きたへふ(Cチーム)のブログ

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XJ6 Diversionとお別れしてみる

2020年04月19日 | バイク
【記事作成日:2020/4/19、バイク廃車日:2020年2月末】


今はなき「落ちたら死ぬ看板」(岐阜県本巣市の温見峠)とうちのバイク

 ブログ主の愛車は2011年2月に購入したYAMAHAのXJ6 Diversion (2011年型)です。
 自分で言うのもナンですが、うちのバイクは人並みに整備・清掃を行ってきたつもりで、バイクの調子は購入以来一度も悪くなったことはなく、外見もバイクに詳しくない義母からは「これ新車?」と聞かれるぐらいです。

 そんな愛車もこの2月で乗り出して丸9年を迎え、4回目の車検を受ける時期となりました。ブログ主は今回の車検を機にチェーンとスプロケットを交換して、今後もバリバリ乗り続ける予定でしたが、1点気になる点がありました。

 それは排ガス検査で車検が通らないかもしれないということ。 

 うちのバイクのエンジン・マフラー周りは全くカスタマイズしていない「完全どノーマル」な状態ですが、車検での排ガス検査がヤバくなってきたのは以前からでした。
 4年前の2回目の車検では1回目の検査で通らなくて2回目でギリギリ通過。前回(2年前)は車検が通らなくても仕方が無い状態だったが、バイク屋さんが苦労に苦労を重ねてアイドリング約10分後に排ガスの状態がごく短期間改善されることを見つけ出し、そのタイミングに合わせて検査の順番を譲ってもらって何とか車検をパスしたとのことでした。

 ちなみにブログ主の年式のXJ6 Diversionはメーター周りのボタン操作でモード変更を行うことで、CO濃度等を調整することが可能です(詳細はこちらの方のブログを参照)。


CO濃度の調整イメージ

 ただしバイク屋さん曰く「当然そういう設定は真っ先にやってる」とのことで、それでも状況が改善されないためメーカー(YAMAHA)に問い合わせたものの、問題を解決できる見込みが立たないことでした。

 そうした経緯があったため、ブログ主は今回の車検を機にXJ6 Diversionとお別れせざるを得ないかもしれないことを覚悟しておりました。そのため車検切れの迫った週末の2/22(土)に、最後になるかもしれない日帰りツーリングに出かけてきたのでした。


1. XJ6 Diversionとの最後のツーリング

 この日(2/22)の午前中は快晴で、2月ながらも十分に暖かい絶好のツーリング日和でした。
 しかしブログ主は早起きすることができず、昼前にのそのそと起き出して箱根・伊豆スカイライン方面へ向かったのですが、東名高速の御殿場ICを降りたところで雨が降り出し、その後さらに酷くなりそうな状態だったため、急遽合羽を着込んでR246で横浜方面へUターンすることにしました。(;´Д`)


菜の花台(表ヤビツ)からの風景

 そして秦野まで戻ったときにはそこそこの雨が降っていたのですが、「せっかくだから裏ヤビツでも走ってこよう」と寄り道したのでした。
 補足しておくと、ヤビツ峠とは神奈川県道70号秦野清川線にある峠で、秦野と宮ヶ瀬湖を結ぶ酷道(険道)ルートです。峠より秦野市街地側は俗に「表ヤビツ」と呼ばれる傾斜がキツいものの途中に風光明媚な展望台があるルート。峠より宮ヶ瀬湖側は俗に「裏ヤビツ」と呼ばれ、最近改良されたものの酷道マニア御用達ルートです。


通行止めの裏ヤビツ

 ヤビツ峠は昨年(2019年)の台風19号で大きな損壊を受け、訪問時点では秦野市街地側からは丹沢ホーム・森の家のエリアまでしか行けない状況でした。(峠道に入る手前で警告あり)


裏ヤビツより先は全面通行止め

 ここから先は写真のような状態になっているとのことで、歩行者すら通行不能になっているようです。なお、宮ヶ瀬湖側からは宮ヶ瀬霊園まで通行可能とのことです。結局この日は秦野までUターンした後、小雨を受けながら横浜までテコテコ戻っていったのでした。


バイク屋に出す前の最後の1枚 (大黒ふ頭にて)

 翌2/23は、前日雨の中を走ったこともありバイクを洗車。その後バイク屋に車検に出す前に、もうちょっと走りたいと思ってのんびり味わうように大黒ふ頭に行って、世間を騒がせているダイヤモンドプリンセス号を遠巻きに眺めながら、記念に最後の写真を撮ってバイク屋に向かったのでした。


2. XJ6 Diversionとのお別れ


バイク屋に引き渡した時点のメーター(累積走行距離:23,921km)

 バイク屋に引き渡したXJ6 Diversionですが、その後お店で排ガス測定検査を行ったところ、車検時と同じ本気モードでも基準値の2倍を越してしまう有のため、車検はもう諦めることとなりました。オワタ\(^o^)/

 こうしてブログ主は、まだまだ手放したくない愛車と永遠のお別れを迎えることになりました。
 なおうちのバイクは廃車手続き等の諸費用を賄える程度の価格で、(恐らく海外輸出する)業者に引き取られていくことになりました。大事に扱ってくれる次のオーナーさんの下で、新しい人生を過ごして欲しいと心の底から願うものであります。

 さらば、長年に渡って日本中を一緒に走り回った愛着のある戦友よ!(涙)
コメント (4)
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