きたへふ(Cチーム)のブログ

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googleからもらった小切手を換金してみる

2011年08月14日 | 雑記
普段、生活の中で小切手を目にする機会はほとんどないのですが、
先日海外から送られてきた小切手を換金する機会があったので、
このエントリでは、そのときの体験を記します。


1. Google Adsenseに手を出してみる

まずその前に、小切手を手に入れるきっかけについて。
今年の3月にYouTubeに、偶然新幹線が地震を検知して緊急停車するシーンを
撮影した動画をうpしました。(動画の詳細は、こちらを参照)

N700系のぞみ号の緊急停車シーン http://www.youtube.com/watch?v=td9mWoIgALw



そうしたところ、この動画は1日500回を越える再生回数があったせいか、
一週間後ぐらいにYouTubeから次のようなメールが送られてきました。



なにやらYouTubeに広告を載せることで、動画のうp主である私は
そこから広告収入が得られる仕組みがあるとのこと。
ただし広告収入を得るためには、Google Adsenseにユーザ登録し、
所定の審査を受ける必要があるとのこと。

正直なところ世界中の情報を集めたがっている天下のgoogleさんに、
自分の住所・氏名・銀行口座といった個人情報を渡すことに躊躇する
気持ちが無かった訳ではありませんが、広告収入という誘惑には勝てず
思わず登録しちゃいました。

そうしたところ、想像していた以上に広告収入を得ることができ
(といっても月数千円ぐらいですが)、6月に広告収入累積が1万円を
超えたので、最初の支払いを受けることができることになりました。
# 正確には3~5月分の合計12,651円の支払いを受けることに。

Google Adsenseからの支払いは、銀行振込(推奨)と小切手(非推奨)の
2つが選べるのですが、1度本物の小切手を見てみたいと思い、
最初の支払いだけは小切手で受け取ることにしてみました。

そして7月初旬、小切手の入ったエアメールが自宅に届きました。


AIR MAILで届いたGOOGLE ADSENSEの小切手

受け取った小切手は、「ほ~、これが小切手というものか~」と手にとって
手触りや肌触りを確認してみたり(変態)、「googleさまからの小切手だぜ~」
といって知人に見せびらかすといった方法で有効的に活用していたのですが、
肝心の換金方法が素人の私にはよく判りません。(;´Д`)

小切手の中に「Payable at CitiBank Japan」(シティバンク ジャパンで
払い出し可能)という記載もあるし、シティバンクのホームページを見ると
海外小切手の換金業務も行っているみたいなので、とりあえず最寄りの
シティバンクに行って、聞いてみることにします。



2. シティバンクに行ってみる


CitiBank 横浜支店の入った横浜ファーストビル

横浜市民である私の最寄りのシティバンクは、横浜駅の近くにある
横浜支店になります。そこの窓口のおねーちゃんにこの小切手を見せて
「どうやったら換金できますか?」と聞いたところ、意外な答えが返ってきました。

銀行:「お客様は、こちら(シティバンク)の口座はお持ちですか?」

 私:「いえ、持っていないです。」

銀行:「この2本線の引かれた小切手は、現金でのお渡しはできず、
    お客様の銀行口座への振込となります。


銀行:「また、この小切手は当行(シティバンク)でなくても、
    口座をお持ちの銀行で取扱可能でございます。


と。
後で調べたところ、本来小切手は銀行に持参した人に直接支払いを行うものだが、
小切手の盗難・紛失に対応するため、銀行口座を持った(身分が明かな)人にしか
換金できないようにしている仕組みがあるとのこと。

それが線引小切手という種類の小切手で、小切手の表面に引かれてある
2本の平行線
がそのマークらしい。



確かにgoogleからもらった小切手の表面には2本線が引かれてありました。
ぱっと見、取り消し線のようだけど、そういう意味だったのか。なるほど。

<参考文献>
 ・線引小切手 (Wikipedia)
 ・経理初心者おたすけ帳 - 小切手の基礎知識



3. 横浜銀行に行ってみる


横浜銀行 横浜駅前支店の入ったビル

ということで、今度は駅前ロータリーを挟んで向かいにある、
(口座を持っている)横浜銀行の横浜駅前支店に向かいます。



横浜銀行 横浜駅前支店5階 トラベルセンター

外貨等を扱っている5階のトラベルセンターに案内された私は、
窓口の方に事情を話すと、

「それであれば、この紙に記入をお願いします。
 また、通帳と印鑑と身分証明書のご用意をお願いします。」

と言われ、小切手払出用の申請用紙に必要項目を記載する。


外貨小切手等取立受領証(カーボンコピーの控え)

記入したのは外貨小切手等取立受領証という紙で、銀行の方の
指示を受けながら、次のような内容を記入しました。

 ・自分の住所/氏名/電話番号+捺印(一応銀行印)
 ・小切手の金額 … 小切手に書かれてある日本円をそのまま記入
 ・番号(Cheque No) … 小切手の右上に書かれてある番号を記入
 ・振出日 … こちらも小切手に書かれてあるDateを記入
 ・振出人 … 支払い元なので「GOOGLE ADSENSE」と記入
 ・支払人 … Payable at 欄の「CITIBANK JAPAN LTD.」を記入
 ・受取理由 … とりあえず「広告費」と記入
 ・支払地 …「日本」と記入
 ・代わり金入金口座 … 自分の横浜銀行の口座番号を記入

その他、支払い通知に「郵便」か「電信」がある欄などは、
銀行の方が直接記入してくれました。

そして身分証明書(運転免許証)を確認してもらった後で、
銀行員の方から最後の説明を受けました。

「お手続きは以上で終了となります。お受け取りできる額は、
 取扱手数料として2,500円を差し引いた額となりますので、ご了承ください。
 もしかしたらシティバンクの手数料分も差し引かれるかもしれません。
 口座には2~3日で振り込まれると思います。」

と。

「うわ~、約1万2千円の小切手から、2,500円も差っ引かれるのかよ。
 さらにシティバンクからも同じぐらい引かれたらやだな。(;´Д`)」


と思うも、勉強代と思って諦めることに。
(そもそもタダでもらえるようなお金なので、執着は無いのですが)

その後、3日後ぐらいに横浜銀行で通帳を記入すると、12,651円から
2,500円が差し引かれた、10,151円が振り込まれていることを確認。
どうやらシティバンクの手数料とやらは取られなかったみたいです。

さらに数日して、横浜銀行から「外国被仕向送金計算書(円貨お支払い)」
という紙が同封された封筒が届きました。


外国被仕向送金計算書

中身は「12,651円から手数料2,500円を差し引いた10,151円を、
CITIBANK JAPANが送金しました」とのこと。

以上で、小切手の換金は無事に終了しました。
本当の意味で、いい社会勉強になりました。
ちなみに次回以降のGoogle Adsenseの支払いは、
速攻で銀行振込に変えました。(完)
コメント
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