きたへふ(Cチーム)のブログ

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XJ6 Diversionとお別れしてみる

2020年04月19日 | バイク
【記事作成日:2020/4/19、バイク廃車日:2020年2月末】


今はなき「落ちたら死ぬ看板」(岐阜県本巣市の温見峠)とうちのバイク

 ブログ主の愛車は2011年2月に購入したYAMAHAのXJ6 Diversion (2011年型)です。
 自分で言うのもナンですが、うちのバイクは人並みに整備・清掃を行ってきたつもりで、バイクの調子は購入以来一度も悪くなったことはなく、外見もバイクに詳しくない義母からは「これ新車?」と聞かれるぐらいです。

 そんな愛車もこの2月で乗り出して丸9年を迎え、4回目の車検を受ける時期となりました。ブログ主は今回の車検を機にチェーンとスプロケットを交換して、今後もバリバリ乗り続ける予定でしたが、1点気になる点がありました。

 それは排ガス検査で車検が通らないかもしれないということ。 

 うちのバイクのエンジン・マフラー周りは全くカスタマイズしていない「完全どノーマル」な状態ですが、車検での排ガス検査がヤバくなってきたのは以前からでした。
 4年前の2回目の車検では1回目の検査で通らなくて2回目でギリギリ通過。前回(2年前)は車検が通らなくても仕方が無い状態だったが、バイク屋さんが苦労に苦労を重ねてアイドリング約10分後に排ガスの状態がごく短期間改善されることを見つけ出し、そのタイミングに合わせて検査の順番を譲ってもらって何とか車検をパスしたとのことでした。

 ちなみにブログ主の年式のXJ6 Diversionはメーター周りのボタン操作でモード変更を行うことで、CO濃度等を調整することが可能です(詳細はこちらの方のブログを参照)。


CO濃度の調整イメージ

 ただしバイク屋さん曰く「当然そういう設定は真っ先にやってる」とのことで、それでも状況が改善されないためメーカー(YAMAHA)に問い合わせたものの、問題を解決できる見込みが立たないことでした。

 そうした経緯があったため、ブログ主は今回の車検を機にXJ6 Diversionとお別れせざるを得ないかもしれないことを覚悟しておりました。そのため車検切れの迫った週末の2/22(土)に、最後になるかもしれない日帰りツーリングに出かけてきたのでした。


1. XJ6 Diversionとの最後のツーリング

 この日(2/22)の午前中は快晴で、2月ながらも十分に暖かい絶好のツーリング日和でした。
 しかしブログ主は早起きすることができず、昼前にのそのそと起き出して箱根・伊豆スカイライン方面へ向かったのですが、東名高速の御殿場ICを降りたところで雨が降り出し、その後さらに酷くなりそうな状態だったため、急遽合羽を着込んでR246で横浜方面へUターンすることにしました。(;´Д`)


菜の花台(表ヤビツ)からの風景

 そして秦野まで戻ったときにはそこそこの雨が降っていたのですが、「せっかくだから裏ヤビツでも走ってこよう」と寄り道したのでした。
 補足しておくと、ヤビツ峠とは神奈川県道70号秦野清川線にある峠で、秦野と宮ヶ瀬湖を結ぶ酷道(険道)ルートです。峠より秦野市街地側は俗に「表ヤビツ」と呼ばれる傾斜がキツいものの途中に風光明媚な展望台があるルート。峠より宮ヶ瀬湖側は俗に「裏ヤビツ」と呼ばれ、最近改良されたものの酷道マニア御用達ルートです。


通行止めの裏ヤビツ

 ヤビツ峠は昨年(2019年)の台風19号で大きな損壊を受け、訪問時点では秦野市街地側からは丹沢ホーム・森の家のエリアまでしか行けない状況でした。(峠道に入る手前で警告あり)


裏ヤビツより先は全面通行止め

 ここから先は写真のような状態になっているとのことで、歩行者すら通行不能になっているようです。なお、宮ヶ瀬湖側からは宮ヶ瀬霊園まで通行可能とのことです。結局この日は秦野までUターンした後、小雨を受けながら横浜までテコテコ戻っていったのでした。


バイク屋に出す前の最後の1枚 (大黒ふ頭にて)

 翌2/23は、前日雨の中を走ったこともありバイクを洗車。その後バイク屋に車検に出す前に、もうちょっと走りたいと思ってのんびり味わうように大黒ふ頭に行って、世間を騒がせているダイヤモンドプリンセス号を遠巻きに眺めながら、記念に最後の写真を撮ってバイク屋に向かったのでした。


2. XJ6 Diversionとのお別れ


バイク屋に引き渡した時点のメーター(累積走行距離:23,921km)

 バイク屋に引き渡したXJ6 Diversionですが、その後お店で排ガス測定検査を行ったところ、車検時と同じ本気モードでも基準値の2倍を越してしまう有のため、車検はもう諦めることとなりました。オワタ\(^o^)/

 こうしてブログ主は、まだまだ手放したくない愛車と永遠のお別れを迎えることになりました。
 なおうちのバイクは廃車手続き等の諸費用を賄える程度の価格で、(恐らく海外輸出する)業者に引き取られていくことになりました。大事に扱ってくれる次のオーナーさんの下で、新しい人生を過ごして欲しいと心の底から願うものであります。

 さらば、長年に渡って日本中を一緒に走り回った愛着のある戦友よ!(涙)
コメント (4)
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国道265号線を走ってみる・その7 (山都町⇒高森峠⇒上色見熊野座神社⇒箱石峠⇒阿蘇市)

2018年08月05日 | バイク
【走行日:2018/5/4、記事作成日:2018/8/5】

 このエントリでは、国道265号線を走ってみる・その6 (椎葉村 ⇒ 国見峠 ⇒ 山都町 道の駅そよ風パーク)の続きとして、熊本県山都町から阿蘇市(終点)までの走行記を記載しています。


国道265号全体の地図(google mapへのリンク)

 今回ブログ主はフェリーで神戸から宮崎港に上陸後、国道265号の起点(南側)に当たる宮崎県小林市まで行き、そこから国道265号を北上しています。


道の駅そよ風パークから阿蘇市坂梨までの地図 (google mapのデータ)

 このエントリでは熊本県山都町の「道の駅 そよ風パーク」から高森峠越えて、途中、上色見熊野座神社に立ち寄った上で阿蘇市坂梨の国道265号終点(国道57号との交点)に至る区間について記載しています。国道265号の旅の最後の区間となります。

それ以外の区間については下記リンクを参照ください。
 ・その1 … 前編、小林市市街地 ⇒ 旧須木村間
 ・その2 … 旧須木村 ⇒ 輝嶺峠 ⇒ 田代八重ダム間
 ・その3 … 田代八重ダム ⇒ 尾股峠 ⇒ 西米良村間
 ・その4 … 西米良村 ⇒ 椎葉村大河内地区間
 ・その5 … 椎葉村大河内地区 ⇒ 飯干峠 ⇒ 上椎葉(椎葉村市街地)間
 ・その6 … 椎葉村 ⇒ 国見峠 ⇒ 五ヶ瀬町 ⇒ 山都町 道の駅そよ風パーク
 ・その7 … 道の駅そよ風パーク ⇒ 上色見熊野座神社 ⇒ 箱石峠 ⇒ 阿蘇 (このページ)


1. 道の駅そよ風パーク→高森峠→上色見熊野座神社まで


道の駅そよ風パーク(山都町)→高森峠→高森市街地までの地図


29-道の駅そよ風パークで小休憩 (17:00)

 朝から延々とバイクで走り続けたブログ主は、山都町の道の駅そよ風パークにほぼ17時に到着。
 前回十分な休憩を取ったのは昼飯を取った西米良村だったのですが(14時前出発)、それから途中数分程度の小休憩を数回挟んだだけで、かれこれ約3時間走り続けたことになります。
 本当はもうちょっと休憩したいところでありますが、日没まで時間がないこともあり、ここでは駐車場でタンクバックに入っていた飲みかけのお茶と開封済みポテチを軽くつまむだけで、店内にも入らずにすぐに再出発してしまいます。


30-県道141号 河内矢部線との交差点手前 (17:06)

 右に行くと、後ほど合流する国道325号と繋がるようです。


31-高原のような道を進みます

 なかなかエエ感じなところです。


32-山都町伊勢交差点 (17:15)

 右に進むと宮崎県の高千穂町方面に進みます。


33-高森峠からの風景

 ここもエエ感じなところです。
 高森峠と後述の箱石峠は風景の良い普通の国道(特に後者は観光道路)で、酷道感は全くありません。


34-国道325号との重複区間

 国道325号は高森町~高千穂町間を最短経路で結ぶ、ごくふつーの国道です。
 ブログ主は高千穂鉄道がまだ存命だった学生時代に、大分発→(JR日豊線)→延岡→(高千穂鉄道)→高千穂→(路線バス)→高森→(南阿蘇鉄道のトロッコ)→立野→(JR豊肥線)→大分着という18きっぷ+αの旅に出かけたことがあるのですが、その時に高千穂→高森間で乗ったバスの経路がこの国道325号でした。運賃は千数百円だった気がします。


35-村山交差点を右折します (17:23)

 国道325号との重複区間もここで終わりで、阿蘇山・根子岳方面に向かって北上します。


高森市街地(村山交差点)→上色見熊野座神社までの地図

 ここから次の休憩ポイントとなる上色見熊野座神社までは、あと少しです。


36-根子岳じゃ~ (村山交差点付近より)

 阿蘇五岳(あそごがく)の一つで、ギザギザなシルエットが特徴的な根子岳(ねこだけ)が見えてきました。ちなみに左側に一部写っているのは、噴火口のある中岳等がある山岳エリアです。


37-反対側もいい雰囲気です (村山交差点付近より)

 上の写真の正反対側の風景です。いかにも高原っぽい感じがGoodです。


38-観光道路的なエリアに入ってきました

 遅い車が前につかなければ、阿蘇・久住付近はバイク海苔にとって最高に良い場所だと思います。


39-月廻り公園に到着 (17:27)

 まもなくして月廻り(つきまわり)温泉・公園に到着します(公式サイト)。
 ここは写真にある看板で「熊本県一の景勝地」を自称していますが、実際にこの辺りの風景は素晴らしく、また500円で入れる源泉掛け流しの温泉もあるので、大分出身のブログ主が阿蘇・久住ツーリングを行う際の折り返し・休憩地点として選定することもある場所であります。


40-すぐに月廻り公園を出発します

 しかしながら今回は時間がないので、写真を数枚撮っただけでそのまま先に進みます。時間があれば久しぶりにここの天然温泉に入ってみたかったところではありますが…


41-色見郵便局 (17:33)

 月廻り公園から5分程走ると、色見郵便局付近に到達します。
 この郵便局は本来進行方向左側にあるのですが、この写真は後述の臨時駐車場から歩いて郵便局側に戻ってきているときに撮影したものなので、郵便局は右手に写っています。


42-色見郵便局近くの臨時駐車場

 先程の郵便局から阿蘇側に100m程度進んだ先の左手に、無料の臨時駐車場が用意されています(郵便局はこの写真でいう後側にあります)。ここにバイクを止めて、今回のツーリングの目的の1つである上色見熊野座神社にお参りします。


2. 上色見熊野座神社に立ち寄ってみる

 今回ブログ主が国道265号の旅の途中で是非とも立ち寄りたかった場所が、この上色見熊野座神社(かみしきみくまのいますじんじゃ)です。
 長くて難しい名前ですが、上色見(かみしきみ)+熊野(くまの)+座(います)+神社で覚えると判りやすいと思います。ただし地元民でも「くまのざ神社」とか言ったりするらしいのですが。

 そしてこの上色見熊野座神社は、苔と緑に覆われた静寂な空間が漫画に出てくるような異世界空間のようだ…と近年ネットで絶賛されているパワースポットになっています。詳しくは下記の動画やブログ等を参照ください。

上色見熊野座神社 Kami-shikimi Kumano-imasu Jinja



【海外の反応】「神秘的過ぎて怖い…」日本神社の存在感が世界中を圧倒!その別格すぎる美しさに外国人から感動と驚愕の声



<参考ブログ>
 ・異世界すぎる!「上色見熊野座神社」で、神秘の世界にトリップしてきた(ぐるたび)
 ・【完全に異世界】Twitterでバズった「上色見熊野座神社」のある高森町に行ってきた(SPOT)
 ・「上色見熊野座神社」が完全に別世界!神はここに御座します。(ミネルヴァのトリビア)

 ブログ主は学生時代からこの付近は何度も通ったことがあるのですが、こんな隠れた名所があったとはつゆ知らず、せっかくの機会なので訪問することを楽しみにしていたのでした。


43-上色見熊野座神社の入口 (17:34)

 先程の臨時駐車場にバイクを止めたブログ主は、蒸れたヅラ(ヘルメット)を外し、貴重品とカメラとスマホだけを持ってそそくさと神社の方に向かいます。なお神社の入口は国道を渡った先にあります。


44-階段の道を上っていきます

 入口はまだ明るいのですが、奥に進むほど薄暗くなっているようです。


45-声と旅する 声優音声ガイドなるものを発見

 ここにはスマホにQRコードを読み込ませることで、この神社の歴史等を案内してくれるWebサイトにアクセスできるというハイテク環境が用意されていました。実際に案内されるサイトは下記URLになります。古風な神社には似つかわしくないかもしれませんが、こういう環境を提供してくれているのはありがたいものです。
 ・http://www.kumamoto-mcc.com/sguide/takamori/egwfityl.html

 ちなみにガイド役の声優は男性ガイド(楠木アキラ役)が島崎信長、女性ガイド(楠木ヒバリ役)が釘宮理恵となっています。とらドラ!が大好きで先日嫁と一緒にBD-BOXをフル視聴したばかりのブログ主的には、なかなかナイスな声優チョイスとなっています。
 ※ アニメや声優に詳しくない方に補足しておきますと、釘宮理恵さんは人気女性声優の一人で、「とらドラ!」という作品のヒロインである逢坂大河役を担当されています。

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 今秋にとらドラ!のBD-BOXの廉価版が発売されるみたいなので、興味のある方は是非見て欲しいです。好き嫌いが分かれるかもしれませんが、個人的には超名作だと思っています。

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 そしてブログ主は上の動画のサムネイル画面のような「緑と静寂に包まれた参道」を期待してその先に向かったのですが…


46-実際の参道の状況

 …しかしながら目の前に現れたのは、同じ目的でやって来た同業者だらけの光景でした。 \(^o^)/

 ブログ主が訪問したこの日は、ゴールデンウィーク真っ最中の快晴の夕方。そんなこともあってかこの日の参道は乾燥気味で緑成分は少なく、周りも大学生くらいの若いグループが話しながらぞろぞろ歩いており、中には中国語や朝鮮語の会話もちらほら聞こえるような状況でした。

 そのため期待していた「苔と緑に覆われた、しっとりと静寂な空間」とはほど遠い状況で、逆に「ここはいかにも観光地!」という感じが滲み出ていたのでありました。(;´Д`)


47-お堂付近にようやく到着 (17:40)

 歩きやすいとは言えないバイク用ハーフブーツで参道の坂道や階段を上ってきたブログ主は、ぜーぜー息を切らせて神社のお堂に到着します。


48-来た道(階段)

 来た道を振り返るとこんな感じ。


49-おみくじと御守りが無人販売中

 ここの神社ではおみくじ(100円)と各種御守り(500円)が無人で販売されており、希望者はおみくじの入っている箱や衣装ケースに入っている御守りを自分で取り出してお代は賽銭箱に投入するという、参拝者の善意に頼り切った販売形態となっています。治安の悪い国の外国人が見たら卒倒しそうな光景です。


50-きっちりゲットしてきます

 ブログ主は小銭入れに600円が入っていたこともあり、おみくじと御守りを各1つ頂いてきました。


51-車も通れる舗装された坂道(帰り道)

 上色見熊野座神社の先には穿戸岩(うげといわ)という神社参拝とセットで訪問されることの多い名所があるのですが、穿戸岩に行くには杖が貸し出されるような山道を登っていく必要があります。しかしながらブログ主は朝からバイクで走り続けてお疲れモードなことや、履いてる靴(バイク用ブーツ)が山道を歩くには向いていないことから、今回は穿戸岩への訪問は断念しバイクの方に戻っていきます。

 その帰り道は苔が生えて滑りやすい石段のある参道ではなく、参道にほぼ平行しているコンクリート舗装路を下っていきます。味気ないですが、歩きやすくて安全です。


52-坂道経由での出入口 (17:50)

 舗装路を下っていくと、臨時駐車場に近い場所に出てきました。ここには観光客を見込んだギャラリーがあるみたいです。

 こうして不完全燃焼の状態で上色見熊野座神社から下ってきたブログ主は、
  「こ、ここなら次に帰省した際におかんの車で簡単に来れるから。(震え声)」
 …と、リベンジを誓ってこの地を後にするのでした。

 次に来るときは、他の観光客がまだ来ない&朝露が残る早朝の時間帯に来たいものだと思いました。

<上色見熊野座神社に参拝されたい方へのアドバイス>
 ・自家用車で来られる場合は、カーナビの目的地を色見郵便局 (TEL:0967-62-0505)に設定されるとよいでしょう。郵便局さえ見つけられれば、その近くの臨時駐車場は普通の注意力を持っている人間ならすぐに判ります。

 ・神社の入口は色見郵便局が近いですが、参拝客は臨時駐車場を使いましょう(当然のマナー)。

 ・臨時駐車場は簡素な砂利道です。雨天時や雨天後はベチャベチャになる可能性があるので覚悟しましょう。

 ・歩きやすい格好や靴で来ましょう。特に靴は滑りにくくて足首が曲がるものが望ましいです。特に穿戸岩まで行くのであれば、トレッキングシューズ+リュックの格好がよいでしょう。

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3. 上色見熊野座神社→箱石峠→阿蘇市坂梨(国道265号終点)まで


この区間の地図

 上色見熊野座神社から下ってきたブログ主は、箱石峠を越えて国道265号の終点となる阿蘇市坂梨の国道57号との交点に向かってラストスパートします。


53-根子岳の東側のエリアに向かって進んで行きます

 日暮れも近づいてきたので先を急ぎます。(18:00)


54-黒い牛さんがいます

 …が、残念ながら構っている時間もありません。


55-県道135号線との分岐点前(大戸ノ口)

 県道135号 高森竹田線は、ここから旧荻町通って竹田市街地に至るルートです。確か山間部は狭い山道だった気がしますが、前回走行したのはかれこれ15年以上前になるので記憶が曖昧です…


56-阿蘇市に入ってきました (18:03)

 この辺りは旧波野村エリアになります(多分)。


57-日が暮れかけています1

 傾いたお日様が山に隠れてしまいました。


58-日が暮れかけています2

 爽やかな高原エリアも、日が暮れてくると寂しさを感じてきます。


59-県道217号 河原新波野線との分岐点 (18:08)

 右に行くと波野村市街地とJR豊肥線の波野駅に至ります。
 なお旧波野村はブログ主が学生時代だった1990年代にオウム真理教の修行場みたいなものができて近隣住人とトラブルになっていた件の印象が強いのですが、そのオウム事件の死刑囚13人の刑が短期にまとめて執行されるとは、このときは思っていませんでした(走行日は2018年5月で、刑の執行が7月、このブログを書いているのが8月)。


60-箱石峠の風景1 (18:10)

 国道265号の峠の1つである箱石峠に来ました。ひと山越えたので、このエリアはまだ陽が残っています。


61-箱石峠の風景2

 箱石峠は目を奪われるようなダイナミックな風景となっています。


62-箱石峠の風景3

 箱石峠は酷道ではありませんが、勾配がきついヘアピンカーブがいきなり出てきたりするので、ここを初めて走る人はやんちゃな走行はお勧めしません。(ここに限った話ではないですが)


63-箱石峠の風景4

 こういう道は風景や空気を楽しみながら、のんびり走りたいものです。


64-平坦な道に戻ってきました

 観光道路的な風光明媚な区間もそろそろ終わりです。


65-日暮れ間近の原っぱ

 阿蘇のこうした風景も捨てがたいです。


66-国道265号の終点手前 (18:20)

 そして阿蘇市(旧一の宮町)の坂梨交差点に到着します。長かった国道265号の旅もこれで終わりとなります。
 バイクのトリップメーターを見ると、国道265号に入る前に給油した小林市街地からちょうど200kmでした。


4. (おまけ) 阿蘇市から竹田市まで


67-大分県に突入 (18:36)

 ブログ主はその後も大分の実家に向けてバイクの走行を続けます。


68-国道57号を疾走

 国道57号は大分⇔熊本間のメインルートで、特に県境の阿蘇市(熊本県)~竹田市(大分県)間の約30kmはひたすら60+αkm/hで走り抜けるような超快走路となっています。


69-竹田市内のガソリンスタンドで給油 (19:00)

 そして竹田市のガソリンスタンドで本日最後の給油を行います(前回給油した小林市より228km)。
 給油と小休憩を終えてこのガソリンスタンドを出るときには日没を迎え、大分の実家に辿り着いた20時過ぎには完全に真っ暗になっていたのでありました。

 その後、ブログ主は5月6日に西大分港を出る神戸行きフェリーに乗って神戸から横浜までの約600kmを自走したのですが、そのほぼ全区間(約9時間)できっちり雨に打たれるという苦行になったのでありました。(;´Д`)



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※ ブログ主は刀剣乱舞で遊んだことはないのですが、阿蘇神社の蛍丸(戦後の混乱期以降行方不明の国宝の刀)が最強クラスのステータスを持つショタっ子になっているとのこと。その後、関市の刀鍛冶による蛍丸の復元計画や、熊本地震で潰れた阿蘇神社の復興にも刀剣乱舞ファンの支援があったということで、とても有り難いことだと思っています。
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国道265号線を走ってみる・その6 (椎葉村 ⇒ 国見峠 ⇒ 山都町 道の駅そよ風パーク)

2018年07月28日 | バイク
【走行日:2018/5/4、記事作成日:2018/7/28】

 このエントリでは、国道265号線を走ってみる・その5 (椎葉村大河内地区 ⇒ 飯干峠 ⇒ 上椎葉)の続きとして、宮崎県椎葉村から熊本県山都町までの走行記を記載しています。


国道265号全体の地図(google mapへのリンク)

 今回ブログ主はフェリーで神戸から宮崎港に上陸後、国道265号の起点(南側)に当たる宮崎県小林市まで行き、そこから国道265号を北上しています。


椎葉村→山都町 道の駅そよ風パークまでの地図 (google mapのデータ)

 このエントリでは宮崎県椎葉村(上椎葉)の国道327号との分岐点から国見峠を越えて五ヶ瀬町に入り、熊本県山都町の道の駅そよ風パークまでの区間について記載しています。

それ以外の区間については下記リンクを参照ください。
 ・その1 … 前編、小林市市街地 ⇒ 旧須木村間
 ・その2 … 旧須木村 ⇒ 輝嶺峠 ⇒ 田代八重ダム間
 ・その3 … 田代八重ダム ⇒ 尾股峠 ⇒ 西米良村間
 ・その4 … 西米良村 ⇒ 椎葉村大河内地区間
 ・その5 … 椎葉村大河内地区 ⇒ 飯干峠 ⇒ 上椎葉(椎葉村市街地)間
 ・その6 … 椎葉村 ⇒ 国見峠 ⇒ 五ヶ瀬町 ⇒ 山都町 道の駅そよ風パーク (このページ)
 ・その7 … 道の駅そよ風パーク ⇒ 上色見熊野座神社 ⇒ 箱石峠 ⇒ 阿蘇(終点)


1. 上椎葉(国道327号分岐点)→国見峠まで


椎葉村 上椎葉地区→国見峠(国見トンネル)手前までの地図

 飯干峠を越えて椎葉村の市街地である上椎葉地区までやってきたブログ主は、休憩なしで先を急ぎます。(´・ω・`)


01-国道265号と327号との分岐点手前(15:53)

 この時点ではブログ主は日向市方面に向けて東進中ですが、ここで左に曲がります。


02-この橋を渡って国道265号の単独区間に入ります

 上の写真にもちょっと写っていますが、この白くて大きな橋を渡って、この後は五ヶ瀬町・阿蘇方面に向かってひたすら北上していきます。


03-国見峠に向かって快走路を疾走します

 この辺りの国道265号は改良されていて、道路環境もよく・交通量も少なく・周りの風景も最高な超快速道を進んで行きます。


04-十根川の清流が心地良いです

 左手を流れる川は、耳側の支流である十根川(とねがわ)です。

中間管理録トネガワ(1) (ヤングマガジンコミックス)
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 全然関係ないですが、ブログ主はカイジのスピンオフ作品である「中間管理録トネガワ」が笑えてすごく好きです。(こっちのトネガワは“利根川”ですが)


05-奥村地区との分岐点に到着 (16:03)

 国道265号 五ヶ瀬町方面は左との案内が出ています。


06-1.5車線になった左の道を進んで行きます

 椎葉村~五ヶ瀬町間の大半は2車線快速道なのですが、先程の分岐点から先の一部で狭い区間が残っています。


07-紅葉時期に見に来たい渓谷の風景です

 左手の十根川の風景は本当に綺麗で、空気も綺麗でたまりません。横浜から走りにやって来てよかったと思えるひとときです。


08-落石注意区間

 椎葉村~五ヶ瀬町間の道路環境は、よくない個所でも普通車と大型車の離合に気を遣う狭い区間が一部残っている程度で、ブログ主的には酷道感は全く感じません。


09-再び快速道になります

 この後はひたすら快速道となります。
 なお宮崎市内からはメッシュグローブで走ってきたブログ主ですが、この頃から肌寒くなってきたために一旦停車し、通常グローブに付け替え、ジャケットのチャックをきっちり首まで上げて走行を再開します。


10-国見峠(旧道)の分岐点手前 (16:15)

 そして国道265号を代表する峠の一つである国見峠の手前までやってきました。


2. 国見峠・国見トンネルについて

 ここで国見峠について、ちょっと補足します。国見峠は九州の背骨となる九州山地の高い山を越える峠で、椎葉村と五ヶ瀬町とを隔てています。


国見トンネル(国見バイパス)経由の現道ルート

 現在の椎葉村~五ヶ瀬町間は国見峠の東側に掘られた長大な国見トンネル(全長2777m)を挟んで国見バイパスが整備されており、峠の前後は車で5~10分程度で通過できる快速道になっています。


国見峠を越える旧道ルート

 しかし国見バイパスが完成する前の国見峠経由の国道265号の旧道は、大型車通行不可の狭隘一車線断崖ルートであり、九州最凶酷道と評される国道265号の中でも最も凶悪な区間と評されていました。

 また椎葉村から五ヶ瀬町に抜けるルートはこの劣悪な国見峠越えルートしかなく、さらにこの道すらも災害や積雪で通行止めになるなどで、椎葉村⇔五ヶ瀬町間の移動はバイパス道が完成する比較的近年(1996年)まで通行が困難な状況が続いていました。


11-国見峠前後の地図(2000年版のツーリングマップル九州より)

 上の写真はブログ主が持っている古いツーリングマップルの地図ですが、国見峠越えの旧道については「ガードレールもない完全1車線“酷道” 断崖・ハード」という素敵なガイド文が付いています。
 酷道マニアのブログ主はこの地図を見て、「おっ、これは一度は走りに行かなきゃ! (使命感)」と前々から思っていたのでした。(←変態)


12-国見峠(旧道)の分岐点までやってきました(16:20)

 自称酷道マニアのブログ主はせっかく横浜からやってきたこともあり、当初は国見峠の旧道を走る気マンマンでした。しかしこの日の最大の目的は、明るいうちに国道265号を走破して写真に収めること。
 ここから終点の阿蘇まではまだまだ距離があるのに、日没の19時頃までは約2時間半なのであまり時間がありません(真っ直ぐ走れば余裕ですが、この日は寄り道予定場所があります)。

 また現在の国見峠の旧道は拳(こぶし)大の石がゴロゴロしているとの情報があり、オンロードバイクのブログ主だと苦戦することが見込まれ、最悪の場合は引き返さなければならないケースも考慮する必要がありました。
 そのため今回は泣く泣く国見峠の旧道はスルーすることにしました。(´・ω・`)


13-左側が旧道に続く道

 こっちの道を進めば国見峠。ここから見える分には普通の道に見えます。


14-国見トンネル手前 (16:22)

 そして国見トンネルの手前までやって来ました。この写真を撮った後、すぐに先に進んで行きます。


15-国見トンネルを抜けて五ヶ瀬町側に出たところ(16:27)

 そして長いトンネルの途中で椎葉村から五ヶ瀬町に入ります。西米良村側から椎葉村に突入したのが14:10頃だったので、同じ椎葉村内を通り抜けるのに2時間少々要したことになります。


16-五ヶ瀬町側の国見峠(旧道)入口

 先程のトンネル出口のすぐ近くに、国見峠(旧道)の五ヶ瀬町側の入口があります。
 現道のすぐ近くのところなのに、それなりに大きな石が転がっているのを見かけたブログ主は、「あっ、これあかんやつや」と直感的にこの道の危なさの雰囲気を感じ取り、「無理して進まなくて良かった」と安堵したのでありました。

 なお、国見峠の旧道の状況については「鹿児島を走る!!」さんのブログが詳しいので、興味のある方は参照されてみてください。
 ・九州を走る!!~旧酷道265号 国見峠 前編~
 ・九州を走る!!~旧酷道265号 国見峠 後編~

 上記のブログでは2011年に走行された状況をレポートされていますが、昨年(2017年)に某掲示板にうpされていた写真によると、それよりも酷くなっているようでした。


3. 国見峠 → 五ヶ瀬町 → 山都町 馬見原まで


国見トンネル → 山都町 馬見原までの地図

 椎葉村から五ヶ瀬町に入ってきたブログ主は、引き続き国道265号を北上して行きます。


17-国見トンネルより五ヶ瀬町側も快速道が続きます

 国見トンネルから先はひたすら快速道が続きます。
 なお五ヶ瀬町には九州ではレアものの(というか日本最南端の)スキー場があるところです。この付近はそれくらいの山間部です。その五ヶ瀬ハイランドスキー場(公式サイト)は、写真でいうと左側の山の方に存在します。


18-県境まで5km

 今朝宮崎港より上陸して以降ずっと宮崎県内を走ってきましたが、そろそろ熊本県に入ります。


19-県道202号 鞍岡赤谷線の分岐点前

 この辺りはすでに民家の多くなってきたエリアです。


20-明るい山里の風景です

 こういう風景は大好きです。


21-熊本県 山都町(やまとちょう)に入ります (16:44)

 ここから熊本県に入ります。ブログ主は山都町と聞いてピンとこなかったのですが、調べたところ2005年に旧蘇陽町・矢部町・清和村が合併してできた、まだ新しい自治体のようです。ちなみにこの付近は旧蘇陽町に当たります。
 なお、蘇陽町は「そようまち」と読みます。「そようちょう」と読むと太古の税制度になるので注意が必要です。


22-田植えの準備が進んでいるようです

 自分とこの田舎に戻ってきた感じがして、落ち着く風景です。


23-馬見原の交差点に到着 (16:47)

 そして国道218号と合流する交通の要衝地点となる馬見原(まみはら)の交差点に到着します。
 この交差点を右に進むと五ヶ瀬町の市街地や高千穂町方面へ、熊本市や国道265号は左へ進みます。


4. 馬見原 → 山都町 道の駅そよ風パークまで


馬見原→道の駅そよ風パークまでの地図


24-国道218号との重複区間を進みます

 国道265号はわずか1km程度ですが、国道218号との重複区間があります。
 国道218号は熊本市(感覚的には宇城市)から中九州をほぼ真横に横断して延岡市に至るルートですが、ブログ主的には「延岡~高千穂間を結ぶ五ヶ瀬川沿いの国道」というイメージが強いです。


25-滝上交差点より再び単独区間に入ります (16:49)

 先程の馬見原の交差点からものの数分で次の分岐点となる交差点に到着します。国道265号はこの滝上交差点を右折して高森方面に向かいます。なおこの道(国道218号)を直進すると、旧矢部町の通潤橋の近くに出ます。


26-オレンジセンターラインの2車線国道 (暗い写真になっています)

 この付近はごくふつーの2車線国道となっています。交通量もそこそこあります。


27-変則的な交差点が出てきました(16:54)

 ここは山都町の菅生地区というところらしいのですが、左側からやってくる県道151号 清和高森線がビリヤードの球のように跳ね返ったような変わった地形になっています。


28-道の駅そよ風パークに到着(16:58)

 そして17時頃に休憩ポイントとなる道の駅 そよ風パークに到着しました。ここでちょっぴり休憩して、残りは阿蘇までのラストスパートとなります。

 ~その7へ続く



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国道265号線を走ってみる・その5 (椎葉村大河内地区 ⇒ 飯干峠 ⇒ 上椎葉)

2018年07月21日 | バイク
【走行日:2018/5/4、記事作成日:2018/7/21】

 このエントリでは、国道265号線を走ってみる・その4 (西米良村 ⇒ 椎葉村大河内間)の続きとして、宮崎県椎葉村の大河内地区から上椎葉地区までの走行記を記載しています。


国道265号全体の地図(google mapへのリンク)

 今回ブログ主はフェリーで神戸から宮崎港に上陸後、国道265号の起点(南側)に当たる宮崎県小林市まで行き、そこから国道265号を北上しています。


椎葉村大河内地区→上椎葉地区までの地図 (google mapのデータ)

 このエントリでは、国道388号との分岐点(椎葉村大河内地区)から飯干峠(いいぼしとうげ)を越えて椎葉村の市街地である上椎葉地区に至る区間について記載しています。

それ以外の区間については下記リンクを参照ください。
 ・その1 … 前編、小林市市街地 ⇒ 旧須木村間
 ・その2 … 旧須木村 ⇒ 輝嶺峠 ⇒ 田代八重ダム間
 ・その3 … 田代八重ダム ⇒ 尾股峠 ⇒ 西米良村間
 ・その4 … 西米良村 ⇒ 椎葉村大河内地区間
 ・その5 … 椎葉村大河内地区 ⇒ 飯干峠 ⇒ 上椎葉(椎葉村市街地)間 (このページ)
 ・その6 … 椎葉村 ⇒ 国見峠 ⇒ 五ヶ瀬町 ⇒ 山都町 道の駅そよ風パーク
 ・その7 … 道の駅そよ風パーク ⇒ 上色見熊野座神社 ⇒ 箱石峠 ⇒ 阿蘇(終点)


1. 国道388号分岐点→飯干峠まで


国道388号分岐点(椎葉村大河内)→飯干峠までの地図

 西米良村側から国道265号を北上し、椎葉村の国道265号/388号の重複区間(酷道グランドクロス)まで到達したブログ主は、ある意味安堵していました。それは何故なのかというと、ここから先の区間はほとんど走った経験があり、輝嶺峠や尾股峠のような生き地獄級の悪路環境ではないことが判っていたからです。

 ちなみに前回初めて飯干峠を越えたのは、CB1000SFに載っていた2008年のゴールデンウィークのこと(このときの走行記)。あれからもう10年前経ったのかと思うと、時の流れの速さにビビります。


01-国道388号との分岐点(椎葉村大河内地区、14:33)

 ここに来たのは2年ぶり3回目。過去2回は写真の左側の道(国道388号の湯前町方面)からやって来ましたが、今回は逆側からやって来ました。ここの分岐点を右に進んで、上椎葉方面へ国道265号を北上していきます。


02-極一部の2車線区間

 この付近だけはよい道路環境です。ただし左の電光掲示板には「夜間通行止 崩土 265 下福良付近」との物騒な警告が出ています。


03-早速道が狭くなってきました

 この付近は狭いながらも路面状況は良好です。


04-大型車通行止め

 これから先の飯干峠前後の区間は、路肩軟弱・幅員狭小のため大型車通行止(4t車ロング含む)となっています。


05-酷道らしい雰囲気が出てきました

 狭いところはバイクと普通車の離合も気を遣うレベルの1車線区間となるため、対向車の存在が気になります。 


06-Y字型の分岐点(14:38)

 案内板がなければ左に進んでしまいそうなところですが、国道265号は右側になります。ここは10年前に来たときも「おっ!」と思った印象的な場所でよく覚えていたので、今回は全く迷いませんでした。


07-まるで雨天のような路面

 九州地方は前日は雨天だったものの、この日は快晴でした。ほとんどの道は乾いた路面ですが、飯干峠前後の一部区間は山から湧き出した水が道路全体を濡らしており、まるで雨天のようなウェット状態なところがありました。
 路面も濡れているだけならともかく、枯葉・砂・泥で滑りやすくなっていて、オンロードバイクではかなり泣けました。(;´Д`)


08-森の中の急カーブを抜けていきます

 地味に体力と精神力を奪う、見通しの悪い狭い道が続きます…。


09-左が開けた場所に出てきました

 特に見晴らしが良いところではないのですが、印象的な風景でした。


10-国道265号のおにぎり

 ここは野々首地区とのことですが、生首っぽい語感で、なんとなく恐ろしさを感じます。


11-飯干峠の頂点に着きました(14:51)

 そして国道265号の難所の1つ、飯干峠に到着しました。


13-飯干峠のオブジェ(ひえつきの里)

 上の写真にも小さく写っていますが、飯干峠には「ひえつきの里」と書かれたオブジェがあります。


14-飯干峠のおにぎり前で記念撮影

 せっかくなので飯干峠のおにぎりを背景に、うちのバイク(YAMAHA XJ6 Diversion)の記念撮影をします。

 余談ですが“飯干峠”は同じ宮崎県内でそう遠くない場所にもう1つ存在するため、混同しないように注意する必要があります。


2つの飯干峠 (google mapのデータ)

 現在ブログ主がいるのは、上の地図で赤マークが付いていない下側の飯干峠(椎葉村の国道265号)で、もう1つの飯干峠は五ヶ瀬町と諸塚村との境(国道503号)に存在します(地図の赤マークの方)。


2. 飯干峠→小崎小学校付近まで


飯干峠→小崎小学校付近の地図

 ここから先は椎葉村の市街地である上椎葉に向かって、峠道を下っていきます。


15-飯干峠の下りスタート(14:55)

 飯干峠前後の道は、多少狭いところはあれど、路面状況はそれほど悪くはありません。


16-ええ風景やな~

 オブジェのあった飯干峠の頂点からはあまり良い眺望は得られないのですが、ちょっと下った右手側には周囲の山々が見下ろせる見晴らしの良い場所があります。(´∀`)


17-ショートカット村道との分岐点 (14:57)

 下りを開始してからまもなく、右下にUターンして下っていくような村道との分岐点があります。
 右手の青い標識には「↑川の口・上椎葉(国道265号)」「臼杵俣・上椎葉↓」と書かれています。


ショートカット村道の地図

 右側の村道は、ぐにゃぐにゃと遠回りしている国道265号を短絡する1車線の舗装道路です。上椎葉⇔飯干峠間を移動するのであれば、こちらの道の方が早くて近いです。
 なおブログ主は10年前に来たときにこの村道を通ったことがあることと、今回の旅の目的は国道265号を走破することなので、今回はそのまま真っ直ぐ進んでいきます。


18-村道分岐点より先の道路

 先程の村道分岐点より先の路面はアスファルトがハゲかけてでこぼこしている上に、枯葉や小石が散乱していることもあり、オンロードバイクでは結構シビれる酷道になっています。(;´Д`)


19-木材が積まれてあります

 さすが、林業の盛んな山の中という感じです。


20-路肩危険 (椎葉村では日常の風景)

 この日はゴールデンウィークということもあり、対向車・先行車がそこそこ存在していました。
 飯干峠前後の区間はバイクと普通車であればそれなりに離合できるものの、車同士の離合であれば難儀する区間が多いです。そのためトロトロ走っては、てきとーに止まって写真を撮って進んでいるブログ主のバイクですら、先行車に追いついてしまいました。


21-大型車通行禁止

 上椎葉側から飯干峠の登り区間に入る手前に設置されている警告看板です。


22-久々にまともな道路環境です(15:17)

 川の口地区まで降りて来ると民家もそこそこあり、道路環境もよくなってきました。ここまで来ると同じ椎葉村の市街地である上椎葉地区まであと一息なように思えますが、上の標識には「↑椎葉 15km」と長い距離がしれっと書かれてあるのがステキです。


23-民家の軒先の1車線を進んでいきます

 改良された2車線区間もあっという間に終わり、今度は民家と民家の間を縫って走るような1車線の生活道路っぽい区間を進んで行きます。ただしブログ主はこういう田舎の雰囲気・空気感は大好きなのであります。


24-まだまだ先があります…

 ようやく人里に降りてきたと思ったのに、上椎葉の市街地はまだまだ先です…


25-小学校が出てきました

 そして鯉のぼりが吊されてある小さな小学校まで到達しました。ここは小崎小学校というところで、明治7年創立の歴史のある学校のようです(入口に書かれてあった)。ただしこの日は休みということもあり、子供達の姿は見当たりませんでした。


26-村道と合流点 (15:26)

 そして小学校の近くで、前述のショートカット村道と合流します。(上の写真の右側が村道)


3. 小崎小学校付近→上椎葉ダム→国道327号分岐点まで


小崎小学校~上椎葉ダムまでの地図

 ここから先は上椎葉ダム沿いの道を通って進んで行きます。


27-上椎葉まで8.6km

 ここまで来ると市街地まであと一息なハズですが、走っても走ってもまだまだ先があって、10年前に初めて通ったときは精神的にへこたれそうになった記憶があります。


28-ダム湖(日向椎葉湖)が見えてきました

 左手の木々の間から、大きな川というか湖が見えてきました。


29-上椎葉ダム(上から)

 ここは戦後間もない頃に建築が始まった上椎葉ダムで、高さ100mを超える大規模アーチダムです。現在でも大型車の通行には難儀するようなところなのに、よくこれだけのものを半世紀以上前に作り上げたものだと思います。


30-急坂ヘアピンカーブを下っていきます (15:41)

 このヘアピンカーブのところから右側に分岐する道があります。この道を進んでいくと国道388号の大河内越えの手前に到達するので、もしその4で触れた野地の大滝や酷道グランドクロス方面から上椎葉地区に抜けるのであれば、飯干峠越えのルートよりもこちらの方が近道になると思われます。


飯干峠を経由しない上椎葉⇔大河内間のルート


31-ここから先の道路環境は良くなります

 付近は民家も多くなり、ようやく市街地が近づいてきた感があります。


32-上椎葉ダムを下から

 先程の上椎葉ダムを下から眺めます。やっぱりデカイです。


上椎葉ダム~上椎葉市街地間の地図

 ここから先は良好な道路環境をスイスイと進んで行きます。


33-上椎葉の市街地に到着(15:45)

 西米良村で見て以来、約54kmぶりに信号機を見かけました。椎葉村の宿泊施設や食事処はこの信号を左に入ったエリアにあります。
 ブログ主は本当はここで一服したかったのですが、日没までに阿蘇に到達する(国道265号を走り終える)必要があるため、今回は泣く泣くスルーして先へ進みます。(´・ω・`)


34-山と山の間に架かる橋を通ります

 山肌には隣の山の影が映っており、日が傾いてきた感があります。


35-県道142号上椎葉湯前線との合流点

 上椎葉⇔人吉・湯前方面間の通行は、国道265号(飯干峠)+国道388号(湯山峠)経由よりも、この県道142号経由の方が早くて近いようです。


36-中椎葉トンネル

 全長878mのまだまだ新しさを感じるトンネルです。


37-国道327号との分岐点前標識

 椎葉村と日向市とを結ぶ幹線道路である国道327号との分岐点が近づいてきました。


38-国道327号との分岐点 (15:53)

 そして国道265号は信号の無いこの交差点を左に曲がり、国見峠を越えて五ヶ瀬町・阿蘇方面へ北上していきます。

 ~その6へ続く



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国道265号線を走ってみる・その4 (西米良村 ⇒ 椎葉村大河内間)

2018年07月16日 | バイク
【走行日:2018/5/4、記事作成日:2018/7/16】

 このエントリでは、国道265号線を走ってみる・その3 (田代八重ダム ⇒ 尾股峠 ⇒ 西米良村間)の続きとして、宮崎県の西米良村から椎葉村の大河内地区までの走行記を記載しています。


国道265号全体の地図(google mapへのリンク)

 今回ブログ主はフェリーで神戸から宮崎港に上陸後、国道265号の起点(南側)に当たる宮崎県小林市まで行き、そこから国道265号を北上しています。


西米良村→椎葉村大河内地区までの地図 (google mapのデータ)

このエントリでは、昼休みの休憩ポイントであった西米良村の市街地から、「酷道グランドクロス」と呼ばれる国道265号/388号との重複区間である椎葉村大河内地区までの区間について記載しています。

それ以外の区間については下記リンクを参照ください。
 ・その1 … 前編、小林市市街地 ⇒ 旧須木村間
 ・その2 … 旧須木村 ⇒ 輝嶺峠 ⇒ 田代八重ダム間
 ・その3 … 田代八重ダム ⇒ 尾股峠 ⇒ 西米良村間
 ・その4 … 西米良村 ⇒ 椎葉村大河内地区間 (このページ)
 ・その5 … 椎葉村大河内地区 ⇒ 飯干峠 ⇒ 上椎葉(椎葉村市街地)間
 ・その6 … 椎葉村 ⇒ 国見峠 ⇒ 五ヶ瀬町 ⇒ 山都町 道の駅そよ風パーク
 ・その7 … 道の駅そよ風パーク ⇒ 上色見熊野座神社 ⇒ 箱石峠 ⇒ 阿蘇(終点)


1. 西米良村の市街地→国道388号合流点(椎葉村)まで


01-西米良村村所の交差点より北上を開始します (13:52)

 国道265号は国道219号との重複区間から枝分かれし、再び単独区間となって北上します。
 ここから隣町の椎葉村まで55km、2つ隣(椎葉村の先)の五ヶ瀬町まで109kmという、まるで北海道のような距離感の道を進んでいきます。


02-未改良区間の警告キター

 生き地獄だった旧須木村~西米良村間の輝嶺峠・尾股峠の手前で見かけたものと同じ警告看板が出てきました。


03-川沿いの快走路

 ところが川沿いの快走路が続きます。左隣を流れている川は、宮崎県を代表する河川である一ツ瀬川です。(最終的に佐土原町・新富町のところから日向灘に流れ込みます)


04-竹原トンネル手前

 右に曲がると天包山方面(米良椎葉林道方面)に行く道のようです。


05-上米良地区の快走路

 竹原トンネルを過ぎてもしばらくは快走路が続きます。 


06-この先幅員減少 (14:00)

 ここから先、幅員が減少するようです。ただし酷道のかほりは感じられません。


07-九州電力からの注意看板

 ブログ主はこういう警告看板を見るとワクワクしてしまいます(変態)。


08-ダム放流中

 ダム放流中を示す電光掲示板があります。


09-西米良村~椎葉村間の1~1.5車線道路

 西米良村以北の国道265号は、2車線の快速道と1~1.5車線の狭い道の2パターンになるのですが、狭い道でもバイクと車の離合は余裕な幅員があって路面も全然悪くないので、バイク海苔のブログ主としては酷道感は感じませんでした。
 ※ ただし車の人は、対向車が来ると気を遣うと思います。


10-ひたすら一ツ瀬川に沿って進みます

 川沿いの道は爽やかで、走っていてイイ感じでした。


11-ここから椎葉村に入ります (14:10)

 椎葉村と西米良村との境に到達しました。


地図でいうとこちら。


12-九州電力槙之口ダムが見えてきました(14:13)

 ダムと言っても川を堰き止めて作ったような、大きくはないダムでした。


13-村道との分岐点(大藪橋)

 先程の槙之口ダムのちょっと先でY字型の分岐点に突き当たります。(14:14)
 国道265号は左方面との案内が出ているので迷うことは無いのですが、「この先幅員狭小」と「大河内小まで5.5km」という看板が出ている点が印象的でした。特に「最寄り小学校まで5.5km」というのは、都会の人間にはなかなか想像しがたいものではないかと思います。


14-澄んだ源流沿いに進みます

 道幅は狭いながらも、綺麗な清流沿いの道は心が洗われるようです。紅葉時期に見に来たいところです。


15-滝が見えてきました(14:20)

 思わず「オオ!」と口走っちゃうような、水量が多くて落差のある滝が右手に見えてきました。


地図でいうとこちら


16-野地の大滝

 ここは「野地の大滝」というところらしいです。手前の石碑にもこの名称が刻まれていました。


17-反対側は深い緑の山

 先程の滝から、道を挟んで左側の風景です。いかにも九州の山らしい緑の濃い風景が見えます。


18-滝から先に進みます

 滝から先も路面は良好です。


19-国道388号線との交点に到着しました(14:25)

 先程の滝から間もなくして、国道388号線と合流します。


地図でいうとこちら

 国道265号はここから左に曲がり、国道388号線との重複区間を湯前・人吉方面に向かっていきます。


2. 酷道グランドクロス区間 (椎葉村内)

現在走行している椎葉村の国道265号と388号の重複区間は、“酷道グランドクロス”と呼ばれる酷道マニアにとっての聖地的なエリアになります。


酷道グランドクロスの概要図

 それは何故なのかというと、国道265号は言わずと知れた九州ナンバーワンの最凶酷道ですが、国道388号は(改良が進んでいる個所も多いのですが)国道265号に劣るとも勝らないぐらいの九州ナンバーツーと評される酷道です。
 そしてこの椎葉村の大河内地区は国道265号と388号が交わるところで、“東西南北どちらに進んでも酷道”という酷道マニア垂涎&一般人にとっては地獄のような道路環境になっています。

 この時点のブログ主は、酷道グランドクロスでいうと南側(西米良村方面)からクロス地点に北上してきたところになります。道路の改良が進んでいることもあって、酷道グランドクロスの中でははっきり言って最も楽な区間、いわゆる“四天王の中で最弱”扱いです。


国道388号・湯山峠の1枚

 ちなみに国道388号を西進すると人吉市・湯前町・水上村方面に向かいますが、ここは湯山峠という初心者がぎょっとするような酷道が待ち受けています。(ただし酷道区間は短め)


国道388号・大河内越えの1枚

 逆に国道388号を東進すると、標高1100m以上の九州山地を越える難所の山登り区間となる“大河内越え”ルートとなり、勾配の厳しく無人地帯の一車線悪路を20km以上突き進むという、酷道マニアのブログ主でもへこたれそうになる強烈酷道が待ち受けています。(国道388号については、こちらの走行記を参照ください)


20-左側(人吉・湯前方面)に進みます

 これからブログ主は酷道グランドクロスの北側ルートに当たる飯干峠を越えて椎葉村の市街地(上椎葉)方面に向かっていくことになります。


21-国道265号と388号の重複区間(椎葉村平)

 ただし酷道グランドクロスの北側分岐点(上椎葉側)と南側分岐点(西米良村側)はちょっと離れており、国道265号と388号の重複区間を3.6km程西に向かって走ることになります。


22-重複区間の一部狭い道

 重複区間は一部狭いところがあるものの、ほとんどは1.5~2車線で路面も良好なため、バイクで走る分には全く苦にならない状態です。


23-分岐点の手前までやってきました

 直進すると国道388号の人吉・湯前方面(湯山峠)、右側が国道265号の上椎葉方面(飯干峠)となります。


24-寂しい国道分岐点 (14:33)

 そして分岐点まで到達しました。ここは国道と国道が交わるという地図上では主要なポイントのように見えますが、実際には信号機も人気(ひとけ)もない寂しい場所になっています。
 これまで2車線道路を走ってきたところで、「右に進んでも左に進んでも、ここから先は1車線(どちらに進んでも酷道しか選択の余地なし!)」という、問答無用で地獄の選択肢を選ばせるような空気感が何ともたまりません(変態)。

 ここから先は、国道265号を代表する酷道区間の一つである飯干峠を越えて上椎葉方面に向かっていきます。

 ~その5へ続く



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国道265号線を走ってみる・その3 (田代八重ダム ⇒ 尾股峠 ⇒ 西米良村間)

2018年06月16日 | バイク
【走行日:2018/5/4、記事作成日:2018/6/16】

 このエントリでは、国道265号線を走ってみる・その2 (旧須木村→輝嶺峠→田代八重ダム)の続きとして、宮崎県の田代八重ダムから北上し、西米良村までの走行記を記載しています。


国道265号全体の地図(google mapへのリンク)

 今回ブログ主はフェリーで神戸から宮崎港に上陸後、国道265号の起点(南側)に当たる宮崎県小林市まで行き、そこから国道265号を北上しています。


旧須木村→西米良村間の地図 (google mapのデータ)

このエントリでは、上の地図の田代八重ダムから北上し、尾股峠を越えて西米良村に至る区間について記載しています。

それ以外の区間については下記リンクを参照ください。
 ・その1 … 前編、小林市市街地 ⇒ 旧須木村間
 ・その2 … 旧須木村 ⇒ 輝嶺峠 ⇒ 田代八重ダム間
 ・その3 … 田代八重ダム ⇒ 尾股峠 ⇒ 西米良村間 (このページ)
 ・その4 … 西米良村 ⇒ 椎葉村大河内地区間
 ・その5 … 椎葉村大河内地区 ⇒ 飯干峠 ⇒ 上椎葉(椎葉村市街地)間
 ・その6 … 椎葉村 ⇒ 国見峠 ⇒ 五ヶ瀬町 ⇒ 山都町 道の駅そよ風パーク
 ・その7 … 道の駅そよ風パーク ⇒ 上色見熊野座神社 ⇒ 箱石峠 ⇒ 阿蘇(終点)


1. 田代八重ダム→尾股峠まで


22-尾股峠に向かって再出発(11:53)

 田代八重ダム付近の道路はそれなりに整備されているのですが、この付近は道が悪いらしく、工事が行われているみたいです。


23-法面修復中

 山側の方はほとんど修復されていましたが、それでも石や枯れ枝が散乱していました。


24-やっぱり狭くなってきました…

 一時的に良かった道路環境もこれまで。また1車線の狭い山道に入っていくようです。


25-崩土・落石注意

 この辺りは道路中央に苔の生えた酷道らしい路面になっています。


26-がはっ…(吐血)

 路面がほぼ枯葉と砂(泥)で埋まった、オンロードバイク載りにとってはハードな路面が出てきました。(;´Д`)
 タイヤの空転・横滑りが怖いので、バイクを極力傾けずに徐行で通過していきます。


27-西米良村に入ってきました

 ダムを出てから10分足らずで、西米良村と小林市(旧須木村)との境に到達しました。


地図でいうとこの辺り

 このときの時間はちょうどお昼の12時でした。


28-木漏れ日の酷道

 この辺りもたいがいな道路環境ですが、まだマシな路面です。


29-道路近くの沢

 この日の九州地方は快晴でしたが前日は雨。その影響からか、山道の路面は落ち葉と砂がいっぱいのベチャベチャ路面になっている個所が多々あって相当に泣けました。(;´Д`)


30-川沿いを走るようになりました

 カメラのホワイトバランスが不調で、一部写真の色合いがおかしいです。(暗い写真は全て同じ原因です)


31-古い小学校のような建物を発見 (12:10)

 こんなところに人の営みの跡が…。一体何の建物なんでしょうか?


32-今度は川の右側を進みます

 隣を流れる清流が気持ちよいです。紅葉時期に来てみたいところでした。


33-雨天のような路面

 たまにまるで洗い越し(小川が道路を横切っているような場所)のような、走行中に水しぶきが上がるくらいに路面が濡れているところがあります。
 ブログ主は横浜から神戸に向かう道中ですでに大雨に降られていたのでバイクの汚れは気になりませんでしたが、もし綺麗にしたばかりのバイクで通りかかったら、かなり泣けると思います。(;´Д`)


34-西米良村まで20km (12:16)

 この辺りの道路は改良されていました。


35-再び荒れた道を進みます

 道路の両側が枯葉だらけ、中央部が苔になった1車線の狭い道です。バイク載りのブログ主は左の轍(わだち)を進みます。


36-九十九折りの道

 急坂ヘアピンカーブの狭い道を進んでいきます。


37-再び沢沿いの道へ

 雰囲気は悪くないのですが、路面は悪いです…


38-道の左が竹林になっています

 かつて酷い目に遭った大分県道41号 大分大野線(走行記)を思い出します…


39-尾股峠に到着です (12:35)

 田代八重ダムを出てからおよそ40分。現在の国道265号の最大の難所の1つである尾股峠に到着しました。


地図でいうとこちら


40-片側がなだらかな崖状態になっています

 これまで道の左右が木に囲まれていた環境を進んできたのですが、いきなり右側の木がなくなりました。なんか路肩が壊れかけているような感じがします…


41-深い山に入ってきたな~

 先程の木がなくなったところからは、開けた山の風景を眺めることができます。心の中でちょっと一息つきます。


42-尾股峠の下り

 尾股峠より北側(西米良村市街地側)も狭い道が続きますが、悪路の区間はそれ程長くありません。尾股峠自体が田代八重ダム⇔国道219号合流点間の中間よりも西米良村側にあるので、峠を下り始めたら酷い区間もあと一息です。


43-道が広くなってきました (12:49)

 峠を下り始めてから約15分。ようやく悪路区間から脱出しました。(´∀`)


44-民家やバス停が見えてきました (12:52)

 ここまで来るともう安心です。(´∀`)


45-そして国道219号とぶつかります(鶴瀬地区)

 国道265号は東西を走る国道219号とT字路的に突き当たります。(12:56)


地図でいうとこちら 

 国道265号はここで右に曲がり、国道219号との重複区間を西米良村市街地に向かいます。


46-重複区間は快走路

 国道219号は途中に信号などほとんど無い、広めの2車線快速道となっています。


47-双子のおにぎり

 重複区間の証として、国道219号と265号の2つのおにぎりが並んでいます。


48-西米良村の分岐点手前の橋までやってきました (13:04)

 「国道265号はこの先を左」との案内が出ています。


49-西米良村の信号機

 先程の橋のところです。久しぶりに信号機に出会いました。国道265号はこの交差点を左に進み、椎葉村方面に向かって北上するのですが、一旦直進して西米良村内で休憩を取ることにします。


50-西米良村の市街地に到着(13:06)

 先程の橋を過ぎてすぐにお店が並んでいるエリアに着きます。国道219号との重複区間に入って丁度10分、田代八重ダムを出発してから約1時間で到着したことになります。 


51-ラーメン屋に寄ります

 13時を過ぎていることもあり、てきとーに見つけたラーメン屋さんにてお昼ご飯とします。


52-猪肉のセルフ焼き肉(1000円)

 今回入ったお店は「来来ラーメン」というところですが、野菜気が足りなかったブログ主はチャンポン(850円だったかな?)を注文します。お腹の空いていたブログ主はメニューにあった猪肉に思わず反応してしまい、これも注文してしまいます。合計2000円近くの昼飯になってしまいました。
 なお猪肉はお店の人から「塩で喰らうべし」との指示を受け、その通り塩だけで食べたのですが、なかなかイケていました。(´∀`)

 お腹を満たしたブログ主は、さらに国道265号を北上して椎葉村に進んで行きます。

 ~その4へ続く



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国道265号線を走ってみる・その2 (旧須木村→輝嶺峠→田代八重ダム)

2018年06月10日 | バイク
【走行日:2018/5/4、記事作成日:2018/6/10】

 このエントリでは、国道265号線を走ってみる・その1 (前編、小林市→旧須木村)の続きとして、宮崎県の旧須木村(現小林市)から西米良村に向かう途中の田代八重ダムまでの走行記を記載しています。

それ以外の区間については下記リンクを参照ください。
 ・その1 … 前編、小林市市街地 ⇒ 旧須木村間
 ・その2 … 旧須木村 ⇒ 輝嶺峠 ⇒ 田代八重ダム間 (このページ)
 ・その3 … 田代八重ダム ⇒ 尾股峠 ⇒ 西米良村間
 ・その4 … 西米良村 ⇒ 椎葉村大河内地区間
 ・その5 … 椎葉村大河内地区 ⇒ 飯干峠 ⇒ 上椎葉(椎葉村市街地)間
 ・その6 … 椎葉村 ⇒ 国見峠 ⇒ 五ヶ瀬町 ⇒ 山都町 道の駅そよ風パーク
 ・その7 … 道の駅そよ風パーク ⇒ 上色見熊野座神社 ⇒ 箱石峠 ⇒ 阿蘇(終点)


国道265号全体の地図(google mapへのリンク)

 今回ブログ主はフェリーで神戸から宮崎港に上陸後、国道265号の起点(南側)に当たる宮崎県小林市まで行き、そこから国道265号を北上しています。


旧須木村→西米良村間の地図 (google mapのデータ)

このエントリでは、上の地図の下側から田代八重ダムまでの区間について記載しています。


1. 県道143号分岐点→輝嶺峠まで


県道143号分岐点前 (11:00頃)

 小林市街地から旧須木村に北上してきたブログ主は、宮崎県道・熊本県道143号 中河間多良木線との分岐点まで到達しました。


国道265号と県道143号との分岐点の地図

 上の地図の★マークのところになります。
 ここから右折し、九州最凶国道と評される国道265号の中でも特にイカれた区間として酷道マニアの間で著名な輝嶺峠と尾股峠を越えて西米良村に向かっていきます。


01-分岐点から先

 先程の分岐点からもしばらくは、改良された2車線の道になっています。


02-ここから先、1車線区間

 小林市街地からは快速道が続いてきましたが、ここから先は酷道の基本である1車線に変わります。ブログ主も「ついに来たか」という気持ちになります。


03-狭くて枯葉だらけの道が出てきました

 この辺りはまだ序の口です。


04-Y字型の分岐点 (11:06)

 2つ上の写真のところにもちょっと写っていますが、ここでY字の分岐点に突き当たります。正面に「←西米良 国道265号」と書かれた青い看板があるので迷うことはないのですが、逆に言うとこの看板がなかったら、どちらに進んでよいのか判らない初見殺しの状態になっていたと思われます。


05-覆い被さるような木の下を通ります

 人気(ひとけ)の全くない山の中に向かって突き進みます。


06-まだまだマシな道路環境

 路面(アスファルト)のひび割れが気になってくるようになりました。


07-絶壁の横を通り抜けます

 この辺りは路面に落ちている葉っぱが多くなって、大型オンロードバイク(YAMAHA XJ6 Diversion)で走っているブログ主にとってはキツくなってきた感があります。


08-網タイツの絶壁の横を通り抜けます

 輝嶺峠の前後はこの写真や1つ上の写真のように、片側(今回の進行方向では左側)が切り立った崖や岩場になっている区間がたくさんありました。


09-輝嶺峠の祠 (11:24)

 そして酷道区間に入って20分ほど走ったところで、輝嶺峠(きれいとうげ)に到着します。この峠には写真の祠があり、鳥居の部分には「輝嶺峠之神」と書かれています。


輝嶺峠の地図

 輝嶺峠は地図だと★マークのところになります。


2. 輝嶺峠→県道144号分岐点まで


10-ここから峠の下り道

 輝嶺峠に到着したブログ主ですが、休む間もなく先に進んで行きます。


11-右手の方は絶景ポイント

 「誰もいない深い山の中に入り込んできたな~」という感覚があります。
 この先の人気(ひとけ)のあるポイントとなる西米良村まで、30km以上もこんな酷道が続くのかと思うとげんなりしてきますが、たまにこういう眺望ポイントがあると嬉しくなります。


12-道路状態は下りもあまり変わりません

 輝嶺峠より西米良村方面も道路環境は変わらないというか、さらに酷くなっている感があります。


13-沢にかかる橋

 こういうカーブどころの小さな橋は、砂や葉っぱで滑りやすかったり、路面がでこぼこだったりするので、通行に気を使います。


14-やっぱり酷い道

 オンロードバイク海苔にとっては落ち葉(特に濡れ落ち葉)はスリップしやすいため、落ち葉の多い環境は勘弁してほしいもの。5月は落ち葉の少ない時期ですが、それでも峠前後の路面は多くの葉っぱが散乱する状態になっています。
 「今の時期でこれなら、晩秋はどんな地獄になるんだ…」と考えるだけでも恐ろしくなります。


15-県道144号との分岐点前 (11:45)

 そうしているうちに熊本県道・宮崎県道144号 槻木田代八重線との分岐点前まで到達しました。


国道265号と県道144号との分岐点の地図

 地図でいうとこちら。県道144号側に進んで行くと多良木町方面に進み、槻木(つきぎ)地区で最初に分岐した県道143号と合流します。


3. 県道144号分岐点→田代八重ダムまで


16-この辺りの道路環境は悪くはありません

 先程の県道との分岐点辺りから道路環境は改善されます。


17-県道360号との分岐点前 (11:50)

 県道360号 田代八重綾線との分岐点の手前まで来ました。


18-田代八重大橋手前

 正面に見える赤い橋が田代八重大橋(国道265号 西米良村方面)、岩陰に隠れていますが橋の手前より右側に行く道が県道360号(綾方面)となっています。そして橋のすぐ下が綾北川と田代八重ダムのダム湖になっています。
 なお“田代八重”は“たしろばえ”と読みます。


田代八重ダムの地図

 地図でいうとこの辺り。


19-綾町方面通行止め

 右側の県道360号は、この先通行止めの案内が出ていました。(峠に入る前からこの旨の案内はありました)


20-県道360号側から見た案内板

 左の小林方面が来た道、右の西米良方面がこれからの行き先です。こんな道がまだ30km近く続くのかと思うと気が滅入ります。


21-橋の上から見る田代八重ダム

 先程の赤い橋の上から右側を覗くと田代八重ダムが見えます。これだけ大きな人工物があるにも関わらず、辺りは全く人気(ひとけ)が感じられない無人の世界。

 「もしこんなところでバイクが壊れて、一人で取り残されたらどうしよう…」

などという不安な感情が一瞬心をよぎりますが、そんなことを考えてもしょーがないので、一旦ヅラ(ヘルメット)を取ってフェリーの中で買ったスナック菓子を少々つまみながら、ペットボトルのお茶で水分補給をして、第2の難関である尾股峠に向かって進んで行きます。

その3へ続く



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国道265号線を走ってみる・その1 (前編、小林市→旧須木村)

2018年05月03日 | バイク
【走行日:2018/5/3-4、記事作成日:2018/6/3】

 ブログ主はいわゆる酷道マニアの端くれであります。そんな変態人間ではありますが、昨年(2017年)に家庭を持つようになってからは酷道廻りは控えるようになっていました。
 しかしながら酷道成分の不足による禁断症状が出始めてしまったことから、やむを得ず4月に静岡の国道362号でリハビリを行った後(走行記)、2018年の5月連休は嫁を自宅にほったらかしにして自分一人でバイクで九州の実家まで往復してくるというワイルドな行動を行ってきたのでありました。

 今回のエントリでは、九州行きの主目的であった国道265号の走行記について記載したいと思います。ボリュームが多いため、次の構成に分割して記載しています。
 ・その1 … 前編、小林市市街地 ⇒ 旧須木村間 (このページ)
 ・その2 … 旧須木村 ⇒ 輝嶺峠 ⇒ 田代八重ダム間
 ・その3 … 田代八重ダム ⇒ 尾股峠 ⇒ 西米良村間
 ・その4 … 西米良村 ⇒ 椎葉村大河内地区間
 ・その5 … 椎葉村大河内地区 ⇒ 飯干峠 ⇒ 上椎葉(椎葉村市街地)間
 ・その6 … 椎葉村 ⇒ 国見峠 ⇒ 五ヶ瀬町 ⇒ 山都町 道の駅そよ風パーク
 ・その7 … 道の駅そよ風パーク ⇒ 上色見熊野座神社 ⇒ 箱石峠 ⇒ 阿蘇(終点)


はじめに. 国道265号線について


国道265号の地図(google mapへのリンク)

 国道265号は宮崎県小林市を起点に旧須木村(現小林市)、西米良村・椎葉村という九州の秘境地域、九州ではレアなスキー場のある五ヶ瀬町、熊本県に入って南阿蘇の山都町・高森町を通って終点の阿蘇市(国道57号)に至るという、まさに九州のど真ん中を南北に縦断するルートです。
 そして険しい九州山地に沿って走るこの国道265号は、酷道マニアの間では九州最凶酷道と評される全国屈指の酷道としてその名が知られています。ただし国道265号は端から端まで酷道という訳ではなく、終点の阿蘇側は風光明媚な観光・ドライブルートになっているという変わった特徴も持っていたりします。

 ブログ主は九州(大分)出身ではありますが国道265号全線を走る機会にはなかなか恵まれず、前回バイクで九州に帰れた2年前(2016年)は、当初国道265号を走るつもりだったものの熊本地震の影響で通行止め区間があったことから、やむを得ず九州第2の酷道である国道388号線を走破する旅に切り換えたのでした(国道388号の走行記)。

 そして今回ブログ主は横浜から神戸港まで自走してフェリーで九州入りし(宮崎港着)、南側(起点側)の小林市より北上する形で国道265号のアタックを開始し、大分の実家に向かっていったのでありました。


2018/5/4のブログ主の走行区間(google mapへのリンク)


1. 横浜→神戸→(フェリー)→宮崎市→小林市まで【余談】


横浜から神戸港までの地図(google mapへのリンク)

 ブログ主の2018年のゴールデンウィークは前半の3連休は休みで、連休の合間の5月1-2日は5/1のみ出勤、そして連休最終日の翌日(5/7)は休みが取れたため、連休の後半は5月2~7日の6連休となりました。
 そのため本当は5月2日夕方に神戸港を出港する宮崎行きフェリーに乗って九州入りしたかったのですが、休みが決定することが遅くなったために1週間前時点ですでにフェリーは満席で予約が取れず、翌日の5月3日の便で九州入りすることになりました。


01-出発前のうちのバイク(YAMAHA XJ6 Diversion)@雨天の駐輪場

 5月3日のブログ主は夕方までに神戸港に着けばよかったのですが、この日の横浜の天気は前夜から朝まで大雨。時間的には朝に出発しても可能ではあったものの、そんな時間に出発すると連休後半初日の超大渋滞に巻き込まれることが濃厚。そのためまだ暗い台風のような大雨の中を、しくしく泣きながら出発していきます。(朝5時前)

 なお、うちのバイクは今回のツーリングのために1日掛かりでピカピカに清掃していたのですが、大雨の中を出発したので、綺麗な状態は1秒も持ちませんでした。(´・ω・`)


02-浜松SAにて(9:30頃)

 大雨の中、横浜の自宅を出発したブログ主は雨に打たれながら渋滞の始まりかけた東名高速を抜け、新東名の駿河湾沼津SAで最初の休憩。その後も静岡市辺りまで雨に打たれながら黙々と西進し、浜松SAで2回目の休憩と給油を行います。この時点で天気は回復していたため、ここからはレインコートを脱いでの走行となります。

 通常は、豊田JCTから伊勢湾岸道に入って新名神経由で神戸に向かうルートが一番近いのですが、この日は四日市付近で大渋滞が発生していたために、今回は名神(名古屋・京都経由)で神戸の方に向かうこととします。しかし名神の方も名古屋付近で10km超の渋滞にハマってしまい、結構泣けました。(´・ω・`)


03-HATなぎさの湯 (公式サイト)

 そしてブログ主は10時間程かかって、ようやく神戸に到着します(15:30頃)。宮崎行きフェリーの出航時間は19:10で、乗船受付は17:30頃から開始されるので、まだまだ時間があります。そのため神戸港の近くにあるスーパー銭湯でまったりします。


04-神戸港にて(乗船待機中)

 そして乗船受付開始時刻に合わせて港に向かい、宮崎行きのフェリーに乗り込みます。


05-宮崎港下船前のフェリーの中(5/4 8:45頃)

 そしてフェリーは宮崎港に定刻に到着。快晴の宮崎に上陸します。


宮崎市→小林市間の地図(google mapへのリンク)

 その後ブログ主は国道10号と268号を使って、下道だけで小林市の方に向かいます。宮崎市街地を過ぎてからはずっと信号の少ない快走路でしたが、交通量が思っていたよりも多かったのが印象的でした。


06-国道265号の起点となる本町交差点(10:00)

 そしてブログ主は10時ちょうどに国道265号の起点となる小林市内の交差点に到着します。
 ここを右に曲がれば国道265号の旅が始まるのですが、これからガソリンスタンドなんてなさそうな山の中を長距離走ることになるので、一旦スルーして近くのガソリンスタンドで満タンにしておきます。なおこの時点では、前回の給油(大阪の吹田SA)から90kmぐらいしか走っていませんでした。


07-ENEOS 坂下商会SS (来た道は写真の右側)

 先程の交差点をそのまま直進し、最初に見つかった左折で入れるガソリンスタンドにて給油を行います。そして小休憩の後、10:30に来た道を戻って国道265号の起点に向かいます。


1. 小林市市街地(起点) → 旧須木村まで


小林市→旧須木村間の地図(google mapへのリンク)

 さて、ここからが主目的である国道265号線の旅が始まります。まずは小林市内の移動になりますが、小林市街地から旧須木村に向かいます。


08-国道265号の起点の本町交差点に戻ってきました(10:34頃)

 上の写真の直進側が宮崎方面(来た道)、左が国道265号となります。


09-国道265号の最初のおにぎり

 2つ上の写真にも小さく写っていますが、最初のおにぎりはこの交差点のすぐ近くにあります。


10-九州山地の山の中に向かって突中です

 今日は6時間以上かけてあの山の遙か先に向かって行くことになります。この時の時間はすでに11時の手前。ブログ主的にはもっと早く活動を開始したいところではありましたが、フェリーの時間に合わせて行動しなければならないため仕方がないものがあります。


11-まっすぐな道路

 小林市街地から旧須木村まではスイスイ走れる2車線国道となります。


12-印象的な橋(10:50頃)

 ちょっと痛みかけている青い橋です。


13-県道401号分岐点前

 右側は県道401号 奈佐木高岡線となります。


14-栗販売所

 特産品の栗を売っている変わったお土産販売店がありましたが今回はスルーします。


15-県道26号分岐点前(10:54頃)

 右が県道26号 宮崎須木線方面、直進側が国道265号の西米良村・すきむらんど方面となります。


16-すきむらんど方面入口

 “須木の山里(すきむらんど)”は、旧須木村にあるレジャー施設です(公式サイト)。
 どーでもいいことですが「すきむらんど」は「すきむら+んど」なのか、「すきむ+らんど」なのか気になりました。英語表記では後者の「Skimu Land」のようですが。
 

17-国道265号をさらに北上します

 先程の分岐点から先もオレンジセンターラインのふつーの2車線国道が続きます。


18-山の緑が濃くなってきました

 深い山が近づいてきました。なお最近噴火を繰り返している新燃岳(しんもえだけ)は小林市の近くにありますが、新燃岳は小林市街地より鹿児島市方面(南西側)にあり、ブログ主は方角的には新燃岳の正反対側(北東)に向かって進んでいます。


19-県道143号分岐点前 (11:00頃)

 真っ直ぐ進むと宮崎県道・熊本県道143号 中河間多良木線を通って、熊本県の多良木町(人吉市と国道388号の起点である湯前町の中間にある町)に至ります。国道265号はここで右折になります。ブログ主はこの時点で薄々感づいていました。「これから始まるな」と。 


20-分岐点のすぐ先の警告看板

 先程の分岐点では県道143号側が道なりに直進になっていましたが、逆に言うと国道265号は「メインルートではない厳しく寂しい山道(酷道)にこれから入っていくこと」が容易に推測できます。それを裏付けるような警告看板が待ち受けていました。
 8m以上の大型車は通れないことと県道360号の綾方面は通行止めのようですが、西米良村方面の国道265号は通行可能となっていますので、そのまま進んで行きます。


21-カーブが多いので注意して運転して下さい

 そして上の方に次の注意標識が出ています。
 「この道路は山岳部で未改良のため幅員が狭くカーブが多いので注意して運転してください。宮崎県小林土木事務所」 …と。
 これを見てブログ主は確信しました。

 「道路環境を自ら“未改良”と称するところは本当にマズいところ。これ絶対にあかんやつや …と感じ取って、その先に進んで行くのでありました。

 ~その2へ続く



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国道362号線を走ってみる・その2 (旧中川根町→静岡市)

2018年04月22日 | バイク
【現地訪問日:2018/4/21、記事作成日:2018/05/17】

 このエントリでは国道362号の走行記として、その1 (浜松市→旧中川根町)の続きとして、川根本町の道の駅 フォーレなかかわね茶茗舘から静岡市内までの区間について記載しています。


今回の国道362号走行ルート(google mapのデータ)
※ このエントリにおける走行区間は、上記地図のフォーレなかかわね茶茗舘から右側(東側)です。


1. フォーレなかかわね茶茗舘 → 県道77号分岐点(山登り前)まで


この区間の地図


01-国道362号を北上します(12:10頃)

 旧中川根町の道の駅 フォーレなかかわね茶茗舘で一服したブログ主は、引き続き旧本川根町の市街地方面に向かって国道362号を北上していきます。


02-県道77号との分岐点

 県道77号川根寸又峡線は国道362号から見て大井川の対岸側を通る路線で、後でまた合流することになります。


03-千頭駅方面との分岐点(12:16頃)

 左に曲がると大井川鐵道の千頭駅と道の駅 奥大井音戯の郷方面に向かいます。千頭駅は大井川鐵道のSLの終点駅+井川線の起点の駅として、鉄ヲタ的には重要な拠点でありますが、今回はスルーします。


04-県道77号との分岐点2

 これまで国道362号を走ってきましたが、このまま道なりに直進すると県道77号(寸又峡・井川方面)になります。国道362号はひっそりと右側の路に入っていく感じとなります。


05-上の写真の左側(大井川)

 この辺りは大井川が流れています。時間があれば、上流の行けるところまで行ってみたい気持ちになります。ただし今回は寄り道する時間は無いので、またの機会に取っておくこととします。


2. 県道77号分岐点 → 杉尾はなのき展望休憩所まで


この区間の地図

 先程の分岐点のところから、山の中に向かっていきます。


06-静岡側山岳ルートの入口

 左のおにぎりのところには「静岡方面は幅員狭小の為 大型車両の通行はご遠慮ください」とのワクワクするような看板が出ています。


07-馬路トンネル (12:22)

 このトンネルはまだその先の道路と繋がっていないらしく、入口が閉鎖され、右側の道に回るように誘導されていました。


08-トンネル右側の道

 こちらにも先程と同じ「静岡方面は幅員狭小の為 大型車両の通行はご遠慮ください」との看板が出ています。道幅からも「ここから先は酷道」という香ばしさがプンプンと漂ってきます。


09-山道に入っていきます

 1~1.5車線で中央部がひび割れている道路環境が出てきました。


10-勾配13%の標識

 道の反対(外の方)を向いている「勾配13%」の標識が出てきました。
 明後日の方向を向いているのもおかしいのですが、「13%」という勾配もたいがいな数値です(一般には10%もあれば急な坂扱い)。


11-上から来た道を見下ろします

 目の前の急坂ヘアピンカーブの道を進んでいくと、あっという間に来た道が眼下に見えるようになりました。


12-今度は勾配12%

 まだまだ急な坂道ですが、急カーブがない分、写真の個所はまだまだ走りやすいところです。


13-2車線の快走路が現れました

 「おっ、酷道モードもこれで終わりかな?」と思ったのですが…


14-再び山道へ

 世の中、そんなに甘くありませんでした。


15-杉尾はなのき展望休憩所に到着(12:38頃)

 そうしているうちに休憩ポイントである「オクシズの駅 杉尾はなのき展望休憩所」に到着しました。


16-展望休憩所にて

 「クマ出没注意」という、ほっこりするような警告看板が出ています。


17-展望休憩所からの風景

 展望台から眺める風景は遠くの山々を見晴らせるイイところではありましたが、正直なところ「絶景という程ではないな」というのがブログ主の感想でした。結局のところ、ここでは写真を数枚撮っただけで、ものの数分で再出発したのでした。


3. 杉尾はなのき展望休憩所 → 新東名静岡SAまで


この区間の地図


18-静岡市に入る直前(12:42頃)

 先程の展望休憩所を出てから間もなく、本川根町と静岡市との境に到達します(奥の方に「静岡市」の案内板が出ています)。ただし静岡市内までは25kmという案内板も出ており、まだまだ先は長いです。


19-またまた山道に入ります

 ただし路面は悪くなく、道幅も1.5車線程度はあるので、バイクで走行するには苦にはならない区間でした。


20-急坂・急カーブ

 基本的に静岡市内に向けて、ひたすら下り坂が続きます(一部ヘアピンカーブあり)。


21-右手は茶畑

 ここは上の急カーブ付近の写真の位置よりちょっと進んだところから撮影したものです。右手は茶畑となっています。(さらに右は、来た道が上に見えます)


22-左手も茶畑

 これも同じ場所から撮影した、左手の風景です。こちらも広々と広がる茶畑です。いかにも静岡らしい風景が続きます。


23-下りの急カーブ

 11%の急勾配区間のヘアピンカーブです。ブログ主はギアをセカンドに落として、アクセルオフで進んでいきました。


24-県道32号との分岐点の予告

 この先のT字路で静岡市内(国道362号・左方面)と旧川根町(県道32号・右方面)に分岐する旨の予告案内板が出ています。
 この予告案内板ですが、分岐点の“200m手前”ではなく、2000m手前という、やけに前の位置から出されていることが、(ネタ的に面白いという意味で)ブログ主の心の琴線に触れました。


25-県道32号との分岐点(12:57頃)

 先程の分岐点の場所となります。国道362号(静岡市内方面)は左に進みます。右は県道32号藤枝黒俣線となります。


26-県道210号との分岐点

 右側が県道210号相俣岡部線となります。


27-きよさわ里の駅に到着(13:00頃)

 「オクシズの駅 きよさわ里の駅」に到着しました。下調べしたときは「食事も可能」とあったので、当初はここで昼飯にするつもりでいたのですが、ぱっと見で人気(ひとけ)が感じられなかったため、遠巻きに眺めてそのまま先に進んでしまいました…


28-県道60号との分岐点

 左側は井川ダム方面に至る県道60号南アルプス公園線です。時間があれば走ってみたいところです。


29-あとはひたすら静岡市内へ

 幅員広めの片側1車線のいかにも「田舎の幹線道路」という感じの区間を進んでいきます。


30-新東名の高架下(橋の上)

 そして国道362号とはお別れし、新東名の高架下(藁科川に架かる橋の上)を進んでいきます。


31-藁科川から眺める山の風景

 進行方向右手の山の方を眺めます。「今日はああいう山の中を走ってきたんだな~」と感じ入ります。 


32-静岡SAから横浜に戻ります(13:20頃)

 静岡SAはETC搭載車であれば入出場が可能です。今回はここから横浜方面に戻っていきます。
 その後ブログ主は清水PAで昼食を取った後、16時に予約した理髪店に向かって東名の横浜青葉ICまで走って行きます。当初は30分ほど早着して散髪前に喫茶店で一服するつもりだったのですが、海老名SAを過ぎたところで発生していた事故渋滞に巻き込まれて、逆に理髪店には30分遅れとなってしまいました。(´・ω・`)


最後に. 国道362号を走ってみた感想など

 国道362号の山間部の1車線区間は落ち葉などの酷道的な要素があるものの、厳しさ・危なさを感じることはありませんでした。酷道の入門編の道として、神奈川県民としてはここと裏ヤビツはよい練習場所になり得るのかなと思いました。

 国道362号は酷道要素よりも茶畑の中を走る空気感がよかったこと、そして旧春野町辺りの川沿いの風景がよかったことが印象的でした。特に川沿いの区間は、紅葉時期に再訪問したいと思いました。


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国道362号線を走ってみる・その1 (浜松市→旧中川根町)

2018年04月21日 | バイク
【現地訪問日:2018/4/21、記事作成日:2018/05/13】

 ブログ主はいわゆる酷道マニアの端くれでありますが、ここ1年半ほどは伊豆や箱根やビーナスラインといったメジャーなコースは多少走ったものの、酷道廻りの旅には行けていませんでした。(´・ω・`)
 その理由は昨年から家庭を持つようになり、自分一人でバイクでツーリングに出かけてくる行為がやりづらくなった点にあるのですが、そうしているうちに酷道成分の不足により、手が震えるような重篤な禁断症状が出始めてしまいました。

 「この禁断症状を抑えるためには、国道265号(※1)やシニゴー(※2)まで走りに行かざるを得ない。(゚∀゚)」
 ※1: 九州山地を縦断する九州最凶国道
 ※2: 紀伊半島を横断する日本三大酷道の1つである国道425号


 そう思ったブログ主は2018年のゴールデンウィークは嫁を自宅にほったらかしにして、自分一人でバイクで九州(国道265号)に行ってくるという暴挙を行うことを決意。ただし1年半のブランクのある人間がいきなり長距離運転+最凶クラスの酷道を走ることはリスクがあるので、まずは一度走ってみたかった静岡県を代表する酷道である国道362号をリハビリがてらに走ってみることにしたのでした。今回のエントリは、その走行記となります。

 なお、ここ最近は手持ちカメラ(XF1)のホワイトバランスの挙動(自動判定)がおかしいため、一部やけに暗い写真が出来上がっています。一部ガンマ補正しているものもありますが、色合いがおかしいのはご承知おきください。(´・ω・`)


はじめに. 国道362号について(補足)


国道362号の広域地図(大きい画像へのリンクgooglemapへのリンク)

 国道362号は、愛知県豊川市(国道151号)から浜名湖のすぐ近くを通って浜松市内に入り、そこから深い山の中に入って旧春野町や川根本町を経由し、最終的に海に近い静岡市内(国道1号)に戻ってくるというルートを通る全長約150kmの国道です。このうち山間部の区間は、首都圏から日帰り圏内にある“手応えのある酷道”として、酷道マニアの中では知られたルートとなります。

 また山岳区間ではない国道362号は、浜名湖のすぐ近くにユリカモメの大群がやってくるという浜名湖佐久米駅が沿線にあったりするので、一度豊川市側から全線を走ってみたかったところではありますが、この日は時間の関係で横浜の自宅から新東名の浜松浜北ICに行き、そこから国道362号の山間部区間のみを走って、新東名の静岡SAから横浜に戻るという山間部(酷道区間を含む部分)のみを走ってきたのでありました。


今回の国道362号走行ルート(google mapのデータ)


1. 浜松浜北IC → 道の駅・いっぷく処横川まで


この区間の地図

 この日は朝6時前に横浜の自宅を出て横浜新道→保土ヶ谷バイパス→東名(横浜町田IC)→新東名へと進み、駿河湾沼津SAにて小休憩の後、9時前に浜松浜北ICを降ります。そして国道152号と362号の重複区間を北上していきます。


01-山東給油所

 横浜の自宅を満タンな状態で出発したブログ主ですが、ここまでの走行距離はすでに230km超。ガソリンも少なくなってきたので、山間部区間に入る前に給油を行います。そしてICを降りて左折で入れる最初のガソリンスタンドだったここに、てきとーにINします。
 ここはこぢんまりとしたお店ですが、店員さんはフレンドリーで、店内には0系新幹線で使われていた座席が椅子(ソファー)として使われていたのが印象的でした。機会があればまたここに寄りたいと思います。


02-山東交差点(9:15頃)

 再出発して間もなく、国道152号と362号の分岐点となる山東交差点に到着します。国道362号は右に進みます。


03-双子のおにぎり

 山東交差点から先も2車線のふつーの2車線国道が続きます。なおこの区間は国道362号と473号の重複区間となっているため、おにぎりも2つ付いています。


04-県道63号分岐前

 トンネルの先(右側)が県道63号藤枝天竜線となります。


05-道の駅・いっぷく処横川

 そして最初の道の駅となる道の駅でちょっと休憩します。(9:25頃着)


06-おはぎと椎茸おにぎり

 ここで遅めの朝ご飯代わりに、手作りのおはぎ(300円)と椎茸おにぎり(320円)をGETし、屋外の休憩スペースでお茶と一緒にイッキ食いしてしまいます。美味しかったです。


2. 道の駅・いっぷく処横川 → 県道389号分岐点まで


この区間の地図


07-県道286号分岐前

 道の駅を過ぎても2車線国道は続きます。そして県道286号鮎釣東雲名春野線との分岐点に到達します。左に行くと秋葉神社方面です。


08-県道58号分岐前(10:00)

 県道58号袋井春野線との分岐点です。


09-気田川沿いの快走路

 川沿いのいい風景が出てきました。


10-県道263号分岐前

 県道263号春野下泉停車場線との分岐点です。


11-天竜スーパー林道方面分岐前 (春野町久保田地区)

 Y字型交差点を左に進むと天竜スーパー林道方面となります。


12-県道389号分岐前(10:15頃)

 県道389号水窪森線(左方面)との分岐点です。


3. 県道389号分岐点 → 道の駅 フォーレなかかわね茶茗舘まで


この区間の地図


13-杉川沿いの道

 道幅がちょっと狭くなり、1.5車線の状態になりました。
 ただし川沿いの風景&空気が綺麗で、何度でも走りたくなるイイ感じなところでした。


14-県道389号分岐前(右方面)

 2つ上の写真と同じ県道389号との分岐点です。県道389号は国道(重複区間)を挟んで旧水窪町方面へ行く方と、森町方面に下っていく方がありますが、この分岐点は後者の方です。この付近はお茶の産地の静岡県らしく、茶畑が続いています。


15-2車線の快走路

 再び広い道&川沿いの快走路が出てきました。(´∀`)


16-道が狭くなってきました(10:30頃)

 1車線の狭い道が出てきましたが、すぐに1.5車線程度の道に戻りました。


17-この先急カーブのため大型車通行できません

 ワクワクするような看板が出てきました(変態)。ここから酷道モードの開始となります。


18-深い山の中に入っていきます

 薄暗い森の中に入ってきました。


19-ヘアピンカーブ

 なんだかんだ言ってもこの付近の道路は1.5車線程度の幅員があることが多く、バイクで走る分にはそれ程苦になりません。


20-杉の葉が散乱した路面

 この辺は葉っぱが路面に多く落ちています。針葉樹の葉っぱは油分を含むために踏むと滑りやすく、オンロードバイクでは運転に気を使う酷道モードに入ってきました。


21-川根本町に入ってきました(10:45頃)

 旧春野町(現在は浜松市天竜区)から川根本町に入ってきました。


22-右側は県道263号に繋がる道

 奥の方には、以前にも見かけた「この先急カーブのため大型車通行できません」の看板が出ています。


23-山里の道を進んでいきます

 この付近は山間の生活道路という感じで、酷道感はありませんでした。


24-開けたところから見える山々

 「山の中に入ってきたな~」という感覚はありますが、楢峠(富山/岐阜県境)や温見峠(福井/岐阜県境)や樹海ライン(奥只見湖沿い)で感じたような絶望感は全くありません。


25-酷道(初心者向け)モードへ

 狭くて道路中央部が多少ひび割れているようなところが出てきましたが、この程度は全然余裕です。


26-お茶畑

 さすがお茶の名産地、見事な茶畑が広がっています。


27-国道473号との分岐点(11:10頃)

 国道473号(右側)との分岐点に到着しました。この分岐点に着く前に、右手方面に境川ダムというのがあるはずなのですが、道からはちょっと見えませんでした。(ブログ主が単に見落としていた可能性があります)


28-木で出来た「茶」のオブジェ

 さすがお茶の名産地です。


29-茶畑と大井川

 静岡県を代表する大河である大井川と、開けた場所に広がる民家や茶畑が見えるようになってきました。 


30-大井川沿いの2車線快走路

 ここから先は2車線の快走路となります。


31-県道263号分岐前(11:12頃)

 県道263号は写真番号22のところから国道362号と重複区間となっており、旧中川根町の市街地からは大井川の対岸に渡します。


32-フォーレなかかわね茶茗舘1 (11:22頃)

 そして旧中川根町にある道の駅 フォーレなかかわね茶茗舘に到着します。下の駐車場にバイクを止めて、階段で上の建物のあるエリアに進みます。


33-フォーレなかかわね茶茗舘2

 川根本町は2005年に旧本川根町と旧中川根町が合併して出来た、まだ新しい町です。島田市と合併した旧川根町と併せて「三川根」と呼ばれるエリアは静岡県の中でもお茶の名産地で、特に「川根茶」は高級茶となっています。
 ここの道の駅では、川根茶の試飲やお土産店で茶葉を購入することができます。


34-フォーレなかかわね茶茗舘3

 建物の中に入ってみると、300円でお茶とお菓子をいただける体験コーナーがありました。せっかくなのでチケットを買って通してもらったら、しずしずと立派な庭園に隣接した和室に通してもらえました。


35-フォーレなかかわね茶茗舘4

 ここでは着物を着た案内の方の指導で正しいお茶の入れ方を教わりながら、羊羹もいただきます。どちらも非常に美味しかったです。300円でこの体験ができるのは非常にお得ですので、立ち寄る機会がある方は是非とも体験されることをお勧めします。(´∀`)

 この後ブログ主はお土産店で川根茶の新茶(それなりに高い…)をお土産に買って、国道362号の旅を続けます。

 ~その2へ続く(予定)~


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国道418号線を走ってみる・その6 (長野県阿南町→天龍村→遠山郷)

2017年10月31日 | バイク
【記事作成日:2017/11/13、現地訪問日:2016/10/23】

 このエントリでは国道418号線走行記のその5(長野県平谷村→売木村→阿南町)の続きとして、長野県阿南町から天龍村そして飯田市(旧南信濃村)の遠山郷に至る最終区間について記載しています。その他の区間については、下記リンクを参照ください。
 ・その1(福井県大野市→岐阜県旧根尾村)
 ・その2(旧根尾村樽見→八百津町)
 ・その3(八百津町→恵那市)
 ・その4(岐阜県恵那市→長野県平谷村)
 ・その5(長野県平谷村→売木村→阿南町)
 ・その6(長野県阿南町→天龍村→遠山郷) …このページ


1. 阿南町→天龍村(平岡)まで


この区間の地図 (google mapのデータ)

 2016/9/3の朝より岐阜県の樽見(現本巣市、旧根尾村)より国道418号線単独区間走行の旅を行っていたブログ主ですが、長野県阿南町の道の駅 信州新野千石平まで来たところで日没サスペンデッドとなってしまいました。


道の駅 信州新野千石平 (2016/9/3訪問時)

 そして約1ヶ月半後の2016/10/23、ブログ主は横浜の自宅を夜明け前に出発し、中央道+国道151号で飯田市側から南に下って道の駅 信州新野千石平に再びやって来ましたのでありました(9:00頃到着)。そして30分ほど休憩して、国道418号線を巡る旅は再開となります。


01-国道151号線から右に入ります (道の駅は写真の左後ろ側)

 道の駅までの道中(特に中央道)では完全防寒装備をしていたにも関わらず寒さに震えていたブログ主ですが、ここから先はふつーの装備で出発します。
 道の駅からは一旦来た道(国道151号)を飯田市街地側に200m程戻って、右側に分岐する国道418号線の方に進んで行きます。


02-この先大型車両通行不可

 右の方に「この先 おきよめの湯から 大型車両(ホイルベース5m以上) 通り抜け出来ません」との警告看板が出ています。


03-天竜まで17km、南信濃まで28km

田んぼと町工場の横道のようなところを抜けていきます。南信濃が国道418号の終点なので、あと一息な感じがあります。


04-道ばたの道路情報の看板

 工事や通行止めは無いとのことで、安心して先に進みます。


05-川沿いの道を進みます

 片側1.5車線程度のちょっと狭い道に入ってきましたが、路面状態は良好です。


06-天龍村に入ってきました(9:40頃)

 道の駅を出発して10分足らずで天龍村に入ってきました。


07-改良された区間

 2車線のよい環境だとこんな感じ。


08-県道446号との分岐点手前

 国道418号は左側に大きくカーブしていきます。


09-天竜温泉おきよめの湯(9:50頃)

 一度行ってみたいところではありますが、今回は朝早いのでスルーします。


10-再び狭い区間に入ってきました

 1車線区間に入ってきました。ただしバイクと普通車であれば離合可能なくらいの幅員はあるので、バイク海苔としてはそれ程苦にはなりませんでした。(車乗りの人は気を使うと思います)


11-瀬戸かつら大滝

 頭にかぶり物をしている自分としては、びくっとするような名前の小さな滝が現れました。


12-サイドチェンジ

 道路の片側が川(谷)、反対側が網タイツの絶壁という谷沿いのエリアが続きます。この付近は左が川沿いです。


13-改良された区間

 この辺りは2車線区間となっています。


14-戸口バス停(10:05頃)

 あまり人気(ひとけ)を感じないのですが、バスが運行されているようです。


15-阿南町~天龍村間のイメージ

 再びちょっと狭い区間に入ってきました。ブログ主は阿南町~天龍村間の国道418号は、こんな感じの道(+2~3割ぐらい改良区間)が多かったような印象を持ちました。


16-県道1号線との合流点(10:15頃)

 県道1号の佐久間方面は写真右下側の道にUターンするようなルートになります。国道418号は道なりに直進となります。


17-天龍村早木戸地区

 県道1号と合流後も、道幅はあまり変わらない(広くはない)状況が続きます。ただし路面状態は悪くは無く、酷道感はあまり感じません。


18-天竜川が見えてきました

 諏訪湖から太平洋(浜松方面)に流れる東海・中部地方の大河である天竜川が見えてきました。


19-うす緑色の橋が見えてきました

 国道418号はこの先で右に90度曲がって、天竜川にかかる橋を渡っていきます。


20-天竜川橋を渡ります (10:20頃)

 先程の緑色の橋の名前は「天竜川橋」というストレートな名前がついています。下流の浜松の方にも同名の橋があるようです。
 なおこの橋は昭和30年に架けられた古くて狭い橋なので、掛け替えが予定されているとのことです。(参考リンク)


21-天竜川の風景

 先程の橋の上から眺めた天竜川の風景です。暴れ川で知られる天竜川も、この日は綺麗な清流状態でした。


22-浄心の瀧前(10:23頃)

 この付近(写真の右手方面)に滝があるみたいですが、鉄ヲタでもあるブログ主は飯田線の旧線(鉄橋)の方が気になりました。


23-天龍村の市街地の平岡地区 (10:27頃)

 そして町内に信号機が1つもないという天龍村の市街地である平岡地区に到着します。(飯田線の線路が右側を走っています)


2. 天龍村→遠山郷まで


この区間の地図 (google mapのデータ)

 ここから先は国道418号線の終点である飯田市(旧南信濃村)の遠山郷に向けてラストスパートとなります。


24-県道1号線との分岐点 (10:30)

 国道418号線は改良された快速道を直進となります。


25-わらのトンネル

 藁でできてる訳ではなさそうです。


26-清水橋を渡ります (10:35頃)

 天竜川の支流である遠山川にかかる、新しくて大きな橋を渡っていきます。写真の奥に見えるのは清水トンネルです。


27-遠山川の流れ

 遠山川はその名の通り遠山郷の方を流れる川ですが、川の水は透き通ったエメラルドグリーンの非常に綺麗な清流でした。見ているだけで心が浄化されそうです。


28-清水トンネルから飯田市に入ります

 飯田市といっても、飯田市街地ではなく旧南信濃村のエリアに入ります。


29-十方峡バイパスの風景(左手に旧道が見える区間があります)

 現在走っている天龍村~旧南信濃村(遠山郷)間の国道418号線は、かつてはかなりイヤらしい酷道だったらしいのですが、現在は十方峡バイパスが全線開通してすっかり快速道になってしまっています。先程通過した清水橋と清水トンネルも、2011年11月に開通したばかりのまだまだ新しい道路環境のようです。


30-幅員2mの古い橋 (10:42頃)

 冒険好きなブログ主の心をグイグイ掴んでくる、見るからに怪しさを感じる古い橋です(残念ながら今回はスルーしましたが)。
 すぐ隣にある青い鳥の看板には、「ブッポウソウに近寄らないで!」と書かれてあります。ブッポウソウは長野県の天然記念物になっている希少生物(小鳥)とのこと。


31-国道152号線との合流点前

 そして国道152号線との合流点、つまり国道418号線の終点の看板が見えてきました。


32-国道418号線の終点 (10:50)

 右側が兵越峠(水窪・浜松)方面、直進側が上村方面の国道151号線となっています。こうして国道418号線の旅は、信号機もない寂れた交差点で無事終了となったのでした。
 なお、遠山郷より兵越峠方面は道路の改良が進んでいて(和田バイパス)、現在は写真よりもう少し先が国道151号線との合流点(国道418号線の終点)になっていると思われます。


3. おまけ: 遠山郷→兵越峠→秋葉神社→横浜


この区間の地図 (google mapのデータ)

 ここから先は遠山郷から国道152号線等を使って、浜松側から横浜の自宅に戻るまでの状況を記載しています(余談)。

 国道152号線は青崩峠や地蔵峠に不通区間があって、それぞれ兵越峠越えルートや蛇洞(じゃぼら)林道で迂回するような経路を強いられるという、酷道マニアには知られた酷道路線の1つです。ブログ主も2013年秋にその酷道っぷりを堪能し、ブログにも記載しております(当時の訪問記)。
 その当時、遠山郷から上村方面は1車線が続くイヤらしい道路環境だったのですが、小道木バイパスができて改良されたということなので、ちょっとその状況を見てくることにしました。


33-小道木バイパスからの風景(旧道を見下ろす)

 小道木バイパスは広い片側1車線の快速道となっています。国道151号線の旧道は車の離合に難儀するような狭い区間があったので、道路環境は大幅に改善されています。


34-国道152号旧道から見上げる小道木バイパス

 ちょっと先に進んで旧道経由で遠山郷の方に戻っていきます。下から見るとバイパス道は橋とトンネルを使って、山の間を真っ直ぐ貫いているのがよく判ります。


35-道の駅遠山郷で休憩

 ブログ主は11:10頃に遠山郷の道の駅に到着。ここでもう一度入りたかった温泉である、「かぐらの湯」に浸かって、まったり体を休めます。


36-国道152号を浜松方面に向かいます (12:25頃)

 そしてお昼を回った時間に横浜の自宅に向けて帰宅を開始します。遠山郷から横浜までは真っ直ぐ走って5時間程度、休憩を入れると6~7時間はかかります。
 こんな昼になったばかりの時間帯ですが、今から帰り始めても帰宅するときは日が暮れて真っ暗になっているのかと思うと、気分的にげんなりします。(;´Д`)


37-(長野/静岡県境の)兵越峠にて (12:45頃)

 この日の兵越峠は、ありえないレベルで人や車がたくさんあってびっくりしました。何事かと思ったら、年に一度の国盗りの綱引きを行うお祭りの日でした。


38-脱輪したバイクを救出 (12:50頃)

 兵越峠を越えて静岡県に入ってまもなく、道路横の溝に脱輪して動けなくなったCB400SFを発見。

 「これはいかん、救出せねば!(使命感)」

 と思って急遽近くにバイクを止めて、さらに通りかかった別のバイク海苔の人とも力を合わせて救出活動を行います。
 幸いにしてこのCB400SFは(メーター部分が逝ってしまったものの)エンジン・タイヤ・ブレーキ等の駆動系には大きな損傷はなかったようで、その後このまま途中まで浜松方面に向かってゆっくり自走していきました。


39-天竜スーパー林道にて1 (13:30頃)

 ブログ主は水窪から山住峠→天竜スーパー林道経由で浜松方面に向かって行きます。


40-天竜スーパー林道にて2 (13:45頃)

 天竜スーパー林道は砂と枯葉が多くて楽しんでいる感はほとんど無く、ひーひー言いながら何もないところを延々と走って行きました。(精神的に疲れる)


41-秋葉神社にお参り(14:45頃)

 その後ブログ主は一度行ってみたかった秋葉神社に寄ってみます。神社の駐車場から本殿までは階段や坂道が結構あるため、ブーツで歩くのはかなり面倒でした…。ただし山の上から見下ろす風景はなかなかなものがありました。(´∀`)


42-大しいたけそば

 ブログ主が本殿近くのお土産店&レストランに入ったときは、すでにラストオーダーの時間が過ぎてしまっていたようですが、お店の方のご厚意で食べたかった大しいたけそばを出してもらえました。合わせて甘酒もいただいて、疲れた体を癒します(念のために言っておくと甘酒はノンアルコール飲料です)。


43-遠州森町スマートIC

 15:10頃に秋葉神社を出たブログ主は、下道を走って森町のガソリンスタンドで給油(16:00頃)。そしてすぐ近くの遠州森町PAのスマートICから新東名に入り、そのまま真っ直ぐ横浜方面に帰宅します。
 途中は(いつもの)厚木手前~海老名SA付近の夕方大渋滞にハマり、すっかり日も暮れた時間帯に帰宅したときは、へろへろになっていたのでありました。(完)



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国道418号線を走ってみる・その5 (長野県平谷村→売木村→阿南町)

2017年10月30日 | バイク
【記事作成日:2017/11/6、現地訪問日:2016/9/3 (一部2016/10/23)】

 このエントリでは国道418号線走行記のその4(岐阜県恵那市→長野県平谷村)の続きとして、長野県平谷村から阿南町に至る区間について記載しています。その他の区間については、下記リンクを参照ください。
 ・その1(福井県大野市→岐阜県旧根尾村)
 ・その2(旧根尾村樽見→八百津町)
 ・その3(八百津町→恵那市)
 ・その4(岐阜県恵那市→長野県平谷村)
 ・その5(長野県平谷村→売木村→阿南町) …このページ
 ・その6(長野県阿南町→天龍村→遠山郷)



1. 平谷村→売木村→阿南町まで


この区間の地図 (google mapのデータ)

 岐阜県恵那市(旧矢作町)から県境を越えて長野県平谷村に到達したブログ主は、引き続き平谷峠を越えて売木村(うるぎむら)の方に向かって行きます。


01-平谷村を出発します(16:43頃)

 前回休憩した恵那市内の道の駅を出発して約1時間15分。すぐ近くに道の駅 信州平谷がありますが、ここはスルーして休憩無しでそのまま国道418号を東進します。


02-売木村まで11km

 平谷村から売木村までは、広めの片側1車線の快速道となっています。


03-惚れ惚れするような快速道 (平谷村入川地区)

 この辺りは再舗装されたばかりなのか、綺麗な路面の快速道でした。


04-売木村まで6km

やっぱり快速道が続きます。


05-平谷峠に到着 (16:52頃)

 平谷村市街地から10分足らずで平谷峠(標高1160m)に到着しました。


06-売木村に入ってきました

 平谷村と売木村の境である平谷峠を過ぎると下りに入っていきます。


07-山の風景1

 峠から山々を見下ろします。山の影が映ってきて、日が傾いてきたんだな~と感じます。


08-急カーブ

 平谷峠のルートは広くて路面も良好ですが、一部ヘアピンカーブがあるので、やんちゃして飛ばしすぎないように注意する必要があります。(特に平谷村→売木村側方面は注意)


09-峠を下りてきました

 山里の快走路を突き抜けます。


10-県道46号との分岐点 (17:02頃)

 峠を下り始めて約10分で、売木村の市街地に入ってきました。


11-売木交差点手前 (17:03頃)

 国道418号は、次の売木交差点を左折して阿南町の新野地区へ進んで行きます。


12-売木峠バイパスを進みます (売木村 旭地区)

 かつて平谷村⇔売木村間、及び、売木村⇔阿南町間の国道418号は酷道だったらしいのですが、現在は改良された快走路となっています。


13-売木村下り沢

 目の前にあるのは、売木村と阿南町との境にある売木トンネルです。


14-阿南町に入ってきました (17:08頃)

 阿南町(あなんちょう)は愛知県とも接する長野県最南端の市町村の1つです。


15-阿南町の市街地が見えてきました

 この橋の下に国道418号の旧道があるみたいです。


16-国道151号線との交点手前 (左手が道の駅)

 この先の信号の無い交差点が国道151号との交点です。なお国道418号は直進ではなく、一旦左折して国道151号との重複区間を200m程進んで右折するルートになります。


17-道の駅 信州新野千石平に入ります (17:12頃)

 平谷村を出て30分、前に休憩した恵那市の道の駅(らっせいみさと)から約1時間45分。ちょうどよい時間なので、先程の交差点に面する道の駅に入って休憩することにします。


18-道の駅に設置されているディフェンス状態の像

 訪問時は何の像か判らなかったのですが、後で調べたところ、恐らく「新野の雪祭り」の「幸法(さいほう)の舞い」の幸法さん(五穀豊穣を司る最高神)だと思われます。(参照サイト:新野の雪祭り‐徹夜で舞うマレビト (日本紀行))
 上記サイトによると、幸法さんは右手に依代の松、左手に火を煽る扇を持っているとのことですが、実際にはさらに腰にホッチョウ(木製男根)を付けているとのこと。
 ブログ主はこの情報を事前に知っていれば木製男根の有無を念入りに調べたところでありますが(小学生並み発想&行動力)、残念ながらこのときはこの写真1枚しか残していませんでした。(>_<)
 

19-すっかり日が傾いてきた感があります (17:20頃)

 ここでブログ主は1つの決断を迫られていました。それは「このまま国道418号の旅を続けるか、別日程で出直すか」ということ。ブログ主の体力的にはこのまま国道418号の旅を続けても全然問題ないのですが、困ったのは日没が迫っているということでした。

 ブログ主が走行記を書くような道路訪問をする場合は、単に走破するだけではなく、途中の景色とかを楽しむ(+写真を撮る)ということが重要なポイントとなります。
 ここから国道418号の終点となる飯田市(旧南信濃村)の遠山郷までは、真っ直ぐ走れば1時間少々で到着できると思われますが、いつもの通り途中で立ち止まっては写真を撮るようなことをしていると、遠山郷到着までに日が暮れて、まともな写真は残せない状況になることが濃厚でした。(モネの池に寄らねば楽勝だったのですが…)

 そのためブログ主は散々迷った上に国道418号線走破の旅は一旦断念し、またの機会に出直すことにしたのでした。


2. 【余談】阿南町→新城市→島田→横浜(一時帰着)


この区間の地図 (google mapのデータ)

 ブログ主はその後、浜松方面に向かって国道151号線を南下し、静岡県側から自宅の横浜に戻るルートを取ります。


20-豊根村・新城市方面に向かって南下します (17:45頃)

 道の駅 信州新野千石平で30分ほど休憩していたブログ主は、17:45頃に再出発します。お日様が山に隠れてしまうのも時間の問題となっています。


21-三遠南信道・鳳来峡IC手前 (18:40頃)

 国道151号線は信号もほとんどなく、先行車にひたすらついていくだけの(走っていて余り面白くない)状況でひたすら1時間近く走り続けます。この写真の先にある名号交差点を左折して三遠南信道(現在は無料区間)に入り、浜松いなさJCTより新東名で東京方面に向かいます。
 この時点でもう日は暮れて、遠くの西の空にうっすら明るさが残っている状態でした。


22-浜松SA (19:00頃)

 先程の休憩地点である阿南町の道の駅を出発して1時間15分。途中、数回しか停車しない状態で浜松SAまで到着しました。ここで小休止し、幹線道路の近くに存在するお風呂屋さんがないか探します。
 このときに見つけた風呂屋は、島田市にあるスーパー銭湯の島田蓬莱の湯(公式サイト)。この先の島田金谷ICで下車して向かうことにします。


23-島田蓬莱の湯に到着 (20:00頃)

 浜松SAでは10分ちょっとの休憩で再出発し、その後1時間足らずで島田市内のスーパー銭湯に到着します。ここで露天風呂に浸かってまったりしていたときにぽつぽつと雨粒が落ちてきて、なんかイヤな予感がします。そしてここで夕食も済ませて22時過ぎに再出発しようとした矢先、本降りの雨が降り始めてしまいました。(;´Д`)

 その後ブログ主は国道1号バイパスをひたすら進んで、富士市内のGSで給油(23:30頃)。昼頃に河辺町で給油してから300km走ったことになります。その後も小雨の国道1号を進み、沼津からは国道246号に入り、保土ヶ谷バイパスから横浜市内へ。帰宅したのは深夜2:15頃でした。
 

この2日間で走行した地図 (2016/9/2 ~ 2016/9/3)

 こうして9月2日深夜3時過ぎに出発して9月4日深夜2時過ぎに帰宅するという、本当に丸2日間(48h)で約1300kmを走り抜けるアホツーリングは無事に終わったのでした。


3. 【余談】横浜→飯田市→阿南町(再訪問)


この区間の地図 (google mapのデータ)

 そして約1ヶ月半が経過した2016年10月23日。国道418号線の旅で残っている阿南町→遠山郷間を走行すべく、再びツーリングに出かけます。
 この日も朝3時過ぎに自宅を出たブログ主は、横浜から東名→圏央道→中央道で長野県飯田市へ行き、そこから国道151号線を下るルートで、旅を中断した阿南町の道の駅 信州新野千石平を目指します。


24-駒ヶ岳SAから見る駒ヶ岳方面

 この日の中央道は激寒状態。ブログ主はこうなることを見越して真冬の防寒装備でハンドルカバーも付けて走行していたのですが、それでも高速の道中は寒さで凍えそうな状態でした…。


25-飯田ICで下車 (7:50頃)

 自宅を出発して約4時間半。8時前に肌寒い飯田市に到着しました。
 1ヶ月半前はTシャツ+メッシュ鮭で走行していたクソ暑い状況だったことを考えると、「わずか1ヶ月半でこんなに変わるものなのか」と思わずにはいられませんでした。(飯田市は寒いということもありますが)


26-この日1回目の給油

 飯田ICを出てすぐのセルフの給油所で1回目の給油を行います(この時点で約290km走行)。
 ここからはハンドルカバーを外しての走行となります。


27-飯田線の駅

 飯田市街地からは国道151号を下って阿南町に向かっていきますが、その途中で立ち寄りたかった飯田線のとある駅に寄り道します。


28-毛賀踏切(毛賀駅)

 その駅とは毛賀(けが)駅。毛が気になるお年頃のブログ主は、「これは一度見に行っておかねばならない(使命感)」と思っていたのでした。


29-国道151号を南下していきます

 天竜峡もこの近くにあります。夏場に行きたいです。


30-山岳区間に入ってきました

 片側1車線・オレンジセンターラインのよくある田舎の幹線国道状態でした。


31-山の中や~

 国道151号線は、たまに景色の良いところがありました。


32-阿南町に入ってきました

 見覚えのある風景・空気間のエリアに入ってきました。


33-国道418号との分岐点

 左に曲がると国道418号線ですが、一旦200m程先にある道の駅に進みます。(ここは後で通ります)


34-藁干しの風景

 あぁ^~、いい風景ですわ~


35-道の駅信州新野千石平に到着 (9:00頃)

 飯田市内から1時間足らずで阿南町の道の駅に到着しました。朝9時だというのに、バイクがそこそこ集まっていました。


36-なんかイベントをやってるっぽいです

 お店も開いていて、人もそこそこいて、物品販売も始まっていました。


37-御幣餅なるものを売っています

 休憩+小腹を満たすべく、御幣餅なるもの購入します。写真では1本420円という表記がありますが、これは税別の額で、支払いは1円単位の金額だったことを覚えています。びみょーに高い上に、この価格設定は何だ?…という感覚がぬぐえませんでした。


38-いわゆる五平餅(お茶はセルフ)

 御幣餅はいわゆる(信州・飛騨地方ではどこでも見かける)五平餅でした。その場で焼きたては美味しかったです。

 こうしてブログ主は休憩してパワーを補充した状態で、国道418号線の最後の区間となる阿南町→天龍村→飯田市(旧南信濃村の遠山郷)を巡る旅を続けます。

その6へ続く



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国道418号線を走ってみる・その4 (岐阜県恵那市→長野県平谷村)

2017年10月29日 | バイク
【記事作成日:2017/11/1、現地訪問日:2016/9/3】

 このエントリでは国道418号線走行記のその3(八百津町→恵那市)の続きとして、岐阜県恵那市から長野県平谷村に至る区間について記載しています。その他の区間については、下記リンクを参照ください。
 ・その1(福井県大野市→岐阜県旧根尾村)
 ・その2(旧根尾村樽見→八百津町)
 ・その3(八百津町→恵那市)
 ・その4(岐阜県恵那市→長野県平谷村) …このページ
 ・その5(長野県平谷村→売木村→阿南町)
 ・その6(長野県阿南町→天龍村→遠山郷)


1. 恵那市三郷町→旧山岡町→旧岩村町→旧矢作町まで


今回の走行区間の地図 (google mapのデータ)

 この節では、恵那市三郷町から旧恵那郡の山岡町→岩村町→矢作町と移動していきます。ただし恵那市は市町村合併で旧恵那郡を吸収合併した関係で、現在は全て恵那市となっています。つまり市内移動となります。


01-道の駅らっせいみさとを出発します

 遅い昼飯を食べてお腹いっぱいの状態で再出発します。(15:30過ぎ)


02-この辺りは快適な快速道でした

 空いている幹線道路といった感じでスイスイでした。


03-県道406号との分岐点

 旧岩村町(国道257号)方面は左となります。


04-山岡の交差点 (15:40過ぎ)

 ここで国道363号と交わる信号の無いT字路交差点に突き当たります。国道418号は左折して旧岩村町方面に向かいます(国道363号との重複区間)。


05-国道363号との重複区間

 この辺りは片側1車線・オレンジセンターラインの(ブログ主の感覚的に)「いかにも地方の幹線国道」という感じになっています。


06-稲が実っています

 ブログ主の好きな風景です。


07-明知鉄道の電車

 この辺りの道路は明知鉄道と併走しています。たまたま(運転本数の少ない)列車と出会えることができてラッキーでした。


08-一色交差点 (15:50頃)

 旧岩村町の一色交差点で左右を走る国道257号と合流します。国道418号は右折となります。


09-裏山交差点

 先程の一色交差点から先は国道257号・363号・418号の三重複区間となりますが、そこから1km足らずの裏山交差点で国道363号とはお別れとなります(国道257号・418号は直進)。それにしてもこの交差点の名前は面白いです。


10-国道257号との重複区間

 旧岩村町の市街地を過ぎると、信号の少ない道をスイスイと進んでいきます。


11-福寿の里モンゴル村

 見るからにモンゴル風のテント(ゲル)が見えます。
 「なぜこんなところにモンゴルが!?」という感じでした。 


12-道の駅上矢作ラ・フォーレ福寿の里入口

 今回はここの道の駅はスルーしました。


13-熊出没注意

 酷道マニアなどやっておりますと、熊注意の警告看板にはよく出くわしますが、この辺りだとふつーに熊とか出てくるんだろーなーという感じでした。


14-上矢作の国道分岐点手前 (16:00過ぎ)

 そして旧上矢作町の国道257号と418号の分岐点(三叉路)に到着しました。
 恵那市街地からは南下していた(南東に向かっていた)のですが、ここから左に曲がって岐阜・長野県境の山の中へ東進します。 


2. 恵那市(旧上矢作町)→長野県平谷村まで


今回の走行区間の地図 (google mapのデータ)

 ここから先は、国道418号線の中では温見峠・木曽川沿い(深沢峡)の最凶区間を除いて最も酷道らしい区間である岐阜・長野県境のエリアを越えていきます。


15-再び国道418号の単独区間に入ってきました

 先程の三叉路より先は、再び国道418号の単独区間となります。(ここから最終目的地の遠山郷まで、他国道との重複区間はほとんどありません)


16-上矢作市街地の狭い区間1

 国道418号は民家やお店のある上矢作の市街地の中を通り抜けますが、車の離合に難儀するくらいの狭い幅員の個所が多いです。


17-大型車通行不能の看板 (上矢作町本郷)

 「飯田方面(国道418号線) これより1km先 大型車(除く長さ8m未満の車) 通 行 不 能」と書かれています。
 ワクワクしてきました。(´∀`) ←変態


18-生活道路っぽい状況です

 いかにも住宅街の中の生活道路っぽいところを通り抜けていきます。


19-雨量の交通規制予告

 連続雨量80mmや時間雨量30mmで通行止めになるとの警告が出ています。


20-道路情報の電光掲示板 (16:10頃)

 文字が一部かすれていますが、「通行注意 落石の恐れ この先」という道路情報が出ています。


21-酷道らしくなってきました (16:10過ぎ)

 これまでは道は狭いながらも、民家が建ち並んでいた人気(ひとけ)のあるエリアだったのですが、ここからは本気の酷道モードに入ってきた感があります。


22-見通しの悪い1車線区間

 一部バイクと車の離合も気を使うような狭い区間に入ってきました。


23-車を先に行かせます

 この辺りは酷道感を感じるエリアなのですが、思っていた以上に交通量がありました。ブログ主は頻繁に立ち止まっては写真を撮るような運転をしているので、後ろから車に追いつかれたら、すぐに道を譲ります。
 車が後ろから来る分はいいのですが、見通しの悪い1車線区間で対向車と出くわすと怖いので、緊張感を持って走っていました。


24-目的地は山の向こう

 深い山の中で突き進んでいきます。


25-林の中を通り抜けます

 こういう木々の中を走り抜ける区間もあります。写真には残していないのですが、道沿いには滝があったりするので、急ぎでない方は風景を左右の風景を楽しみながら走るのもアリかもしれません。


26-達原トンネル (16:25)

 トンネル入口の右側に旧道があるっぽいです。下調べ無しで進むのはちょっと怖いので、今回はそのままトンネルに突入します。
 こちらのページによると廃道状態のようです。行かなくてよかった…。


27-県境越えエリアの2車線区間

 先程の達原トンネルを過ぎると1.5~2車線区間が多くなり、バイクのブログ主は離合に困らなくなります。


28-源流の風景

 深い山の中での、川の風景です。


29-福寿の清水

 飲める湧き水があるようです。実際に水を汲みに来ている車がそこそこ止まっていました。ブログ主はスルーしてしまったのですが、今思えばせっかくだから一杯飲んでくれば良かったと思っています(しまったな~)。


30-長野県平谷村に入ります (16:30頃)

 先程の福寿の清水を過ぎてから間もなくして、(岐阜県から)長野県に突入します。


31-日も陰ってきました

 この辺りは、マンガ日本昔話にでてくるお爺さんとお婆さんが住んでいる山(&山里)の風景のように感じました。霧とかもやが出てたら雰囲気があるんだろうな~と思いました。


32-狭い道路

 県境より長野県側の道幅は1.5車線以上あることが多いのですが、一部狭いところもあります。


33-この辺りから2車線になります

 ここから先は(周りに何もない)山の中の快速道といった感じでした。


34-滝のようなところ

 たまにこういった個所があるのがイイ感じです。


35-平谷村平谷交差点手前

 平谷村の中に入ってきました。次の交差点では、山間部を通るルートで名古屋~塩尻間の間を結ぶ国道153号と交差します。
 写真の標識は、直進(国道418号)側が売木村、左側が飯田、右側が豊田と書かれています。


36-平谷交差点 (16:40頃)

 お馬さんに乗って散歩している親子と思わしき人がいました。平谷村ではよくあることなのかもしれませんが、ブログ主の住んでいるところ(横浜市)では見かけない風景なので、ビックリしました。

その5へ続く



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国道418号線を走ってみる・その3 (八百津町→迂回路→恵那市)

2017年10月28日 | バイク
【記事作成日:2017/10/29、現地訪問日:2016/9/3】

 このエントリでは国道418号線走行記のその2(旧根尾村樽見→八百津町)の続きとして、岐阜県八百津町の杉原千畝記念館付近から(ヤバイ区間を迂回して)恵那市に至る区間について記載しています。その他の区間については、下記リンクを参照ください。
 ・その1(福井県大野市→岐阜県旧根尾村)
 ・その2(旧根尾村樽見→八百津町)
 ・その3(八百津町→恵那市) …このページ
 ・その4(岐阜県恵那市→長野県平谷村)
 ・その5(長野県平谷村→売木村→阿南町)
 ・その6(長野県阿南町→天龍村→遠山郷)


1. 八百津町→武並橋(恵那市笠置町)まで


本来の国道418号線(深沢峡)経由の地図 (google mapのデータ)

 ここから先は国道418号のハイライトともいえる八百津町~恵那市間のエリアを通っていきます。その1の冒頭でも触れましたが、国道418号が酷道マニアから“キングオブ酷道”などと評されているのは、木曽川沿いのこの区間が超絶的にイカれているからです。(もはや車両が通れるレベルになく、通行止めになっている)


今回の走行区間の地図 (google mapのデータ)

 それで今回は、木曽川より北側にある迂回ルートを通っていきます。
 現地を訪問した2016年時点で(そしてこのブログを書いている2017年現在も)国道418号線の迂回ルートはまだ全線開通しておらず、八百津町潮見まで開通している国道418号丸山バイパスより先は、岐阜県道353号(篠原八百津線)+県道402号(中野方七宗線)+県道412号(恵那八百津線)と経由して、木曽川にかかる武並橋付近で国道418号線に復帰するルートを進んで行きます。


01-国道418号に戻ってきました

 杉原千畝記念館に寄り道して休憩していたブログ主ですが、13:10過ぎに再出発します。
 上の写真の右下側の道がイカれた川沿いルートに続く道ですが、こっちの方には見向きもせず、トンネルのある丸山バイパス方面に進んで行きます。


02-高いところにかかっている橋が見えます

 あれはV字の渓谷の間に架けられた新旅足橋(しんたびそこばし)という大きな橋です。あの橋に向かって進んで行きます。


03-丸山バイパスの案内板

 直進方面は「八百津町潮見から先 大型車通行困難という記載があります。ブログ主は酷道マニアという変態さんなので、こういう標識を見ると(;´Д`)ハァハァと興奮してしまいます。


04-新旅足橋(道路の方)

 再出発してから10分足らずで新旅足橋に到達しました。正面から見ると山の中腹に繋がる橋に見えますが…


05-新旅足橋(下の方)

 下の方を覗くと、目が眩むようなむっちゃ高いところにいることが判ります。遙か遠く先に見える民家や車がとても小さく見えるので、

 「見ろ、民家や車がゴミのようだ!」(←ムスカ大佐のパクリ)

 と口走りたくなるような状況でした。なお、下を流れる旅足川からこの新旅足橋までは、約200mもの高さがあるとのことです。
 ちなみにこの橋、供用を開始する前の2009年5月を最初に、このブログを書いている2017年11月時点ですでに18人の投身自殺者がでているとのこと。地元民からするといい迷惑だと思いますが…。


06-下立(おりたち)トンネル

 2004年3月竣工、延長370mとなっています。


07-丸山バイパスの風景1

 この辺りは真っ直ぐな道が続いています。


08-丸山バイパスの風景2

 丸山バイパスは近年整備されたバイパス道ということで、大型車が楽々離合できる広い2車線の快速道でした。


09-丸山バイパス終点 (13:30頃)

 国道418号の旅は一旦ここで終了し、ここから先は県道353号(左)を進んできます。
 「ここから大型車 通行困難との記載があります。


10-県道353号篠原八百津線1

 県道353号線に入ってすぐは近くにお店や民家もあるようなエリアで、この付近までは2車線です。


11-県道353号篠原八百津線2

 しかしそれから先は1.5車線の田舎道がメインとなります。


12-「幅員狭し」の看板

 これまでに「大型車通行困難」「幅員狭し」等の警告標識をいくつも見かけましたが、道路環境は改良が進んでいるのか、大型車が通れないような非常に狭い道路環境は見かけなかったような気がします。
 さすがに大型トレーラーのような車両は通れないと思いますが、トラック・ダンプカークラスであれば(離合に難儀することはあれど)通行は可能なように思えました。てゆーか、実際に途中で大型車ともすれ違いました。


13-改良された道路

 この辺りは快走路になっています。


14-県道402号との交点 (13:40頃)

 この先のT字路で県道402号とぶつかります。写真に小さく写っている青看板には「←県道402 久田見12km」「15km 恵那 県道402→」の記載があります。ここを右に進んで行きます。


15-潮見口バス停

 味のあるバス停です。個人的にはこんな風景は大好きです。(´∀`)


16-県道402号の風景1

 この辺りの風景もたまりません。(´∀`)
 道路は車道+自転車用の路側帯のような、なんちゃって2車線状態になっています。


17-県道402号の風景2

 この辺りから1車線区間に入ってきました。


18-県道412号との分岐点 (13:45頃)

 左側が県道402号(中野方方面)、直進(右側)が県道412号(恵那方面)となります。ここは直進となります。


19-県道412号の風景1

 この辺りは1~1.5車線の林の中を通ります。


20-恵那市に入ってきました

 恵那市飯地町に入ってきました。


21-付替国道418号(ここを通ります)の看板

 国道418号の新ルートはこの辺りを通るようです。ただし工事をしている様子は見受けられませんでした。


22-印象的な道路

 カーブと田んぼの風景が印象的でした。


23-県道412号の風景2

 「降雨時通行注意」の看板が出ていますが、道も広めで普通に走れます。


24-木曽川と武並橋が見えてきました (14:07頃)

 まもなく国道418号に合流です。山の中ばかりを走ってきたところに、緑色をした大きな川が目の前に現れてきます。


25-国道418号との合流点(武並橋手前)

 上の写真の右側が来た道(県道412号)、左が国道418号の八百津方面、写真に写っていない後ろ側が武並橋です。
 左側の道の方には全面通行止 八百津方面 通り抜け出来ませんという看板が出ています。

 また左側にある通行止め予告の看板には、「国道418号は、ここから4km先の岩浪~川平間(約5500m)は幅員狭小、路肩軟弱で危険なため、車両の通行を禁止します。八百津、川辺方面へは、県道恵那八百津線へお廻りください。」との記載があります。


26-通行注意

 今回ブログ主は超絶酷道区間に脚を踏み入れるつもりなど全くないのですが、せっかくですので行けるところまで進んでみます。(´∀`)
 武並橋より八百津側に進んでしばらくは近くに民家があるので、この辺りは通行注意の看板が出ているものの、普通に通行できます。


27-木曽川の風景1

 木曽川は沼のような緑色をしていて、川の対岸は人気(ひとけ)を感じさせない深い緑のジャングルのような状態です。落石注意の標識がステキです。


28-落石注意 気をつけて!

 この辺りから空気感が変わってきた感じがあります。


29-この先行き止まり (14:12頃)

 「この先行止まり」の看板が出ていて、この先の道幅が狭くなっています。ヤバイ雰囲気を醸し出しています。
 確かこの先にある笠置ダムまでは行けるという話は聞いたことがあるものの、万が一この道幅のまま本当に行き止まりになってしまったら詰んでしまうので(ブログ主が乗っている大型オンロードバイクでは切り返しができない)、ビビりのブログ主は、あっさりここで諦めてUターンします。\(^O^)/


30-木曽川の風景2 (奥の方に赤い武並橋が見えます)

 今度は木曽川を右手に、武並橋の方に戻っていきます。この先は酷道でないことは判っているので、なんとなく気が楽になった感じがしました。また木曽川の風景がキラキラ綺麗な風景に見えました。


2. 武並橋→道の駅そばの郷らっせぃみさと(恵那市三郷町)まで


この区間の地図 (google mapのデータ)

 武並橋からは中央道・中央本線を越えて恵那市三郷町の道の駅に向かいます。


31-武並橋 (14:18頃)

 先程の行き止まりのところまで寄り道してきた時間はわずか10分ほど。ここから旅の再開です。
 武並橋は大きな川(木曽川)に架かっているそこそこ大きな橋ですが、道幅は大型車が1台通れるぐらいしかなく、橋の入口にはすれちがいできません! 橋の上は、道路が狭くなっております」との注意看板が出ています。


32-恵那市武並町に入ってきました

 ここから先は一部1.5車線ぐらいのところがあるものの、大半が2車線の道路環境で、黙々と進んで行きます。


33-好きな風景

 恵那とか伊那辺りの街中の風景は結構好きだったりします。


34-中央高速の下をくぐります (14:30頃)

 中央道で一番近いICは、左方面にある恵那ICです。


35-中央本線の線路の下をくぐります

 左は武並駅に方面に続く道です。(県道421号)


36-恵那市三郷町に入ってきました (14:36頃)

 この辺りは走りやすい道路環境が続いています。


37-県道66号との交点(佐々良木上平交差点)

 この交差点に隣接する形で、道の駅そばの郷らっせぃみさとが存在しています。車もたくさん止まっています。
 前回休憩した八百津町を出て1時間半。午前中に走ってきた関市の市街地と違って、流れの良いところが大半であったものの、炎天下の中を走り続けてきたこともありクタクタです。ブログ主もここで道の駅に入ります。(14:40頃)


38-道の駅そばの郷らっせぃみさとのお薦め蕎麦メニュー

 ブログ主は、本当は前の休憩場所である杉原千畝記念館付近で昼飯にするつもりだったのですが(13時頃)、近くの飯屋がイケていなかったため、手持ちのおやつと水分を少々口にしただけ走り続けていました。そのためお昼ご飯が15時近くの時間になってしまいました。


39-天ざるそばをいただきます

 お腹の空いていたブログ主は、写真にある天ざるそばのセット+さらにお蕎麦を大盛りを注文し、更なる国道418号線の旅に備えてエネルギーを充填していきます。単なる昼飯が合計金額が1500円ぐらいになって笑えました。ただし、ちょーお腹いっぱいになりました&美味しかったです。

その4へ続く



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国道418号線を走ってみる・その2 (旧根尾村樽見→八百津町)

2017年10月22日 | バイク
【記事作成日:2017/10/22、現地訪問日:2016/9/3】

 このエントリでは国道418号線走行記のその1(福井県大野市→岐阜県旧根尾村)の続きとして、岐阜県本巣市(旧根尾村樽見)から八百津町までの区間について記載しています。その他の区間については、下記リンクを参照ください。
 ・その1(福井県大野市→岐阜県旧根尾村)
 ・その2(旧根尾村樽見→八百津町) …このページ
 ・その3(八百津町→恵那市)
 ・その4(岐阜県恵那市→長野県平谷村)
 ・その5(長野県平谷村→売木村→阿南町)
 ・その6(長野県阿南町→天龍村→遠山郷)


1. 岐阜県本巣市(旧根尾村樽見)→モネの池(寄り道先)まで


この区間の地図 (google mapのデータ)

 このブログでは国道418号線の旅をメインに書いていますが、このときのツーリングは横浜から北陸回りで冠山峠を越え、最近話題のモネの池を見てくることが目的の一つでした。そのため本巣市を出発してから途中の山県市で一旦県道196号線+国道256号経由で板取方面へ寄り道します。


01-樽見駅の手前から出発(奥は国道157号線方面)

 この日は2016年9月3日(土)。前日に冠山峠を越えて岐阜県入りしていたブログ主は、旧根尾村(樽見駅近く)の民宿の住吉屋(公式サイト)に宿泊していました。しっかり朝食を食べて、朝8時頃に宿を出ます。
 なお、後述のモネの池のところまでカメラの設定がおかしいことに気付かず、途中の写真は暗くなっています。(´・ω・`)


02-樽見鉄道の線路の下をくぐっていきます

 上の写真の左側を向いたところの写真です。国道418号のおにぎりと案内板が出ています。国道418号の単独区間の旅がここから始まります。


03-尾並坂峠の風景

 旧根尾村から山県市に抜ける区間では、尾並坂峠を越えていきます。ただし峠道は広めの2車線区間が多く、狭いところでも1.5車線はあって酷道成分は皆無な状況。交通量も少なく、快適に…とまでは言いませんが、苦も無く黙々と進んで行きます。


04-山県市内の風景

 山県市内の集落のあるエリアに入ってからは、バイクと車の離合は容易なものの、車同士の離合には気を使うセンターラインの無い1.5車線~狭い2車線の区間に入ります。ただし雰囲気は悪くないことと、時折道沿いの製材所から漂ってくる木の香りがたまらなく心地良いです。(´∀`)


05-旧美山町の谷合交差点

 県道200号神崎高富線との交点です。なんとなく残る古い街並み感がイイ感じです。
 

06-県道196号線との分岐点

 直進(右側)が国道418号、左が県道196号線です。ここで県道側に入って出戸というところで国道256号線に(直進する形で)合流し、板取方面に向かって行きます。


07-モネの池近くの駐車場 (8:50頃到着)

 ここでモネの池の近くの駐車場に到着します。実はブログ主は根尾からここまでのルートを通るのは2回目となります。初めて通ったのは2014年7月のことで、温見峠を走った際の帰り道ルートがここでした(当時のブログ)。この先の板取の川沿いの風景をのんびり走りながら「あぁ^~、ここはええとこや~」と感嘆しながら走っていたのを思い出します。
 当時はモネの池は有名ではなかったのでこの付近はスルーしていたのですが、今は駐車場を備えた観光地状態になっています。


08-根道神社の鳥居

 歴史のある神社のようですが、今ではほとりにあるモネの池の方が有名になってしまったようです。ブログには載せていませんが、階段を上ってお参りしてきました。


09-モネの池

 モネの池は、あたかもモネの睡蓮(絵画)がこの世に現れたかのような美しい池で、近年凄い人気になっているところです。詳細はWikiPediaのモネの池の項や、こちらのサイトを参照ください。
 ブログ主が訪問した9月初旬は植物(蓮)の葉の生え替わりの時期ということで、超絶的に綺麗な風景ではなかったのですが、それでもなかなか綺麗な光景が見られました。紅葉の時期にでももう一度見に行きたいと思いました。


10-モネの池を見に来ている他の観光客

 朝の9時頃だというのに、もう人がたくさん集まっている状態です。


11-近くの喫茶店でモーニング

 池の近くにはお土産屋さんがあり、ここで(ありきたりなクッキーなどの)お土産品をゲット。そして近くの喫茶店(休憩所)で一服します。
 岐阜県のこの付近は名古屋の植民地ということで(暴言)、モーニングの風習があるようです。朝飯をしっかり食ったばかりなのですが、飲み物を頼むと軽食が無料で付いてくるというので、トーストのセットを頂いてしまいました。


2. 岐阜県山県市(旧美山町)→関市→富加町まで


この区間の地図 (google mapのデータ)

 モネの池の観光を終えたブログ主は、(本来は国道256号を南下した方が早いのですが)国道418号線を極力走破するという目的のため、写真番号6の県道196号線の分岐点のところまで戻っていきます。この際道を間違えてちょっとタイムロスをしてしまいました…


12-国道418号線の旅の再開です (10:08頃)

 ここから左に曲がって、国道418号線を関市方面に向かって進んで行きます。


13-「この橋すべる!」

 「すべる」とか「ずれる」などの言葉は、気になるので軽々しく使って欲しくないものです。(`・ω・´)


14-国道256号線との交差点(旧美山町岩佐)

 先程のモネの池方面から国道256号を南下していくと、この交差点に到達します。(モネの池方面は左)


15-武儀川沿いに進んで行きます

 川沿いの市街地の道路を進んで行きます。


16-県道94号との交差点

 右に進むと道の駅 むげ川があります。ちなみに近くの川は武儀川(むぎがわ)で、むげ川は旧武芸川町(むげがわちょう)のことです。


17-関広見IC近く

 東海環状自動車道の関広見IC近くまで来ました。ブログ主がもし横浜までまっすぐ帰るのであれば、ここから東海環状道に乗って豊田東JCTから新東名で東京方面に進むルートが一番早いのですが、もちろんスルーします。


18-現在の気温34℃

 9月に入ったとはいえ、このクソ暑さです。(;´Д`)
 信号停車で止まった途端に暑さで死にそうになります…


19-長良川を渡っていきます

 以前食べた長良川の鮎の塩焼きが食べたいな~と思いました。


20-国道156号線との交差点(小瀬6番町)

 国道156号は岐阜から郡上八幡や白川郷を通って日本海側の高岡に通じるルートです。そのうち走破してみたい道路の一つです。
 

21-関市の市街地

 奥の方に「関税務署 ↑500m」の看板が出ているのですが、ブログ主は「輸入品にかかる税金を扱っている税務署がこういうところにあるのか」と一瞬勘違いしそうになりました。


22-旭が丘3交差点を右折します

 国道418号線は関市の市街地内で、交差点を右に曲がって、すぐ次の交差点で左に曲がるという変わったルートの場所があります。


23-宮地交差点を左折します

 先程の交差点を右折後、数十メートル先のすぐ次の交差点を左に曲がります。


24-用水路沿いの生活道路のようです

 交差点を曲がってすぐは、すぐ横を小川(用水路)が流れる路地裏っぽいエリアを抜けていきます。


25-肥田瀬交差点

 交差点のすぐ近くに、木々に囲まれた神社(お寺?)があったのが印象的でした。


26-道の駅 半布里の郷とみかに到着 (11時頃到着)

 炎天下の中を1時間半ほど走って疲れてきたので、ここでソフトクリームで体を冷やし、水分をたっぷりとって休憩します。


3. 富加町→川辺町→八百津町(杉原千畝記念館)まで


この区間の地図 (google mapのデータ)

 道の駅のある(おもちゃのミニカーみたいな名前の)富加町から、美濃加茂市→川辺町を経由して次の休憩地点である八百津町の杉原千畝記念館に向かいます。(11:35頃再出発)

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27-県道63号との交差点

 この先に東海環状道の美濃加茂ICと日本昭和村があります。


28-国道41号との併走区間を進んで行きます

 国道41号は名古屋から美濃加茂・下呂・飛騨高山経由で富山に至る、中部地方と高山・北陸方面を結ぶ重要な幹線道路で、交通量も多いです。
 この辺りの国道41号はまるで高速道路のような立派な道路環境(美濃加茂バイパス)になっていますが、国道418号はといいますと国道41号の外れ道みたいな感じでひっそりたたずんでいます。


29-むっ、通行止めだ(川辺町)

 国道418号は高山本線の線路(踏切)を越えると、(美濃加茂バイパスではない方の)国道41号に突き当たり、左に進んで行きます(国道41号との重複区間)。ところがその踏切の手前で通行止めになっており、迂回しなければならなくなりました。(;´Д`)


30-高山本線沿いに迂回します(11:53頃)

 線路を挟んで奥の道路が国道41号です。写真の踏切を渡って、左側(高山方面)に進んで行きます。
 この後、近くのガソリンスタンドで給油を行います。(前回給油した北陸道の尼御前SAから約290km走行)


31-通行止めだった踏切予定地

 先程通行止めになっていた踏切のところに到達しました。「←418」の標識が出ていますが、線路を跨ぐ道や踏切がまだできていない状況です。道路の付け替えでもあったのでしょうか… 


32-新山川橋北詰交差点を右折します(左は美濃加茂バイパス)

 先程の踏切付近から八百津町へはもっと近い(手前の橋を渡る)ルートがあるのですが、今回は国道418号を巡る旅なので、ちょっと先の新山川橋を渡る遠回りルートを進みます。


33-奥に見える赤い橋を渡っていきます

 再び国道418号の単独区間に入ってきました。


34-飛騨川の風景

 先程の赤い橋の途中に立ち止まってカメラをパシャリ。穏やかな大きな川が流れています。 


35-八百津町に入ってきました

 片側1車線のふつーの道路環境が続きます。交通量もぼちぼちあります。


36-現在の気温36℃

 クソ暑い状況が続いています。(;´Д`)


37-八百津町の市街地

 「人道の丘」が直進の案内が出ていますが、他に地名が書かれていないので、なんとなく気味の悪さを感じます…。


38-杉原千畝記念館は右折

 ここから右に入って寄り道します。


39-杉原千畝記念館に到着しました (12:30着)

 杉原千畝(すぎはら ちうね)は、迫害されていたユダヤ人を助けるために(本国の命令に背いて)独断でビザを発行し続けたことで多くの命を救った戦時中の日本の外交官(偉人)です。杉原氏は以前は八百津町出身とされていて、その影響で記念館もこの八百津町にあるのですが、その後旧上有知町(現美濃市)生まれであることが判ったというオチがついています。
 せっかくなので、ブログ主も入館料300円を払って一通り見学しました。


40-丘の上から見る風景(水と緑の綺麗な風景)

 記念館を見学した後、ブログ主はすぐ近くの飯屋で昼食にしようかと思ったのですが、店に入っても誰も対応に出てこない酷い有様だったので、しびれを切らせて退店。水分とおやつ的なものを軽く口にしただけで先に進んで行くことになります。

その3へ続く



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