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大分県道41号 大分大野線を走ってみる・その2 (県道662号→県民の森→大分市街地)

2016年06月25日 | バイク
【現地訪問日:2016/5/2、記事作成日:2016/6/25】

 このエントリでは大分県の県道41号 大分大野線の走行記の続きとして、県道622号の分岐点付近から大分市街地まで区間について記載しています。旧大野町から県道622号までのアクタ神峠越えの区間については、その1のエントリを参照ください。


大分県道41号 大分大野線の中域地図 (google mapのデータ)


1. 県道622号分岐点から青少年の森まで


大分大野線でもっともヤバい区間の地図

 大野町側からアクタ神峠を越えて、県道622号弓立上戸次線のところまでやってきたブログ主ですが、ここから再び山越えルートに入って、県民の森(青少年の森)方面に向かって行きます。


50-大分(田尻)方面離合困難の警告看板

 幅員1.5mで離合困難の警告が出されています。1.5mというとブログ主が両手を広げたよりも狭い幅しかありませんが、どうなるのでしょうか…


51-再びY字型の分岐点に当たります(15:04頃)

 先にある小さな青い標識には、左側が県道41号、右側が百木・弓立と記載されています。もちろん左側に進みます。


52-左が竹、右が木の酷道

 そして左の道に入ったところから、酷道臭の漂う道が出てきます。道を境に右側は林、左側が竹林になっているところが面白いです。


53-路面を覆う葉が多くなりました

 左が竹林なこともあり、落ちている葉っぱは細長い笹の葉が多くなっています。


54-路面はどんどん酷くなっていきます1

 今度は山肌がヤバくなってきました。


55-路面はどんどん酷くなっていきます2

 今度はガードレールが無く、路肩と崖の境目も判らなくなってきました。
 なんか加速度的に路面状態が酷くなっている感じがします。


56-大分大野線で最悪クラスの路面状況(15:07頃)

 そして大型オンロードバイク(XJ6 Diversion)に乗っているブログ主にとって、かつてない最悪クラスの道路環境が出てきました。
 それは…

 ・舗装が痛んででこぼこの路面
 ・左の崖に向かってかなり傾いた路面
 ・路面上に万遍なく1~2cmは積もった砂と土と葉っぱと石
 ・晴天続きで他の路面はドライなのに、なぜかここだけ雨が降ったようにぬかるんだ状態

 という感じです。この路面をオンロードバイクで走っていると

 ・丁寧に徐行しても、タイヤが路面をうまく掴んでくれなくて、スリップ・転倒しそう
 ・必要以上にアクセルを回すと、後輪が空回りしてスリップ・転倒しそう
 ・地面に足を付けると、ぬかるんだ路面に足を滑らせてバイクごと転倒しそう
 ・うかつに左によった状態でバランスを崩したり左足をついたりすると、大きく傾いた路面に足を取られてバイクごと谷に転落しそう

 という極めて恐ろしい状況です。
 ちなみに上の写真はまだマシな区間のところで、本当にヤバいところの写真ではありません。
 本当にヤバい区間では、歩くような速度で停止せず・転倒せずにバイクをゆっくり進めることに精一杯で、とてもとても立ち止まって写真を撮れるような状況ではありませんでした。

 正直なところブログ主は、「こいつはマジであかん」と思って引き返すことも検討しましたが、ここはバイクの切り返しさえも不可能な狭い道。もう意を決して前に進むしか、選択の余地はありませんでした。


【参考】国道157号線(温見峠越え)の根尾能郷~根尾黒津間

 ちなみに上の写真は酷道マニアの間では“落ちたら死ぬ”で有名な、断崖絶壁のガードレールのない狭い1車線区間のところです(走行記はこちら)。
 この“落ちたら死ぬ”区間は、崖下に転落したら死亡事故間違いなしの恐ろしいところです。しかし路面状態はそれほど悪い訳ではないので、バイクだと道の半分より山側を丁寧に走りさえすれば、そこまで恐れる必要はないところです。

 しかしながら大分大野線の最悪の区間は、「油断をすると崖下に引きずり込まれる」ように思え、ブログ主はその引きずり込もうとする悪魔の手から逃れるのに精一杯だったという状況でした。
 酷道には多少の経験や耐性のあるつもりだったブログ主ですが、それでもこの区間だけは心底生きた心地がしませんでした

 そしてなんとなく覚えていた「“落ちたら死ぬ”危機感を感じさせるカーブの崖道」というのが、まさにこの状態だったことにようやく気付いたのでありました。


57-今度は右手が竹林

 しかしブログ主はなんとか無事に(転倒することなく)最悪の区間を突破し、先を進んで行きます。


58-路肩も山肌も崩れかけた道路

 この辺も相当にイカれた道路状況ですが、前の最悪区間と比べるとアスファルトが露出した路面で、タイヤが滑らないだけでも救われた気分になります。


59-朽ち果てた竹が散乱する光景(15:10頃)

 そして荒れた道を挟んで、朽ち果てて乱雑に倒れた竹が目に入ってきます。ブログ主が18年前に来たときに心の奥底に刻まれていた強い印象の光景が、たった今、目の前で蘇ってきました。
 ブログ主は「これこそが県道41号大分大野線を代表する風景」だと考えています。


60-覆い被さった木の下を通り抜けます

 実際の距離的にはそう長くないのですが、酷い道が長く長く続いているように感じます…


61-ちょっぴり開けたところに来ました

 竹がしなった状態で倒れていて、隣の山が見える状態になりました。


62-一旦左が開けたところに出たと思いきや


63-再び路肩のイカれた林の中に入っていきます


64-ガードレールのある個所・ない個所

 この辺りはガードレールのない狭い1車線区間となっています。ただしその先にはガードレールがあります。


65-路面全体が洗い越し状態の道

 山肌から浸みだした水が路面を覆っています。


66-緑成分の少ないところ

 周りは新緑と雑草が生い茂る緑成分の多いところですが、なぜかこの付近は枯れ草と枯葉だらけで、一面が茶色の状態でした。


67-大分大野線のみの標識

 本来なら「41」と書かれた六角形の標識があるところですが、その部分がなくなっちゃっています。


68-林道のようなところとの合流点(15:15頃)

 峠道を登りきったところで別の道と合流します。上の写真は来た道の方角(逆側)を向いて撮影しています。


69-標識とあかん看板(拡大)

 上の写真の別角度からの1枚です。離合困難の警告看板の裏に、県道41号のチビ標識が隠れています。


70-最悪の道は脱しましたが酷道が続きます

 またまた洗い越しのような個所が現れました。


71-路面が乾いてさえいればまだマシなのですが…


72-林道佐渡ヶ内線(15:18頃)

 立派そうな林道に見えますが「林道の規格・構造は、公道とは異なり路肩の保全・法面の落石防止等の処置が、十分ではありませんので、利用される方は、次のことを承諾厳守のうえ、通行してください。」との案内が出ています。
 杭には「林道佐渡ヶ内線 幅員4.0m 延長932.7m」の記載があります。1km足らずの短い林道のようです。


73-真ん中が苔の道

 先程幅員4mの林道と繋がったのですが、これからも・この先も県道41号線は狭い狭い道が続きます…


74-中判田方面への分岐点(15:22頃)

 右に行く道を指し示す看板には「←中判田・10号線 9.5km」と記載されています。


75-左はキャンプ場へ

 まもなくしてY字路に着きます。この辺りはすでに「県民の森」の敷地で、左の方は「キャンプ場」、右の方は「青少年の森 展示館 1.5km」の看板が出ています。ここは右に進みます。


76-相変わらず狭い道を行きます

 道は狭いですが、雰囲気は良くなってきた感じがあります。


77-青少年の森の駐車場に到着(15:25頃)

 そして大型バスが複数台は止められる広めの駐車場が出てきます。大型車がここまで来れるかどうかは別の話ですが…


78-青少年の森(黄色いロープで閉鎖中)

 大分市南部~旧大野町・朝地町付近のだだっ広い地域が「大分県県民の森」で、この付近はその中の「青少年の森」というエリアになります。
 大分県の県民の森は総面積が4,472haと、東京都檜原村の都民の森(200ha)の22倍もの広さがあります。


79-ドッグラン(上の写真のすぐ右側)

 この辺りはドッグランの敷地になっていますが、(平日ですが)ゴールデンウィーク中なのにロープで閉鎖されており、周りには人の気配が全く感じられない無人の世界でした。



80-公衆トイレ(右端)

 ただし(小汚い)トイレだけは誰でも使うことができるので、ちょっと用を足させてもらいます。


2. 青少年の森から大分市街地まで

 青少年の森に着いたブログ主ですが、ここではトイレに立ち寄っただけで、ものの数分で再出発します。


81-青少年の森からの下り始めてまもなくの分岐点(15:28頃)

 緑の看板には「←展示館0.7km」「↑大分市田尻5.5km」の案内が出ています。


82-ひっそりと隠れたあかん標識

 しかしその裏にひっそりと、幅員1.5m・離合困難のあかん標識が仕込まれています。イヤらしいですね。


83-下りもずっとこんな調子

 青少年の森には大型バスが何台も止められる駐車場があったのですが、大分市街地から青少年の森に至る道は、写真のような軽自動車とバイクの離合もできないような狭い道が延々と続きます。


84-こんな道が延々と続きます

 延々と言っても距離的には6km足らずですが、体感的には相当に長く感じます。


85-ちょっとはマシな個所

 たまにはこういう離合可能な幅員も(さすがに)あります。


86-地味にヤバ目な道

 県民の森を出て大分市街地に近づいていっても、その酷道っぷりは手を緩めてくれません。


87-枯葉も多い道

 左が山肌、右がちょっとした崖(高さは無い)になっているエリアが続きます。


88-青少年の森からまだ2km (15:37頃)

 写真を撮りながらということもありますが、10分かけて2kmしか進んでいません。離合不能な場所で対向車が来ると詰むので、気が気でないというか、神経をすり減らします・・・


89-森の間をすり抜けます1

 道路状況は全然変わりません(涙)。


90-森の間をすり抜けます2

 この辺りは山肌が崩れて、葉っぱと小石(ただし粒度がちょっと大きめ)が路面に広がっています。


91-黒いガードレール(15:43頃)

 理由はよく判りませんが、意図的に黒く塗ったガードレールが現れました。


92-道が開けてきました(15:44頃)

 ようやく悪魔の区間から脱出できました・・・
 ここから先は2車線の走りやすい道が続きます。


93-上石川トンネル(延長143m)

 プレートを見ると1999年7月とありました。ブログ主が前回走ったとき(1998年8月)には、まだなかったトンネルになります。


94-反対方向の警告看板1

 反対側を見ると、縦長タイプの「幅員1.5m 離合困難」の警告看板が出されています。



95-快走路になりました

 これまでの山道が嘘のような快適な道路環境です。 


96-反対側のあかん看板(大野町方面離合困難)

 でも反対側を見ると、道路環境に合っていない毒々しいあかん看板が出ています。


97-ちび標識(15:50頃)

 異様に背の低い県道標識が出てきました。


98-ここは高台の住宅地

 この辺りは田尻ニュータウンという戸建て住宅が密集している(大分では著名な)大型住宅地です。こんな住宅街のすぐ近くから、あのような凶悪な道路環境が待ち受けているとは想像しがたい状況です。


99-住宅地の中を抜けていきます

 高台から降りてくると、民家が多くなります。


100-田尻入口交差点(15:53頃)

 そして旧大野町側から県道41号線に入って最初の信号機にぶつかります。
 県道41号線は、この先を2km程進んだ先の明磧橋(あけがわらばし。渋滞情報に出てくる場所として、大分市民は知っておかねばならない地名)がゴールになりますが、この付近は馴染みのエリア過ぎて道路環境を追う気にもならないので、県道41号線の旅はここで終了となります。
 その後ブログ主はわさだタウン(近くのショッピングモール)に寄って、無事実家まで帰宅したのでありました。


最後に. 県道41号大分大野線を走ってみたい方へ

 ・大分大野線は、酷道マニアのブログ主がこれまで走ってきた中で、二度と走りたくないと思った最凶・最悪クラスの酷い道です(酷いといってもオンロードバイクが走れるレベルでの話ですが)。酷道走行に免疫の無い一般市民は、(市街地区間を除いて)大分大野線を走ろうなどと思わない方が無難です

 ・幅員1.5mの警告が出ています。これは四輪は軽自動車以外来るなと言っているのと同義なので、普通車で来てはいけません。
 ちなみに車の横幅の規格は軽自動車が140cm、5ナンバー普通車は170cm(以内)です。実際の道路環境は、狭いところでも普通車がギリギリ通れるぐらいの幅員はあるんじゃないかと思いますが、保証はできませんし、無理は禁物です。

 ・大分大野線の難易度のとらえ方は、乗ってる車によって変わってくると思います。悪路走行を見越した軽4WD(ジムニー等)やオフロードバイクであれば、「ひでー道だなぁ(笑)」と言いながらも、ふつーに通行できるかと思いますが、オンロードバイクではマジで洒落にならない区間があるので来ないことを推奨します。来る場合でも、絶対に軽い気持ちでは来ないこと。雨が降って数日以内の場合も避けましょう。

 ・大分市街地~青年の森間は、離合不能な区間が長く退避場所が少ないにも関わらず、対向車が現れる可能性が十分にあります。車の人は行き過ぎた退避場所まで長距離バックせざるを得ないシチュエーションが発生しうることは覚悟しておきましょう。



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大分県道41号 大分大野線を走ってみる・その1 (旧大野町→アクタ神峠越え)

2016年06月15日 | バイク
【現地訪問日:2016/5/2、記事作成日:2016/6/15】

 ブログ主はいわゆる「酷道マニア」の端くれであります。
 そんな逸般的な趣味を持つブログ主でありますが、当然のことながら生まれながらにしてこういう変態さんだった訳ではなく、“目覚める”きっかけとなった“原体験”があります。それが故郷の大分県の県道45号 宇目清川線と県道41号 大分大野線になります。
 このエントリでは宇目清川線に続いて、大分大野線について思い出話を交えながら走行記を記載したいと思います。


1. 大分県道41号 大分大野線について+与太話


大分県道41号 大分大野線の広域地図 (google mapのデータ)

 大分県の県道41号大分大野線は、その名の通り大分市と旧大野町(現豊後大野市)を結ぶ約25kmの路線です。
 この路線は大分県を抜粋した地図には必ず記載されているような、地図上ではあたかも主要道のように見える道ですが、実際には大分市街地~大野町間での通しの移動に使われることはほとんどない路線です。
 それもそのはずで、実はこの大分大野線は大分県の酷道マニアであれば知っていなければならない、大分県を代表する険道ルートなのであります。

 ブログ主が「大分大野線は酷道マニアを唸らせるイカれた道」という評価受けていることを知ったのは、酷道走破趣味を持つようになった00年代後半以降のことですが、実は初めてそういう評価を目にしたときは、“さもありなん”程度にしか思いませんでした。
 というものブログ主は一度だけですが、この道を実走して、その酷さを味わったことがあるからでした。

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 それはブログ主が大学生の最後の年である1998年の8月下旬のこと。松坂大輔のいた横浜高校が夏の甲子園を制した頃なので、夏休みの終わる1週間ぐらい前になりますでしょうか。
 当時就職先も決まって、来春より上京することが決まっていたブログ主は、

 「これから修論で身動きが取れなくなる前に、地元九州のことをもっと深く知っておかなきゃ(使命感)」
 
 などと思い、故郷の大分を中心に「今までに走ったことのない道をいろいろと走ってみよう」と画策していました。要はバイクに乗れる時間があるうちに、思いっきり走っておきたかったというだけなんですが。
 そうしたときに候補に挙がったのが、この大分大野線になります。


大分県道41号 大分大野線の中域地図

 ここで大分市と旧大野町について少々補足します。大分市街地⇔大野町間の移動では、今も昔も犬飼経由の国道10号+国道57号がメインルートとなります(上の地図の右側ルート参照)。
 ところがこのルートは00年代に犬飼バイパス+中九州横断道路ができるまで、国道10号から57号が分岐する犬飼の久原交差点で右折待ちの車でとんでもない大渋滞が発生するような、通過時間が予測できない嫌らしいルートでもありました。

※ ちなみに犬飼とは、ギャグ漫画のデトロイト・メタル・シティに出てくるクラウザーさん(根岸くん)の実家や、あべよしストアーのあるあの犬飼です。(ブログ主は全巻保有)

デトロイト・メタル・シティ 1 (ジェッツコミックス)
クリエーター情報なし
白泉社


 そのため学生時代のブログ主は「犬飼を通らずに大分から大野町に抜けられる穴場のルートがないものか」と常々思っており、“地図上では大分市街地から大野町までドンピシャの最短経路”として記載されている県道41号大分大野線が使えるんじゃないかと、以前から気になっていました。
 ところが道に詳しい人を含むいろいろな知り合いに「大分大野線を通ったことがあるか? どんな道か?」と聞いても、誰一人答えられる人がいません。これは車社会の大分では、かなり特異なことです。

 「これはおかしい。きっと何かが隠されているに違いない。(←陰謀論)」

 そう思ったブログ主はこの目で原因を確かめるべく、(興味半分で)この道を通ってみようと思い立ったのでした。

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 そして竹田方面から大分に向かう機会があった際に、大野町側から大分大野線を北上してみたのですが、そこで待ち受けていたものは

 ・ダムまでの快走路
 ・ダムの先から集落までの1~1.5車線の狭い生活道路
 ・集落から先の普通車サイズの車ですら通れるかどうか判らないほど狭い山道
 ・荒れた路面とガードレールの無い狭い崖道
 ・離合スペースの場所すら満足にない、延々と続く狭い山道

 という絵に描いたような超絶悪路でした。
 かつて“地図上では普通に見える”県道45号宇目清川線で酷い目に遭ったこともあり(体験記)、薄々「こんなもんだろう」と覚悟はしていたものの、実際に走ってみると想像以上にひでー道が出てきてびっくりしたというのが正直なところでした。(;´Д`)

 結局のところ「大分大野線はまともに走れる道ではない」ことが判ったので、それ以降この道を走ることなかったのですが、横浜に移り住んで15年以上経った今でも何故かふと大分大野線のことを思い出すことがあり、その時は決まって

 ・ローギアでないと登れないような民家横の強烈な短い坂(大野町側)
 ・“落ちたら死ぬ”危機感を感じさせるカーブの崖道

 の光景がうっすらと脳裏に浮かぶのであります。

 「おかしーなー。温見峠(走行記)と違って、大分大野線には“落ちたら死ぬ”ようなヤバい区間ってなかったような気がするんだが…」

 と思うものの、さすがに20年近く前に1回だけ走った道なので記憶が定かではありません。そのためブログ主は

 「やむを得ない。大分大野線の状況を確かめるために、もう1回走りに行かざるを得ない。(゜∀゜)」

 そう思ってバイクで大分まで帰省したついでに、再び大分大野線を走りに行ったのでありました。


2. 大野町市街地(57号線)から師田原ダムまで


県道(旧国道)57号線から師田原ダムまで

 この日(2016/5/2)は午前中に宇目清川線を走って、ととろバス停の近くで昼食(走行記)。その後、宇目小国林道とよく判らん県道(険道)を走って原尻の滝の道の駅で休憩。そこから大野町に出て道沿いのガソリンスタンドで給油し、大分大野線での峠越えに備えます。


01-県道57号線竹田犬飼線(大野町田中)

 ここは以前は国道57号線のおにぎりがあったのですが、現在は(まだ真新しい)県道を示す六角形の標識が出ています。どうも自動車専用道の中九州横断道路ができてからはそちらが国道になって、元国道57号の下道は県道に格下げになったみたいです。


02-県道41号との分岐点前

 ここの案内板も国道57号のおにぎりマークが、県道57号のシールで上書きされています。県道41号大分大野線は、この先を左折して中土師(なかはじ)方面に向かって行きます。


03-ここから横道に入ります

 側道に入るような感じですが、ここから大分大野線の旅がスタートします。(14:25頃)


04-浅草バス停

 この辺りは浅草地区です。大きな提灯のあるお寺があるところです(嘘)。バスは7時台と17時台の2本しかないようです。


05-県道41号の標識(浅草)

 六角形の標識が傷みかかっています。


06-一本の木

 印象的な木でした。


07-イイ感じの道路です

 県道57号線からは快速道になっています。これは前回(18年前)に来たときと同じです。


08-十時川を渡ります(14:30頃)

 この辺りは十時(ととき)地区で、川の名前も「とときがわ」と読みます。


09-林道中土師線

 全長1185mの短い林道のようです。


10-師田原ダムに着きました(14:32頃)

 ここは「したはら」ダムと読みます。ダムに関する詳細はこちらのサイトを参照。


11-師田原ダムの湖面

 警告看板にはボート・遊泳禁止、そして釣りをする場合は遊漁券を買え(さもないと巡回員が割増料金を取るぞ)と書かれています。


3. 師田原ダムから貫原地区まで


師田原ダムから貫原地区までの地図

 前回来たときは、ダムから先が1~1.5車線の生活道路でした。18年の時を経て、どのように変わっているのでしょうか…。


12-師田原バス停

 まだよい道路環境です。


13-平成森林公園方面との分岐点

 左に曲がると、(現在は潰れて余所に買われた)旧香りの森博物館の方に進みます。県道41号は直進します。


14-よい道が続きます

 前回来たときは、確か先程の分岐点より先が狭い道だったはずですが、現在は改良されています。


15-木浦内方面との分岐点(14:38頃)

 左側の道は木浦内という地区に進むようですが、県道41号は右側を直進します。


16-県道632号中土師犬飼線の手前

 この辺りが中土師地区になります。


17-右に行くと犬飼方面

 県道632号との合流点です。(14:40頃)


18-あかん看板が見えてきました


19-あかん看板拡大

 「大分大野線 大分(田尻)方面 幅員狭少につき 離合困難!!との注意が出されています。
 ※ 「“狭少”ではなく“狭小”やろが!」というツッコミは、当ブログでは受け付けておりません。


20-よい道が続きます

 ところが警告に反してよい道が続きます。


21-一本杉トンネル

 プレートを見ると2007年5月に開通したようです。比較的新しいとはいえ、開通して10年近く経過していることになります。


22-大野町の方の安藤地区

 そして安藤地区に到着します。(14:45)
 前回来たときにもこの安藤地区のバス停を見たことは覚えていて、普通車がようやく通れるレベルの狭い道なのにバス停があって、「えー、こんなところまでバスが来るの??」と驚いた覚えがあります。
 ちなみに安藤という地区は、ここの旧大野町側と、これから越えるアクタ神峠を下りたすぐ先(大分市側)にもあるので、混同しないように注意する必要があります。


23-まだまだ快走路が続きます

 前回来たときは安藤地区がバスの終点だった気がするのですが、現在はその先も快速道が続いています。


24-貫原地区の標識

 貫原(ぬきはら)地区というところにやって来ました。


25-貫原バス停

 現在はここまでバスが通っているようです。(1日2本ですが)


26-Uターンレベルのカーブを曲がります

 快速道もここで終わりのようです。(14:48頃)
 直進すると公民館のある集落に行くようですが、ここは道なりに左に進みます。


27-離合困難の警告看板

 しかしながらこの先は「離合困難」「大型車通行できません」との警告が出されています。


4. 貫原地区から黒岩地区まで(アクタ神峠越え)


貫原地区から黒岩地区までの地図

 ここから先は、大分市と豊後大野市(旧大野町)との境界である「アクタ神峠」という県道41号線の南側の難所を越えていきます。
 アクタ神とはどういう神様なんでしょう。酷道マニアに取り憑くような邪神でなければよいのですが…。


28-いきなり狭い山道になります

 先程の快走路が終わって左急カーブに進むと、いきなり狭い道になります。写真左奥のガードレールのある道に注目します。


29-大分方面はこちら

 上の写真からもう少し進んだところがこのT字路です。右の方に「大分方面↑」との看板が出ていますので、そちらに進んで行きます。ちなみに左に曲がると先程のガードレールのある道(矢形地区)に出ます。

 ここから先は険しい山道になるのは知っているのですが、ブログ主の脳裏に刻まれていた「ローギアでないと登れないような民家横の強烈な短い坂」というのは、険しい山道に入る前の大野町側の集落だったので、結局今回はその場所を見つけられなかったことになります。きっと県道41号の旧道にあったのだと思われます。(´・ω・`)


30-アクタ神峠の道1

 山が切り開かれた場所に出ました。


31-アクタ神峠の道2

 文字通り“林立する”木の中を進んで行きます。


32-アクタ神峠の道3

 大分大野線で印象に残っている光景といえば、この“倒れた竹”の風景。18年前も同じ光景を見かけたことを思い出します。


33-天面山林道入口

 この道を進んでいくと、犬飼と竹中の間の大野川沿いに出るようです、


34-急カーブの下り坂

 下りに入ってきました。


35-大分市に入ってきました(14:55頃)

 峠の頂点部分ではなく、峠より少し大分市側に下ったところが市境になっていました。


36-枯葉の多い道

 枯葉の多い急カーブを下っていきます。


37-急な下り坂を下って曲がっていきます

 似たような急坂急カーブを下っていきますが、路面状況はまだマシな方です。


38-改良された道に出ました

 イイ感じなところに出てきました。


39-ところが再び山道モードへ…

 世の中そんなに甘くありません。


40-民家が見えてきました

 凄い山奥の集落の風景ですが、これでも大分市(中核市)の一角です。


41-洗い越し状態の道

 ジャブジャブした川ではないので、通行に支障はありません。


42-田舎道を進んで行きます


43-民家の軒先を通っていきます(黒岩地区)

 電柱には「大分市 河原内 字 黒岩」と書かれています。


44-広い道に出ました

 ここは県道622号 弓立上戸次線になります。このまま真っ直ぐ進むと竹中の方に至る道です。


45-反対側に行く道があります

 そして竹中方面に進んで行くと、何の案内表示もない道と合流します(Y字型の道)。


46-県民の森方面はこちら

 振り返って左側から合流した道路の方を見ると、合流してきた道が「県民の森」方面になっています。「県民の森」や「青少年の森」は県道41号線沿いにあるので、こちらの道が正解なんでしょう。
 奥には県道622号の標識が出ていますが、これは綺麗なバイパス道ができる前の旧道時代の標識だと思われるので無視して進みます。


47-県道41号の標識が出てきました

 古い標識ですが、こちらの道で正解のようです。


48-Y字型の分岐点のえらく古い標識(15:03頃)

 そうしたところ再びY字型の分岐点が現れました。今度の分岐点は左側が青少年の森になっているので、そちらの方に進んで行きます。

 なお、申し訳程度に後ろに隠されてあるこれまた古い警告看板には、

 「トンネル工事及び台風10号の災害により大分大野線及び霊山線は現在通行止となっています。大分市方面へ行かれる方は国道10号線又は国道442号線(野津原)をご利用下さい。」

 と記載されています。以前使われていたものなので、気にせずに向かいます。


49-大分大野線はこちら

 そのY字型分岐点の左ルートの入口がこちら。
 一番左に41の文字の消えかかった大分大野線(地名表記無し)のチビ標識、そして恐らく出しっ放しになっているだけだと思われる凍結注意の看板、そして右には離合困難の警告が出されています。


50-大分(田尻)方面離合困難の警告看板

 ここのあかん看板は、大野町側にあったもの(写真番号18番)と変わらないようです。

 警告看板の記載内容が同じなこともあって、ブログ主は「これから先の道もアクタ神峠越えと同等の難易度の道が続くもの」と勝手に想像していたのですが、想像以上にヤバくて肝を冷やす道が出てくるとはこの時点では思ってもいませんでした。

その2へ続く



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