きたへふ(Cチーム)のブログ

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あれから10年

2021年07月05日 | 家族・子育て
早いもので、うちの親父がこの世から去って今日で丸10年になりました。10年の月日って、こんなに早いものなのかと驚くばかりです。

 当時は頃合い見てはブログをいろいろと書いていたけど、今はブログ作成にパワーというか情熱を傾ける余力がなくなってきました。その理由は子どもが出来たことで休みの日も忙しい点にあります。そんな忙しい中でも子どもと一緒にいることは嬉しいものですが、親父が生きている間に可愛い孫の顔を見せてあげられなかったことが、本当に心残りだったりします。。。

 ブログ書くついでに1点だけ、某所向けのコメントを書いておきます。
 うちのブログに親父を火葬して墓に入れてみる(2013/1/1)という記事があるのですが、これが5chの冠婚葬祭板の火葬場スレ(2021/7/5時点の最新スレはこちら)の方の目にとまったようです。それだけなら別になんてことはないのですが(世の中には炉のメーカーや型番まで詳しい火葬場マニアなんて人もいたのかと驚愕)、その中に上記ブログ中に出てくる火葬場の記載について間違いや誇張があるようなことをイキって言ってる人がいてカチンときました。
 ブログ主よりその人に一言言っておきます。「日田じゃねーぞ」と。
コメント (2)
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赤ちゃん連れで飛行機に乗ってみる(ANA国内線)

2020年05月10日 | 家族・子育て
【記事作成日:2020/05/10、飛行機搭乗日:2019/11/15,18】

 2020年のゴールデンウィークはコロナ禍の影響で外出自粛となったため、せっかくの長期休みだったのに孫の顔を見せに大分の実家に帰省することが出来ませんでした。このため今回は「旅行に行った気分だけでも」と思い、昨年(2019年)の11月に初めて子供連れで横浜から大分の実家まで飛行機に乗って帰省したときのことを、いまさらですがブログに残したいと思います。

 なおブログ主の子供は2019年1月生まれで、当時はつかまり立ちは出来るけどまだ歩けない10ヶ月の赤ちゃんでした(体重は8kgぐらい)。ちなみに現在はよちよち歩きで家の中を歩き回っております。


1. ベビーカーとベビーベッドを予約してみる

 歩けない赤ちゃんを連れての移動となると、各種荷物が多くなる上に、人力による赤ちゃん移送(おんぶ/だっこ)や、食事(おっぱい)対応が加わるのでいろいろと大変になります。当時ブログ主一家が帰省したときは、送れる荷物は極力事前に宅配便で送っていたのですが、それでも当日分の荷物だけでも結構な量があるので、空港内の移動を楽にする必要がありました。
 また飛行機内で赤ちゃんが泣き出して他の乗客の方に迷惑がかかることを危惧していたのですが、赤ちゃんが横になれるベッドがあるとの話を聞きつけ、せっかくなので予約して利用してみることしてみました。

 ※ なお、ブログ主はANAのスーパーフライヤーズカード持ち(このカードの特典)で基本的に飛行機はANA派なこともあり、今回羽田⇔大分間の往復もANA便を使っています。そのため後述のサービスは全てANAでの話になる点はご承知おきください。

ANAの国内で利用可能な乳幼児向けのサービスは次のページに記載されていますので、詳細は下記リンクを参照ください。

 ・小さなお子様連れのお客様 [国内線]

 ・【国内線】ベビーベッドはあるのですか。
ベビーベッドの用意がございます。
設置できる座席が限られておりますので、ご予約の際にお知らせください。


 今回ブログ主(+嫁)は行きは通常の航空券、帰りは溜まったマイルを使って往復することになりました。ただしマイルで使える特典航空券は同伴の乳幼児分をネットで予約できないため、電話での予約対応が必要でした。そのためベビーベッド等の予約は、このときにセットで行いました。

 以降、実際の利用状況です。


2. 羽田空港にて(ベビーカーを借りてみる)


01_羽田空港でチェックイン

 ブログ主はスーパーフライヤーズカード持ちなので、プレミアムチェックインの窓口へ向かいます。
 ここでスーツケースのような大きな手荷物と、自宅から赤ちゃんを載せてきたうちのベビーカーを引き渡します。


02_空港内で貸してもらえるベビーカー1(白い脚出しタイプ)

 そして空港内で使用するベビーカーを貸与して頂けることになったのですが、そのベビーカーは2種類用意されているようでした。上の写真は月齢がちょっと高めの子用のものでした。


03_空港内で貸してもらえるベビーカー2(黒くて横に倒せるタイプ)

 もう1つのベビーカーは革製で柔らかく、ほぼ横に倒せるちょっと大きめのタイプでした。
 今回はこちらをお借りすることになりました。


04_ANAラウンジに直行

 スーパーフライヤーズカード持ちの特典の1つに、本来なら3000円ぐらい出さないと入れないANAラウンジにタダで入れるというものがあります。貧乏性のブログ主はラウンジが利用できる機会があれば、飛行機出発1.5時間前くらいに空港入りして、ここでタダ酒を頂くのが通例です。


05_良い席に案内してもらえました

 この日は平日の昼下がりの時間帯だったので、ラウンジは比較的空いている状態でした。そのため席を探していたときにANAの方からこちらのグループ席に案内してもらいました(感謝)。

 ラウンジに着いたのは飛行機出発の50分ぐらい前でそんなにのんびりはしていられなかったのですが、飛び立つ飛行機を眺めながら、持参した軽食(赤ちゃんには離乳食)を家族で食べるひとときとなりました。
 なおブログ主はこの後レンタカーの運転が控えているためビールやウイスキーはぐっと我慢して、健康的に青汁やトマトジュースをいただきました。(´・ω・`)


06_搭乗口近くにてベビーカーを返却

 その後、出発時間が近づいてきたためラウンジを後にして、数100m先の搭乗口に向かいます。
 空港内で借りていたベビーカーは、搭乗口のところで返却となります。


3. 飛行機に乗ってみる(ベビーベッドを借りてみる)


07_赤ちゃんを抱っこして飛行機に乗り込みます

 搭乗口の自動改札機のところから飛行機の中までは赤ちゃんをだっこして全荷物を手持ちで移動するため、ここが空港内での移動で一番の難所となります。
 搭乗順序は乳幼児連れや病気・障害者の方が最優先となるので、先に乗り込ませてもらいます。


08_搭乗便はB737-800

 今回乗った飛行機の機種は、1つ上の写真にもちょっと写っていますが、主翼の先っちょが上を向いているのが特徴のボーイング737-800でした。(B737-700/800型機の詳細)


09_ボーイング737-800シートマップ 抜粋(転載元のページ)

 今回ブログ主一家が予約した座席は5Aと5Bでした(上のシートマップの左下辺りを参照)。後述のベビーベッドが取り付け可能な座席はかなり限られているのですが、その中の1つとなります。

 ちなみにこの飛行機における5列目の席は目の前が壁になっています。こうした壁の後ろの席は他の座席より足下が広くて前の人が座席を倒してくることもないので「通好み」の席ではありますが、足下に手荷物を置けないという制限があることから、一般的には座席予約が後から埋まる不人気な方の席となります。


10_座席の正面 (銀色の3つの丸い穴に注目)

 壁の部分には3つのビスが取り付けてあって、ここにベビーベッドをセットすることになります。
 搭乗後、客室乗務員(キャビンアテンダント:CA)さんに「ベビーベッドをお願いしている者ですが」と話しかけたところ、「ベビーベッドが利用可能な時間帯は、飛行機が離陸後安定状態になってシートベルト着用サインが消えてから、着陸に向けた下降を開始する前までとなっております」とのことで、後から取り付けてもらうことになりました。


11_離陸を待ちます

 そのためしばらくの間は赤ちゃんをだっこして、飛行機が空の上で安定するまで待ちます。
 幸いにしてうちの子は初めて見る外の光景に興味津々で、この間ほとんど泣かずにいてくれたので助かりました。


12_ベビーベッドが運ばれてきました

 その後CAさん2人がベビーベッドを持ってこられました。


13_ベビーベッドを取り付けます

 先程の3個所のビスの部分にベビーベッドをカッチリ取り付けて固定します。


14_取付完了後の状態

 取付が終わるとこんな状態。
 ベビーベッドはA席(窓側)・B席(中間席)の前を塞ぐ感じになります。


15_座席のテーブルを出したところ

 座席のテーブルを出したところ、ぎりぎりですがベビーベッドと干渉することはありませんでした。


16_富士山の上空を通り過ぎます

 ブログ主が羽田⇒福岡・大分方面の飛行機に乗る際は進行方向左側の窓側席(A席)を好んで予約するのですが、その理由の1つがこの光景を見れることにあります。


17_ベッドでおねんね

 早速ベビーベッドを使わせて頂きます。
 なおベビーベッドのサイズは85㎝(縦)×45㎝(横)×33㎝(高さ)、赤ちゃんの体重は10kgまでとなっていますが、ベッドの側面にある英語の注意書きには「WEIGHT LIMITー 25LBS / 12KGS」の記載がありました(つまり12kgまで)。


18_かくれんぼ状態

 本来ベビーベッドは急な縦揺れに備えて、常に赤ちゃんの上にセーフティネットをかぶせてそれをベルト固定させる必要があるのですが、それをやると赤ちゃんの様子が全く分からない&ぐずりだしたときにすぐにだっこすることができません。この日は好天で揺れのない飛行状態だったので、後で(自己責任で)ベルト固定は外してしまいました。
 なお、うちの赤ちゃんは自分で顔の部分のセーフティネットを開けたりかぶったりして、「セルフいないないばぁ」を行っていました。


19_子供用のおもちゃを頂きました (なお左はゲロ袋)

 そうしたところCAさんからおもちゃを頂けました。∩(´∀`)∩


20_早速活用します

 今回頂いたのは赤い亀の描かれた口で膨らませる飛行機です。うちの子も大喜びです。
 ただしブログ主はこの飛行機を見る度、どうしてもぷよぷよの「すけとうだら」(google検索結果)を思い浮かべてしまいます。


21_指を挟まないようにお気をつけください

 小さな子供連れの方には、他にもこのような注意書きが配られていました。


22_そろそろ大分空港に到着

 借りていたベビーベッドについては、着陸前のベルト着用サインが転倒する前までに回収となりました。
 結局のところ羽田⇒大分の飛行時間約1時間40分のうち、ベビーベッドが使えた時間は40分程度しかなかったように思えます。(実際に空を飛んでいる時間は1時間ちょっとなので、そんなもんかと)


4. 帰りの便に乗ってみる(羽田空港到着まで)


23_大分空港でチェックイン

 今度は帰りの便の話です。
 大分空港でもプレミアムチェックインのお世話になりました。ただしラウンジについては、大分空港の「ラウンジくにさき」はANAのスーパーフライヤーズカードでは入れません。
 ブログ主はここのラウンジにタダで入れる(普段使わない会社指定の)クレジットカードを持っているのですが、それの入ったカード入れをうっかりスーツケースに入れたまま手荷物として預けてしまったためにラウンジに入れませんでした。不覚です。(>_<)


24_帰りの便のベビーベッド (足下の方はベルト固定中)

 帰りの便も機種はB737-800で座席は5Aと5Bと、行きと全く同じ状況でした。取り付けてもらったベビーベッドも同じタイプでした。


25_帰りの便でもらったおもちゃ

 帰りの便ではこのようなおもちゃを頂きました。合わせてCAさんから「お子さんが最初に乗った飛行機がANA便であることに感謝します。よいご旅行を!」といった手書きのメッセージカードをいただき、ブログ主は涙が出そうなくらい感激しました。


26_羽田空港で用意してもらっていたベビーカー

 その後飛行機は無事に羽田空港に到着。
 そして飛行機からボーディング・ブリッジを通って空港建屋内に入ってところ、空港内で使用するベビーカーが用意されていました(予約カードに11/18 796便 5Aでブログ主の名前が書かれています)。
 今回用意して頂いたベビーカーは月齢の大きめの子のタイプのものでしたが、それでもあると無いとでは空港内の移動のしやすさは段違い。とても助かりました。
 最終的に着陸後にお借りしたベビーカーは、ベルトコンベアがぐるぐる回っている荷物の受取所で返却となりました。


5. 最後に(特にベビーカー・ベビーベッドの利用を検討されている方へ)

空港内のベビーカーはとても便利でした。確実に利用するためには航空券予約時に電話で予約しておくとよいかと思います。(羽田空港出発時は、繁忙期でなければ多分予約無しでも借りられるような気はします)

・ベビーベッドの使える座席は限りがあるので、早めの予約が望ましいです。

・ベビーベッド装着時は2席(A席・B席)の前を塞ぎ、CAさんがベッドの取付・取り外し作業に来るため、身内以外の人がベビーベッド席に近くに座られている場合は、ちょっと気を使うかもしれません。できればベビーベッドが置かれる座席1列(3席)は身内で固めたいです。ブログ主の場合は5C席に予約されていた方がいたのですが、その方が気を利かせて(CAさんの許可をもらって)他の空き席に移っていただきました。

ベビーベッドが利用できる時間は想像以上に短かったです。羽田発着便だと最低でも九州・北海道・沖縄方面の飛行機でないと利用価値は薄いように思えます。なおシートベルト着用サイン点灯中はベビーベッドの脱着作業が行えないことから、悪天候時はベッドの取り付け開始が遅くなったり早期に回収されてしまうこともあるので、利用可能な時間はさらに短くなる場合があります。

・赤ちゃん連れの移動は大変でした。緊急時は仕方ないとして、赤ちゃん連れの長距離移動は極力赤ちゃんが大きくなってからの方が望ましいと感じました。特に自分でお座り出来る(腰がしっかりしてくる)月齢を超えてからでないと、移動はさらに輪をかけて大変になるんじゃないかと感じました。

・コロナで大変なことになってるけどANA頑張れ!








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赤ちゃん用ミルクについて語ってみる(ほ乳瓶・搾乳機・液体ミルク等)

2019年10月07日 | 家族・子育て
 ここ何ヶ月もブログの更新が滞っているブログ主ですが、生存報告も兼ねて久しぶりにブログを書いてみたいと思います(汗)。
 ブログ更新滞っている理由は今夏以降仕事が鬼のように忙しいというのもあるのですが、1月に生まれた娘の世話&家族サービス等で休みの日も何かと忙しいという点も多分にあります。

 そこで今回は40代の中年おやぢが初めて子供を作って・育児を手伝って感じたことの一つとして、赤ちゃん用のミルク(母乳・粉ミルク・液体ミルク)や、ほ乳瓶等の器具について触れたいと思います。


1. 粉ミルク+ほ乳瓶について

 うちの子供は体重が2500gに満たない小さな赤ちゃんとして生まれたこともあり(ただし健康体)、母乳+ミルクを好きなだけガンガン飲ませて体重を増やしたい思いがありました。いわゆるミルク混合派であります。


01-我が家の粉ミルク(森永のE赤ちゃん)

 そんな我が家が使っている粉ミルクは、森永乳業のE赤ちゃん(公式サイト)です。このミルクを選択した理由は新生児のときにもらった試供品がこれだったのと、子供も特に嫌がったりせずに飲んでいることもあり、退院してからもその流れで(惰性的に)使っているというだけで深い理由はありません。
 ブログ主は横浜市民で子供が生まれたのも横浜市内の病院なんですが、森永の工場が横浜市内にあるので試供品も森永のやつだったのかなぁ…と勝手に推測しております。

森永 エコらくパック つめかえ用 E赤ちゃん 800g (400g×2袋)
森永乳業
森永乳業


森永乳業 E赤ちゃん スティックタイプ 13g×10本
森永乳業
森永乳業



02-我が家で使っていたほ乳瓶(プラスチック)

 粉ミルクを作るために使用するほ乳瓶ですが、衛生的なガラス瓶派と軽くて扱いやすいプラスチック派があるかと思いますが、うちはプラスチック派でした。(一応ガラス瓶も持ってはいたけど未使用)


03-乳首の合わせ場所(穴の位置に注意)

 ブログ主は粉ミルクを作って冷やして赤ちゃんに与える際に、しっかり締めたつもりの蓋(+乳首)部分の締めが甘くて、ほ乳瓶の脇の部分からこぼしたり、酷いときには赤ちゃんの顔にバシャッとミルクをかけてしまうという失態をやらかしたことが何度かあります。(;´Д`)
 特に後者の粗相をやらかして以降は、上の写真にある穴の位置に注意して装着し、飲ませる前に一度ほ乳瓶を逆さにしてこぼれないかを確認することを徹底するようになりました。


04-ほとんど使わなかったほ乳瓶消毒剤

 体温に近いミルクは速効で雑菌が増殖するため、特に月齢の小さな赤ちゃんが使うほ乳瓶は使用後にしっかり清掃・消毒を行う必要があります。ほ乳瓶の消毒方法は「消毒液に漬ける」or「電子レンジで蒸気消毒する」の2択になるかと思いますが、ブログ主の家では後者をメインで使用していました。
 そのためほ乳瓶用消毒液については、上記の商品を試供品としてもらっていたのですが、ほとんど手つかずとなっています。 

ピジョン Pigeon ミルクポン S 計量不要 顆粒タイプ 60包入 母乳実感 哺乳瓶消毒等に
ピジョン
ピジョン



05-電子レンジスチームのほ乳瓶消毒器

 我が家で使っていた電子レンジのほ乳瓶消毒器は上記の製品です(2千数百円なり)。
 うちのやり方としては、ほ乳瓶2つを一度ふつーの食器用洗剤で洗って丁寧にすすいだ後、ほ乳瓶の目盛りできっちり50mlの水を入れて消毒器のケースに流し込み、乳首のようなパーツもケースの中に入れ、蓋をして電子レンジに投入して(時間設定で)5分間加熱。
 チンした後はかなり熱々なので蒸気の火傷に注意しつつ、瓶内に残っている有機物(ミルク成分)をすべて取り除くつもりでペーパータオルできっちり拭き取るということをやっていました。

ピジョン 電子レンジスチーム & 薬液消毒ケース
ピジョン
ピジョン


06-水入れて蓋閉めてレンジで5分

 ただしほ乳瓶は電子レンジだけではなく、週末毎にほ乳瓶一式を次亜塩素酸ナトリウム(いわゆるキッチンハイターのような台所用の塩素系漂白剤)に漬け込んで消毒していました。

キッチンハイター 台所用漂白剤 大容量 1500ml
花王
花王


 その後子供が6ヶ月を過ぎた頃からほ乳瓶の消毒は行わなくなったのですが、少なくともうちの子は上記の方法で不衛生が原因と思われる体調不良は起きませんでした。…が、電子レンジ消毒の期間中は電気代が結構高くなった気がします。(;´Д`)


2. 搾乳機について

 赤ちゃんを産んだお母さんは、赤ちゃんが母乳を飲まなくても(飲みきれなくても)母乳が生成され続けることから、必要に応じて母乳を人為的に絞り出す必要があります。そして絞り出したお乳はほ乳瓶に保管して後で赤ちゃんに飲ませることができます。


07-搾乳機の箱

 出産後の入院中に嫁が病院から貸してもらった搾乳機は手でスコスコ絞り出すものだったのですが、それだと大変なので退院に合わせて電動式の搾乳機を購入しました。電動式の搾乳機は普通のやつ(1万円前後)と、PCとデータ連携できるいいやつ(2万円台)があるのですが、我が家は普通のやつを購入しています。今思えばこれで十分でした。
 
ピジョン さく乳器 (電動タイプ) 母乳アシスト ハンディフィット コンパクト
ピジョン
ピジョン



08-電動搾乳機の実物

 この搾乳機は単3電池×2本でも稼働するのですが、電池の持ちは良くないので家庭内ではACアダプタで運用していました。ただし電源ケーブルがうざい人は、エネループのような充電式乾電池を活用するのもありかと思います。

 搾乳機はおっぱいを当てるラッパ状のパーツと、電動ポンプ部やほ乳瓶が繋がる変則Y字型のパーツがあります。ほ乳瓶のようにどちらも使用後に清掃・消毒する必要があるのですが、Y字型のパーツ部分はスポンジやブラシで内部がきっちり洗えないのが難点です。
 ブログ主のところでは搾乳機のパーツも前述の電子レンジ消毒していたのですが、結局のところ1回搾乳すると搾乳機のパーツとほ乳瓶のセットを消毒する必要があり、この点の運用がうざいかもしれません。


09-搾乳機の消耗品(シリコーン弁)

 搾乳機で注意すべき点は、Y字型パーツの下に付ける白いシリコーン弁は消耗品だということです。シリコーン弁は使っているうちに本来閉まっている(ほ乳瓶側の)薄い口が開いてきます。そして口が開いて空気が素通りするようになるとポンプ機能が効かなくなって搾乳できなくなります

 ブログ主のところでもこれが原因で突然搾乳できなくなっててんやわんやしたことがあるのですが、速攻で宅配してくれるヨドバシ.comでこのパーツを扱ってくれていたことから助かったことがあります。ヨドバシには超絶感謝です。
ピジョン pigeon さく乳器用シリコーン弁 2個入 [搾乳器] (ヨドバシ.comの商品ページへ)

 搾乳機使用中の方は、念のためシリコーン弁の予備は常備しておくことをお勧めします。

ピジョン さく乳器用シリコーン弁 2個入
ピジョン
ピジョン



 なおうちの嫁はおっぱいに残った母乳が原因となる乳腺炎で苦しんでいたタイプでした。搾乳機を使うことで乳腺炎の症状は若干改善されたものの、完全には治りませんでした(つまり搾乳機だけでは乳腺炎は解消されない)。
 乳腺炎は「赤ちゃんがおっぱいを吸う力が強くなるにつれて解消されていく」との説明を小児科や助産院で受けていましたが、我が家でも実際にその通りになっています。


3. 液体ミルクについて


10-我が家にある液体ミルク(左から缶型、紙パック型、ボトル型)

 最後に液体ミルクについて触れたいと思います。
 一般的に普及している粉ミルクを赤ちゃんが飲める状態にするには
  ・粉ミルクそのもの
  ・一度沸騰させて70℃程度に冷ましたお湯
  ・清潔なほ乳瓶+乳首
  ・熱々のミルクを冷ます環境(普通は流水)
 が必要となるため、外出先でミルクを作ろうと思うと結構大変なことになります。

 しかし液体ミルクは常温での長期保存が可能な乳児用ミルクのため、液体ミルクは外出時や災害時に赤ちゃんにミルクを与える手法として非常に重要&有益な手段となります。
 ところが液体ミルクは海外では広く普及していたものの、日本国内では長らく安全性が確認できないとの理由(省令)で販売許可がされていませんでした。その後2018年に液体ミルクの規格基準を定めた改正省令が出され、そして今年の東日本大震災の日に当たる2019年3月11日より国内メーカーからの液体ミルクが正式販売されました。\(^O^)/


11-洋物の液体ミルク(2019年1月購入)

 しかしうちの子が生まれたのは、液体ミルクが正式解禁される前の2019年1月のこと。その当時は国内メーカーから液体ミルクがそろそろ発売される話があることはニュース等で聞いていたものの、実際にはいつから発売開始になるのかが見えていませんでした。
 万が一、大災害等の非常事態が発生して可愛いうちの子がミルクを飲めずにお腹を空かせて苦しむような状況になることは絶対に避けたい思いがあったことから、ブログ主は楽天のショップ経由で輸入品の液体ミルクを購入したのでありました。

 今回購入したのはアメリカではメジャーな製品というエンファミル製のものです(製品のホームページ、英語)。現地では60mlボトル6本入りのセットが約13$(日本円で1400円ぐらい)で売られているようなのですが、個別輸入品のため送料+業者の手数料が入ることから、1本当たり600円程の単価になってしまいました。(;´Д`)


12-別購入の乳首を装着

 そして初めて液体ミルクを飲ませようとしたときに問題があることに気付きます。実は液体ミルクのボトルだけでは赤ちゃんに与えることできず、別売りの乳首部分が必要だったのでした。
 アメリカであれば使い捨ての乳首セットが売られているらしいのですが、高い金を出して輸入品を再購入する気はなく、とりあえずアカチャンホンポでダメ元で買ってきたドイツ製の乳首がドンピシャで当てはまったので、これを液体ミルクと一緒に常備することにしました。


13-我が家にある明治の缶型液体ミルクと使い捨てボトル

 実は日本製の液体ミルクでも状況は同じでして、240ml入りの缶についてはほ乳瓶を使うか、別売りの使い捨てのボトル(乳首付き)を使う前提になっています。No.10の写真にある紙パックの液体ミルクも、ほ乳瓶に移し替えて赤ちゃんに与える前提となっています。

明治 ほほえみ らくらくミルク 240ml 常温で飲める液体ミルク ×24本 [0か月]
明治
明治


Chu-bo(チューボ) chu-bo! チューボ おでかけ用ほ乳ボトル 使い切りタイプ 4個入
相模ゴム
相模ゴム


 水道水の使える外出先であれば、ほ乳瓶を洗って使い回すことも考えられますが、水道が止まるような災害の場合は清潔なほ乳瓶の確保が難しくなると思うので、エンファミルのボトルのように使い捨て乳首を取り替えるだけで赤ちゃんに与えられるような製品が必要だと考えています。


4. 最後に


14-我が家で一番高価な液体

 液体ミルクは貴重な授乳手段ですが、まだまだ値段も高く、賞味期限も1年となっています。
 また日本製の液体ミルクがドラッグストアでもふつーに売られるくらいに市中に出回るようになったことから、非常時でも入手することは以前より楽になったと思われます(自治体の非常用の備蓄も進んでいると聞いています)。そのため自宅に液体ミルクを大量備蓄する必要はなく、多くても3日分ほどあれば十分なのではないかと思っています。

 なお、ブログ主が購入したエンファミルの液体ミルクは60ml当たり600円で、せっかく入手したものの手を出せずにいる竹鶴17年(購入時180mlで1800円、700mlで7500円程度の高級ウイスキー)と同じくらいの単価です。

 うちの子が生まれたときは「何かあったら竹鶴17年と液体ミルクを交換してやるぜ!」ぐらいの気概があったのですが、子供の離乳食が始まってミルクに依存することが減少し、液体ミルクの賞味期限(2020年1月)が近づいた今となっては、

「誰かエンファミルと竹鶴17年を交換してくれんかのぅ。(´・ω・`)」
※ なんなら一番安いブラックニッカでも可


…などと思うようになりました。(←超絶ダメ親父)
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ブログ主の近況について

2019年02月28日 | 家族・子育て
 ここ最近ブログの更新が止まっておりますが、死んだんじゃないかと思われるのもナンですので(笑)、近況についてちょっとご報告したいと思います。

 システムエンジニアのお仕事をしているブログ主は元々休日出勤や帰宅が遅くなることもよくある人間ですが、今年度は異様に仕事が立て込んでいて多忙度合いが半端でない上に、昨年11月にストリートファイター 30th アニバーサリーコレクションが発売されたことで、これまでブログ作成に使っていたちょっとした時間もそちらに使ってしまっている状態でした。

ストリートファイター 30th アニバーサリーコレクション インターナショナル (【特典】「ALL ABOUT ストリートファイター 30周年復刻版」 同梱) - PS4
クリエーター情報なし
カプコン


 それに加えてブログ主は、実はこの1月に40台半ばにしてパパになってしまいました。(/ω\)


我が家の最高権力者(赤さま)

その結果、これまで我が家の序列は

  1位 = ブログ主(大黒柱)
  2位 = 嫁(専業主婦)

…という感じだったのですが、それが子供ができて以降は

  1位 = 赤さま(24時間使用人をこき使う最高権力者)
  2位 = 嫁(赤さまに付きそう使用人)
  3位 = ブログ主(家事機能付きATM装置)

…という感じに変わってしまい、下僕としてこれまで以上に忙しい日々が続いている状態です。(;´Д`)

 そのせいでブログ作成よりも優先度の高い週1のスポーツクラブでの運動もままならないこともあれば、時間は多少あれども疲れてしまって何もできなかったりと、これまでのようにはブログ作成が進まない状況に置かれています。
 とはいえブログを作成する意欲はこれまで通りにありまして、ブログ化したいネタもいろいろとあります。これらの溜まっているネタについては、落ち着いてから徐々に書き連ねていきたいなぁと思っております。

 :
 :

 ただし子供が生まれてから思うようになったのは、「うちの子は一番可愛い」ということ(←親バカ)。そして「この子が大きくなるまでは、酷道廻りのようなリスクを伴う趣味は控えねばならんな」ということです。


2018年12月に撤去されてしまった岐阜県本巣市の「落ちたら死ぬ」看板

俺は酷道廻りはしない


多分しないと思う


しないんじゃないかな


ま、ちょっと覚悟はしておけ


 家族にはそんなことを言っている手前、ここに書く内容も今後は酷道ネタは薄くなって、逆に育児ネタが増えていくんじゃないかと思っています。あー、でもそのうち国道425号線を走破する旅に出かけてー(心の叫び)
コメント (5)
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