きたへふ(Cチーム)のブログ

ファミスタとは特に関係ありません。タブレット・スマホをご利用の方は、できればPCモードで御覧ください。

NW-ZX300を3ヶ月程使ってみた感想

2018年12月16日 | PC・モバイル機器
【記事作成日:2018/12/16】

 ブログ主は2018年8月にSonyの高音質タイプのWalkmanであるNW-ZX300 (公式サイト)を入手しました。


01-NW-ZX300の写真 (公式サイトより勝手に拝借)

 入手した経緯や最初の印象等については「NW-ZX1からNW-ZX300に乗り換えてみる (SonyのハイレゾWalkman)」に記載していますが、今回のエントリではそれから3ヶ月ほど使い続けた感想等を記載したいと思います。


1. NW-ZX300をファームアップしてみる

 ブログ主がNW-ZX300を入手した当時のファームウェアは初期バージョン(Ver1.0)だったのですが、その後2018年10月4日に大幅な機能アップ等が行われたVer2.0がリリースされ、そしてつい先日(2018年12月13日)Ver2.01がリリースされました。

 なおNW-ZX300の最新のファームアップ情報は、SonyのWalkmanの本体アップデート情報より確認できますが、ここのページは他の機種分も一緒に表示されるので、NW-ZX300で絞り込みを行った方がよいでしょう。NW-ZX300で絞り込み検索したリンクはこちらですが、常に表示できるかどうか保証はできませんのでご承知おきください。

 ファームアップの方法ですが、NW-ZX300を接続した状態でSony製のフリーの音楽管理ツールであるMusic Center for PC(公式サイト)をインストールしたPCに接続してそのソフトを起動すると、「新しいファームウェアが利用できます」という旨のメッセージが出てくるので、それに従ってアップデート処理を行うだけです。とても簡単です。

 ブログ主は10月10日頃にVer2.0にアップし、昨夜(12/15)Ver2.1にアップしました。今回はそのファームアップ後の感想を記載しています。


2. その後の使用感1・機能面での感想

 ブログ主がZX300を入手した直後に不満に思っていた点について、その後どうなったのかについて記載します、

(1) ケーブルの取り回しについて


02-ネックストラップ(左)とXBA-Z5イヤホン(右)を接続したZX300

 ZX300はストラップを通すための穴がイヤホンの接続口と逆側にあることから、首掛けストラップを使った運用を行うとケーブルの取り回しが絶望的にウザイという欠点があります。その後のブログ主ですが、これまで使っていた首掛けストラップの紐が切れてしまったの契機に、ストラップは使わなくなりました

 ZX300はこれまで使ってきたZX1と比べて横幅が狭いことから胸ポケットに入れての運用が可能であり、外で音楽を聴く場合は、胸ポケットやズボンのポケットに入れています。ただしズッシリ重たい感があります…。
 これからZX300の購入を考えている方は、大容量モバイルバッテリーを胸ポケットに入れている感じを想像してもらえればと思います。

(2) うっかりバッテリーを干上がらせてしまう問題

 ZX300はデフォルトで連続再生が有効になっていることから、何かのはずみで意図せず再生状態になった状態で長時間放置してしまうと、そのままバッテリーが干上がってしまう…というトラブルに何度か遭遇していました。

この件に関しては新ファームで対策してもらえたようで、
 ・「再生設定」の中の「スリープタイマー」機能を使う
 ・「本体設定」の中の「自動電源OFF設定」機能を使う
で対応できそうです。(´∀`)


03-スリープタイマーの場所

 スリープタイマー「音楽再生中に」無操作時間が続いたときに自動ストップする機能のようです。
 スリープタイマーは、「なし」「30分」「60分」「90分」「120分」が選択できます。


04-自動電源OFF設定の場所(写真はピンボケしています)

 自動電源OFF設定は、「しない」「1時間」「3時間」「12時間」「24時間」が選択できます。

 とりあえずブログ主はスリープタイマーは「なし」で、自動電源OFF設定を「3時間」に設定することにしました。ただし自動電源OFF機能によって電源が落ちてしまうと次回は電源ボタン長押しで起動する必要があり、その際データベースの再構築処理も走るので、使えるまでに少々時間がかかる点に注意が必要です。

(3) HOLDスイッチと操作ロックについて…new

 前述の通りブログ主は首掛けストラップ運用を止めて以降、ZX300はポケットに入れることが多くなりました。ただしポケットに入れるようになってからは、画面の誤タッチによる誤操作に遭うようになりました。(;´Д`)

 具体的には音楽再生中にうっかり再生ボタン(停止ボタン)を押してしまって音楽が止まったりだとか、アルバムを曲順に聴いているのに1曲目の次に後ろの方の曲が再生され始め、「何事か!」と思って画面を見たらシャッフル再生のボタンが知らないうちに押されてあった…というケースがよくあります。
 こうした誤操作はHOLDスイッチをONにすることで避けることができるのですが、今度はHOLDスイッチをONにすると再生・停止や音量UP/DOWNなどのボタンまでも使えなくなってしまう不便さが発生します。(;´Д`)

 本体の設定項目には「ホールド中はタッチ操作を無効にする」というチェックボックスがあり、それが無効の状態であればホールド中でも画面タッチでの操作ができるのですが、ブログ主が欲しいのは「ホールド中は画面タッチができなくなるが、ボタン操作は可能なモード」になります。
 この点に関しては、将来の修正ファームでの機能追加を期待したいところであります。


3. その後の使用感2・音質面での感想

 続いて音質に関するその後の感想です。

(1) バイナルプロセッサー機能の追加

 ZX300ではファームウェアのVer2.0より、「バイナルプロセッサー機能」なるものが追加されました。ブログ主は詳しいことは判らないのですが、アナログレコードの音がより自然になる機能らしいです。

 参考サイト: アナログレコード特有の音響効果をデジタルで再現 音の豊かさや広がりを感じる「バイナルプロセッサー」 | ソニー


05-バイナルプロセッサーの設定画面

 ブログ主はレコードから吸い出したハイレゾFLACファイルをよく聴くこともあり、この機能については興味津々でした。
 実際に使ってみた感想ですが、言葉で表現するのは難しいのですが、確かに音がまろやかになった(柔らかくなった)感覚があります。

 バイナルプロセッサー機能を使う場合は、「スタンダード」「アームレゾナンス」「ターンテーブル」「サーフェスノイズ」が選べるのですが、クソ耳ユーザーであるブログ主はあまり聞き分けが付きません…。「アームレゾナンス」が何となく自分に合っている感じがするので、とりあえずこれを使っています。

(2) エージングされたZX300の音質について

 今回ブログ主が一番主張したかった内容がここになります。「ZX300は使っているうちに音が熟れてくる」ということは聞いてはいたのですが、実際に音質が変わってきた感覚があります。

 特にブログ主が最初にZX300で音楽を聴いたときは「ヴォーカルをもうちょっと強く出して欲しい」「重低音が強く押し出されている感覚があるので抑えたい」という感想(不満点)があったのですが、使っているうちにこれらの点が改善されて、体感できるレベルで聴きやすい音質に変わってきた感があります。これはホントに凄いです、マジで。

 とりあえず言いたいことは、「ZX300の音質を批評するのであれば、初期状態で聴いただけで語るのは早計。エージング後の状態で語るべし!」ということです。

 何はともあれ、ZX300は思っていたよりも(ブログ主にとって)良い音を出してくれるようになったこともあって大満足しています。これからも大切に使っていきたいと思うところであります。



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ポータブル太陽光USB充電器(ソーラーチャージャー)を試してみる

2018年09月30日 | PC・モバイル機器
【実験日:2017/12/10と2018/09/30、記事作成日:2018/09/30】

 熊本地震のあった2016年のことですが、ブログ主はそのときに「ポータブルのソーラーパネル充電器が非常時に役に立った」という話を聞いて、下記の製品(約1万6000円なり)を飛びついて購入したのでありました。

RAVPower ソーラーチャージャー 【3ポート / 24W】 iPhone、Android 各機種対応 ソーラーパネル アウトドア/キャンプ / 地震/災害時 RP-PC005
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RAVPower


 しかし買ったはいいものの、すぐに必要となるようなものでもないため商品が自宅に届いてからは開封することもなく、きっちりお蔵入りしていたのでした(汗)。

 その後ブログ主はこのソーラーパネルをどこに置いていたのかすら把握していなかったのですが(汗)、昨年(2017年)の12月に嫁が掃除中にそやつを発掘。それを機に一回ぐらいは開封して、きちんと使えるかどうか検証してみたのでした。
 そして大型台風が近づいている本日(2018/09/30)、追加で検証を行いました。今回のエントリでは、その検証状況や結果等について記載したいと思います。


1. 開封の儀


01-「RP-PC005」の外箱

 2016年7月にブログ主が購入したのは、RAVPower社(公式サイト)のRP-PC005という製品です。中国製なり。
 重さについては取説には記載がありませんが、Amazonのページを見ると748gという記載がありました。見た目の割に重くはなく、旧式のB5サイズノートPC(ThinkPad X201s)よりも軽く、8インチタブレットより重たい感じです。


02-箱を開封したところ

 ソーラーパネルセットが出てきました。データシートによると、折りたたみ時のサイズは横30cm×縦16.5cmとなっています。 


03-パネルを開いたところ

 折りたたみ状態のパネルを開くと、太陽光パネル部が4列、右端がコネクタ収容部の袋になっています。開いたときのサイズは、横86cm×縦30cmとなっています。 


04-右の袋の中(USBコネクタ)

 袋の中にはUSB Type-Aのメス型コネクタが付いた端子が3つ付いています。ちなみに袋や外のガワは防水性ナイロン製になっています。


05-その他備品

 パネルをどこかに括り付けるための緑色のカラビナと、micro USBのケーブル2つが添付されています。


06-取扱説明書

 中に英独仏西伊日の多言語取説が入っていますが、「3. 充電中、改□ デバイスを直射日光から保護するため、ナイロンバッグの内側に入れるようにしてください」(←原文ママ)といった、日本語の怪しいところが若干あります。

 この製品の定格出力は24Wになっていますが、取説によると最高の条件では26W発電可能とのこと。早速充電してみます。


2. 冬期・好天時の動作検証(2017/12/10)

 1回目の動作確認を行ったのは昨年の12月10日。冬至の2週間前ということで、太陽光のパワー的には一番弱い時期となります(逆に一番強い時期は夏至の6月下旬)。ただしこの日の天気は快晴で、小春日和な暖かい日でした。


07-ベランダに太陽光パネルを広げます

 ブログ主の自宅のベランダは、一片が縦横30cmの正方形タイルが敷き詰められています。ベランダは普段から清掃して裸足でベランダに出てもOKな状態のため、パネルと充電対象の機器をベランダに直に置いています。


08-会社のガラケーを充電中

 写真の黒い物体は富士通のF-10Bというガラケーで、docomo用の変換コネクタを挟んで充電しています。写真では判りづらいですが、本体に充電中の赤ランプが点灯しており、きちんと充電されています。(´∀`)
 なお左のピンクの物体はLenovoのTAB3というY mobileの抱き合わせ販売でもらった、嫁の自宅用8インチタブレット(安物)です。


09-嫁のタブレットの電池ステータス(充電中)

 嫁のタブレットを接続すると「ACで充電しています」というステータスになって、きちんと充電されています。(´∀`)


10-モバイルバッテリーを充電中

 写真の機器はcheero Power Plus 2という10400mAhのモバイルバッテリーですが、こちらも問題なく充電できています。(3つ目のランプがピコンピコンと点滅中)

マルチデバイス対応 cheero Power Plus 2 10400mAh (シルバー) 大容量モバイルバッテリー
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11-コンパクトデジカメを充電中

 写真は Nikon COOLPIX S6400 というコンパクトデジタルカメラですが、これも問題なく充電できています。(充電ランプがピコンピコンと点滅中)


12-(今は亡き)NW-ZX1を充電中

 写真は、今は手元に亡きSonyのハイレゾウォークマンのNW-ZX1ですが、こちらも問題なく充電できています。


13-自分のガラケー等を充電

 写真では判りづらいですが、中央上の白っぽい四角の物体は嫁用のモバイルバッテリー、下はBluetoothキーボード、左はブログ主の個人用ガラケー(京セラ DIGNO 502KC)です。

Y!mobile DIGNO 502KC ブルー
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京セラ


 このうちモバイルバッテリーとBluetoothキーボードは問題なく充電できたのですが、なぜかガラケーのDIGNO 502KCのみ充電ができない状況になっています。 


14-嫁のガラケーで再チャレンジ(左の赤いやつ)

 DIGNO 502KCの充電ができない理由が携帯本体側の問題なのか、ソーラーパネル側の問題なのか原因調査を行います。そのため
 ・同一機種(色違い)の嫁の携帯を使う
 ・3本ある充電ケーブルを替える
 ・USBケーブルを替える
 ・充電を行うポートを1つに絞る(同時充電しない)

 …といった切り分けを行ったものの、結局何をやっても充電できませんでした。 \(^o^)/
 ただしうちのガラケーはモバイルバッテリー経由で充電可能ですし、一度フル充電すると7~10日程度持つので、非常時でも電池事情はあまり気にしなくても大丈夫だと思っています。


3. 秋分の日付近・曇空での動作検証(2018/9/30)

 そして本日の夜はブログ主の住んでいる横浜市に大型の台風24号がやってくる日ですが、昼間は曇りで一時期は日差しのある時間帯もありました。そのタイミングを使用して、新しくなったタブレット等の充電状況を確認したのでした。


15-曇りの日の再試験1

 写真の上がソーラーパネル、下の方に今回試験を行った機材が並んでいます。
 右上の紫色っぽいのは嫁の現在のメイン機となるZenFone3 Ultra (ASUS)という6.8インチタブレット、その下の白いものはブログ主の現在のメイン機のMediaPad M3 8.0 (Huawei)という8.4インチタブレットです。

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 左にある黒い物体2つは、13000mAhの大容量モバイルバッテリー(ANKER)とSonyのハイレゾウォークマンNW-ZX300です。ちなみに右端には、台風に備えて物干し台から降ろした物干し竿がありますが、今回の充電試験とは無関係です。


16-曇りの日の再試験2

 この日の試験時の天気は「曇り」で、外は明るいものの直射日光が差し込む時間帯は少なかったです。そうした天候下での充電状況ですが、結論から言いますと、どの機器も一時的に充電可能な状態にはなったものの、満足に充電できませんでした

 右のMediaPad M3は曇り空でも「充電中」のステータスにはなりましたが、満足に充電が進まない状況、嫁のZenFone3 Ultraに至っては充電中のステータスにすらなりませんでした。


17-充電中ステータスに変わった嫁のタブレット

 ところが一時的に陽が差し込むようになると嫁のタブレットも充電中のステータスになり(上図)、充電状況のパーセンテージが次第に増えていきます。しかしMediaPad M3は充電中のステータスではあるものの、充電状況のパーセンテージはあまり増えない状況でした。


2. 結果・まとめ

 これまでに2回の充電テストを行って、判ったことや教訓となる事項は次の通りです。

 ・直射日光が当たれば、冬の日差しでもガンガン充電してくれる。

 ・逆に直射日光が当たらない曇り空だと、全然ダメ。

 ・うちのガラケー(DIGNO 502KC)のように、ソーラーパネルから直接充電ができない機器もある。

 ・そうした場合に備えて、一度は充電対象機器の接続テストをしてみること推奨。最低限モバイルバッテリーに充電できれば、そこから充電することで救済可能。


18-充電対象機器のみを日陰に移動中

 もう1つの教訓事項ですが、充電中自宅のベランダに長時間放置しておくと、いつのまにか塀の影がソーラーパネルに入ってきて発電能力が低下することがありました。そのため屋外に床置きする場合は、ソーラーパネルが影に隠れる時間を考慮するか、影に入りそうな場合はたまに移動させてあげる必要があります。

 また2つ目の教訓事項ですが、ソーラーパネルは直射日光に当てるものの、充電対象の精密機器やバッテリーは長時間直射日光に当ててよいものではありません。特に夏場はバッテリーの破損(発火)や機械の故障に繋がるリスクが高くなります。

 また、今回の試験ではソーラーパネルもタブレットもベランダのタイルの上に直置きしていましたが、置き場所が土・砂の上などの汚れたところ(普通の屋外)では、そうした置き方は憚られるかと思いますし、置いている場所自体が夏場だと熱々になってしまう可能性があります。
 そのためソーラーパネルは直射日光が当たって、充電対象機器は地面の温度が伝わらない日陰に隠せる設置環境を用意することが求められます。とりあえず棚やダンボール箱みたいなものでよいので、パネルは直射日光の当たる棚や箱の上に置き、充電対象機器はその中に入れてしまう(最低限、布を被せて直射日光を遮る)などの対策を行う必要があるかと思います。

 最後にですが、今回ブログ主が使ったソーラーパネルは2年前に購入したものですが、最近はよい後継機種(選択肢)があるようなので、これから購入を検討される方は次の製品を参考にされてください。

28W ソーラーチャージャー 液晶電流計 ソーラー充電器 BigBlue 2USBポート ソーラーパネル 折り畳み式 防水 カラビナ付き 地震 災害時 アウトドア iPhone iPad Android各種対応
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BigBlue


 1つめは上の広告のものです。これは出力が28Wでブログ主のものとほぼ同等(若干よい程度)ですが、販売価格が約7400円と半値以下になっています。注意点は同時充電可能ポート数が2つな点です。

Rockpals ソーラーパネル 50W ソーラーチャージャー 3ポート 高変換効率 折りたたみ式 スマホ ノートパソコン 充電可能
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Rockpals


 もう1つは上の広告のものです。これは出力が50Wとブログ主のものの2倍程度の発電能力があり、販売価格も約15000円に収まっています。同時充電可能ポート数は3つです。もし1.5万程度の出費が許されるのであれば、こちらの方が万が一の場合により役に立つものと思われるのでお勧めです。

 とはいえ、こうした緊急用のソーラーパネルが本当に役に立つような機会がないことを祈るばかりであります。
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NW-ZX1からNW-ZX300に乗り換えてみる (SonyのハイレゾWalkman)

2018年08月25日 | PC・モバイル機器
【記事作成日:2018/8/25、最終改版日:2018/12/16】

 ブログ主は2018年8月にSonyの高音質タイプのWalkmanであるNW-ZX300 (公式サイト)を入手しました。\(^O^)/
 今回のエントリでは、そのZX300の使用感等を中心に記載しています。

【2018.12.16追記】
 3ヶ月ほどZX300を使ってみた追加の感想記事を作成しております。下記本文中にある問題点等のいくつかはその後改良されているものがありますので、こちらエントリも合わせて御覧ください。



01-NW-ZX300の写真 (公式サイトより勝手に拝借)


1. 逸般的な方法でNW-ZX300を入手してみる(余談)

 その前に、今回ブログ主は普通ではない方法でZX300を入手しました。その経緯について触れてみたいと思います。

 まず始めにですが、ブログ主は2014年2月にハイレゾ対応で高音質なハイエンド音楽プレーヤーの先駆けであるNW-ZX1を購入し、それから4年以上愛用し続けてきました。(NW-ZX1の購入記)

SONY ウォークマン ZXシリーズ 128GB シルバー NW-ZX1/S
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ソニー


 そのZX1は購入からわずか半年で壊れてしまうというトラブルに見舞われたのですが、壊れた原因が「ユーザ起因の基盤の腐食」という身に覚えの無い理由でメーカー保証期間中の無償修理を受けることができず、2万円近い修理費用を支払わされるハメになったのでした(この件の経緯を記載したブログ)。

 修理から戻ってきたZX1はその後快調に使えていたのですが、稼働から約3年が経過した2017年初頭頃からは
  (1) 画面の誤タップが発生し、操作が困難になる
  (2) バッテリーが7割以上は残っているのに、いきなり“Low Battery”(電池切れ)で落ちてしまう 
といった、かなりゐや~んな不具合が発生するようになりました。

 特に前者の誤タップについては、Androidの開発者向けオプションの「タップを表示」機能でどこをタップしたのかが判る状態にしてみると、触ってもいない画面の上部が常に百烈拳状態でタップされていることが判明。そんな状況のため画面のタッチ操作がしづらくなり、特に画面を上から下にスワイプしてメニューを出す動作は全くできなくなってしまいました。(;´Д`)

 それでも曲やアルバムを選んでボタン操作で再生・停止等を行う基本操作はできたことから騙し騙し使い続けてきたのですが、それに加えていきなりLow Batteryで落っこちる(2)の不具合がちょくちょく発生するようになってからは、さすがに再修理に出すことを検討せざるを得ない状況となりました。

 ブログ主のZX1はヨドバシカメラの5年延長保証に入っており、2019年2月までは本体価格の半分(約3万7千円)までの修理代を負担してくれるため、とりあえずは延長保証が効いているうちに一度修理に出そうと思っていました。しかし前回みたく修理代2万円が自己負担になるようであれば、更なる出費になるけど後継機種への乗り換えも検討しなければなぁ…というところが悩みどころでした。

 そして先月(2018年7月)のある日のこと。NW-ZX1の修理について検索したところ、非常に気になる情報が引っかかってきました。それによると「NW-ZX1はすでに生産終了品で、保守部品のメイン基板も在庫が無くなって修理不能であることから、修理費用と同じ額で後継機種のNW-ZX300に交換することの提案を受けた」との事例が見つかりました。

ソニー SONY ウォークマン ZXシリーズ 64GB NW-ZX300 : Bluetooth/microSD/Φ4.4mmバランス接続/ハイレゾ対応 最大26時間連続再生 2017年モデル ブラック NW-ZX300 B
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 NW-ZX300はZX1の3世代ぐらい後の後継機種で、2018年7月時点では最新の機種でもあります。この情報を聞きつけたブログ主は「あっ、これは… ( ̄ー ̄)ニヤリ」と察し、早速素知らぬ顔でヨドバシの修理コーナーにZX1を出しに行ったのでありました。

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 そして修理に出してから3日後ぐらいのこと。ヨドバシの修理担当から電話がかかってきて、メーカー(Sony)側から下記のような回答&提案があった旨の連絡がありました。

 ・誤タップの不具合の原因はメイン基板の障害。突然“Low Battery”で落ちる現象は、電源コネクタ部の損傷が原因である可能性が高い。

 ・ZX1のメイン基板は保守部品の納期が未定のため修理不能となっている。そのためZX1の修理代と同じ値段で後継機種のZX300に交換することを提案したい。

 ・ZX300は64GBタイプしかなく、128GBのZX1よりも容量が少ないため、64GBのmicroSDカードも無料で添付させていただく。(ZX300はmicroSDカードを追加して容量を増設することが可能)

 ・ZX300は音楽専用機であり、(実質Android端末である)ZX1でできていたことがZX300ではできない点が多々ある点は了解して頂く必要がある。

 ・今回の修理費用25,700円は延長保証での対応となるため、お客様の自己負担額はゼロとなります

 …と、予想していた以上の良い条件の回答が返ってきました。

 1点残念なのは、今回はZX300を“新規にくれる”のではなく、“ZX1と交換”になるということ。難があるとはいえ、長いこと使ってきて愛着のあるZX1を手放してしまうのは本当に残念なのですが、今回ばかりは仕方がありません。
 そのためブログ主は仕方なく・やむを得ず・涙をのんで今回の提案を受け入れ、およそ1週間後に新品のZX300を実質タダで受け取ったのでありました。まぁタダとは言え、延長保証の代金約3500円と理不尽な前回の修理費の自己負担分約1万円が先払いになっているという感じではありますが。


02-ヨドバシの修理担当から電話で説明を受けたときのブログ主 (※イメージです)

 なお、今回受け取ったZX300は、新品ではあるものの保証期間は3ヶ月になるとのことでした。本音としては「店頭価格の5%を支払うから5年の延長サポートに入らせくれよ!」と言いたいところですが、残念ながらそういうことはできなさそうなので諦めることにしました。


2. 開封の儀

 ZX300を受け取ったブログ主は自宅に帰って早速開封の儀を行い、音楽データを入れ込んで試聴してみることにします。


03-ZX1(左)とZX300(右)の化粧箱の比較

 本当はZX1とZX300を並べていろいろと比較したいところではありますが、前述の通りZX1は返してしまったので比較できるものは化粧箱ぐらいしかありません。(´・ω・`)
 ZX300の箱は、ZX1よりもちょっと小さめとなっています。


04-黒い箱が出てきました

 高級なWalkmanやイヤホン類は、このようなおぜうひん(お上品)な箱に入っています。


05-本体が出てきました

 黒い箱を開けるとZX300本体が出てきました。
 ZX300の実機を見たのはこれが初めてだったのですが、率直な初対面の印象は「大容量タイプのモバイルバッテリーみたいやな~」という感じでした。


06-本体右側・ボタン部

 本体右側にあるボタンは、写真の右から(本体の上から)順に電源ボタン・音量UP(+)・音量DOWN(-)・1曲早送り・再生/停止ボタン・1曲巻き戻し・スライド式のHOLDスイッチとなっています。
 どのボタンも大きくて操作しやすいのがGoodです。特にZX1で欲しかった誤操作防止用のHOLDスイッチが付いているのは有り難いです。


07-本体左側・microSDカードスロット部

 本体左側(手に持ったときの左下側)に、別売りのmicroSDカードを挿入できるスロットがあります。


08-本体底面・充電コネクタ部

 本体の底面は、左にストラップ穴、中央に充電&データ転送用のWMポートがあります。右側に「NW-ZX300」の表記と製造番号が記載されていますが、製造番号については一応モザイクをかけています。
 なお写真ではWMポートがむき出しになっていますが、実際には保護キャップが最初から付いています。

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09-本体上部・イヤホン接続部

 本体の上部には、イヤホンの接続口が2つ用意されています。
 写真の右側の接続口が通常のイヤホン用コネクタ部、「BALANCED」と書かれた左側のポートがより高音質なバランス接続用のポートとなっています。


10-イヤホン部のキャップ

 イヤホン用接続口には保護キャップが標準添付されています。右側のちょっと太い方がバランス接続用です。普段ブログ主は(使わない)バランス接続用のキャップのみ付けています。


11-付属品(充電ケーブルと保護キャップ)

 WMポート用のUSBケーブルと予備の保護キャップが入っていました。なおUSBケーブルは手持ちのZX1用のケーブルがそのまま使えるため、このケーブルは予備品としてお蔵入りすることになりました。

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 ちなみにブログ主は出先でWalkmanの再充電が必要になる場合は、スマホ用のmicroUSBケーブルに変換アダプタを付けて対応しています。


12-取扱説明書類

 取説の類は箱の左側のスペースに入っていました。


13-タダでもらったSony製の64GB microSDXCカード

 microSDカードの性能は今市ですが、音楽を再生させる分には問題ないので全然気になりません。


14-microSDカードスロット部をオープン

 早速microSDカードを入れてみます。なお、本体のmicroSDカードスロット部のカバーは完全に取り外せない構成になっているので、落としたりする心配が無く安心です。


15-別売りの本体保護ケース(左)と液晶保護フィルム(中)

 ZX300にはケースやポーチの類は添付されていないので、事前にAmazonで買ってきた液晶保護フィルムとケースを取り付けます。

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 今回購入した液晶保護フィルムは↑の商品です(980円なり)。ふつーに貼ることができました。


16-保護ケースのみの写真

 今回購入した保護ケースは本体の画面以外をぴっちりと覆うタイプの、もちもちした柔らかい感触のものです。999円なり。

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 この保護ケースは何色かあるのですが、今回ブログ主が購入したのはグレーです。透明タイプ(クリア)に近いですが、ちょっと黒っぽい色が入っていて落ち着いた感じがあり、個人的にはこれでよかったと思っています。


17-液晶保護フィルムと本体保護ケースを付けたZX300(正面)

 本体が膨れたりすることもなく、画面の操作感も問題なく使用できています。これでカバンの中にそのまま突っ込んでも問題無さそうです。(´∀`)


18-保護ケースを付けたZX300(右側ボタン部)

 保護ケースは各ボタンにぴったり合った形状になっており、スライド操作が必要なHOLDスイッチのみ穴が空いています。保護ケースを付けた状態でも操作感を損なうことはなく、ボタン操作はやりやすいです。逆によく使う再生/停止ボタンや音量UPボタンに突起(ぽっち)が付いていて、本体を見ずにボタン操作するときに便利で好印象です。


19-保護ケースを付けたZX300(底面部)

 この保護ケースはWMポート部の保護キャプ機能も兼ねていて、なかなかイイ感じです。


20-WMポート部の保護カバーを手で広げたところ

 これまでZX1を充電させる場合は保護キャップを外した上でUSBケーブルを接続していたのですが、この保護キャップは小さくて行方不明になりやすいため、本体部とキャップ部が一体になっているこの製品はとても有り難いです。(´∀`)
 ただし使い続けているうちに、繋ぎの部分がガバガバになってしまわないか心配なところではあります。


3. NW-ZX300の使用感(最初の感想)

 続いて音質や使い勝手に関する感想です。

(1) 音楽ファイルの扱い・再生の操作感について

 ZX300への音楽ファイルの送り込み方法はZX1と似たようなものになります。
 まずZX300本体をUSBケーブルでWindowsのPCと接続すると、本体メモリとSDカード部が別々のドライブとして認識されます。そのドライブ直下にある「MUSIC」フォルダに音楽ファイルをコピーすれば完了です。

 ブログ主の場合は「アーティスト名(またはジャンル)」の上位フォルダを作り、その中にアルバムのフォルダを作り、音楽ファイル(FLAC等)をアルバムフォルダ中に入れる構成にしています。そして音楽を再生させる場合は、「フォルダ」メニューから再生させたいアルバム(またはその中の曲)を選択する方法を取っています。

 よその人のレビューによるとZX300のデータベース処理は結構アホの子らしく、特に本体メモリとSDカードに同じ曲を入れた状態で(DB処理で整理された)アーティストやアルバムを再生させると思い通りに動いてくれないみたいですが、フォルダ構成で再生させているブログ主にとっては全然影響は無い話なので不便を感じたことはありません。


ZX300の再生画面より

 上の写真はZX300で音楽再生中の画面ですが、赤丸部分がファイラー呼び出しアイコンとなっています。別の曲やアルバムを探したい場合は、ここからすぐに次の作業に移れるので便利です。ブログ主的には、この点はZX1よりも使い勝手が改善されたGoodポイントだと思っています。
 よその人のレビューによるとUI操作感が全然イケていないとの感想があって、ブログ主もその点は理解できるのですが、なんだかんだ言って全般的にZX1よりも使いやすくなった感があって、ブログ主的にはまぁ許容範囲です。

 理想を言えば、ユーザ定義のボタン(例えば音量+と-を同時押し)でフォルダ一覧を出し、巻き戻し/再生/早送りボタンでファイルの選択と決定ができるようになると、本体のボタンだけで音楽再生に関する操作ができるので、こうした機能を将来のファームアップ等で実現してくれたらな~という思いがあります。

(2) 音質に関する感想

 これから本題中の本題となるZX300の音質に関する感想です。
 ブログ主は「自分で無理なくできる範囲の労力と機材で、より高音質な音楽を楽しみたい」というレベルのクソ耳ユーザーです。オーディオオタクではないので、専門的な知識も機材もありません。ただし昔から何度も何度も聴いてきた音楽については、「自分の気に入るよい音か」そうでないかの聞き分けはつく人間だとは思っています。この感想はそういうレベルの人間の行う論評だという点は、予めご承知おきください。

 まずブログ主が使っている音楽データですが、基本的にCDからロスレスで吸い出したFLACファイルと、レコードから吸い出したハイレゾのFLACファイルを使っています。

ソニー SONY イヤホン ハイレゾ対応 カナル型 ハイブリッド3ウェイ ケーブル着脱式/バランス接続対応 XBA-Z5
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ソニー(SONY)


 そしてブログ主が普段使っているイヤホンは、2014年秋に7万円ぐらいで買った同じくSonyのXBA-Z5(公式サイト)というカナル型のイヤホンです(当時の購入記)。ただし別売りのバランス接続用ケーブルは持っていないので、このイヤホンを標準プラグで接続した構成での感想となります。

 そして音質に関する感想ですが、ZX300で聴いて真っ先に感じたのは「音の綺麗さ・透明感は変わらずに、ZX1で足りてないと感じていたヴォーカル域を中心に全般的に音がしっかり出るようになった。音が厚くなった」ということ。端的に言うと「全体的にZX1よりも音質は確実に良くなった」と感じました。

 ただし手放しで全面的に喜んでいる&褒めているという訳ではなく、ZX300は音が全体的に厚くなった分重低音域が(自分の好みに合わないレベルで)強く押し出し過ぎていると感じるケースがありました。


21-音質設定画面1 (埃がついていて写真が汚いです。以降の写真も同様)

 ブログ主は音楽プレーヤーに「メーカー独自の音の味付け」をあまりやって欲しくはないと思っていて、基本はデフォルトの音質設定を好んで使っています。ZX300でいうと、普段は上の写真における「ソースダイレクト(Direct)」を有効にした状態で再生させています。


22-音質設定画面2 (各種音質設定)

 ところがデフォルト設定では重低音域が強く出るようなケースでは、上の写真の「DSEE HX」機能をONにして、下の写真のタイプ選択で「男性ボーカル」や「女性ボーカル」をONにすることで、個人的には聴きやすい状態に変わります。


23-音質設定画面3 (DSEE HX)

 ちなみにZX1でも同様の音質変更機能があったのですが、こちらは有効にすると“いかにもソニーな音”(←抽象的な表現)になり、加えて人工的な(作り物のような)不自然さを感じる音になったことから、ほぼ使っていませんでした。
 しかしZX300のDSEE HX機能はあまり不自然さを感じない音になるので、個人的にはこの機能を使うのは全然アリだと思っています。

 あとこのZX300は、使っているうちに音が熟れてきて音質が変わるらしいのですが、まだそこまで使い込んでいないので、機会があればその後の感想を追記したいと思います。

ソニー SONY リケーブル/ヘッドホンケーブル 1.2m 5極バランス標準プラグ MUC-M12SB1
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ソニー(SONY)

 
 もう1点はバランス接続について。ブログ主はバランス接続可能なイヤホンを使ってはいるものの、バランス接続用のケーブルは持っていないので、そのうちケーブルを替えてどの程度音質が良くなるのか確かめてみたいものであります。
 しかしバランス接続用の交換ケーブルだけで2万円もするので、これで効果が薄かったらやだなぁ…と、ちょっと躊躇しています。(;´Д`)

(3) ZX300のポータブル運用に関する感想

 最後にZX300を実際に持ち歩いて、自宅外で音楽を聴く場合の感想です。

 まず電池の持ちについてですが、まだフル充電からバッテリー切れになるまで長時間の持ち出し運用を行ったことはないのですが、感覚的にはZX1の2倍以上は持ちそうで満足しています。アルバムを1~2枚聴いたぐらいでは大してバッテリーは減らない感じで、一泊二日程度の旅行であれば充電なしでやっていけそうです。ZX1時代はバッテリーの持ちが不満点だったので、この点が解消されたのはとても有り難いです。

 ただしZX300は別の意味でバッテリー切れに注意する必要があります。
 それはZX300はデフォルトで連続再生が有効になっており、1枚目のアルバムが終わると即、次のアルバムの再生が始まる点にあります(これはこれで使い勝手がよいのですが)。そのため何かのはずみでうっかり再生状態になったままZX300を放置してしまうと、バッテリーが干上がるまで再生を続けてしまう可能性があります
 実際にブログ主は9割方バッテリーが残っていたつもりのZX300を持ち出して外で聴こうとしたところ、電池切れで全く使えなかったというトラブルに何度か遭遇しています。(;´Д`)
 これを防止するには本体の再生範囲設定を「選択範囲内を再生」に変更するか、再生を停止したらきっちりHOLDスイッチを入れる運用方法を徹底するかのどちらかになるかと思います。


24-ネックストラップ(左)とXBA-Z5イヤホン(右)を接続したZX300

 今回ブログ主がZX300で最も不満に思っている点がケーブルの取り回しについてです。
 ブログ主は外出時はネックストラップを付けたZX300を首からぶら下げて、さらに有線イヤホン(XBA-Z5)を接続して聴いているのですが、ストラップ穴の位置とイヤホンの接続口が逆位置にあることから、首掛け運用を行うとケーブルの取り回しが絶望的にうざいです。


25-ブログ主的にストラップ穴が付いて欲しかった場所

 ブログ主的には、ストラップ穴は(ZX1と同様に)イヤホン接続口と同じ面に配置し、かつ、本体の上部でケーブルを接続するようになって欲しかったと思っています。ZX300でいうと上の写真の位置にストラップ穴が付いて欲しかったです。


 このようにZX300はなんだなんだ良い点・今市な点がありますが、少なくとも「手持ちの音楽データを一回これで全部聴き直してみたいわ」と思わせるだけの良作であるとは思っています。今後も感じるところがあれば、ブログに感想を追記していきたいと思っています。

【2018.12.16追記】
 ZX300の続きの感想ページを作成しました。NW-ZX300を3ヶ月程使ってみた感想を参照ください。
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Thinkpad 25を購入してみる

2017年11月30日 | PC・モバイル機器
 このエントリでは、2017年10月に発売されたノートパソコンであるThinkPad 25の購入記を中心に記載しています。


1. ブログ主のパソコンへのこだわり(余談)

 このブログを書いている時点で43歳の中年おっさんであるブログ主は、ちょうど30年前の中1の頃に買ったMSXを皮切りに人生の大半でコンピュータをいぢっており、システムエンジニアとなった今では起きている時間の多く(今でも自宅・会社の両方)をパソコン操作に費やしているダメ人間であります。
 
 そんなブログ主は自分が使うパソコンは職人道具(工具)と考えており、「手に馴染むようにカスタマイズするのは当然」「使い倒してなんぼ」、そして「プロの使う道具たるもの、価格よりも質や仕様が優先」「そのため多少の出費は厭わない」というスタンスでいます。

 具体的にブログ主がこだわっているのは

 ・メモリ = メモリ食いのアプリでもswapが発生しないレベルの量を詰む

 ・ストレージ = ノートPCやデスクトップの起動ディスクはSSD一択

 ・モニタ = ノングレアの液晶一択(グレア型は眼が疲れて長時間使えないので論外)。解像度も大きければ大きいほどよい。今時だとFull-HD以上は必須。

 ・キーボード = PageUp・PageDown・Home・End・PrintScreen・右Ctrl・右Shiftキーが単独キーで存在する昔ながらのレイアウトのキーボード(いわゆる7段キーボード)

 ・ポインティングデバイス(マウス) = キーボードから手を離さずに済むトラックポイントが至高。マウスを使うのはアリだが、マウス無しでスライドパッドしかないノートPC環境はこの世から根絶されて欲しい(暴言)。

 …このような項目になります。

 そのうちメモリについては4GB以上載せられることになった頃から特段困ることはなくなり、ストレージやモニタは自分の好む仕様の製品が選択できるのですが、ここ近年困っているのはキーボード。

 ブログ主が所望する上記仕様のキーボードとポインティングデバイスの載ったノートPCは、実質的に旧IMB(現Lenovo)のThinkPadシリーズしか選択肢がなく、質実剛健な気風も含めて長らくThinkPadばかりを愛用し続けてきました。しかし液晶モニタが16:9の横長サイズが主流になってきた頃からどのメーカーもキー数を減らした6段キーボードが主流になり、そしてThinkPadシリーズもついに7段キーボードの製品は絶滅してしまいました。(;´Д`)

 ブログ主がThinkPadシリーズから7段キーボードが消滅したことを知ったのは、15型液晶・Full-HDの新しいThinkPadが欲しくなった数年前のこと。そのときは仕方なく程度の良いThinkPad T510(7段キーボードの最終シリーズ)の中古品を入手し、HDDをSSDに交換&メモリも最大限の8GBに載せ替えて、現在も自宅の主力マシンとして稼働しています。結局そこら辺の新品ノートPCが買えるぐらいの金がかかっていますが…

 そして今度は寝室やモバイル用途で使っているThinkPad X301とX201sも、7年以上使ってきてあちこち傷んだり機能面で物足りなくなってきたので、新しいセカンドPCが欲しいところでした。
 そうしたときにThinkPadシリーズの誕生25周年を記念して7段キーボードのThinkPad 25が1000台限定で発売されることを知り、予約受け付け開始となった2017/10/6に速攻で注文。無事に注文することができたのでありました。\(^O^)/

<参考サイト>
 ・LenovoのThinkPad 25サイト (公式)


2. 開封の儀

 今回ブログ主は新ThinkPadをヨドバシドットコムで購入。価格は193,860円ですが10%ポイント還元なので、実質17万5千円ぐらいでしょうか。
 今時のノートPCだと10万円を切るような価格帯のものの普通にありますが、ThinkPad 25はCPUがCore i7-7500U、メモリ16GB、ストレージはSSDの512GBと文句ないレベルのスペックなので、ブログ主としては価格的にはまぁ納得です。(´∀`)
 ブツは10月末ぐらいに届くのかと思いきや、10/19に発送開始の連絡があり、翌20日に到着となりました。しかしながら10月下旬~11月上旬は多忙だったため、2週間ほど自宅で熟成させての開封となりました(汗)。


01-マトリョーシカ状態のダンボール箱

 ヨドバシのダンボール箱の中に、(PCが入っている)外の化粧箱を包んだレノボのダンボール箱が入っている状態です。丁寧に梱包してもらえるのは有り難いのですが、なんか無駄なような気がします。(;´Д`)


02-引っ張り出した化粧箱(外)

 ThinkPadと言えば“黒”。その黒をベースに25と書かれた化粧箱と、おまけのケース(後述)が入った箱が出てきました。


03-黒くて「25」な化粧箱(中)

 上記の黒い化粧箱の中から、さらに緩衝材で保護された箱が出てきました。ホントにマトリョーシカ状態です。


04-化粧箱(中)の中身を引っ張り出したところ

 さらにリボンを持って中央部を開く(観音開きの)黒い箱が出てきました。


05-こんなんが出てきました(100円玉はサイズ比較用)

 化粧箱と同じデザインの冊子と3種類のトラックポイントのゴムが、透明な保護シートの被せられた状態で出てきました。
 


06-記念冊子の表紙

 左上には「ThinkPad Desigin Spirit & Essence」と書かれています。


07-記念冊子の中身

 中身は全て英語です。


08-記念冊子の日本語訳冊子

 記念冊子は英語ですが、奥の方に(他の説明書と一緒に)日本語訳の冊子が入っています。


09-重箱の二段目をオープン

 記念冊子やトラックポイントの予備の入った箱を取り出すと、ようやくPC本体が出てきました。


10-PC本体の下

 PC本体の下に、さらに赤いケースがあります。


11-バッテリー

 バッテリーパックが出てきました。新品のノートPCを買って、最初からバッテリーパックが取り付けられていないケースは初めてだったので驚きました。


12-ACアダプタ

 ACアダプタもこの中に入っています。アダプタは比較的コンパクトです(まぁ、モバイルノートとしては普通サイズでしょうか)。


13-その他説明書

 その他、初期セットアップに関する紙の資料等が入っています。


14-PC本体裏(バッテリー接続前)

 PC本体をひっくり返して、バッテリーパックを接続します。金色の端子の近くに、SIMカードのスロットがありました。


15-おまけ箱の外見

 続いて、本体の化粧箱とは別になっていた黒い箱の中身を確認します。


16-おまけ箱をオープン

 なんかふわふわしたものと冊子が1冊出てきました。


17-レノボ副社長のご挨拶

 冊子にはレノボ・ジャパン副社長の内藤氏からの感謝のコメントが記載されています。


18-スペシャルソフトインナーケース

 中身は柔らかい革(フェルト?)のPCケースでした。ケースにも25が刻まれており、芸が細かいです。


19-とりあえず充電を開始

 PCの初期設定を始める前に、とりあえずACアダプタを接続して充電させておきます。充電時は電源コネクタ近くのランプがオレンジ色で点灯します。


20-ログイン直後の画面

 これが初期ログイン時の画面。デスクトップの壁紙も「25」になっています。


3. 手持ちの他のThinkPadと比較してみる+使用感

 このブログを書いている時点でのブログ主のノートパソコンの購入履歴は、下記のようなものです。
 ・東芝Dynabook EZ(モノクロ液晶、DOS時代)
 ・初代チャンドラ (Windows95のB5モバイル)
 ・2代目チャンドラ (Windows95 OSR2の頃)
 ・ThinkPad i1157 (最初に買ったThinkPadはA4で銀色、使いやすかった)
 ・ThinkPad s30 (長らく使っていたB5モバイル)
 ・ThinkPad X31 (シリアルポートが使えるドッグを付けていた)
 ・ThinkPad T42 (大きなA4ノートで高解像度。重たいけど持ち歩いていた)
 ・ThinkPad X301 (30万ぐらいした高品位なA4ノート。長期愛用しボロボロ)
 ・ThinkPad X201s (まだ現役のモバイルB5。バッテリーが外れやすくなった…)
 ・ThinkPad T510 (7段キーボードのFull-HDノート。バリバリ使用中)

 これに今回ThinkPad 25が加わった感じになります。せっかくですので、今手元にあるThinkPadを並べて比較してみます。


21-ThinkPadを並べてみる1 (カバー閉状態)

 左から小さい順に並べてみました。機種は左からX201s、今回買った25、X301、T510となります。上の方に写っているのは、USB接続のThinkPad型キーボードです。デスクトップPC等で使います(赤のポッチが飛んでいます…)。
 写真くらい離れて見るとあまり大きさの差は感じませんが、実際に使ってみる(手に持ってみる)と、一番左のX201sと一番右のT510とは大きさ・重たさが全然異なります。


22-ThinkPadを並べてみる2 (カバー開状態)

 キーボード的には一番小さなX201sが若干狭く感じますが、不便は感じない程度です。A4サイズ以上の右側3台+USBキーボードは、快適に打鍵できます。


23-ThinkPad25(左)とX301(右)との比較

 7段キーボードのThinkPadでも、X301は昔からある正統派キー配列で、T510や今回買った25は後期型のキー配列となっています。主な違いは、ESCとDeleteキーが大きいか小さいかの違いです。個人的にはX301の方が好きだったりします。
 モニタはThinkPad25は横長の画面になっています。下ベゼル部が広く取られているので、「ここを広げて、画面大きくせーや!」と言いたくなります。


24-電源コネクタの比較

 ブログ主はThinkPadシリーズばかり買ってきたので、電源アダプタは使い回しができました。特に予備のアダプタも別購入し、「常時家のコンセントに挿しておく用」と「外出時に持って行く用」に分けておくことで使うことで、いろいろと便利に使えていました。
 しかしThinkPad25の電源形状は手持ち機種と異なるので、ちょっと困ってしまいました。(;´Д`)

 :
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 ThinkPad25をちょっと使ってみての感想ですが、特に気になったのは次のようなところです。

(1) HDDのアクセスランプがない
 ディスクのアクセスランプはOS/アプリが起動中かどうかや、やけに動作が重たくなったときにディスクI/Oが発生しているかどうかが一目で分かる目安だったので、なくなってしまって残念です…。(´・ω・`)

(2) 上蓋(モニタ)を開くときに使うスライドボタンがない
 これは実害はないのですが、長年の習慣でついスライドボタンを探してしまいます…。

(3) 電源ランプが目に見える位置にない
 電源コネクタ部(本体の横)に通常時は青、充電時はオレンジに点灯する小さなランプがついていますが、目に見える場所にないのがちょっと不満です。まぁ、OS画面から確認できる項目ではありますが…。

(4) この画面サイズでFull-HDは、そのままだとキツい
 せっかくFull-HDの解像度を持っているのに、大きなフォントや拡大表示を使わないと実用的ではありません。もうちょっと画面サイズを(特に上下部分を)大きくしてもらえれば…と思います。

 ThinkPad25の全体的な感想ですが、せっかく手に入れた新型ThinkPadではありますが、「やったー、念願の新型7段キーボードのThinkPadぢゃ~ ヽ(`Д´)ノ」みたいな高揚感はなく、だからといって今市感がある訳でも無い…という“びみょーな立ち位置”にあります。
 ThinkPad25はモバイルやちょっとしたものを見る用に使って、ブログ作成のようなクリエイティブな作業は、少なくともThinkPad T510が健在のうちは、引き続きT510がメインで使われるのかなぁ…というのが正直なところの感想です。

 ThinkPadの開発をしているレノボの人に言いたい(助言したい/要望したい)のは次の2点です。

1. 7段キーボードは定番商品にして欲しい
 ブログ主のような人間は少数派かもしれませんが、必要な機器であれば多少の出費には目を瞑る人もいます。7段キーボードにすることで、価格が2~3万円プラスになってもブログ主は7段キーボードのThinkPadを買いたいです。

2. 画面の縦の大きなモニタを搭載して欲しい
 印刷目的の書類作成にせよ、Webページ閲覧にせよ、縦に長いコンテンツを扱う場合に16:9の横長ディスプレイは不便です。16:9でも充分にモニタサイズが大きければ別ですが、ThinkPad25のサイズだと不満を感じます。特にこの機種はモニタの下部分が意図的に使えていない感じがするのが残念なところです。
 液晶パネルの手配が困難かもしれませんが、昔ながらの4:3モニタがあるとブログ主は飛びつくでしょう。

 :
 :

 いろいろ厳しいこと言いましたが、ThinkPadはブログ主の大好きなノートパソコンです。これからもよい製品が出されることを祈っております&機会があればこれからも購入したいと思っています。

<参考:プロのライターさんのレビュー記事>

 ・西川和久の不定期コラム: 誕生25周年を記念した特別モデル、「ThinkPad 25」レビュー (PC Watch) ・・・仕様/性能面(ベンチマークのスコア)等が記載されています。

 ・戸田 覚のデジモノ深掘りレポート: ThinkPad 25周年モデル テンションはイマイチ上がらず ・・・ブログ主に近い感想の使用感が記載されています。



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メディアカバーマーケット

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Android5系(Nexus7 - 2013)ですぐにSIM通信ができないときの対処方法

2015年08月01日 | PC・モバイル機器
【最終改版日:2015/10/7】

 ブログ主は2年前より、Nexus7 (2013) LTEモデルにOCN mobile oneのSIMカードを挿して愛用(酷使)しています。(購入時の感想等は、Nexus7 (2013) LTEモデルを購入してみる (感想編)のエントリを参照ください)。

Google Nexus 7 (2013) TABLET/ブラック(Android/7inch/APQ8064/2G/32G/BT4/LTE) ME571-LTE
クリエーター情報なし
Asustek


NTTコミュニケーションズ OCN モバイル ONE マイクロSIMパッケージ T0003670
クリエーター情報なし
NTTコミュニケーションズ


 Nexus7はGoogle謹製(ハードメーカーはASUS)のフラグシップモデルということもあって、新しいAndroidのバージョンが出るとNexus7にも回ってきます。新バージョンが適用できるのはバグ修正やセキュリティ対策等の面では有り難いことですが、一方で新バージョンになることで新たに不具合が発生することもあります。

 特にブログ主が最近Nexus7を使っていて一番残念なのは、Androidのメジャーバージョンが4から5にアップした頃から、主電源OFF/ONで再起動したときにSIMカード経由(LTE)での通信がすぐにできない事象が発生することです。(;´Д`)


01 「通信サービスはありません」で電波アイコンが白くならない状態



02 !マークが付いて通信できない状態の電波アイコン

 この事象は放置しておけばそのうち通信できる状態に復帰するのですが、タブレットを起動(再起動)したときからすぐに通信が出来ないと不便です(これから使うからこそ、タブレットの電源を入れる訳ですし)。

 この事象はネットワーク設定のAPN定義を再設定することで、すぐに通信できる状態に復帰します。この手法は2chのNexus7スレとかを見ている人には知られているのですが、最近うちのブログにNexus7やOCN mobile oneが繋がらないような検索キーワードで来られている方がいらっしゃるようなので、ちょっと新しいエントリとして起こしてみました。同様の事象で困っている方の参考になれば幸いです。


速攻通信回復手順

 これから紹介する手法は、普段からSIM経由での通信ができているAndroid5端末が、再起動後にすぐに通信ができない場合の対処方法です。SIMカード経由通信の初期設定については、こちらのエントリを参照ください。

以下、詳細手順です


03 設定より「無線とネットワーク」→「もっと見る」を選択します



04 「モバイルネットワーク」を選択します



05 「アクセスポイント名」を選択します



06 現在のAPN設定を確認します

 ラジオボタンが現在のAPN設定になっていることを確認してください。ブログ主の環境では「OCN mobile one LTE」という設定名になっていますが、これは各々の環境に読み替えてください。



07 一旦別のAPN定義を選択して元に戻す

 ここまで来たら、一旦別のAPN定義のラジオボタンを選択し、そしてまた元のAPN定義のラジオボタンに戻します一旦選択するAPN定義はどこでもよく、設定を保存する必要もありません



08 ←ボタンで最初まで戻って終了

 それが終わったら、左▲の戻るボタンを連打して設定メニューを抜けます。メニューを抜けてまもなくすると、SIM電波のアイコンが正常に戻って通信が出来るようになります。


<注意点>
 Android端末の電源を入れた直後(OSが起動してログイン画面が出てきた直後)の場合は、この手順を踏んでもすぐには通信できない場合があります。これはまだOSとサービスがまだ完全に上がりきっていない状態のためだと思われるので、ログイン画面が出てきてから30秒~1分程度経過してから、上記の手順を試行した方が良いかと思います。


【2015/10/7追記】 もう1つの解決方法

 よそ様のサイトで知ったのですが、この件の根本的な解決手段として使用するAPN定義1つだけを残して、不要なAPN定義を全て削除することで解決されます。
 ブログ主も実際にデフォルトで入っていた使わないAPN定義をちまちま消して、OCN mobile one 用のAPN定義だけにしたところ、電源ON直後から使えるようになりました。(´∀`)
 一応ご参考までに。


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NW-ZX1+XBA-Z5で音楽を聴いてみる

2014年12月31日 | PC・モバイル機器
1. はじめに

 これまでに何度かブログのネタにしていますが、ブログ主はSonyの高音質ウォークマンであるNW-ZX1を愛用しています。(購入時の感想ブログはこちら)

SONY ウォークマン ZXシリーズ 128GB シルバー NW-ZX1/S
クリエーター情報なし
ソニー


 そして消費税が上がる直前の3/31に、3万数千円出してソニーのイヤーレシーバー「XBA-H3」を購入したのでした。(このときの感想ブログはこちら)
 ところがです。10月のことになりますが、ブログ主はやらかしてしまいました。なにをやらかしたのかというと、買って半年やそこらの「XBA-H3」を道のどこかに落としてしまったのです。無くしたことに気付いてすぐに警察に遺失物届けを出すなどしたのですが、その後も見つからずにいます。_| ̄|○

 紛失以来しばらくの間は、XBA-H3を買うまでの愛用品であったオーディオテクニカのATH-CK90PRO MK2を引っ張り出して使ってきたのですが、このイヤホンもいい音を出すのですが一度上のクラスのイヤホンに手を出してしまうと音質的には物足りないものがあります。

 そのため今回は、(お財布的には痛いのですが)より高音質のイヤホンを探し求めてみることにしました。いくつか選択肢があったのですが、最終的には10月に発売されたばかりのソニーのXBA-Z5(公式サイト)に手を出してみることにしました。価格は10月下旬時点でヨドバシカメラで69,400円の10%ポイント還元でした。
 ブログ主はオーディオ関係の知識などほとんど持たないど素人なのですが、いつの間にか泥沼にはまっていくようにNW-ZX1と合わせて15万円近くもするポータブルオーディオ環境を持つようになってしまいました。(゜∀゜)

ソニー 密閉型インナーイヤーレシーバー XBA-Z5
クリエーター情報なし
ソニー


 以来、2ヶ月程XBA-Z5を使ってきたのですが、今回のエントリではXBA-Z5の開封の儀の状況や感想等を記載したいと思います。


2. 開封の儀


XBA-Z5 外箱

 化粧箱はこんな感じ。



XBA-Z5 外箱(裏)

 裏側はこんな感じ。



中箱+NW-ZX1

 箱はXBA-H3と同様に、おぜうひん(お上品)で高級感のある作りになっています。



イヤホン部分オープン

 耳に付けるイヤホン部はこのように入っていました。また、箱の右上にはシリアルナンバーが刻まれていて、私のは1700番台でした。



お財布ポーチ

 持ち運び用のポーチですが、どう見てもお財布にしか見えません。このポーチの中にポータブルヘッドホンアンプ(PHA-3等)と接続するためのバランス接続対応ケーブルが入っています。



その他、添付品

 イヤーピースやケーブルを束ねるクリップ等が入っています。



イヤホン部分+プラグ部分

 プラグ部分はスリムなL字型になっています。がさつなブログ主的には、プラグ部分はもう少しがっしりした作りになってくれた方が安心感があるのになぁ…と思いました。

 

イヤホン部分(裏)

 反対側はこんな感じ。「XBA-Z5」という刻印があります。


3. 実際に使ってみた感想

 2ヶ月少々XBA-Z5を使ってみた感想は次の通りです。主にXBA-H3との比較になりますが、

 ・装着感については、XBA-H3よりも軽くて苦にならない。(装着時の異物感が少ない)

 ・ケーブルの大部分は、細めでちょっぴり平たいタイプ。個人的には太目で絡まりにくいXBA-H3のケーブルの方が好み。

そして肝心の音質についてですが、

 ・真っ先に感じた第一印象は「これはイイですわ~。すごいですわ~」というものでした。

 ・何が凄いかというと、前回ATH-CK90PRO MK2からXBA-H3に替えたときはその良さはすぐには判らず、しばらく聞き続けてきてようやく音質の差が判ってきたのですが、XBA-Z5に関しては、素人(ブログ主)が初めて耳にした時点で「ああ、これは明かにいい音だ」と丸分かりになるレベルでした。

 ・どんな感じで音が良いのかというと、音が細かいところまで繊細に表現できていること。うまい例ではないかもしれませんが、ATH-CK90PRO MK2の音が大粒なザラメだとすると、XBA-H3はコーヒーに入れるような普通の砂糖、それに比べてXBA-Z5は粉ふるいにかけられたパウダーシュガー並に細かく柔らかい音が自然に出ている感じがします。

 ・XBA-H3は正直なところブログ主の用途としてはバランスが良くなかったのですが(低音が強くてボーカルが弱い)、XBA-Z5はイイ感じなバランスになっています。

 ・XBA-Z5を使って最も印象に残っているのは、両方の耳で聴いたときに、頭の中がホールの中にいるような感じの音の広がりを受ける感じがあったことです。イメージ的には下の2枚の図を見て欲しいのですが、

 
 普通のイヤホンは当然のごとく、それぞれの耳から聞こえます

 
 ところがXBA-Z5では、音が頭の上まで広がるように感じるのです

 同じイヤホンでもこんな聞こえ方がするとは思わなかったので、新鮮&驚きでした。かつて使っていた耳掛け凡イヤホンからATH-CK90PRO MK2に替えたときに「イヤホン替えるだけで、音質ってこんなに違うもんなのか!」という感動があったのですが、それよりよいイヤホン環境から乗り換えたのに、まさかそれに匹敵するような音質差を感じることがあることに驚きました。


4. まとめ(最後に)

 このイヤホンを買う際は(騒がしい店内で)ちょっとした試聴しかしていなかったので、7万円もする製品に手を出すのは正直なところ怖いところでもあったのですが、私の賭は成功したようで、この製品を買ってとても満足しています
 そして高音質ウォークマンのNW-ZX1に相応しい(その能力を発揮できる)イヤホンに出会えたことを嬉しく思います。XBA-H3を無くさなければこんな価格帯のイヤホンを買おうとも思わなかったので、災い転じて福となった思っています。


ブログ主の感想 (「これはいいものだ」というマ・クベさんの雑コラ)

 ただし1点注意する点は、XBA-Z5の音質が良いのは「カナル型のイヤホンとしては」という枕詞が付く点です。ブログ主のクソ耳基準ではありますが、単純に音質だけだとXBA-Z5よりもヘッドホンのMDR-1RMK2 (2万円台)の方が良いです。

SONY ステレオヘッドホン シルバー MDR-1RMK2/S
クリエーター情報なし
ソニー


 そのためヘッドホン運用が気にならないのであれば、そちらも選択肢に入れた方がXBA-Z5より安価で高音質な環境にありつけると思います。(ブログ主の場合は通勤の時に使うのが中心なので、ヘッドホンは無理ですが…)
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NW-ZX1を修理に出してみる

2014年09月30日 | PC・モバイル機器
【記事作成日:2014/09/30】

 ブログ主はこの2月にSonyの高音質のウォークマンであるNW-ZX1を購入して以来、ずっと愛用しています。(購入時及び購入直後における感想等はSonyのハイレゾWalkman NW-ZX1を購入してみるのエントリを参照)

SONY ウォークマン ZXシリーズ 128GB シルバー NW-ZX1/S
クリエーター情報なし
ソニー


 ところがNW-ZX1は8月に壊れてしまいまして、修理逝きとなってしまいました。(;´Д`)
今回のエントリでは、その時の対応状況等を記載してみたいと思います。


1. NW-ZX1が使えなくなってみる

 8月上旬のことでした。前日までごくふつーに使えていたNW-ZX1が、いきなりうんともすんともいわなくなりました。
 具体的な症状としては、電池は十分残っているはずなのに、電源ボタンを長押ししても無反応となります。音量ボタンと電源ボタンの同時押しや、本体のリセットボタンを押しても反応がありません。(;´Д`)

 このような状況はNexus7(2013)でも一度発生したことがあるので、一旦長時間充電状態で放置した後、再度復旧を試みてみます。そうしたところ、3日程してうっすらと画面が表示されている状態になっていることを発見!(狂喜)
 実際に操作もでき、PCに繋ぐとポータブルデバイスとして認識しました。これ幸いと速攻でNW-ZX1の中にあるデータ一式をPCに吸い出します。

 ところがNW-ZX1は一時的に調子が悪かったのではなく、本格的に調子がおかしかったようで、その後はボタン操作は正常にできるものの、画面タッチが全く聞かなくなる(でも極希に使えることがある)という状態になりました。

「Sonyの製品は壊れる」

 そんなことは百も承知ですが、さすがにこの状態で常用するのは困難なため、購入したヨドバシカメラに修理を出すことにしました。


2. NW-ZX1を修理に出してみる

 今回のNW-ZX1はヨドバシの延長保証に入っていますが、購入して半年ちょっとでの故障なので、通常のメーカー保証期間(1年)になります。8/24にヨドバシの修理コーナーで修理を依頼しました。
 これまでにカメラ等の修理を依頼したことがあるのですが、大抵の場合は1週間程度で修理が終わって戻ってきました。ところが今回のNW-ZX1は10日経っても連絡がありません。そして修理を出してから2週間後にヨドバシから修理状況に関して予想もしない電話がありました。

ヨド:「メーカー調査の結果、部品の腐食が見つかりました。
 そのため今回は無償修理の対象にはならず、19,666円の有償修理となります。
 それでも修理を進めてよろしいでしょうか?」
と。

それを聞いてブログ主は思わずこう口走ってしまいました。

「(゜Д゜)ハァ?」
と。

 ブログ主はNW-ZX1には本体をぴっちり覆うシリコンカバーを常時付けており、さらに運搬時はクッションケースに入れて持ち運ぶような過保護っぷりで、ましてや水がかかるようなことをした覚えはありません。

Cruzerlite TPUケース for ウォークマン ZX1(Clear) ZX1-TPU-Clear
クリエーター情報なし
Cruzerlite

NW-ZX1稼働初期時より装着しているシリコンカバー



普段の運搬状況(100円ショップで購入したソフトカバーを装着)


 そんな運用状況で購入後わずか半年で内部部品で腐食が発生するなんて、全く考えられません。とはいえ修理代を払わないことには先に進めないので、渋々受諾します。

 そしてそれから1週間ぐらいしてヨドバシから修理が終わった旨の連絡があり、その翌日に引き取りに行きます。そうしたところ修理が終わったNW-ZX1(完全初期化状態)に加えて、交換済みの部品や修理内容の明細等も合わせて戻ってきました。



交換部品の1つ目、基盤 SVX MAIN PC BOARD ASSY(J)
※ ちなみに左下の黒い長方形の部品は128GBのフラッシュメモリ(SunDisk社、支那製)



交換部品の2つ目、フレキ基盤 TP RELAY FPC ASSY


 修理代は初期見積の通り19,666円だったのですが、ヨドバシのサービスポイントなるものが1万円少々が貯まっていて、今回の修理代にそれを充当することができました。最終的に自己負担分は9000円程度で済んだのですが、とはいえ無償修理と思っていたのに9000円の出費になったことは、痛い出費であるとともに、納得がいかないところであります。

 それ以上に納得できないのが、故障の原因が「腐食」であったことです。当の本人は腐食を引き起こすような運用(過失)を行った覚えは全くないので、腐食に至った原因を突き止めて改善しなければ、また腐食を起こして半年後に2万円の出費になってしまう恐れがあります。(;´Д`)

 そのため今回修理に出したNW-ZX1のどこがおかしかったのか、腐食の原因と思われる要因は何だったのかを確認すべく、Sonyにゴルァしてみることにしました。


3. メーカーに問い合わせてみる

 まず最初にSonyの総合サポート-メールでのお問い合わせより、下記の内容の問い合わせを行ってみました。

質問内容:修理受け付け番号XXXXの件について、次の点を教えて欲しい。
 1. 腐食発生個所の詳細を教えて欲しい。(本体のどの位置の部品か?)
 2. 想定される腐食の原因(要因)はなにか?(液体の混入?著しい振動?等)
 3. 今後同様の腐食が発生しないためにはどうすればよいか?(助言等あれば)

 そうしたところ翌日には回答があったのですが、「この件の修理は販売店(ヨドバシカメラ)からの依頼になるので、問い合わせも販売店経由で行って欲しい」とのことでした(丁寧な文面)。
 
 仕方がないので、今度はヨドバシカメラのお客様サポートより再問い合わせを行います。
 そうしたところヨドバシの修理担当の人から電話連絡があり、「メーカー(Sony)から直接回答の電話を差し上げます」とのことでした。そして翌営業日にはSonyの修理担当者の方から電話連絡がありました。

 問い合わせ結果を掻い摘んで書くとこんな感じです。

1. 腐食が発生した場所(部品)について
 ・交換した部品は、正面から見て右側(ボタン側)に配置されている基盤である。
 ・この基盤ではっきり判る腐食が見つかった。

2. 想定される腐食の原因(要因)はなにか?
 ・本体右側のボタン部からの液体の侵入が強く疑われる
 ・温度差の大きなところを移動することで装置内で結露が発生することによるケースもあり得るが、このような場合は基盤全体が傷むので、今回のケースは結露が原因ではないと言い切れる。

 …ということで、メーカー側の回答としては「不具合の原因はユーザ側のやらかし(意訳)」ということになりました。



メイン基盤とNW-ZX1を並べたところ


 戻ってきた交換済みの基盤を見ても素人目にはどこで腐食が発生しているのか判らず(錆が出ているような判りやすい傷んだ場所は無し)、前述の通りNW-ZX1には普段から保護カバーを付けていてボタン部が液体に触れるようなケースはなかったため、正直なところこの回答に納得はしていません

 とはいえメーカーの調査結果に言い返すほどの論拠がある訳でも無いので、とりあえず今回は泣く泣くこの結果を受け入れることにしました。

しっかし、この液体混入の原因はなんなんだろうか…


シリコンカバーの装着状況

 この状態でボタン部から本体内部に入り込むほどの液体が入ったということは …
「NW-ZX1を水に漬けちゃう妖怪がやってきて、寝てる間に勝手に水に漬けられちゃった」
としか考えられない状況です。

どなたか類似事象があったら、是非コメントください(マジで)。
コメント (15)
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NW-ZX1+XBA-H3で音楽を聴いてみる

2014年07月13日 | PC・モバイル機器
【記事作成日:2014/07/13】

 ブログ主はこの2月にSonyの高音質のウォークマンであるNW-ZX1を奮発して購入して以来、音楽を聴くことの楽しさに目覚め、ずっと愛用しています。購入時及び購入直後における感想等はSonyのハイレゾWalkman NW-ZX1を購入してみるのエントリに記載していたのですが、今回はその続きとして、新しく買ったイヤホンXBA-H3の使用感や、NW-ZX1のその後の感想等について記載したいと思います。

SONY ウォークマン ZXシリーズ 128GB シルバー NW-ZX1/S
クリエーター情報なし
ソニー



1. XBA-H3を購入してみる

 ブログ主はこれまで、ポータブル音楽プレーヤー用のイヤホンとしては、オーディオテクニカのATH-CK90PRO MK2を使用してきました(実売1万円台後半程度)。

 
audio-technica デュアル・バランスド・アーマチュア型インナーイヤーヘッドホン ATH-CK90PROMK2
クリエーター情報なし
オーディオテクニカ


 CK90PROの音質(味付け度合い)は私好みなのですが、せっかく高音質のWalkmanを買ったのであれば、より高音質のイヤホンに手を出してみたくなるものでして、今回はZX1と同じメーカーのソニーが出しているXBA-H3に手を出してみることにしました。

SONY 密閉型インナーイヤーレシーバー XBA-H3
クリエーター情報なし
ソニー


 XBA-H3は2014年3月31日にヨドバシカメラで購入しました。このイヤホンは以前から購入候補に入っていたのですが、ZX1をお店に持って行って試聴させてもらっても(騒がしい店の中で短時間聴いただけでは) CK90PROとの違いがよく判らず、買おうかどうか迷っていたところであったのですが、この日はたまたま特別セールの3千円引きだったこと+翌日から消費税がUPということもあり、エイヤ!と勢いで買ってしまいました。価格は3万3千円の10%ポイント還元ぐらいでした。

家に帰って、早速開封の儀を執り行います。


XBA-H3の外箱とNW-ZX1本体(右)



箱裏+内箱



箱の中

イヤホンは高級感のあるケースに収められています。(´∀`)
耳に装着する部分に近いケーブルは、形状記憶型の太いタイプになっています(この部分を耳に巻き付ける感じで装着)。



予備イヤーピース

ちなみにブログ主は、イヤーピースは一番小さなサイズを使っています。



キャリングポーチとリモコンケーブル

 本体を買うと箱の中にはリモコン付きのメインケーブルも付いてきます。ぱっと見ではイヤホンを1つ買っただけで、まるで2セットも入っているような感じがしてお得感があるのですが、ただし勘違いしてはならないのは、このイヤホンの本体はイヤーピースを装着する(耳たぶにくっつくところの)小さな部品だということ。当然この部分は1つしか入っていません。



XBA-H3の本体と交換可能パーツ



さかなクンの本体と交換可能パーツ

 これはさかなクンの本体が人間に見える部分ではなく、実はフグの帽子に見える部分であるのと同様の事例であると認識しています(誤)。



中にはキャリングポーチも付いていますが、どうみてもお財布です。
本当にありがとうございました。


説明書(表)



説明書(裏)

説明書には、イヤホンの正しい装着方法や、交換可能パーツの取り替え方法等が記載されています。



2. NW-ZX1とXBA-H3で音楽を聴いてみた感想

 XBA-H3を使ってみた感想ですが、真っ先に感じた率直な感想は次の3点です。

 1. 低音(重低音)が強い
 2. 耳に装着するのが面倒
 3. 全般的な音質はCK90PROと比べて良いが大きな違いは感じられない 

 1の重低音については、ブログ主的には重低音よりもヴォーカルが強く出てくれた方が嬉しいので、音質の味付け的にはちょっと好みに合わない部分があるかなと思いました。大抵の曲はそのままでも聴けるのですが、重低音の強い音源の曲をNW-ZX1でClearAudio+が有効な状態で聴くと、ズンドコ感が強すぎて体が受け付けませんでした。そんな場合はClearAudio+を切って聴いています。


NW-ZX1のClearAudio+の設定

 2つ目の耳に装着するのが面倒な点は、このイヤホンは本体部分の出っ張りがあるため、正しい方法で装着しないとまともに耳に入り込めません。とりあえず耳に刺していればよかったCK90PROと比べると、使い勝手は悪いです。しかし最初は面倒だったこの装着作業も、その後は慣れて今では特段苦にならなくなりました。
 XBA-H3をしばらく使い込んだ後でCK90PROを再び使ってみたのですが、簡単に装着できて、異物感が無いだけ耳の負担が軽くて、長時間聴く分には苦にならない点がよく判りました。音質についてはXBA-H3が上なのですが、“(長時間)音楽を楽しむ”という目的においてはCK90PROの方が勝る部分があるので、CK90PROも捨てがたい選択肢だと再認識しました。

 3つ目の音質についてですが、前述の通りXBA-H3を使い始めた直後はCK90PROと比べて明らかに差を感じるようなことはありませんでした。そのため「3万円も出してこれだけの違いしかないのか。しくったかなぁ…」などとも思っていました。
 ところがです。2ヶ月程XBA-H3を使い続けてCK90PROに戻してみると、まぁびっくり。クソ耳ユーザのブログ主であっても、XBA-H3だとしっかり聞こえていた音が、CK90PROだと物足りないと感じる程の音質の差を感じるようになってしまいました。
 CK90PROの名誉のために言うと、CK90PROがスカスカなのではなく、XBA-H3の方がさらに細かいところまで「はっきり・くっきり・詰まった」音を出してくれている感じがあります。一番差が判りやすいのが前述のClearAudio+の設定でして、ClearAudio+を切った素のままの状態で聞き慣れた曲を聴き通してみると、
 ・CK90PRO … ClearAudio+を使わないと物足りなくて残念な状態
 ・XBA-H3 … 素のままでもしっかり音を聴かせてくれる
このくらいの力量の差がありました。

それとは別に、試しに昔使っていたKENWOODのプレーヤーに添付されていたイヤホンを使って聴いてみたところ、(こだわりのない人からすると普通の音だと思いますが)、私にとってはとても聴けたものではありませんでした。

「一度高音質のイヤホンに手を出すと、普通のやつには戻れなくなるぞ」

という話は聞いていたのですが、これがその状態なのか…とガクブルしている状態です。

 最後にXBA-H3に対する全体的な感想・評価を述べますと、私は買って後悔はしておらず、音質にも満足しています。他の人にもお勧めできるものだと思っていますが、ただしヴォーカルや中高音を強く聞きたい人には、他の選択肢も視野に入れた方が良いかもしれません。安い品物でもありませんし、試聴可能なお店で実際に触って・聴いてみてから購入されることをお勧めします。


3. NW-ZX1の使用感、その後

 最後にNW-ZX1を半年近く使ってきて音質面以外で感じたことを、てきとーに書き連ねていきたいと思います。

1. ギャップレス再生について
 NW-ZX1はギャップレス再生に対応しているので、曲間0で繋がっているトラックを違和感なく再生できます。ブログ主が以前使っていた音楽プレーヤー(KENWOOD)ではそれができなかったので、嬉しいです。

 
2. 本体のスピーカーについて
 NW-ZX1の本来の使い方ではないのですが、本体にはスピーカーが付いていて一応音を出すことができます。ただし音量設定では本体スピーカーのボリュームを下げるとイヤホン出力のボリュームも下がってしまうので、本体スピーカーのみのボリュームを0にすることはできません。この点は改善して欲しいところです。


音量の設定画面

本体の音量UP/DOWNボタンを押すと「マスター」の部分が増減しますが、本体スピーカーのみの設定はありません。


3. イヤホンが抜けると再生が止まる
 NW-ZX1は、再生中にイヤホンが抜けると、再生が自動停止します。つまりイヤホンが抜けた場合はイヤホンを再接続するだけではだめで、一度再生ボタンを押す必要があります。
 ちょっと面倒な点がありますが、この機能があることでイヤホンが抜けた瞬間にアニソン(や電波ソング)が本体スピーカーより鳴り響くという大惨事を防ぐことができるので、よく考えられた人に優しい設計になっていると思います。


4. たまに再生ボタンが利かなくなる
 NW-ZX1は画面操作(タッチ)か再生/停止ボタンで音楽の再生や停止を行うことができるのですが、私は普段は再生/停止ボタンを常用しています。ところがこの再生/停止ボタンがたまに利かないことがあります。
 ただし事象が出た場合でも、電源ボタンを押して画面を表示させるとボタン操作ができるようになることもありますし、電源ボタン長押しで一旦主電源を切って再起動させると元に戻るので、ソフト的な問題だと思っています。


5. コネクタキャップについて
 前の記事にも書いているのですが、ブログ主は充電やPC接続時に使用するコネクタ部に、別売りのコネクタキャップを取り付けています。


コネクタキャップの型番はサンワサプライのPDA-CAP2BK (3個入り)

 ブログ主は普段首掛けストラップを使ってNW-ZX1を使っているのですが、本体のストラップの通し穴が底面にあることから、ストラップを通すとコネクタ部が真上を向くことになります。コネクタ部が真上を向いているということは、キャップを被せていない状況では上から落ちてきた雨や飲み物のような液体がコネクタ部に入り込んで、故障に繋がるリスクがあります。そのためストラップを付けてNW-ZX1を持ち運んでいる人は、コネクタキャップの装着を絶対的にお勧めします

SANWA SUPPLY PDA-CAP2BK SONY ウォークマンDock コネクタキャップ 3個入り
クリエーター情報なし
サンワサプライ
 

 ただしこのコネクタキャップは小さくて無くしやすいので、無くさないようにストラップと一体になった(もしくはストラップ穴に括り付けられるような)タイプのキャップが出て欲しいな…と思うところであります。もしくは普段はコネクタ部も覆うような本体カバーが出て欲しいと思うところであります。


コメント (6)
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廉価版SIMフリー タブレット ASUS fonepad7 (ME372CG)を購入してみる

2014年07月06日 | PC・モバイル機器
【記事作成日:2014/07/06、最終改版日:2014/08/16】


1. はじめに

 ブログ主は昨年(2013年)の9月からSIMフリーのNexus7(2013) LTE版にMVNOのSIMカードを挿して月額1000円程度でタブレット端末を使っています。(詳細はNexus7 (2013) LTEモデルを購入してみる (感想編)のエントリ参照)

そのことをガラケーしか持っていない姉に話したところ
 「初期費用がかかっても月額1000円なら私も( ゜Д゜)ホスィ。らゐんなるもの使ってみたい。」
などとのたまわれるので、タブレットの調達や設定をブログ主が任されることになりました。(押しつけられたとも言いますが…)

 姉貴の希望ではあまりお金はかけたくないとのことだったのですが、1万円台の中華タブレットはクセがありそうで怖かったことと、LTE対応機種だとどうしても価格が跳ね上がってしまうことから、メジャーな(実績のある)メーカーで、LTE非対応ながら3Gには対応している7インチタブレットであるASUS fonepad7 (ME372CG)に手を出してみることにしました。(公式サイト)

ASUS Fonepad 7 TABLET / ホワイト ( Android / 7inch touch / Z2560 / 1G / 16G / BT3 / microSIM ) ME372-WH16
クリエーター情報なし
Asustek


ちなみにfonepad7のLTE対応版は、↓のfonepad7 (ME372CL)になります。

ASUS Fonepad 7 LTE ME372 TABLET / グレー ( Android 4.3 / 7 inch / Atom Z2560 / eMMC 16GB / 1GB ) ME372-GY16LTE
クリエーター情報なし
Asustek


ですがせっかくのことなので、新タブレットの感想や、Nexus7(2013)との比較とかを行ってみたいと思います。


2. 今回の調達品と開封の儀


01今回の調達品

今回はすべてAmazon経由で次の本体とオプション品を買いました。
 ・タブレット本体(白)
 ・液晶保護シート
 ・SIMカード
 ・本体カバー(ケース)
 ・microSDHCカード(32GB)

 注文当時、このタブレット本体は最安値が3万2~3千円程度で売られていたのですが、たまたま残り1台の特価品が送料無料で2万8千円台で手に入ったのでラッキーでした。購入した業者は「株式会社チェック (Check)」というところだったのですが、こちらの都合で早めの発送をお願いしたところ、快諾して先に発送対応を頂けたという、とてもよい業者さんだったので本当に助かりました。



02Fonepad7外箱

 今回は白の本体を買ったのですが、パッケージの写真は黒モデルのままになっています。箱の裏を見ると「WHITE」という文字がようやく見つかるレベルになので、もうちょっと配慮が欲しいなぁ…と思うところはあります。



03開封の儀1

 本体は透明なカバーで綺麗にラッピングされています。



04開封の儀2(添付品)

 ちょっとしたマニュアルやら、電源(USB)ケーブルやら、SIMカードスロット用のピンなどが入っています。



05液晶保護シート

 今回はELECOMの液晶保護シートを買いましたが、これを装着してもタッチ感が鈍ったりするようなこともなく、問題なく使用できています。

ELECOM ASUS FonePad 7 ME372CG 液晶保護フィルム 指紋防止 エアーレス 反射防止 TB-AS372AFLFA
クリエーター情報なし
エレコム




06本体側面右側

 本体は、正面から見て右側の縁の上部に電源ボタン+音量上下ボタンとmicroSDカードスロットがあります。音量ボタンはNexus7(2013)と同様に凹凸の乏しい板状のボタンのため、(実害はないのですが)個人的には不満のある形になっています。



07本体側面左側(SIM)

 SIMカードスロットは、本体の左側にあります。



08添付品クリップ

 SIMカードスロットのカバーを取り外す器具は、今回は普通の事務用クリップのように見えるものが添付されています。



09SIMカードスロット取り外し1

 このクリップの先をSIMカードスロットにぶすっと突き刺すと…



10SIMカードスロット取り外し2

 カバーが浮き出して取り外せるようになっています。(Nexus7(2013)と同じ)



11今回調達したSIMカード

 今回調達したSIMカードは、自分が使っているのと同じOCN mobile ONE回線にしました。(公式サイト)

ただし今回のSIMカードは、将来SMSを使う可能性があるので、SMS対応型のマイクロSIMカードを調達しました。(その分、基本料金も月額100円ちょっと高くなります)

NTTコミュニケーションズ OCN モバイル ONE SIMパッケージ SMS対応 マイクロSIM T0004028
クリエーター情報なし
NTTコミュニケーションズ




12 SIMカード挿入

 そのSIMカードをカバーの上に載せて、落ちないようにゆっくりと本体に差し込みます。Amazonの製品レビューでは、このSIMカード挿入作業がやりにくいとの声が上がっていましたが、個人的にはNexus7(2013)のときと比べて、難易度は変わらない気がしました。
※ だからといって、どちらも入れやすい訳ではありません。

 SIMカード挿入後の通信設定は、以前のやり方をソラでは思い出せず、自分で作った設定ページ(Nexus7 (2013) LTEモデルでOCNモバイルONE回線を使用してみる)を見ながら設定を行いました(汗)。なお、この機器は3G専用ですが、SIMカード(APN)の通信設定はLTEと同じ設定で大丈夫でした。



13 microSDカード挿入

 このfonepad7はNexus7(2013)の廉価版に当たるグレードで、基本スペックはNexus7(2013)に比べると劣っているのですが、このSDカードが使えることだけは羨ましい点になります。今回は32GBのmicroSDが2000円を切る値段で売られていたのでそれを購入し、テスト動作用に動画や音楽を入れて本体に接続しました。これで本体16GBに加えて、合計48GBのストレージを持ったタブレットの完成です。
 なお、このタブレットは、最大64GBのmicroSDXCカードが接続できます。

 ちなみにmicroSDカードの挿入作業は指先(爪)だけではやりにくく、しっかり本体に接続するには、先の細い器具を使って「最後の一押し」をした方がよいかと思われます。


【Amazon.co.jp限定】Transcend microSDHCカード 32GB Class10 UHS-I対応 (無期限保証) TS32GUSDU1E (FFP)
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トランセンド・ジャパン




14ケース付き状態比較(左:Nexus7(2013)、右:fonepad7)

 最後は本体のカバー(ケース)ですが、本体が白なのでケースも白を購入しました。またケースはASUS謹製の純正品(3000円台)があるのですが、安く済ませたい要望があったので1000円台のサードパーティー製に手を出しました。

↓今回の調達品
【rise オリジナル】ASUS Fonepad 7 ME372 専用オートスリープ機能搭載モデル ハンドバンド カードスロット タッチペンホルダー付属 牛革調PUレザーを使用したケース me372 (ホワイト)
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rise products co., ltd.


↓ASUSの純正品
ASUS Fonepad 7 ( ME372CL ) 専用カバー ( ホワイト ) 90XB015P-BSL1B0
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ASUSTek



3. Nexus7(2013)との比較や触ってみた感想

最後に自分のNexus7(2013)とfonepad7とで、いろいろと比較してみたいと思います。



15ケース付き状態比較(open)

 Nexus7(2013)とfonepad7はどちらも7インチタブレットですが、高さはNexus7の方が微妙に高く、横幅はfonepad7の方が広いです。写真では、ぱっと見は大きな差はありませんが、片手で鷲掴みしたときの感覚は明らかに違います。



16左上を重ねて縦に積んだ状態でのサイズの比較

 タブレットを縦に重ねた状態での写真では、上にあるNexus7がちょっと下に長く、下にあるfonepad7が横に広い状態です。横幅の差はそんなにある訳ではありませんが、実際に手に持った場合はこの差が結構重要で、
 ・Nexus7(2013) = 楽に鷲掴みできる
 ・fonepad7 = 鷲掴みできるが長時間持つ分には辛い

このくらいの差はあります。成人男性のブログ主でもこの状況なので、手の小さな女性の場合は、さらにこの感覚の差は大きくなってくるものと思われます。



17ブラウザ比較

 写真はgoogle Chromeを使って、同一時間のYahooのトップページをPC版環境で開いたものです。画面の解像度はNexus7(2013)が1920x1200(WUXGA)で、fonepad7が1280x800(WXGA)となっていますが、表示されているページの領域は同じで、どちらも内容を閲覧するのに問題はありません。
 ただし画面の見やすさ(特に小さな文字)については、解像度の大きなNexus7(2013)の方が図抜けて見やすいです。具体的には、fonepad7は文字の部分がドット単位で見えるようなスカスカな状態なのに対して、Nexus7(2013)では細かいところまでしっかり詰まった状態で文字が表示されているイメージになります。


Kindleでフジ三太郎の2巻の表紙を表示させたところ(クリックで拡大)


 液晶画面の画質はNexus7(2013)が青っぽい感じなのに対して、fonepad7は若干黄色というかクリーム色がかった感じの色合いになっていますが、さほど違和感は感じませんでした。(fonepad7には液晶保護シートを貼っているので、その影響がある可能性は捨てきれません。シート無しの比較は行っていません)

フジ三太郎とサトウサンペイ 2
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ジェイ・キャスト



 音質については、そもそもNexus7(2013)では音を出すような使い方はしていない(音楽や動画は扱わない)ので比較にはならないのですが、fonepad7は十分なボリュームの音が出せるため、動画鑑賞の用途には十分行けると思います。

 CPU・動作(応答)速度については、最初からfonepad7を使ってる分には違和感がないかと思いますが、普段Nexus7(2013)を使っている人間からすると、いつもよりちょっと応答が遅かったりすることがあって、びみょーに処理能力差を感じることがあります。



fonepad7で上から下にスワイプしたときに出るメニュー画面

 その他の使い勝手についてですが、画面最上部から下にスワイプしたときに出てくるよく使う設定メニューについては、fonepad7はNexus7(2013)とは別の画面になっています。これがOS標準なのかASUS独自のタイプなのかは、ブログ主は判りません…。ただしこれはこれで使いやすいと思いました。


 最後にfonepad7を使ってみた全体的な感想やお勧め度ですが、正直なところ

「Nexus7(2013) LTE版が手に入るなら、多少高くてもそっちを買っとけ」

と思いました。

Google Nexus 7 (2013) TABLET/ブラック(Android/7inch/APQ8064/2G/32G/BT4/LTE) ME571-LTE
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Asustek


 fonepad7が図抜けて安いのであれば話は別ですが、3万円のような金を出すのであれば、もう少し足してNexus7(2013)クラスの上位機種に手を出した方が幸せになれるんじゃないかと思いました。ただしNexus7(2013)は現在は品薄らしく(生産終了?)、そのうち後継機種も出るでしょうから、急ぎでなければ次の最上位SIMフリー端末を待った上で、性能と価格を比べて用途に合った製品を選べばよいかと思います。
※ だからといって、fonepad7が悪い製品だと言っている訳ではありません。周りにAndroid端末を設定できる人がいれば(←これ重要)、初心者用として割り切って使うのも全然アリだと思います。

一応、ご参考までに。



【2014/08/16 障害対応追記】

 せっかく買ったfonepad7ですが、1ヶ月持たずに壊れてしまいました…。
 姉貴から「使えんごとなったぞ!」と言われてブログ主のところに送られたfonepad7を診てみたのですが、確かに充電しても電源が入らず、電源ボタン長押しや、音量ボタン+電源ボタンを長押ししても、うんともすんとも言いません。(>_<)

 ASUSのサポート(0800-123-2787)に連絡したところ、30分ぐらい経ってようやくオペレーターに繋がり、症状を話したところ修理となりました。故障品の引き取りは2日後ぐらいに運送屋(日通)がやって来て、ドナドナされていきました。ちなみに修理時には購入したことを示す資料(領収書等)が必要です。

 修理に出したfonepad7は、1週間程で戻ってきました。同梱されていた修理報告書によると、「マザーボードに問題が発生していたため交換しました」とのこと。この機種の価格.comの口コミページに見ると同様の不具合と対応結果がいろいろと寄せられていたので、「うちも同じ問題にぶち当たったかぁ~(;´Д`)」という感じでした。

 なお、戻ってきたfonepad7は完全初期化されて戻ってきました。それは承知の上なのでいいのですが、面倒なのは初画面のUIが(バージョンアップでもされたのか)購入当初より変更されていること。自分が使う分にはいいのですが、初心者の姉貴が使うには再度説明が必要なのでこの点も面倒です…(はぁ)。

 ASUSの製品については、愛用しているNexus7(2013)も初期不良に遭ったので、これで2戦2敗状態です。ASUSといえばマザーボードで、私も自作PCをいぢり始めた15年以上前からのお付き合いなのですが、今回はそのマザーボードの不良ということでちょっと残念であります。
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SonyのハイレゾWalkman NW-ZX1を購入してみる

2014年02月16日 | PC・モバイル機器
【記事作成日:2014/2/16、最終改版日:2015/1/2】

 ブログ主は先日、奮発してソニーのハイレゾウォークマンNW-ZX1を買ってしまいました。\(^o^)/
 このエントリではZX1を実際に使ってみた感想等を記載してみたいと思いますので、購入を検討されている方の参考になれば幸いです。

SONY ウォークマン ZXシリーズ 128GB シルバー NW-ZX1/S
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ソニー



1. ZX1に出会ってみる

 ブログ主は音楽を聴くことが大好きでして、旅行に行くときなどは好きな音楽を聴きながら車窓を眺めることが至福のひとときだったります。
 そんな人間なので音楽を聴くときは少しでもよい音質で楽しみたいという気持ちはあるのですが、だからといってオーディオヲタクというまでの強烈なこだわり(及び知識)がある訳でもありませんでした。

これまでは
「これだけの出費と手間で、これだけの音が聴けるのなら十分だろう」
的な割り切ったところがありまして、
 ・音楽ファイルは一部WAVEで、基本は320kのMP3
 ・プレーヤーはKENWOODのMG-G508
 ・イヤフォンはオーディオテクニカのATH-CK90PRO MK2 (実売1万円台後半のそれなりに高音質なタイプ)
 
audio-technica デュアル・バランスド・アーマチュア型インナーイヤーヘッドホン ATH-CK90PROMK2
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オーディオテクニカ


を使っているという状況でした。
(一般人からすれば、これでも十分高音質な環境だと思いますが)

 ところが昨年末(2013年12月)に価格は二の次で、ひたすら音質を追求したという、かつてのソニーらしい“とんがった”製品が出てきました。ZX1 公式ホームページ(ソニー)

 そして年明けにヨドバシカメラに行った際に、たまたま立ち寄ったオーディオコーナーでこの製品を試聴することができたので、興味本位で聴いてみたところ、はっきり言って衝撃を受けました。

これはポータブルオーディオが出す音じゃないわ (←褒め言葉)と。

 以来この製品が気になって仕方がなかったのですが、7万円後半という価格がネックになって、なかなか買う決心がつきませんでした。
 そして2週間近く悩んで末、ついに1月中旬にヨドバシカメラに注文。ただしこんな価格な製品でも大人気で品薄とのことで、1月末まで待たされた上(しかも代金前払い)、ついに2月1日にGETしました。
 そのついでにハイレゾ対応を謳うソニーのヘッドフォンMDR-1RMK2(公式サイト)も併せて購入したものなので、合わせて10万円超の出費となってしまいました。

SONY ステレオヘッドホン シルバー MDR-1RMK2/S
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ソニー


 2月はPS4も発売されるし、XJ6 Diversion(バイク)の車検もあるので、想定外の散財月間となってしまいました。\(^o^)/


2. 開封の儀

 ヨドバシから入荷連絡を受けた翌朝(土曜日)、開店一番乗りでZX1を引き取り、早速自宅に持ち帰って開封してみます。


箱を開いたところ

 箱からして高級感があってイイ感じです!



ZX1 本体右側

 ボタンは左から右にかけて、再生戻るボタン・再生/停止ボタン・再生次の曲ボタン・音量DOWN・音量UP・電源ボタンとなっています。左側にはボタンはありません。


ZX1 本体底面

 左からイヤホン接続部、USB(充電)コネクタ部、ストラップを通す穴となっています。
 金色のイヤホン接続部のコネクタ部はしっかりした作りになっています。USBコネクタはソニー製品の専用コネクタです。汎用のMicro USBではないのが残念です。



ZX1 添付品等

 一番左下は専用ケース、真ん中の上は説明書等が入っている箱、その下(本体の右)はポータブルアンプ等を接続する際のスペースを埋めるアダプタ(スペーサ)です。ZX1は下膨れな形状なので、スペーサは本体上部の空き部分を埋めるために使用します。



マニュアル類はこんな感じ

 目的別の薄い小冊子がいくつか入っています。



ついでにヘッドフォン(MDR-1RMK2 シルバー)



ヘッドフォンの中身

 こちらもしっかりした箱に入っています。



MDR-1RMK2の添付品

 ケーブル類3本と持ち運び用の皮+布ケースが入っています。


3. ケース・保護シートについて


ZX1を添付品のケースに入れたところ

 ZX1には添付の本体ケース(カバー)がありますが、サイズはきつきつで、本体がこすれて傷がつきそうな気がすることと、ケース装着時はボタン操作ができないので全く使い物になりませんでした



ZX1にシリコンカバー(クリアタイプ)と液晶保護シート装着した状況

 そのため本体周辺を密着してカバーするタイプのケースを購入し、合わせて液晶保護シートを購入しました。



ケース装着時の裏側+側面

 このケースは、装着していても普通にボタン操作が出来るのでなかなかイイ感じです。

Cruzerlite TPUケース for ウォークマン ZX1(Clear) ZX1-TPU-Clear
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Cruzerlite


OverLay Magic for ウォークマン ZX1 / NW-F880シリーズ 傷修復・耐指紋タイプ液晶保護シート OMNWF880
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ミヤビックス



【2014.4.12追記】
 ブログ主はその後、充電(USB)コネクタ部に蓋をするゴム製のカバーを購入して付けるようになりました。


型番はサンワサプライのPDA-CAP2BK (3個入り)


コネクタキャップを取り付けたところ(ピンぼけ)

 これがあると清掃がしにくいコネクタ部への埃侵入を防ぐことができるので、なかなかイイ感じです。これから本体+カバーを購入されるのであれば、このコネクタキャップも合わせて入手されることをお勧めします。

SANWA SUPPLY PDA-CAP2BK SONY ウォークマンDock コネクタキャップ 3個入り
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サンワサプライ
 



4. 音楽ファイルの扱いについて

 ソニーの音楽関係ファイルというと、誰得な独自規格やソフトを使わないといけないようなイメージがあって、一時私がソニー製品を敬遠するきっかけにもなっていたのですが、ことZX1に関しては“とりあえずMUSICフォルダに音楽ファイルをぶっ込んでおけばOK”というフリーな仕様になっています(喜)。



PC接続時のフォルダ構成

 ZX1の実体はAndroid4.1のデバイスなので、PCにUSB接続後、このドライブのMUSICフォルダ配下に手持ちの音楽ファイルをコピーしておけばOKとなります。



ブログ主のフォルダ構成の一部

 ブログ主の場合は、MUSICフォルダ配下に歌手やジャンル別のフォルダを作成し、そこにさらにアルバム用のフォルダを作ってそこにFLAC(一部MP3)のファイルを突っ込んでいます。



ZX1のマイライブラリー(音楽再生のトップメニュー)

 そしてブログ主がよく使う再生方法としては、ZX1の再生メニューから中央3段目のフォルダーを選択し…



フォルダ→再生ファイルを選択

 そこから聴きたいアルバムの1曲目を選択する方法で聴くことが多いです。

 なお、音楽CDからの取り込みやデータ転送は、ソニーが出している「Media Go」というソフトを使うことでお手軽に操作ができます。(Media Goの公式サイト)
 このソフトはZX1を持っていなくても使えます。

 ちなみにブログ主は、CDからの取り込みが面倒くさいときはすでにWAVE音源として取り込んでいるデータをfre:acというソフトでFLAC形式に変換し、STEP_Mというソフトでタグ編集を行っています。
 ・fre:acの公式サイト
 ・STEP_Mのページ(窓の杜)



5. 実際に使ってみた感想

 購入してから2週間ほど使ってみた感想ですが、とにかく
あぁ^~ いいですわ~
の一言に尽きます。

 うまい表現はできないのですが、ブログ主がこれまで聴いてきた音楽プレーヤーと比べると、とにかく音質の次元が違います。
 クソ耳ユーザのブログ主でも、同じCDから取り込んだ音楽でも非可逆圧縮音源(高音質モードで作成した320KのMP3)とロスレス音源(FLAC)との音質の差が簡単に判るレベルです。そしてロスレス音源を聴くと、MP3には戻れなくなってしまいます。

 またMP3に関しても、これはこれで高音質に再生してくれるので、既存音楽データを充分に楽しむことはできると思います。

 ハイレゾについては、現時点でブログ主が持っているハイレゾ音源は広谷順子さんのレコードを業者にデジタル化してもらったときのデータしか持っていないので参考にもならないですが、

「その愛に…」というアルバムに関しては、
 レコードのハイレゾ音源 >> Q盤CDから作ったロスレス音源
という感じでした。

 ただし昨年デジタルリマスターで発売された「ENOUGH」に関してはハイレゾ音源とロスレス音源の違いが判りませんでした。


ハイレゾ音源再生中 (左下の曲名のところにHRのアイコンあり)

 また、今のところ一番高音質だと思ったのは、年末のエントリでも言及した大滝詠一さんの「A LONG VACATION 30th Edition」でした。

 ハイレゾかどうか以前に、普通の音楽CDでもマスター音源の差によって音質に著しい差があるようです。

 もう1点判ったことは、普段からヘッドフォンを持ち歩くわけにはいかないので、外出時はカナル型イヤホンを使用しているのですが手持ちのイヤホン(ATH-CK90PRO MK2)だと、とてもZX1の性能は生かし切れないということ。
 良い音質で音楽を楽しむには、さらに高音質なイヤホンに手を出さないといけないことが判り、散財が進みそうな状況です(汗)。

 あと特徴的なところといえば、ZX1の中身はAndroid4.1なので、Android用のアプリを入れたり、無線LANが繋がればメールやWebが見れるということ。
 またGPSがついているので、モバイルルータ+google mapかオフライン地図を入れておけば、徒歩や自転車で移動する際のナビゲーションにもうまく使えそうな気がします。


オフライン地図(MapFan)

MapFan for Androidの公式ページ
同 Google Playのページ

 ただし解像度が今時のスマホと比べると小さいので、地図及び動画再生に関しては、「あるだけマシ」レベルで割り切って考える必要があるかと思います。

 続いてZX1で不満に思っている点を挙げます。
これに関しては“電池の持ち”に尽きます。

 今のところ電池を使い切るまで再生させたことはないのですが、ZX1ではロスレス音源を多用した環境だと電池の持ちがあまり良くなく、無線LAN/Bluetoothとかディスプレイを切っていても、10~12時間ぐらいしか持たなそうな感じです。1泊旅行等では、途中で充電が必要になりそうな感じです。

 それに加えてZX1の充電コネクタはWalkmanのWMポートであり、汎用のマイクロUSBではないため、常にカバンの中に入っているスマホ(Nexus7)用のケーブルが使えないのがイタイところです。

【2014.3.9追記】
 とりあえずその後、↓の安物変換アダプタを買って、使えることを確認しました(カバンの中に入れています)。

microUSB(メス) - WALKMAN(WMポート)コネクタ(オス) USB変換コネクタ 充電 転送対応   スマートフォンのケーブルをウォークマンケーブルに変換するアダプタ
クリエーター情報なし
まねきや


ちなみに正規品は↓です。
SONY マイクロ USBプラグ変換アダプター WMP-NWM10
クリエーター情報なし
ソニー




最後に全体的な感想を述べますが、正直なところ
“買って大満足”
でした。
 決して簡単に手を出せるような値段ではなかったのですが、それでも価格に見合う価値は充分にあったと思っています。

 ソニーからは、こういう“とんがった”製品をこれからも出し続けて欲しいと思うところであります。


ブログ主の状況


【2014/7/13 追記】
 NW-ZX1のその後の使用感や、Sonyの高音質イヤホンのXBA-H3を使ってみた感想のページを作成しました。よかったら次のエントリもご参照ください。
 「NW-ZX1+XBA-H3で音楽を聴いてみる」

【2014/10/1 追記】
 愛用していたNW-ZX1ですが、半年で壊れてしまいました。 これを修理に出した顛末のページを作成しましたので、よかったら次のエントリもご参照ください。
  「NW-ZX1を修理に出してみる」

【2015/1/2 追記】
 XBA-H3よりも更に高音質イヤホンであるXBA-Z5を使ってみた感想のページを作成しました。よかったら次のエントリもご参照ください。
 「NW-ZX1+XBA-Z5で音楽を聴いてみる」

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東芝EXCERIA TYPE1,2と駅・駅Proの性能を比較してみる

2013年10月05日 | PC・モバイル機器
【記事作成日:2013/10/5、最終改版日:2013/10/14】

早いもので、私が当時隠れた名品だったSDカードの白芝を購入して、
ベンチマークを載せたエントリを作成したのは3年近く前になります。
 ・東芝の白いSDカード(白芝)とベンチマーク (2011年1月)
 ・【今北用】白芝に関する簡単な補足 (2011年11月)

以来、白芝を愛用していたのですが、昨年デジカメを買い換えた
ときからは、高速転送モードのUHS-Iに対応したSanDisk社の
Extreme (駅)と Extreme PRO (駅プロ)を使うようになりました。
 ・新旧白芝と駅・駅Proの性能を測定してみる (2012年12月)

とはいえ、白芝の後継に当たる“日本製で高性能で安価な”
SDカードが出てくるのを心待ちにしておりました。

そうしたところ、ついに東芝EXCERIAシリーズの高性能版が
発売開始となり、早速そのSDカードを手に入れてみましたので、
白芝や駅・駅プロとの性能差について確認したいと思います。


1. EXCERIAの外見等を確認してみる

ベンチマークの測定結果の前に、EXCERIAの種類と外見について
記載します。

EXCERIAシリーズには「TYPE1」と「TYPE2」があります。
その違いを簡単に説明すると
 ・TYPE1(青) = 駅プロに相当する最高性能タイプ
 ・TYPE2(緑) = TYPE1より性能控えめの廉価版
(立ち位置的に駅相当)
となります。


EXCERIA TYPE1(左)とTYPE2(右)のパッケージと駅プロ(左下)と駅(右下)

私のEXCERIAは、白芝同様に海外輸出用の日本製製品を日本に逆輸入した
「並行輸入品」を扱っている業者からAmazon経由で購入したものです。
(並行輸入品は、国内で売られる正規品よりも格安で販売されます)

パッケージには、
 ・TYPE1は Read 95MB/s・Write 90MB/s
 ・TYPE2は Read 95MB/s・Write 60MB/s
 ・両方に「Made in Japan 日本製造」
との記載があり、中国語(簡体字)が書かれています。

簡体字が入ると、なんとなくうさん臭い感じがしますが(偏見)、
右上にはTOSHIBAの偽造防止用ホログラムが付いています。


EXCERIAの箱を横から (TYPE1とTYPE2の違いだけです)



EXCERIAのパッケージ(裏面)

こちらも英語と簡体字の説明文になっています。
ただしこの中に、注目すべき日本語の説明文が1行あります。


日本語での注意文 (赤の下線はブログ主が追加)

「特定の海外国/地域向け製品のため、
日本国内でのサポートは受けられません」

との記載があります。

並行輸入品は国内正規品よりも安価ですが、
こうしたリスクがある点は覚悟する必要があります。



EXCERIAのパッケージ(内側)

EXCERIAの箱の中には、よくある冊子状or大きな紙を折りたたんだ
説明書は添付されておらず、外箱の内側に直接説明文が英語・
中国語(簡体字と繁体字)・朝鮮語(ハングル)で書かれています。



EXCERIA TYPE1(左)とTYPE2(右)のSDカード本体(表)

SDカード本体の表面はこんな感じ。



EXCERIA TYPE1(左)とTYPE2(右)のSDカード本体(裏)

SDカード本体の裏面はこんな感じ。
「MADE IN JAPAN」の記載があります。


2. 今回のベンチマーク結果

続いてお待ちかねのベンチマーク結果です。

測定方法は新旧白芝と駅・駅Proの性能を測定してみるのときと同様に、
SDカードをSDフォーマッター 2.0(Panasonic)で初期化直後にFDBENCH
ベンチマークソフトで測定しています。カードリーダーはUSB3.0対応の
バッファロのBSCR15TU3BKを使用しています。

iBUFFALO 高速カードリーダー/ライター USB3.0 TurboPC EXモデル ブラック BSCR15TU3BK
クリエーター情報なし
バッファロー


なお、前回ベンチマークを取っているカードについては、
そのときの試験結果をそのまま載せています。
(SDカードは、書き込み回数による寿命が存在するので、
特に高価な駅プロは何度もベンチマークをかけたくないです…)



【参考】 Class10 白芝(MLC) の16GB
 
東芝 SDHCカード 16GB 日本製 クラス10 TOSHIBA Class10 海外向けパッケージ品 並行輸入品
クリエーター情報なし
東芝

 初めに比較用に、これまで愛用してきた白芝のベンチマーク結果を
 記載します。このカードは白芝の中では一番最後に販売されたタイプで
 白芝の中でも性能は下の方になります。UHS-I非対応の旧世代の
 カードのため、性能は後述の駅やEXCERIAより大きく劣ります。

 
 後期白芝(MLC、16GB)のベンチマーク

 シーケンシャル(連続)なRead性能は約23MB/s、Write性能は13.5MB/s、
 ランダムWrite性能は245KB/sである点に注目します。
 (ランダムWriteの性能が異様に低いのが特徴です)

続いてここからが本番です。



(1) SanDisk の Extreme 16GB (駅)
 
SANDISK フラッシュカード SDSDX-016G-X46(45MB/s) 並行輸入品
クリエーター情報なし
サンディスク

 ネットで「駅」とかいった略称で呼ばれている、UHS-Iに対応した
 SDHCカードです。赤文字で「Extreme」「45MB/s」と書かれています。
 値段の割に性能がバランス良く、前回のSDカードネタを書いた際に
 押していたカードでもあります。

 
 無印のExtreme(駅)のベンチマーク (16GB)



(2) SanDisk の Extreme Pro 16GB (駅Pro)
 
SANDISK フラッシュカード SDSDXPA-032G-X46 並行輸入品
クリエーター情報なし
サンディスク

 ネットで「駅プロ」とかいった略称で呼ばれている、SDHCカードです。
 こちらもUHS-Iに対応した高速タイプで、金色の文字で「Extreme Pro」
 そして「95MB/s」と書かれています。

 このブログを書いている時点で最高クラスの性能を持つプロ向けの
 SDカードの1つで、値段もその分お高くなっています。
 (駅と比べて、“性能2倍・価格も2倍”といったところです)
 
 
  Extreme Pro (駅プロ)のベンチマーク (16GB)


続いて順番は逆になりますが、駅⇒駅PROの順番に合わせて
EXCERIAのTYPE2(廉価版)⇒TYPE1(高速版)の順で記載します。



(3) 東芝EXCERIA TYPE2 32GB (型番:SD-H32GR7WA6)
 
TOSHIBA EXCERIA Type2 SDHCカード 16GB C10 UHS-I 95MB/S新世代高速化を実現したSDメモリカード並行輸入品
クリエーター情報なし
東芝


 価格的にはSanDiskのExtreme(駅)と同クラスのSDHCカードです。
 パッケージに「Read 95MB/s」「Write 60MB/s」と書かれています。
 こちらもUHS-Iに対応した高速タイプですが、同じEXCERIAでも
 TYPE 1より性能が落ちるバージョンとなります。
 
 EXCERIA TYPE2のベンチマーク (32GB)



(4) 東芝EXCERIA TYPE1 32GB (型番:SD-H32GR7WA9)
 
Toshiba SDHC Card 32GB SD-H32GR7WA9 EXCERIA TYPE 1[並行輸入品]
クリエーター情報なし
TOSHIBA


 スペック的にはSanDiskのExtreme Pro (駅プロ)と同クラスで、
 UHS-I対応品では最速クラスとなるSDHCカードです。
 パッケージに「Read 95MB/s」「Write 90MB/s」と書かれています。
 
  EXCERIA TYPE1のベンチマーク (32GB)


3. ベンチマークの結果まとめ

上記の結果を簡単に比較すると次の通りです。
略称は次の通りです。
 駅  = Extreme (無印)
 駅Pro= Extreme Pro
 リア1= EXCERIA TYPE1 (青)
 リア2= EXCERIA TYPE2 (緑)

(1) シーケンシャル(連続)Read性能
  駅Pro=リア1=リア2(80MB/s) >>> 駅(43MB/s)

(2) ランダムRead性能
  リア1=リア2(43MB/s) >駅Pro(40MB/s)>>> 駅(25.6MB/s)

(3) シーケンシャル(連続)Write性能
  駅Pro(61.2MB/s) >リア1(55.5MB/s)>リア2(45.8MB/s)>> 駅(32MB/s)

(4) ランダムWrite性能
  リア1(18.2MB/s)>リア2(13.2MB/s)>>>>駅Pro(3MB/s) >>> 駅(0.8MB/s)


まず連続Read性能については、EXCERIAは高性能のTYPE1はおろか
廉価版のTYPE2でさえも駅プロと同等の速度(80MB/s)が出ていました。

ただし余所様のブログでは駅プロは85MB/sとか出るみたいですし、
こんなに80MB/s付近の結果に揃うのは偶然とは思えませんでして、
うちの測定環境が80MB/s付近で頭打ちになっている可能性は
捨てきれないと思っています…。

またランダムRead性能については、EXCERIAはTYPE1/TYPE2とも
駅プロを越えていました。

続いて連続Write性能ですが、これは駅プロ・リア1・リア2とで明確に
性能差がありました。特に駅プロは1年以上前の製品ながら、後発の
EXCERIA TYPE1よりもスコア的に10%以上も上回っていました。
(あくまでうちのカードとPC環境で測定した結果ですが)

ただしランダムWrite性能に関しては、EXCERIAは駅プロに圧勝です。
スコア的には、廉価版のTYPE2でも駅プロの4倍以上あり、
TYPE1に至ってはTYPE2の約1.5倍、駅プロの6倍もの差をつけています。

※ 対MLC白芝だと、TYPE1のスコア差は約74倍にもなります。
  ランダムWriteの性能だけは異様に良かったKING MAXと比べても、
 4倍以上のスコア差があります。

東芝のSDカードは、SLCからMLCに変わってからランダムWriteの性能が
極端に劣化していたのですが、それが駅プロすら凌駕するような大幅な
性能改善がなされていたことに、腰を抜かしそうになりました(喜)。


4. ブログ主の考え(青年の主張)

以上の点をまとめると、ブログ主的には次のように考えます。

(1) Read性能について
 ・Read性能については、EXCERIAはTYPE1,2で大きな差はなく、
  ランダムReadでは駅プロにも勝っている。

 ・従って、読み込み性能を求められる環境においては、
  EXCERIA TYPE2(緑)が価格・性能的に適任と思われる



(2) Write性能について
 ・書き込み性能に一番直結するシーケンシャル(連続)writeは、
  駅プロが一歩リード。さらに2K/32K/256Kの小サイズ書き込み
  ベンチマークにおいても、駅プロはEXCERIA TYPE1のスコアを
  ことごとく上回っている。

 ・このことから、書き込み性能を最優先にするのであれば、
  EXCERIA TYPE1よりも駅プロの方が良いように思える


 ・ただしランダムWriteの性能はEXCERIAが圧勝しているため、
  PC上でSDカード上のファイル操作/編集等を直接行うような
  ランダムWriteの性能がパフォーマンスに直結するような
  使用環境では、EXCERIAの方が良いと思われる


 ・このため「駅プロとEXCERIA TYPE1のどちらが優れたSDカードか?」
  については一概には答えられず、実環境で使って比較してみないと、
  判らないのではないかと思っています。


(3) EXCERIAシリーズに対する率直な感想
 ・廉価版に当たるTYPE2(緑)は、パッケージに「Read 95MB/s」
  「Write 60MB/s」の記載がありますが、もしその通りの性能が
  出るのであれば駅プロの実性能と同じになる訳で、
  ベンチマークを取る前から「どうせ数値盛ってんだろ!」
  と眉唾ものに思っていました。

 ・しかしながらベンチマークを取ってみると、予想通り
  連続Write性能は駅プロの3割落ちぐらいしか出ないものの、
  それでも駅の1.5倍は出ているし、Read性能は駅プロと肩を
  並べていて、想像以上によい値が出ていることに驚きました。

 ・逆にTYPE1(青)は、ランダムWriteの性能が傑出しており、
  どのスコア値も廉価版のTYPE2より優れているものの、
  だからといってTYPE2より飛び抜けて良い訳でもなく、
  Write性能は駅プロに勝っている訳でもなく、価格面を考えると
  ちょっとコンセプト的にびみょーなのかなぁ…と思いました。

 ・従って、このブログを書いている時点では
   ★ 価格と性能のバランスを考えるならEXCERIA TYPE2 (日本製)
   ★ Write性能最優先なら駅プロ
  
が、お勧めできるSDカードなのかなぁと思っています。

  少なくとも、EXCERIA TYPE2と同一価格帯で、性能の落ちる無印の
  駅の45MB/s(中国製)は、完全に選択肢から外れると思います。
  ※ 駅は現在80MB/sタイプもあるみたいなので、本来はそれと
    EXCERIA TYPE2とを比べるべきだとは思いますが、
    残念ながら手元にありません…


5. 並行輸入品の入手に当たっての注意点

このブログを書いている2013/10/5時点で、Amazonにおける32GBの
ExtremeとEXCERIAの最安値価格は次の通りです。

 ・Extreme (駅 45MB/s) = 3,224円
 ・Extreme Pro (駅プロ) = 6,430円
 ・EXCERIA TYPE1 (青)  = 4,968円
 ・EXCERIA TYPE2 (緑)  = 3,020円

ただしこれらは並行輸入品で本来海外で使われるものを勝手に日本で
使っている状態のため、故障してもメーカーサポートが受けられない
リスクがある点に注意が必要です。

また、人気のSDカードはニセモノを掴まされる可能性があるので、
注意が必要です。(EXCERIA TYPE2のAmazonの評価欄参照)

これらのリスクを負いたくない人は、家電量販店等で国内向けの
正規品を買うようにしましょう!
ただし32GBのEXCERIA TYPE2(国内向け)は、ヨドバシ・コムでは
7,440円(2013/10/5時点)となっていて、値段が倍以上違います…。



東芝 SDXC 64GB R95MB/s W60MB/s EXCERIA TYPE-II UHS-I クラス10 TOSHIBA SD-H64GR7WA6 海外向けパッケージ品 並行輸入品
クリエーター情報なし
東芝

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Nexus7 (2013) LTEモデルでテザリングを行ってみる (Bluetooth編)

2013年10月02日 | PC・モバイル機器
【記事作成日:2013/10/2】

このエントリでは Nexus7 (2013) LTEモデル+SIMカードを使用して
Bluetoothによるテザリングの設定方法についてご紹介します。

テザリングというと普通は無線LAN(Wi-Fi)経由で行うことが多いです。
Nexus7でのWi-Fiテザリングの設定方法はこちらを参照ください。

しかしWi-Fiは電波が混んでいるところだと、それだけで異様に通信が
遅くなったりするケースもありますし、バッテリーの消費量も多目です。

その対策として、USBケーブル接続によるテザリングで通信品質を
向上させることができます。
USB接続によるテザリングの設定方法はこちらを参照ください。

しかしUSBケーブルを持たない場合はワイヤレスでテザリングせざるを
得ないのですが、Nexus7ではその場合にWi-Fiではなく、Bluetoothでも
テザリングを行わせることができます。

Bluetoothは事前に機器のペアリング設定が必要などといった面倒くさい
点もありますが、一度使えるようにしてしまえば便利ですので、
Bluetoothテザリングの環境を作っておいて損はないかと思います。

これから設定手順(例)をご説明しますが、その前にNexus7でLTE通信の
設定が終わっているかどうかご確認ください。
LTEの設定手順に関しては、こちらのエントリを参照ください。


1. Bluetoothのペアリング設定手順

まずはPCとNexus7との間で、Bluetoothのペアリングを行ってみます。
PC側はThinkpad X201s (WindowsXP)を使用しています。
PC側の設定環境はBluetooth管理ソフトによって異なると思いますので、
あくまで参考としてください。


まずはNexus7の「設定」より、BluetoothをONにします。
※ 画像ではWi-FiをOFFにしていますが、この時点では必須ではありません。



最初の状態では使用可能なデバイスはありません。
また、Nexus7のBluetoothのステータスは
「他のBluetoothデバイスには非表示」
となっています。



ここでNexus7のところをタップすると、
「周辺のすべてのBluetoothデバイスに表示」となり、
後ろの括弧内の時間が1分59秒からカウントダウンが始まります。

この状態で(2分以内に)PC側からNexus7を検索します。


PCのBluetooth管理ツールより検索開始



Nexus7が見つかったので、デバイスの追加を行います。
そうするとPCとNexus7で同時にダイヤログが表示されます。



ペア設定のリクエスト(PC側画面)



ペア設定のリクエスト(Nexus7側画面)

PC側とNexus7側の両方で同じパスキーの数値が表示されるので
相手側の機器名を確認してペア設定を進めます。



Nexus7側ではペアリングされたデバイスに「X201s」が追加されました



このX201sをクリックすると、現在のプロフィールが表示されます。
この時点ではテザリング設定がまだなので、ヘッドフォンマークの
音声系の機能×2つしか使えない状態になっています。


2. Bluetoothのテザリング設定手順

続けてBluetoothのテザリング設定を行います。


Nexus7本体メニューの「設定」より無線とネットワーク欄の
「その他...」⇒「テザリングとポータブルアクセスポイント」
を選択します。



この中の「Bluetoothテザリング」のチェックボックスをONにします。
(OFFの状態では「このタブレットのインターネット接続を共有しない」
という表示がされています)



チェックボックスをONにすると説明のところが
「このタブレットのインターネット接続を共有」に変わります。

これでNexus7側のBluetoothのテザリング設定は終わりです。
(クライアントからの接続待ちとなります)

今度はPC側でテザリングに必要なサービスの設定を行います。



「Android Network Access Point」がBluetooth経由で
テザリングを行うサービスになるので、これを追加します。



PC側のセットアップウィザード完了



「Android Network Access Point (Nexus 7 上)」が追加されました。
これをダブルクリックして接続を開始します。



テザリングで接続中。
問題が無ければ、これ以降テザリング通信が可能となります。



Bluetoothテザリング通信中のipconfig

私のPC環境だとBluetooth上のEthernetアダプタとして、
「Bluetooth LAN アクセス サーバー ドライバ」という
Descriptionの付いたNICが追加されています。

またIPアドレスもWi-FiやUSBテザリング時と同様に
192.168.44.0/24 のセグメントで付与されています。



Bluetoothテザリング通信中のNexus7側のステータス

Nexus7側でペア設定を行ったX201sのステータスを確認すると、
「インターネット接続の共有」のチェックボックスが有効になります。
なお、Bluetoothの接続を切断すると、この項目はすぐに消えます。

以上で、Bluetoothによるテザリングが行えるようになりました。

バッテリーの持ちを気にしない場合はWi-Fi経由でテザリングさせた方が
手っ取り早いと思いますが、Bluetoothでテザリングを行う際には、
PC側とNexus7側の両方で意図的に無線LANをOFFにしておくことで
バッテリーの持ちが長くなる利点がありますので、選択肢の1つとして
頭の中に入れておけば役に立つことがあるかもしれません(多分)。



Google Nexus 7 (2013) TABLET/ブラック(Android/7inch/APQ8064/2G/32G/BT4/LTE) ME571-LTE
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Nexus7 (2013) LTEモデルでテザリングを行ってみる (USB編)

2013年09月29日 | PC・モバイル機器
【記事作成日:2013/9/29】

このエントリでは Nexus7 (2013) LTEモデル+SIMカードを使用して
USBケーブル接続によるテザリングの設定方法について
ご紹介します。

テザリングというと普通は無線LAN(Wi-Fi)経由で行うことが多いですが、
Wi-Fiは電波が混んでいるところだと、それだけで異様に通信が遅く
なったりするケースもあります。そうした場合は、USBケーブル経由で
テザリングさせることによって通信品質を向上させることができます。

また、Wi-Fiは起動しているだけでもそこそこバッテリーを消費するので、
USBテザリング中はNexus7とPC側のWi-Fiを意図的に切っておくことで、
Wi-Fiテザリングよりもバッテリーの延命を図ることが出来ます。
(USB接続によってNexus7が充電されるので、PC側のバッテリーが
Wi-Fiテザリング時よりも電池が持つかどうかはびみょーですが…)

そのため実際に使うかどうかはさておき、ノートPC持ちの人は、
Nexus7とのUSBテザリング環境を作っておいて損はないと思います。

まずこのUSBテザリング設定を行う前に、Nexus7でLTE通信の設定が
終わっているかどうかご確認ください。
LTEの設定手順に関しては、こちらのエントリを参照ください。

※ 無線LAN(Wi-Fi)を使用した標準的なテザリング設定については
  こちらのエントリを参照ください。
※ Bluetooth接続によるテザリング設定については
  こちらのエントリを参照ください。


1. Nexus7側でのUSBテザリング設定手順

Nexus7側でのUSBテザリングの設定手順は、凄く簡単です。


本体のメニューより「設定」 ⇒ 「その他...」を選択します



「テザリングとポータブルアクセスポイント」を選択します



この中の一番上の「USBテザリング」が設定欄ですが、
USB接続する前だとグレーアウトされて設定はできません。
(「USBが接続されていません」という表示がされています)



ここでPCとNexus7をUSBで接続します。(Thinkpad X201sと接続)
USBケーブルは、Nexus7添付の充電用USBケーブルを使用しています。



そうすると「USBテザリング」の設定欄が
「USB接続済み、テザリングするには選択」という表示がされます。



この画面で右端のチェックボックスを有効にすると、
「テザリングしました」と表示されます。

Windows7以降のPCであれば、ドライバの自動インストールが行われて、
このままテザリングで通信できると思われます。

他のNICが生きていると通信がうまくいかないケースもありますので、
PC側では無線LANスイッチをOFFにすることをお勧めします。


2. Windows XPでのUSBテザリング手順について

このブログを書いている時点で賞味期限(サポート終了時期)が約半年後に
迫ったWindows XPですが、私のPC環境(3台)はいずれもWindows XPなので
そろそろ移行することを考えなければなりません。(;´Д`)

それはさておき、Windows XP端末でNexus7とUSBテザリング接続を
行おうとしたところ、最終的には使えるようになったのですが、
結構ハマってしまいました。

結論から言うと、Microsoftの ActiveSync 4.5
個別にインストールする必要があります。

以下、設定状況に関する補足です。


Nexus7接続直後のデバイスマネージャ状況

Nexus7を私のThinkpad X201s (Windows XP Professional 32bit版)に
接続したところ、デバイスマネージャ上では「その他のデバイス」の
RNDIS(!マーク付き)として認識されました。
要はドライバが無いので正常に動作できていません。

「だったらドライバ探してきて喰わせんべ」

と思ったのですが、Windows XPの RNDIS で検索しても、
それらしきドライバは見つかりません。(;´Д`)
そしていろいろ探し回って辿り着いたのがこちらのブログでした。
(参考にさせていただきました。ありがとうございます)

ロードバイクときどきiPad/Airなblog
RNDISドライバのインストール(Android USB tethering)

Windows XPではRNDIS (USB等のデータ通信用ケーブル上に
Ethernetを通す機能)のドライバが自動では組み込まれないが、
その場合はMicrosoftのActiveSyncをインストールすれば良いとのこと。

ちなみにActiveSyncはWindows Mobile等の機器とPC間とのデータ通信に
使われるソフトで、自分のアドエス(WillcomのPHS)にも添付ソフトとして
付いていましたが、このThinkpad X201sにはActiveSyncを導入して
いなかったので、今回を機に入れることにします。

早速MicrosoftのダウンロードセンターよりActiveSync 4.5
落としてセットアップを叩きます。


ActiveSync 4.5をインストール開始



USBドライバが更新されています



インストール完了後に再度デバイスマネージャを確認したところ
ネットワークアダプタのところにRNDISのNICが追加されました。
(ただし!マーク付き)

そしてUSBケーブルを再接続してNexus7側でUSBテザリング機能を
ONにしたところ、ドライバの自動更新が始まります。



ドライバのインストール完了後、RNDISだったNICは
「Windows Mobile-based Internet Sharing Device」名前を持つ
NICとして正常に動作するようになりました。(´∀`)



USBテザリング中のipconfig

Nexus7でテザリングを行うと、接続側のNICは192.168.42.0/24の
セグメントでIPアドレスが付与されるようなのですが、
USBテザリングでも同様のIPアドレスがもらえていました。

これでインターネットへも無事にアクセスすることが出来ました。
(めでたしめでたし)



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Nexus7 (2013) LTEモデルでテザリングを行ってみる (Wi-Fi編)

2013年09月21日 | PC・モバイル機器
【記事作成日:2013/9/21】

 このエントリでは Nexus7 (2013) LTEモデル+SIMカードを使用して他の無線LAN(Wi-Fi)機器からインターネットにアクセスするため手法(テザリング)の設定方法についてご紹介します。

 まずこのテザリング設定を行う前に、Nexus7でLTE通信の設定が終わっているかどうかご確認ください。LTEの設定手順に関しては、こちらのエントリを参照ください。

<補足>
 USB接続によるテザリング設定についてはこちらのエントリを、Bluetooth接続によるテザリング設定についてはこちらのエントリを合わせて参照ください。


1. Nexus7側でのテザリング設定手順


本体のメニューより「設定」 ⇒ 「その他...」を選択します



「テザリングとポータブルアクセスポイント」を選択します



「Wi-Fiアクセスポイントをセットアップ」を選択します

 下段には「AndroidAP WPA2 PSKポータブルWi-Fiアクセスポイント」と記載されています。



Wi-Fiアクセスポイントをセットアップ

初期設定では
 ・ネットワークSSID = 「AndroidAP」
 ・セキュリティ = 「WPA2 PSK」
 ・パスワード = Nexus7に設定したパスワード(多分)
になっています。

SSID欄は自分にとって判りやすく、他人と重複しないIDを指定します。
※ SSIDには「大塩平八郎のLAN」などの日本語も設定可能ですが、無線LANクライアント側では文字化けする可能性がありますので、英数字のみで設定する方が無難です。

 セキュリティ欄は「なし」「WPA PSK」「WPA2 PSK」のいずれかが選択可能ですが、通常はセキュリティが一番強固なデフォルト値の「WPA2 PSK」を選択します。



とりあえずSSIDを「kitahefu」に設定し、パスワードを再設定

 設定が終わったら「保存」ボタンを押してセーブし、1つ上の「テザリングとポータブルアクセスポイント」メニューに戻ります。



「ポータブルWi-Fiアクセスポイント」を有効にする

 「テザリングとポータブルアクセスポイント」に戻ったら、「ポータブルWi-Fiアクセスポイント」の右側にあるチェックボックスを有効にして、テザリング機能の有効化を行います。

 正常に機能している場合は、この設定欄のところで「ポータブルアクセスポイント[SSID名]が有効です」と表示され、最上部でも「テザリングまたはアクセスポイントが有効です」と表示されます。
 テザリングを無効にする(停止する)場合は、このチェックボックスを外せばOKです。


2. Windows PCよりNexus7に繋いでみる

 ここではBUFFALOの無線LANクライアントの管理ツールである「クライアントマネージャ3 Ver 2」を使用してNexus7の無線LANにアクセスしてみます。



無線LANを検索してみると「kitahefu」が見つかりました



「kitahefu」SSIDを選択して、下の「接続」ボタンを押します



暗号化方式のところでは「WAP2-PSK AES」を選択し、暗号キーの欄にテザリングで設定したパスワードを入力します。



接続に成功するとこんな感じ

これで無事にテザリングを行うことが出来ました。



3. テザリングで使用した通信データ量の確認方法

最後にテザリングで行った通信量を確認する方法を紹介します。



 手順はSIMカード経由での通信量の確認方法と同じく、「設定」⇒「無線とネットワーク」⇒「データ使用量」より確認を行います。


データ使用量のアプリ一覧

 この中の「テザリングとポータブルアクセスポイント」がテザリングで使用した通信量になります。



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Nexus7 (2013) LTEモデルでOCNモバイルONE回線を使用してみる

2013年09月16日 | PC・モバイル機器
【記事作成日:2013/9/16、最終改版日:2015/9/27】

 私はNexus7(2013) LTEモデルの発売に合わせて、安価な回線サービスであるOCNモバイルONEを使ってみることにしました。(OCNモバイルONEの公式サイトはこちら)
 その設定方法や確認手順等について記載しますので、これから私と同じようにNexus7とOCNモバイルONE回線を導入される方の参考になれば幸いです。

※ Nexus7 (2013) LTEモデル本体の感想については、↓を参照ください。
  Nexus7 (2013) LTEモデルを購入してみる (感想編)


1. SIMカードを取得・登録してみる

 Nexus7でLTEや3Gのモバイル通信を行うためには、Nexus7本体とSIMカードを取得する必要があります。購入する際は、

 ・Nexus7本体はLTE対応タイプ
 ・OCNモバイルONEの「マイクロSIM」サイズのSIMカード

であることに注意してください。不安のある方は下のリンクよりお買い求めください。(←露骨な誘導)

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OCNモバイルONEのパッケージとSIMカードの実物

 SIMカードは封筒に入るような薄いパッケージで送られてきます。中に説明書とマイクロSIMカードが組み込まれたICカードサイズのプラスチック板がありますので、このカードの裏面を確認します。


パッケージのSIMカードの裏面

 この中の電話番号チックな11桁の発信番号(私の場合090で始まる数値)とSIMカード本体もしくはバーコードの下に書かれた15桁の端末製造番号(私の場合、DN040で始まる文字列)がWebでの登録で必要になります。


パッケージの説明文

 登録は OCNのサイト(http://s.ocn.jp/one1)より行います。


OCNの登録画面より

 その後、料金プランや住所・氏名等を入力して登録が完了すると、認証IDやパスワードが表示されますのでメモっておきます。
 ・認証ID: [英数字8文字]@one.ocn.ne.jp
 ・パスワード: ランダムな英数字


 なお、私は自宅のプロバイダもOCNなのでNで始まるお客様番号はすでに持っているのですが、回線申請の際、既存IDを聞かれるような項目はなかったので、完全に新規に登録することになります。

 これでSIMカード側の準備は出来たので、Nexus7の設定に入ります。


2. SIMカードをNexus7に挿入してみる

 続いてこのSIMカードをNexus7に搭載します。


初期セットアップ時の画面

 Nexus7では、初期セットアップの最初の方で
  「SIMカード持ってるなら入れろや!」(意訳)
というメッセージが出ます。SIMカードが刺さっている場合は、この画面は出ません。

 Nexus7ではSIMカードの挿入・抜き取りを行うとOSの再起動が必要となるため、最初から入れておいた方が楽かもしれません。

 Nexus7のSIMカードスロットは、手に持った場合に右下の場所(電源・音量ボタンの並びの下側)にあります。ここのスロットカバーは本体に同梱されている、丸い取っ手に棒状(針状)の突起のついた器具を使って取り外します。


取り外し用の器具と説明図は写真の下・中央のものです


SIMカードスロットにこの器具を(まっすぐに)ぶすっと突き刺します


そうするとSIMカードトレイが浮き出すので、手で引っ張り出します


micro SIMとSIMカードトレイ

 プラスチックカードに組み込まれていたマイクロSIMカードをパキッと取り外した上で、取り出したSIMカードトレイに載せます。サイズを比較するとこんな感じになります。


micro SIMカードをトレイに載せる

 載せ方は金色のICチップ部分(素手で触っちゃだめ!)を上にします。搭載する方向は、斜めの切り込みがあるので間違うことはありません。
 これをSIMカードが落ちないように(浮かないように)注意しながらNexus7本体にはめ込んでしまえばOKとなります。


3. Nexus7でLTEの通信設定を行う

 SIMカードをNexus7に挿しただけでは通信を行うことはできません。そのため次の手順で設定を行います。

(1) 画面中央下部の○の中に"・"が6つのマークよりアプリ一覧を表示し、そこから「設定」メニューを選ぶ。
 

(2) 「無線とネットワーク」の設定項目欄の中の一番下にある「その他...」⇒「モバイルネットワーク」を選択する。
 
 

(3) 「モバイルネットワーク設定」の中の「アクセスポイント名」を選択する。(他はデフォルト設定のままとする)
 

(4) 「APN」設定画面で右上の○の中に"+"のマークを押す。(アクセスポイントの新規設定モードに入る)
 

(5) 「アクセスポイントの編集」よりOCNのAP定義を追加する
 
 

設定が必要な項目と、記入すべき値は次の通りです。
 ・「名前」= 任意の名称でOK。ここでは「OCN mobile one LTE」と記載。

 ・「APN」= 「lte-d.ocn.ne.jp」と記入。

  ※ このブログを作成した時点の設定値です。実際の設定値は、SIMカードの説明書やOCNの設定値情報を確認の上、入力ください。

 ・「ユーザー名」= OCNより付与された ~@one.ocn.ne.jpのIDを記入。

 ・「パスワード」= 同じくOCNより付与されたパスワードを記入。

 ・「認証タイプ」については、4択のラジオボタンのうち、一番下の「PAPまたはCHAP」を選択します。


 

【2015/02/06 追記】
 通信がよく切れたりする状況が発生する場合は、認証タイプを「CHAP」にすると改善されるケースもあるようです。(2ch情報)

 それ以外の項目(ベアラーやMVNO等)は、未設定のままで構いません。

 設定変更が終わったら、画面右上の「■」が縦に三つ並んだアイコンよりメニューを出して「保存」を選択します。
 

 ちなみに私は最初に設定した際、このメニューの存在に気付かなかったため、矢印戻るボタンで戻ってしまい、せっかく入力したデータがキャンセルされて消えてしまうという大惨事に遭いました。(;´Д`)

 最後に最下部の矢印ボタンでAPNの一覧に戻り、先程追加したAP定義(OCN mobile one LTE)のラジオボタンを有効にして設定を完了します。

 

 ここまで設定できたら、一度電源ボタンを長押ししてNexus7本体のシャットダウン⇒電源再投入を行うか、機内モードのON/OFFを行うことを推奨します。


4. SIM経由での通信を確認してみる

 続いてSIMカードの接続と通信設定が正しいかどうかを、本体の状態(ステータス)から確認します。


待ち受け画面(ロック時)

 まずはNexus7の電源ON時のロック画面において、下の方に「NTT DOCOMO - NTT DOCOMO」と表記されていればOKです。


電波状況アイコン

 また、最上部のところで(携帯電話チックな)電波状況を示す三角形のアイコンが表示され、アンテナが立っていればOKです。

 続いてSIMカード経由でのテスト通信を行います。その際に無線LANが接続されていると、そちらの方が優先されてしまうため、一旦無線LANをOFFにします。



 「設定」⇒「無線とネットワーク」のより、「Wi-Fi」の接続を一旦OFFにします。(ONからOFFにボタンをスライドします)

 続いて、実際に通信を行います。ここではブラウザ(FireFox)を使って、一度自分のブログを表示させています。(Wi-Fiを切った直後だと、通信を行ってもNGになる場合があります。その場合、ブラウザであればちょっと待ってリロードするとOKです)



 LTEで通信が行えている場合は、電波アイコンが「4G」になりますが、掴んでいる電波によっては、Hや3Gと表示される場合もあります。


5. 通信データ量の確認方法

 最後にSIMカード経由での通信量の確認と設定変更を行います。
「設定」⇒「無線とネットワーク」より「データ使用量」を選択します。



 そうすると通信データ量や通信を行ったアプリケーションが表示されます。



 私の場合は1GB/月で1280円のコースに加入しているため、毎月のデータ量の累積値が月初にリセットされるように設定します。(デフォルトでは通信開始日の1ヶ月後に設定されるようです)

 上図の赤線で囲まれた「データ使用サイクル」の期間を選択します。



 そこから「サイクルを変更」を選択し、設定画面を出します。



 「使用サイクルのリセット日」欄で「毎月のリセット日」を“1”にします。これで毎月1日に累積通信量が0になる設定が出来ました。
 残念ながら1日単位のリセット設定はできない模様です。(そういうオプションは見当たりませんでした)

 また、「モバイルデータの制限を設定する」のチェックボックスを有効にして、グラフの「2GB警告」のオレンジ線をクリックすると、「データ使用の警告の設定」モードになります。
 1GBプランの人は、この警告線を数値入力かスライドで1GBに設定し、「モバイルデータの制限を設定する」のチェックボックスを外すとグラフがより判りやすくなります。

 最後にOFFにしたWi-Fi設定をONに戻して、作業は完了となります。


6. 最後に(補足等)

 私はAndroid4系のOSを触ったのが今回が初めてで、SIMカードを使う設定を行ったのも初めてになります。そのため通信が出来るようになるまでには右往左往するところがあったのですが、なんとか設定ができました。
 ちなみにうちの端末では最初に設定したときにはSIMカードを認識せず、一度端末を初期化した上で再セットアップすると繋がりました…。慣れている方には大した作業ではないかと思いますが、私のように初めてAndroid4系やSIMカード設定を行う方の参考になれば幸いです。

【2013.9.17 追記】
 SIMカードが認識しない場合ですが、「機内モード」のOFF/ONで復旧するケースもある模様です(2ch情報)。

【2013/9/19追記】
 shinさんよりいただいたコメントによると、OCNのサイトでSIMカードの登録を行ってすぐは通信が出来ないようです。通信できない場合は、しばらく時間をおいてから再接続を試してみてください。

【2013/9/21追記】
 Nexus7 LTEモデルでは、テザリング機能により他の無線LAN機器よりNexus7経由でインターネット通信を行うことが可能となります。
 このテザリング設定に関するエントリを作成しましたので、こちらも併せて参照ください。

【2015/9/27追記】
 Android5に更新後、電源ONしてからしばらくSIMカード経由の通信が出来なくなる事象が発生する場合は、こちらのエントリの解決方法をお試しください。



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