【記事作成日:2014/07/06、最終改版日:2014/08/16】
1. はじめに
ブログ主は昨年(2013年)の9月からSIMフリーのNexus7(2013) LTE版にMVNOのSIMカードを挿して月額1000円程度でタブレット端末を使っています。(詳細はNexus7 (2013) LTEモデルを購入してみる (感想編)のエントリ参照)
そのことをガラケーしか持っていない姉に話したところ
「初期費用がかかっても月額1000円なら私も( ゜Д゜)ホスィ。らゐんなるもの使ってみたい。」
などとのたまわれるので、タブレットの調達や設定をブログ主が任されることになりました。(押しつけられたとも言いますが…)
姉貴の希望ではあまりお金はかけたくないとのことだったのですが、1万円台の中華タブレットはクセがありそうで怖かったことと、LTE対応機種だとどうしても価格が跳ね上がってしまうことから、メジャーな(実績のある)メーカーで、LTE非対応ながら3Gには対応している7インチタブレットであるASUS fonepad7 (ME372CG)に手を出してみることにしました。(公式サイト)
ちなみにfonepad7のLTE対応版は、↓のfonepad7 (ME372CL)になります。
ですがせっかくのことなので、新タブレットの感想や、Nexus7(2013)との比較とかを行ってみたいと思います。
2. 今回の調達品と開封の儀
01今回の調達品
今回はすべてAmazon経由で次の本体とオプション品を買いました。
・タブレット本体(白)
・液晶保護シート
・SIMカード
・本体カバー(ケース)
・microSDHCカード(32GB)
注文当時、このタブレット本体は最安値が3万2~3千円程度で売られていたのですが、たまたま残り1台の特価品が送料無料で2万8千円台で手に入ったのでラッキーでした。購入した業者は「株式会社チェック (Check)」というところだったのですが、こちらの都合で早めの発送をお願いしたところ、快諾して先に発送対応を頂けたという、とてもよい業者さんだったので本当に助かりました。
02Fonepad7外箱
今回は白の本体を買ったのですが、パッケージの写真は黒モデルのままになっています。箱の裏を見ると「WHITE」という文字がようやく見つかるレベルになので、もうちょっと配慮が欲しいなぁ…と思うところはあります。
03開封の儀1
本体は透明なカバーで綺麗にラッピングされています。
04開封の儀2(添付品)
ちょっとしたマニュアルやら、電源(USB)ケーブルやら、SIMカードスロット用のピンなどが入っています。
05液晶保護シート
今回はELECOMの液晶保護シートを買いましたが、これを装着してもタッチ感が鈍ったりするようなこともなく、問題なく使用できています。
06本体側面右側
本体は、正面から見て右側の縁の上部に電源ボタン+音量上下ボタンとmicroSDカードスロットがあります。音量ボタンはNexus7(2013)と同様に凹凸の乏しい板状のボタンのため、(実害はないのですが)個人的には不満のある形になっています。
07本体側面左側(SIM)
SIMカードスロットは、本体の左側にあります。
08添付品クリップ
SIMカードスロットのカバーを取り外す器具は、今回は普通の事務用クリップのように見えるものが添付されています。
09SIMカードスロット取り外し1
このクリップの先をSIMカードスロットにぶすっと突き刺すと…
10SIMカードスロット取り外し2
カバーが浮き出して取り外せるようになっています。(Nexus7(2013)と同じ)
11今回調達したSIMカード
今回調達したSIMカードは、自分が使っているのと同じOCN mobile ONE回線にしました。(公式サイト)
ただし今回のSIMカードは、将来SMSを使う可能性があるので、SMS対応型のマイクロSIMカードを調達しました。(その分、基本料金も月額100円ちょっと高くなります)
12 SIMカード挿入
そのSIMカードをカバーの上に載せて、落ちないようにゆっくりと本体に差し込みます。Amazonの製品レビューでは、このSIMカード挿入作業がやりにくいとの声が上がっていましたが、個人的にはNexus7(2013)のときと比べて、難易度は変わらない気がしました。
※ だからといって、どちらも入れやすい訳ではありません。
SIMカード挿入後の通信設定は、以前のやり方をソラでは思い出せず、自分で作った設定ページ(Nexus7 (2013) LTEモデルでOCNモバイルONE回線を使用してみる)を見ながら設定を行いました(汗)。なお、この機器は3G専用ですが、SIMカード(APN)の通信設定はLTEと同じ設定で大丈夫でした。
13 microSDカード挿入
このfonepad7はNexus7(2013)の廉価版に当たるグレードで、基本スペックはNexus7(2013)に比べると劣っているのですが、このSDカードが使えることだけは羨ましい点になります。今回は32GBのmicroSDが2000円を切る値段で売られていたのでそれを購入し、テスト動作用に動画や音楽を入れて本体に接続しました。これで本体16GBに加えて、合計48GBのストレージを持ったタブレットの完成です。
なお、このタブレットは、最大64GBのmicroSDXCカードが接続できます。
ちなみにmicroSDカードの挿入作業は指先(爪)だけではやりにくく、しっかり本体に接続するには、先の細い器具を使って「最後の一押し」をした方がよいかと思われます。
14ケース付き状態比較(左:Nexus7(2013)、右:fonepad7)
最後は本体のカバー(ケース)ですが、本体が白なのでケースも白を購入しました。またケースはASUS謹製の純正品(3000円台)があるのですが、安く済ませたい要望があったので1000円台のサードパーティー製に手を出しました。
↓今回の調達品
↓ASUSの純正品
3. Nexus7(2013)との比較や触ってみた感想
最後に自分のNexus7(2013)とfonepad7とで、いろいろと比較してみたいと思います。
15ケース付き状態比較(open)
Nexus7(2013)とfonepad7はどちらも7インチタブレットですが、高さはNexus7の方が微妙に高く、横幅はfonepad7の方が広いです。写真では、ぱっと見は大きな差はありませんが、片手で鷲掴みしたときの感覚は明らかに違います。
16左上を重ねて縦に積んだ状態でのサイズの比較
タブレットを縦に重ねた状態での写真では、上にあるNexus7がちょっと下に長く、下にあるfonepad7が横に広い状態です。横幅の差はそんなにある訳ではありませんが、実際に手に持った場合はこの差が結構重要で、
・Nexus7(2013) = 楽に鷲掴みできる
・fonepad7 = 鷲掴みできるが長時間持つ分には辛い
このくらいの差はあります。成人男性のブログ主でもこの状況なので、手の小さな女性の場合は、さらにこの感覚の差は大きくなってくるものと思われます。
17ブラウザ比較
写真はgoogle Chromeを使って、同一時間のYahooのトップページをPC版環境で開いたものです。画面の解像度はNexus7(2013)が1920x1200(WUXGA)で、fonepad7が1280x800(WXGA)となっていますが、表示されているページの領域は同じで、どちらも内容を閲覧するのに問題はありません。
ただし画面の見やすさ(特に小さな文字)については、解像度の大きなNexus7(2013)の方が図抜けて見やすいです。具体的には、fonepad7は文字の部分がドット単位で見えるようなスカスカな状態なのに対して、Nexus7(2013)では細かいところまでしっかり詰まった状態で文字が表示されているイメージになります。
Kindleでフジ三太郎の2巻の表紙を表示させたところ(クリックで拡大)
液晶画面の画質はNexus7(2013)が青っぽい感じなのに対して、fonepad7は若干黄色というかクリーム色がかった感じの色合いになっていますが、さほど違和感は感じませんでした。(fonepad7には液晶保護シートを貼っているので、その影響がある可能性は捨てきれません。シート無しの比較は行っていません)
音質については、そもそもNexus7(2013)では音を出すような使い方はしていない(音楽や動画は扱わない)ので比較にはならないのですが、fonepad7は十分なボリュームの音が出せるため、動画鑑賞の用途には十分行けると思います。
CPU・動作(応答)速度については、最初からfonepad7を使ってる分には違和感がないかと思いますが、普段Nexus7(2013)を使っている人間からすると、いつもよりちょっと応答が遅かったりすることがあって、びみょーに処理能力差を感じることがあります。
fonepad7で上から下にスワイプしたときに出るメニュー画面
その他の使い勝手についてですが、画面最上部から下にスワイプしたときに出てくるよく使う設定メニューについては、fonepad7はNexus7(2013)とは別の画面になっています。これがOS標準なのかASUS独自のタイプなのかは、ブログ主は判りません…。ただしこれはこれで使いやすいと思いました。
最後にfonepad7を使ってみた全体的な感想やお勧め度ですが、正直なところ
「Nexus7(2013) LTE版が手に入るなら、多少高くてもそっちを買っとけ」
と思いました。
fonepad7が図抜けて安いのであれば話は別ですが、3万円のような金を出すのであれば、もう少し足してNexus7(2013)クラスの上位機種に手を出した方が幸せになれるんじゃないかと思いました。ただしNexus7(2013)は現在は品薄らしく(生産終了?)、そのうち後継機種も出るでしょうから、急ぎでなければ次の最上位SIMフリー端末を待った上で、性能と価格を比べて用途に合った製品を選べばよいかと思います。
※ だからといって、fonepad7が悪い製品だと言っている訳ではありません。周りにAndroid端末を設定できる人がいれば(←これ重要)、初心者用として割り切って使うのも全然アリだと思います。
一応、ご参考までに。
【2014/08/16 障害対応追記】
せっかく買ったfonepad7ですが、1ヶ月持たずに壊れてしまいました…。
姉貴から「使えんごとなったぞ!」と言われてブログ主のところに送られたfonepad7を診てみたのですが、確かに充電しても電源が入らず、電源ボタン長押しや、音量ボタン+電源ボタンを長押ししても、うんともすんとも言いません。(>_<)
ASUSのサポート(0800-123-2787)に連絡したところ、30分ぐらい経ってようやくオペレーターに繋がり、症状を話したところ修理となりました。故障品の引き取りは2日後ぐらいに運送屋(日通)がやって来て、ドナドナされていきました。ちなみに修理時には購入したことを示す資料(領収書等)が必要です。
修理に出したfonepad7は、1週間程で戻ってきました。同梱されていた修理報告書によると、「マザーボードに問題が発生していたため交換しました」とのこと。この機種の価格.comの口コミページに見ると同様の不具合と対応結果がいろいろと寄せられていたので、「うちも同じ問題にぶち当たったかぁ~(;´Д`)」という感じでした。
なお、戻ってきたfonepad7は完全初期化されて戻ってきました。それは承知の上なのでいいのですが、面倒なのは初画面のUIが(バージョンアップでもされたのか)購入当初より変更されていること。自分が使う分にはいいのですが、初心者の姉貴が使うには再度説明が必要なのでこの点も面倒です…(はぁ)。
ASUSの製品については、愛用しているNexus7(2013)も初期不良に遭ったので、これで2戦2敗状態です。ASUSといえばマザーボードで、私も自作PCをいぢり始めた15年以上前からのお付き合いなのですが、今回はそのマザーボードの不良ということでちょっと残念であります。
1. はじめに
ブログ主は昨年(2013年)の9月からSIMフリーのNexus7(2013) LTE版にMVNOのSIMカードを挿して月額1000円程度でタブレット端末を使っています。(詳細はNexus7 (2013) LTEモデルを購入してみる (感想編)のエントリ参照)
そのことをガラケーしか持っていない姉に話したところ
「初期費用がかかっても月額1000円なら私も( ゜Д゜)ホスィ。らゐんなるもの使ってみたい。」
などとのたまわれるので、タブレットの調達や設定をブログ主が任されることになりました。(押しつけられたとも言いますが…)
姉貴の希望ではあまりお金はかけたくないとのことだったのですが、1万円台の中華タブレットはクセがありそうで怖かったことと、LTE対応機種だとどうしても価格が跳ね上がってしまうことから、メジャーな(実績のある)メーカーで、LTE非対応ながら3Gには対応している7インチタブレットであるASUS fonepad7 (ME372CG)に手を出してみることにしました。(公式サイト)
ASUS Fonepad 7 TABLET / ホワイト ( Android / 7inch touch / Z2560 / 1G / 16G / BT3 / microSIM ) ME372-WH16 | |
クリエーター情報なし | |
Asustek |
ちなみにfonepad7のLTE対応版は、↓のfonepad7 (ME372CL)になります。
ASUS Fonepad 7 LTE ME372 TABLET / グレー ( Android 4.3 / 7 inch / Atom Z2560 / eMMC 16GB / 1GB ) ME372-GY16LTE | |
クリエーター情報なし | |
Asustek |
ですがせっかくのことなので、新タブレットの感想や、Nexus7(2013)との比較とかを行ってみたいと思います。
2. 今回の調達品と開封の儀
01今回の調達品
今回はすべてAmazon経由で次の本体とオプション品を買いました。
・タブレット本体(白)
・液晶保護シート
・SIMカード
・本体カバー(ケース)
・microSDHCカード(32GB)
注文当時、このタブレット本体は最安値が3万2~3千円程度で売られていたのですが、たまたま残り1台の特価品が送料無料で2万8千円台で手に入ったのでラッキーでした。購入した業者は「株式会社チェック (Check)」というところだったのですが、こちらの都合で早めの発送をお願いしたところ、快諾して先に発送対応を頂けたという、とてもよい業者さんだったので本当に助かりました。
02Fonepad7外箱
今回は白の本体を買ったのですが、パッケージの写真は黒モデルのままになっています。箱の裏を見ると「WHITE」という文字がようやく見つかるレベルになので、もうちょっと配慮が欲しいなぁ…と思うところはあります。
03開封の儀1
本体は透明なカバーで綺麗にラッピングされています。
04開封の儀2(添付品)
ちょっとしたマニュアルやら、電源(USB)ケーブルやら、SIMカードスロット用のピンなどが入っています。
05液晶保護シート
今回はELECOMの液晶保護シートを買いましたが、これを装着してもタッチ感が鈍ったりするようなこともなく、問題なく使用できています。
ELECOM ASUS FonePad 7 ME372CG 液晶保護フィルム 指紋防止 エアーレス 反射防止 TB-AS372AFLFA | |
クリエーター情報なし | |
エレコム |
06本体側面右側
本体は、正面から見て右側の縁の上部に電源ボタン+音量上下ボタンとmicroSDカードスロットがあります。音量ボタンはNexus7(2013)と同様に凹凸の乏しい板状のボタンのため、(実害はないのですが)個人的には不満のある形になっています。
07本体側面左側(SIM)
SIMカードスロットは、本体の左側にあります。
08添付品クリップ
SIMカードスロットのカバーを取り外す器具は、今回は普通の事務用クリップのように見えるものが添付されています。
09SIMカードスロット取り外し1
このクリップの先をSIMカードスロットにぶすっと突き刺すと…
10SIMカードスロット取り外し2
カバーが浮き出して取り外せるようになっています。(Nexus7(2013)と同じ)
11今回調達したSIMカード
今回調達したSIMカードは、自分が使っているのと同じOCN mobile ONE回線にしました。(公式サイト)
ただし今回のSIMカードは、将来SMSを使う可能性があるので、SMS対応型のマイクロSIMカードを調達しました。(その分、基本料金も月額100円ちょっと高くなります)
NTTコミュニケーションズ OCN モバイル ONE SIMパッケージ SMS対応 マイクロSIM T0004028 | |
クリエーター情報なし | |
NTTコミュニケーションズ |
12 SIMカード挿入
そのSIMカードをカバーの上に載せて、落ちないようにゆっくりと本体に差し込みます。Amazonの製品レビューでは、このSIMカード挿入作業がやりにくいとの声が上がっていましたが、個人的にはNexus7(2013)のときと比べて、難易度は変わらない気がしました。
※ だからといって、どちらも入れやすい訳ではありません。
SIMカード挿入後の通信設定は、以前のやり方をソラでは思い出せず、自分で作った設定ページ(Nexus7 (2013) LTEモデルでOCNモバイルONE回線を使用してみる)を見ながら設定を行いました(汗)。なお、この機器は3G専用ですが、SIMカード(APN)の通信設定はLTEと同じ設定で大丈夫でした。
13 microSDカード挿入
このfonepad7はNexus7(2013)の廉価版に当たるグレードで、基本スペックはNexus7(2013)に比べると劣っているのですが、このSDカードが使えることだけは羨ましい点になります。今回は32GBのmicroSDが2000円を切る値段で売られていたのでそれを購入し、テスト動作用に動画や音楽を入れて本体に接続しました。これで本体16GBに加えて、合計48GBのストレージを持ったタブレットの完成です。
なお、このタブレットは、最大64GBのmicroSDXCカードが接続できます。
ちなみにmicroSDカードの挿入作業は指先(爪)だけではやりにくく、しっかり本体に接続するには、先の細い器具を使って「最後の一押し」をした方がよいかと思われます。
【Amazon.co.jp限定】Transcend microSDHCカード 32GB Class10 UHS-I対応 (無期限保証) TS32GUSDU1E (FFP) | |
クリエーター情報なし | |
トランセンド・ジャパン |
14ケース付き状態比較(左:Nexus7(2013)、右:fonepad7)
最後は本体のカバー(ケース)ですが、本体が白なのでケースも白を購入しました。またケースはASUS謹製の純正品(3000円台)があるのですが、安く済ませたい要望があったので1000円台のサードパーティー製に手を出しました。
↓今回の調達品
【rise オリジナル】ASUS Fonepad 7 ME372 専用オートスリープ機能搭載モデル ハンドバンド カードスロット タッチペンホルダー付属 牛革調PUレザーを使用したケース me372 (ホワイト) | |
クリエーター情報なし | |
rise products co., ltd. |
↓ASUSの純正品
ASUS Fonepad 7 ( ME372CL ) 専用カバー ( ホワイト ) 90XB015P-BSL1B0 | |
クリエーター情報なし | |
ASUSTek |
3. Nexus7(2013)との比較や触ってみた感想
最後に自分のNexus7(2013)とfonepad7とで、いろいろと比較してみたいと思います。
15ケース付き状態比較(open)
Nexus7(2013)とfonepad7はどちらも7インチタブレットですが、高さはNexus7の方が微妙に高く、横幅はfonepad7の方が広いです。写真では、ぱっと見は大きな差はありませんが、片手で鷲掴みしたときの感覚は明らかに違います。
16左上を重ねて縦に積んだ状態でのサイズの比較
タブレットを縦に重ねた状態での写真では、上にあるNexus7がちょっと下に長く、下にあるfonepad7が横に広い状態です。横幅の差はそんなにある訳ではありませんが、実際に手に持った場合はこの差が結構重要で、
・Nexus7(2013) = 楽に鷲掴みできる
・fonepad7 = 鷲掴みできるが長時間持つ分には辛い
このくらいの差はあります。成人男性のブログ主でもこの状況なので、手の小さな女性の場合は、さらにこの感覚の差は大きくなってくるものと思われます。
17ブラウザ比較
写真はgoogle Chromeを使って、同一時間のYahooのトップページをPC版環境で開いたものです。画面の解像度はNexus7(2013)が1920x1200(WUXGA)で、fonepad7が1280x800(WXGA)となっていますが、表示されているページの領域は同じで、どちらも内容を閲覧するのに問題はありません。
ただし画面の見やすさ(特に小さな文字)については、解像度の大きなNexus7(2013)の方が図抜けて見やすいです。具体的には、fonepad7は文字の部分がドット単位で見えるようなスカスカな状態なのに対して、Nexus7(2013)では細かいところまでしっかり詰まった状態で文字が表示されているイメージになります。
Kindleでフジ三太郎の2巻の表紙を表示させたところ(クリックで拡大)
液晶画面の画質はNexus7(2013)が青っぽい感じなのに対して、fonepad7は若干黄色というかクリーム色がかった感じの色合いになっていますが、さほど違和感は感じませんでした。(fonepad7には液晶保護シートを貼っているので、その影響がある可能性は捨てきれません。シート無しの比較は行っていません)
フジ三太郎とサトウサンペイ 2 | |
クリエーター情報なし | |
ジェイ・キャスト |
音質については、そもそもNexus7(2013)では音を出すような使い方はしていない(音楽や動画は扱わない)ので比較にはならないのですが、fonepad7は十分なボリュームの音が出せるため、動画鑑賞の用途には十分行けると思います。
CPU・動作(応答)速度については、最初からfonepad7を使ってる分には違和感がないかと思いますが、普段Nexus7(2013)を使っている人間からすると、いつもよりちょっと応答が遅かったりすることがあって、びみょーに処理能力差を感じることがあります。
fonepad7で上から下にスワイプしたときに出るメニュー画面
その他の使い勝手についてですが、画面最上部から下にスワイプしたときに出てくるよく使う設定メニューについては、fonepad7はNexus7(2013)とは別の画面になっています。これがOS標準なのかASUS独自のタイプなのかは、ブログ主は判りません…。ただしこれはこれで使いやすいと思いました。
最後にfonepad7を使ってみた全体的な感想やお勧め度ですが、正直なところ
「Nexus7(2013) LTE版が手に入るなら、多少高くてもそっちを買っとけ」
と思いました。
Google Nexus 7 (2013) TABLET/ブラック(Android/7inch/APQ8064/2G/32G/BT4/LTE) ME571-LTE | |
クリエーター情報なし | |
Asustek |
fonepad7が図抜けて安いのであれば話は別ですが、3万円のような金を出すのであれば、もう少し足してNexus7(2013)クラスの上位機種に手を出した方が幸せになれるんじゃないかと思いました。ただしNexus7(2013)は現在は品薄らしく(生産終了?)、そのうち後継機種も出るでしょうから、急ぎでなければ次の最上位SIMフリー端末を待った上で、性能と価格を比べて用途に合った製品を選べばよいかと思います。
※ だからといって、fonepad7が悪い製品だと言っている訳ではありません。周りにAndroid端末を設定できる人がいれば(←これ重要)、初心者用として割り切って使うのも全然アリだと思います。
一応、ご参考までに。
【2014/08/16 障害対応追記】
せっかく買ったfonepad7ですが、1ヶ月持たずに壊れてしまいました…。
姉貴から「使えんごとなったぞ!」と言われてブログ主のところに送られたfonepad7を診てみたのですが、確かに充電しても電源が入らず、電源ボタン長押しや、音量ボタン+電源ボタンを長押ししても、うんともすんとも言いません。(>_<)
ASUSのサポート(0800-123-2787)に連絡したところ、30分ぐらい経ってようやくオペレーターに繋がり、症状を話したところ修理となりました。故障品の引き取りは2日後ぐらいに運送屋(日通)がやって来て、ドナドナされていきました。ちなみに修理時には購入したことを示す資料(領収書等)が必要です。
修理に出したfonepad7は、1週間程で戻ってきました。同梱されていた修理報告書によると、「マザーボードに問題が発生していたため交換しました」とのこと。この機種の価格.comの口コミページに見ると同様の不具合と対応結果がいろいろと寄せられていたので、「うちも同じ問題にぶち当たったかぁ~(;´Д`)」という感じでした。
なお、戻ってきたfonepad7は完全初期化されて戻ってきました。それは承知の上なのでいいのですが、面倒なのは初画面のUIが(バージョンアップでもされたのか)購入当初より変更されていること。自分が使う分にはいいのですが、初心者の姉貴が使うには再度説明が必要なのでこの点も面倒です…(はぁ)。
ASUSの製品については、愛用しているNexus7(2013)も初期不良に遭ったので、これで2戦2敗状態です。ASUSといえばマザーボードで、私も自作PCをいぢり始めた15年以上前からのお付き合いなのですが、今回はそのマザーボードの不良ということでちょっと残念であります。
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