阪神淡路大震災から25年。
銀行員5年目で、1月13日に転勤の辞令が出て、1月17日に震災。まだ、東京にいたときに震災が起こり、驚愕したのが25年前なんですね。
大阪に転勤したところ、転勤したばかりだったので、そのまま、神戸で崩壊した支店のサポートに1ヶ月ほど従事したことを思いだします。本当、大変でした。大阪から、神戸に行くだけで何時間もかかりましたから。
ただ、私の大変は、レベルも低い上に、一過性のもの。神戸に住んでいる方の苦しみに比べれば雲泥の差。しかし、所縁の地の神戸で、建物が崩壊し、残り火が燻り、思い出の地が見る影もない状況を目の当たりにした時のショックは言い難いものがありました。言葉になりません・・・
街並みは復興しましたが、25年経っても戻ってこないものはたくさんあります。その後、東日本大震災他、多くの自然災害が日本を襲い、それぞれに大きな爪痕を残していきました。そう考えると、何のとりとめもない日常を送ることができることすら、感謝しないといけないのかもしれません。