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高橋拓也さんの音楽を集めてみる

2015年04月22日 | 音楽
【最終改版日:2020/1/1】

 このエントリでは、1970~80年代のミュージシャンである高橋拓也さんについて触れています。(同姓同名のサッカー選手やジャニーズのアイドルやプラモデルのモデラーさんがいらっしゃるようですが、違いますのでご承知おきください)

<2016.8.14追記>
 その後、LOUのシングルレコードや当時の雑誌等がコレクションに加わったのでそのネタを追加しました。またシングルレコードの再生動画をYouTubeにうpしてしまったため、その動画を追加しました。


1. 高橋拓也さんの音楽に出会ってみる

 ブログ主は歌手の広谷順子さんの大ファンでして、普段から“広谷順子”で検索をかけて引っかかったCDやレコードをいろいろと収集しています。(広谷順子さんに関するブログはこちらのインデックスページを参照)。
 そんなブログ主がいつものコレクション活動を行っていた2013年の頃、「Fantastic Love In Wonderland (高橋拓也)」というアルバムに広谷順子さんの歌が入っているということを聞きつけ、早速そのレコードを入手してみます。


Fantastic Love In Wonderland (高橋拓也)

 目的であった広谷順子さんの歌(正確には高橋拓也さんとのデュエット曲)が入っているのは、A面の3曲目である「二度目のSUMMER STORY」という曲になりますが、せっかくだからアルバム全体を聴いてみようと思って頭から再生させたところ、最初の曲から想定外の感触がありました。

「なんかこれ、ええやん。( ゜Д゜)」(←エセ関西弁)

 率直にそう思ったブログ主は、それ以来「Fantastic Love In Wonderland」がお気に入りのアルバムの1つになりまして、何度も何度も聴くようになりました。
 こうなると気に入ったものはとにかく集めたがるというブログ主の収集癖にスイッチが入ってしまう訳でして、「今度は高橋拓也という人の曲を全部集めてみよう」ということになるのでありました。


2. 高橋拓也さんってどんな人?

 ブログ主は元々芸能人や歌手に関する知識をほとんど持たない人間ですが、さらにこの方は団塊ジュニア世代のブログ主が幼少の頃(30年以上前)に活動されていた方ということもありまして、全く聞いたことがありませんでした。それでぐぐってみたところ、どんぴしゃの情報がありました。

高橋拓也 バンド・ミュージシャン部門 恐怖の追跡~あの人たちは今?~

 ここのサイトでは昔活躍していたミュージシャン等のその後を追っているようなのですが、その中で高橋拓也さん本人から頂いたという情報も交えて活動歴等が紹介されていました。詳しくは上記リンク先の原文を確認頂きたいのですが、要約すると
 ・1975年に「LOU (ルー)」というバンドでデビュー
 ・LOU時代にアルバム1枚とシングル2枚を発表
 ・1978年よりソロ活動(キャニオン)
 ・1979年に「Feel so cool」(アルバム)と「哀しみのフェスタ」(シングル)でソロデビュー
 ・その後、セカンドシングルの「Secret Season」とセカンドアルバム「Fantastic Love in Wonderland」を発表

 その後は音楽業界から離れており、2000年にカムバックする話もあったが白紙になったとのことです。2003年時点で49歳ということは、このブログを書いている2015年時点で60歳を越えられている方のようです。また広谷順子さんが同僚であったことなども述べられていました(なんか嬉しい)。


高橋拓也さんに関する雑誌の切り抜き(クリックで拡大)

 その後入手した古い雑誌の切り抜きによると、親御さんも音楽に興味がある方だったようで、自宅がスタジオルームになって、友人がそこに集まって来るような環境だったようです。


映画情報 1979年10月号 New Talentのページより

 その後追加入手した雑誌によると、下記のような記載がありました(2016/08/14追記)。

 サンバのリズムに乗って真夏に飛び出した高橋拓也、デビュ一曲は『哀しみのフェスタ』。音楽との出逢いは11歳の夏。加山雄三の “若大将”が彼の人生を変えた。中学、高校、大学ではバンドを結成、「目分には音楽の世界しかない」ことを悟る。そして今、バックをつとめる音楽仲間P・O・Vと新しいサウンド作りに燃えている。横浜育ちの巨人狂。自らチームのエースピッチャーでもある。

 それではこれまでに入手できたレコードを紹介します。


3. 高橋拓也さんのシングルを集めてみる

1枚目:哀しみのフェスタ

<レコード情報>
 ・発売日: 1979年6月
 ・発売元: キャニオン・レコード
 ・型番 : F-239
 ・価格 : 600円
 ・A面曲 : 哀しみのフェスタ (歌詞・作曲・編曲:高橋拓也、弦編曲:戸塚修)
 ・B面曲 : 六月の雨 (歌詞・作曲・編曲:高橋拓也)


01 哀しみのフェスタ (表)

 純朴なおにーさんといった感じのジャケットです。


02 哀しみのフェスタ (裏)

 裏面は、表ジャケットの顔以外に歌詞を埋め込んだ状態になっています。

 なお、A面の「哀しみのフェスタ」はファーストアルバム「Feel so cool」に収録されていますが、B面の「六月の雨」はアルバム未収録となっています。ちなみに広谷順子さんのデビューシングル「道」は1979年2月に同じくキャニオンレコードから発売されたものなので、確かに近い時期になります。(広谷順子さんのシングル作品についてはこちら)

哀しみのフェスタ / 六月の雨 (高橋拓也)



2枚目:SECRET SEASON

<レコード情報>
 ・発売日: 1979年11月5日
 ・発売元: キャニオン・レコード
 ・型番 : F-251
 ・価格 : 600円
 ・A面曲 : SECRET SEASON (作曲:高橋拓也、歌詞:森田由美、編曲:坂本龍一)
 ・B面曲 : BLIND LETTER (作曲:高橋拓也、歌詞:森田由美、編曲:坂本龍一)


03 SECRET SEASON (表)

 スーツ姿が格好良いジャケットになっています。なお「衣装提供 メンズ・ビギ」との記載がありました。


04 SECRET SEASON (裏)

 裏面は「Takuya」の背景に歌詞が記載されたシンプルなものです。
 このシングルの2曲は都会を感じさせるような曲風です。ブログ主的には「なんか80年代の歌謡曲やな~」って感じを受けました。どちらもアルバム未収録となっています。坂本龍一という大御所の名前も出てきてビックリしました。

SECRET SEASON / BLIND LETTER (高橋拓也)



3枚目:FANTASTIC LOVE IN WONDERLAND

<レコード情報>
 ・発売日: 1980年10月
 ・発売元: キャニオン・レコード
 ・型番 : 7A0013
 ・価格 : 700円
 ・A面曲 : FANTASTIC LOVE IN WONDERLAND (作曲:高橋拓也、歌詞:森田由美、編曲:戸塚修)
 ・B面曲 : ONENIGHT STAND (歌詞・作曲:高橋拓也、編曲:戸塚修)


05 シングルのFANTASTIC LOVE IN WONDERLAND (表)


06 シングルのFANTASTIC LOVE IN WONDERLAND (裏)

 「ファンタスティック・ラブ・イン・ワンダーランド」という歌は、何度リピートで聴いても飽きないようなブログ主が大好きな曲です。A面・B面とも同名のアルバム「FANTASTIC LOVE IN WONDERLAND」に収録されています。シングルもアルバムも発売日が同じ1980年10月であることから、アルバムからシングルカットされたものかもしれません。シングルとアルバムとで曲に違いはありません。
 なお、アルバムの方の「FANTASTIC LOVE IN WONDERLAND」はヤフオクでもちょくちょく出品されていますが、シングルの方は滅多に見かけないレアものです。

 FANTASTIC LOVE IN WONDERLAND (高橋拓也)
 



4. 高橋拓也さんのアルバムを集めてみる

 続いてアルバムの紹介です。

1枚目:Feel So Cool

<レコード情報>
 ・発売日: 1979年7月
 ・発売元: キャニオン・レコード
 ・型番 : C25A0049
 ・価格 : 2500円


07 Feel So Coolのジャケット (表)

 帯には夏の日を忘れた感性なら、去れ。デビューアルバム「フィール・ソー・クール」”と挑発的な言葉が書かれています。
 そして帯の下の部分には「瞬間、シーブリーズ。めくるめくサウンド・エクスタシィに身を浸せば、そこは拓也の夏。その紺碧の世界に、あなたは感性の目眩いすら覚えるだろう。心地良い音の群れ。みずみずしいイマジネイション。あなたの魂を奪うために、拓也は夏から生まれて来た。」という、体がかゆくなりそうなキャッチコピーが記載されています。


08 Feel So Coolのジャケット (裏)

 ジャケット裏の左下に参加者等の情報が記載されていますが、その中にレコーディングが一口坂スタジオにて1979年3月1日~5月18日に行われた旨の記載がありました(へぇ~)。
 なお、裏側の帯には<好評発売中>として他の作品が記載されていて、その中に広谷順子さんの「その愛に」と、山崎ハコさんの(怪作の“呪い”を含む)「人間まがい」が入っていて、なんとなく嬉しくなりました。


09 Feel So Coolの中のジャケット (表)

 南国のプールの写真になっています。



10 Feel So Coolの中のジャケット (裏)

 裏は歌詞だけが書かれたシンプルなものです。


11 Feel So Coolのレコード盤 通常盤(左)と見本盤(右)

 ブログ主はFeel So Coolを探していた頃、ヤフオクにはなかなか出品されず、しびれを切らせて中古のレコード店から8000円ぐらい出して買ったのですが、その直後からヤフオクでちょくちょく見かけるようになり、ウッキー ヽ(`Д´)ノ となりました。(←100%自己責任)
 結局その後、程度の良かった見本盤を半値ぐらいで落札したのですが、通常盤との違いはレコード盤に「見本盤」と書かれてあるだけで、その他に違いはありませんでした。

<曲一覧>
 ・A面-1: 想い出のBeach Side
 ・A面-2: 哀しみのフェスタ
 ・A面-3: さいごの こおりが とけるまで‥‥
 ・A面-4: マダム・エイプリルのお嬢さん
 ・A面-5: SUMMER WINDY IN HAYAMA
 ・B面-1: Love Game
 ・B面-2: 愛する人よ
 ・B面-3: Mrs.の貴女(きみ)に
 ・B面-4: 思い出 Part 1
 ・B面-5: Midnight Blue
 ・B面-6: Lone Alone

<Feel So Coolの感想>
 ・杉山清貴のような夏を感じさせる作品です。

 ・「SUMMER WINDY IN HAYAMA」は甲高い声、「愛する人よ」はコーラスグループのサーカスを彷彿させる女性ボーカルがあったりと、毛色の違う音楽が含まれているのが特徴的です。(なお、女性ボーカルの方は、EIKO OUCHIとなっています)

 ・「Mrs.の貴女に」は妙にテンポの速い歌で、初めて聴いたときはレコードの回転数の設定を間違えてしまったのかと思いました。

 ・個人的には終わりから2曲目の「Midnight Blue」が、このアルバム中の曲では圧倒的に好きです。

 ・YouTubeにフルアルバムをうpされた方がいらっしゃるので、埋め込まさせて頂きます。(2019.2.2追記)

Takuya Takahashi - Feel So Cool (1979) [Full Album]




2枚目:FANTASTIC LOVE IN WONDERLAND

<レコード情報>
 ・発売日: 1980年10月
 ・発売元: キャニオン・レコード
 ・型番 : C28A0120
 ・価格 : 2800円


12 アルバムのFANTASTIC LOVE IN WONDERLAND (表)

 冒頭部分で触れた、ブログ主が最初に触れた高橋拓也作品です。ファンシーなジャケットになっています。


13 アルバムのFANTASTIC LOVE IN WONDERLAND (裏)

 ハンサムなお兄さんがさわやかにジャンプしている感じです。ブログ主は初めてこのジャケットを見たときは、「この人は男性アイドルの人なのか?」と思いました。


14 FANTASTIC LOVE IN WONDERLANDの中のジャケット(表)

 アルバムのFANTASTIC LOVE IN WONDERLANDの歌詞カードは、中にレコードを入れる袋式になっています。表側の写真は「傘の先っちょ持って飛び上がって何してはるんですか?(゜Д゜)」状態になっています。


15 FANTASTIC LOVE IN WONDERLANDの中のジャケット(裏)

 裏側は再びさわやかお兄さんになっています。


16 見本版のレコード盤

 FANTASTIC LOVE IN WONDERLANDも通常盤と見本盤を持っているのですが、見本盤の方はそのマークが付いています。

<曲一覧>
 ・A面-1: COAST-LINE (作詞:高橋拓也、作曲:高橋拓也)
 ・A面-2: NATURAL LIFE (作詞:森田由美、作曲:高橋拓也)
 ・A面-3: 2度目のSUMMER STORY (作詞:森田由美、作曲:高橋拓也)
 ・A面-4: SHADOW ON THE WALL (作詞:森田由美、作曲:高橋拓也)
 ・A面-5: AKIYA-SUNSET (作詞:高橋拓也、作曲:高橋拓也)
 ・B面-1: MY BENNY (作詞:高橋拓也、作曲:高橋拓也)
 ・B面-2: FANTASTIC LOVE IN WONDERLAND (作詞:森田由美、作曲:高橋拓也)
 ・B面-3: 君はLETTUCE SALAD (作詞:高橋拓也、作曲:高橋拓也)
 ・B面-4: ONENIGHT STAND (作詞:高橋拓也、作曲:高橋拓也)
 ・B面-5: 愛の歴史 (作詞:高橋拓也、作曲:高橋拓也)

 ※ 編曲は「君はLETTUCE SALAD」が高橋拓也、それ以外は戸塚修。

<FANTASTIC LOVE IN WONDERLANDの感想>
 ・前述の通り、今となってはブログ主の大好きな作品です。生涯出会ったアルバムの中でも上位に入るもので、NW-ZX1 (Walkman)でも、レコードでもしょっちゅう聴いています。

 ・特にB面に入ってからの MY BENNY ~ FANTASTIC LOVE IN WONDERLAND ~ 君はLETTUCE SALAD の流れが特に好きです。

 ・ブログ主が最初に聴いて「ええやん」と思った1曲目の「COAST-LINE」は、「Light Mellow Dream ~ポニーキャニオン編」というオムニバスCDに収録されています。(2014年4月16日発売)

Light Mellow ~ Dream
クリエーター情報なし
ポニーキャニオン


 ・FANTASTIC LOVE IN WONDERLANDが発売されて40年となる2020年の元日にアルバムを勝手にうpしてしまいました。A面とB面の2つの動画に別れています。

 FANTASTIC LOVE IN WONDERLAND -A面(高橋拓也:1980年のアルバム)
 

 FANTASTIC LOVE IN WONDERLAND -B面(高橋拓也:1980年のアルバム)
 


5. LOUの作品を集めてみる

 ここでは高橋拓也さんがソロデビューする前に活動されていたLOU(ルウ)の作品を紹介します。ルウはアルバム1枚とシングル2枚をリリースしています。
 ・アルバム: LOU
 ・シングル: レター
 ・シングル: ハーバーライト・ブルー

 このうち2016年8月時点でシングルのレターが未入手ですが、後述のボーナストラック付き再発売CDによって、LOUの作品の全曲が聴けるようになっています。

レコードのルウ

<レコード情報>
 ・タイトル: ルウ LOU
 ・発売日: 1976年4月25日
 ・発売元: 日本コロムビア
 ・型番 : LQ-7004-A
 ・価格 : 2300円


17 アルバムのLOU (レコードジャケット・表)

 レコードの方はヤフオクで手に入れたのですが、入手できたのはたまたまメンバーのサイン入りになっています。
 帯には“ロック、ソウル、ポップスの接点、躍動のニュー・ポップ・グループ…「ルウ」デビュー・アルバム!!”と記載されています。


18 アルバムのLOU (レコードジャケット・裏)

 裏のジャケットは曲名等が記載されています。


19 歌詞カードのジャケットは、大きなルウの文字が透けています。


20 レコードの中心部は水色になっています


CDのルウ

<CD情報>
 ・タイトル: ルウ [+2]
 ・発売日: 2013年8月28日
 ・発売元: 日本コロムビア
 ・型番 : COCP-3871
 ・価格 : 2400円+税

ルウ [+2]
クリエーター情報なし
日本コロムビア


<曲一覧>
 1. レター
 2. ミッドナイト・テレフォン
 3. 君は雨の中
 4. 五月のスケッチ
 5. ハイウェイ・ドライブ
 6. 日曜日の朝
 7. スモーキィ
 8. 時はすぎて
 9. 灰色の街角
 10. 僕のルウ
 11. ハーバーライト・ブルー [Bonus Track]
 12. 苦いタバコ [Bonus Track]

 CD盤のルウでは元々のアルバム(10曲)に加えて、アルバムに未収録であったシングル「ハーバーライト・ブルー/苦いタバコ」(1976/11/1リリース)がボーナストラックとして追加されています。



19 CD盤のアルバム「ルウ」と帯

 帯の表側には「フォーキーでメロウ、ほどよくソウルフル 林哲司プロデュースのエヴァー・グリーンなソフト・ロック」との記載があります。
 また帯の裏側には「林哲司プロデュースでデビューした“ルウ"のファーストにして唯一のアルバムに、ラスト・シングルからアルバム未収録の2曲を追加収録。フォークとスイート・ソウルを絶妙にブレンドした洗練されたサウンドは、今聴いても輝きにあふれている。色褪せることのないソフト・ロックの名作。Produced and Arranged by 林哲司 オリジナル・リリース:1976年」との記載があります。


19 ジャケットとCD

 CDケースの裏側のジャケットにはボーナストラックを含めた12曲のタイトルが記載されていますが、歌詞カードの方のジャケットの裏はレコードと同じジャケットになっています(ボーナストラックの記載無し)。
 

20 歌詞カード(ライナーノート)

 ライナーノートには金澤寿和さんによる当時の状況等に関する詳細解説が記載されており、ファン必読となっています。


<アルバムLOUの感想>
 ・いかにも70年代風というか、フォークとグループ・サウンズを中心にいろんなジャンルの空気が混じっている感覚がありました。

 ・正直なところ「アマチュアバンドが頑張って、レコードまで出すことができました!」的な感じがあるというか、アルバム全体を通しての完成度は高いとは思えませんでした。

 ・個人的には懐かしさを感じさせるような「灰色の街角」という曲が好きです。

【2016.8.14追記】ハーバーライト・ブルー

 先日、ハーバーライト・ブルーのレコードが手に入ったので、その情報を追記します。

<レコード情報>
 ・タイトル:
 ・発売日: 1976年11月1日
 ・発売元: 日本コロムビア
 ・型番 : LK-24-A
 ・価格 : 600円
 ・A面曲 : ハーバーライト・ブルー (作曲:山崎 修、歌詞:竜 真知子、編曲:林 哲司)
 ・B面曲 : 苦いタバコ (歌詞・作曲:高橋拓也、編曲:林 哲司)


21 ハーバーライト・ブルー (レコードジャケットの表とレコード面)…ジャケット面だけの画像


22 ハーバーライト・ブルー (ジャケット裏の歌詞カード面)

歌詞カード面の右半分にはLOUの概要とメンバー全員のプロフィールが載っていたので、丸ごと転載しちゃいます。(拡大画像はこちら。昔の武田鉄矢チックな髪型が時代を感じさせます)



躍動のニュー・ポップ・グループ “ルウ"
 ロック、ソウル、ポップスの接点。


“ルウ”は男性7人編成のニュー・ポップ・グループで音楽的にはウェスト・コースト系ソウルを加味したアメリカン・ポップス。「太陽に背を向けるのではなく、太陽に顔を向けた音楽」が彼らの目ざすもので若者らしくイキイキとした都会的で繊細なサウンドは現在のミュージッ ク・シーンに新しい流れを創り出す事でしょう。

メンバー ●氏名 (A)生年月日(年令) (B)現住所 (C)身長・体重 (D) 担当楽器等 (E)趣味 (F)尊敬するアーティスト

高橋拓也
(A) S29.6.13(22)
(B) 神奈川県横浜市
(C) 170cm、52kg
(D) エレキギター、ヴォーカル、作詞作曲
(E) 車、ギャンブル
(F) 林哲司、ドナルド・フェイゲン、ウオルター・ベッカー

山崎 修
(A) S30.1.1 (21)
(B) 神奈川県横浜市
(C) 172cm、52kg
(D) エレキギター、ヴォーカル、作詞作曲
(E) レコード
(F) ジョージ・ハリスン

今村陽一
(A) S29.7.26 (22)
(B) 神奈川県横浜市
(C) 172cm、56kg
(D) パーカッション、ヴォーカル
(E) ドライブ
(F) ティービー・ワンダー、斎藤伸雄

鈴木亨明
(A) S31.9.21 (20)
(B) 神奈川県横浜市
(C) 183cm、56kg
(D) エレキ・ベース
(E) ソウル・ダンス、サーフィン、酒
(F) グレン・フライ、スタンリー・クラーク

田中聖一
(A) S30.4.20 (21)
(B) 神奈川県横浜市
(C) 168cm、55kg
(D) ドラムス・ヴォーカル
(E) ギャンプル、映画
(F) ドン・ヘンリー、フランキー堺、大滝詠一

寺島 修
(A) S30.9.10 (21)
(B) 神奈川県横須賀市
(C) 169.5cm、48.5kg
(D) ヴォーカル、パーカッション
(E) 熱帯魚、ワーゲン
(F) ロッド・スチュアート、ミック・ジャガー、ジェフ・ベック

勝侯伸吾
(A) S31.1.26 (20)
(B) 東京都渋谷区
(C) 169cm、53kg
(D) キーボード
(E) 料理、火遊び
(F) レオン・ラッセル、レス・マッケン、矢野顕子

 昔の作品ですので、趣味にギャンブルや酒や火遊びが入っている点はツッコまないでおきましょう!


6. 最後に

 高橋拓也さんの音楽(歌)に関する感想ですが、この人の歌声は美声に聞こえるところもあれば、ヘタウマ・だみ声っぽい感じなところもあるのですが、そんなのを全部ひっくるめて、惹かれるところがあるというか、なんか好きなんですよね~

 ともかくこの人の作品が埋もれたままになってしまうのは、もったいないというか残念でならないです。特に「FANTASTIC LOVE IN WONDERLAND」という好作品が、いつの日か注目・評価される日が来ることを願ってやまないのであります。
コメント (32)
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