをしたときは、ケツは痛くないのに、脚の付け根(内股)のみが
いつものように痛くなるという変わった現象になりました。
(なので、この座布団を使えば万事解決という訳ではないので注意)
・買ったばかりなので、耐久性については何とも言えません。
(感覚的には、耐久性は強くなさそうに思えます…)
結論
・長距離ツーリングライダーの私としては、約1万円を出して買う価値は十分に
あったと思います。もし今の座布団が壊れたら、新しいのを買い直します。
・長距離ライダーの人には、以前紹介したスロットルロッカーとセットで
装備しておくと、長時間運転もかなり楽になること必至です。
・希望する改善点は、馬具でいうフラップに相当する内股の部分までカバーする
横耳部分の大きい(長い)タイプを出して欲しいところです。見た目に拘らず、
乗り心地を追求するのであれば、そういうタイプが最強でしょう。
(開発元の中の人が見てたらよろしくです)
【2010.4.13追記】ゲルザブのその後について
ゲルザブを使い始めて早くも約2年半。ブログのアクセスログを見ていると、
ゲルザブで検索されてこのページに到達される方が多いみたいなので、
その後の状況や使用感の続きを追記してみることにしました。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/77/cb/5fbf0ba44f801d89eefcca67df9d0062.jpg)
2010年4月現在のゲルザブの状況(全体)
ぱっと見はあまり大きな変化はないのですが、
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/70/61/2161a6e988fa4aa55ce6d43b94bfae17.jpg)
2010年4月現在のゲルザブの状況(拡大)
端っこの部分がささくれだった感じで、少々傷みが出ています。
でも大きな問題ではないので、しばらくはこのまま使えそうです。
肝心の乗り心地なんですが、こちらも新品の時と大きな変化はありません。
また、ケツの痛くならなさ度について補足します。
ゲルザブを買った当時は、ジーパン等の普通のズボンを履いてツーリングに
出かけていたのですが、その後、バイクで遠出するような場合は(バイクを
降りてから歩きにくいという欠点があるのですが)厚手のライディングパンツを
履くようになりました。
そしてそのライディングパンツを履くようになってからは、ケツの痛さを含む
全身的な疲れはかなり減ったように思えます。そうなのでケツの痛さや
ツーリング疲れの軽減を目指している方は、まずはライディングパンツを
先に購入することをお勧めします。
【2011/5/1 ゲルザブの感想&試験結果の追記】
私はこの春にバイクをYAMAHA XJ6 Diversion (ディバージョン)に乗り換えました。
ディバのシートは柔らかめで座り心地の評判は良い方なのですが、せっかくなので
ゲルザブ有り無しでのケツの痛くなりやすさを比較してみました。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/5d/0a/1098ada7b2a74e5c69426d9191d9f444.jpg)
XJ6 Diversionにゲルザブ(CB1000SFからの使い回し)を付けたところ
【実験1(ゲルザブ無し)】
= 横浜から伊豆下田までの日帰りツーリング(300km程度)
【実験2(ゲルザブ有り)】
= 横浜から大分まで丸一日かけて高速で移動(1300km程度)
※ 服装はどちらも普通のズボンにオーバーパンツを履いた状態。
そうしたところ、
・実験1= 下田に着く頃(約3時間)でケツが痛くなり始め、帰り着く頃には
たまにシートからケツを浮かせて立ち上がりたくなるレベル。
・実験2= 丸一日乗っていても、ケツが痛くなることは無し。
以上の結果を端的に言うと、私のように長距離・長時間運転を行う人には
ゲルザブは神 であることが再確認されました。
ということでこの製品、ちょっとお高めなのと見た目がアレなところが
難点ですが、ケツの痛さを軽減させたい人にはマジでお勧めです。
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