生涯学習の部屋

資格取得数238。6つの修士と18の学士と2つの短期大学士。MBAサラリーマンの生きがい発見生涯学習奮闘記。

死の恐怖・・・

2007年02月21日 23時58分24秒 | ちょっと立ち止まって・・・
皆さんの気分を害する話であるのは承知。しかしながら、私がこのブログの中でよく取り上げるのは「死ねば何もかもゼロクリア」ということである。

死ぬのは恐ろしい。怖い。考えるだけでも、涙がでてくる。

しかし、その死の中で、もっとも恐ろしいのは、「何もせずに死ぬこと」である。私の地元では阪神大震災で多くの人が命を失った。大学の後輩も、いろいろと希望を持っていただろうに、道半ばで尊い命を失った。

震災の数日前に東京から大阪への転勤の辞令があり、転勤した最初の仕事が、神戸の支店を応援するといったものだった。

「あの街が・・・瓦礫に変わった」

100年経ったら、ほとんど、みんな冥土に行ってしまう。そんなことはわかっているのだが、自分は、いつ、冥土に行くのかわからない。10年後かもしれないし、ひょっとしたら、明日かもしれない。

少なくとも、あと、1週間前に、転勤の辞令を受け取っていたら、自分も死んでいたかもしれない。その、大阪転勤から、私は資格を取り始め、通信教育や、読書にいそしむようになった。転勤した当時、14個だった資格も、今では197個に増えている。12年で180個強増えたことになる。本も、軽く5,000冊以上読み、通信教育も100講座以上履修した。

ゼロクリアになる前に、自分の人生をハイスコアにしておきたい。それが私の願いなのだ。

今、この瞬間を、無為に過ごすことに罪悪感を感じる。何の因果か、「生」を得たのに、それを、ただ単に、浪費していくことが、無念でならない。

「社会的な名声」や、「巨万の富」がハイスコアではない。何度も言うが、自分の時間を、いかに、「有意義なものに変換」したか?それがもっとも大切なことだと信じている。
コメント
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

同じ本を読んでしまった・・・

2007年02月21日 23時43分14秒 | 産業能率大学大学院
去年の8月20日のブログの記事に「MBAを取って、年収2倍を目指せ!」(プレジデント社)って本を、図書館でかりて読んだとある。

何故かしらぬが、部屋の本の山から、同じ題名の本が出てきて、途中まで読んで、読んだことのある本だな~と気がついた・・・

この手の失敗?はよくある。でも、そのまま、風呂の中で最後まで読みきった。(お分かりのように、一度読んだ本は、かなり早く読めるのです。当然、読書件数にはカウントしません)

読んでて思うのは、「MBAコースって、狩猟のスキルを覚える場で、MBA学位はライフルみたいなもんだな~」ってことだ。

よく、学費を取り上げて、「ペイする」とか「費用対効果」なんていう話があるが、力のある人は、MBAライフルとスキルでバンバン獲物をゲットできるし、能力の無いやつは、ありもしないスキルと、へなちょこライフルを過信して、獲物を取り逃がしてしまう。

できるやつは、鬼に金棒だし、できないやつは、それまでってことだ。アメリカで流行っているのは、アメリカ人が狩猟民族だからであろう・・・


もともと、農耕民族の日本では、MBAは流行らない。従来の考え方として、他の人と違ったことをすると、「出るくいは打たれる」し、そもそも、平等主義的な経営をしている(社長と平社員の格差が小さい)環境では、MBAをとっても爆発的に給与が上がるわけでもない。

お金にかかわる仕事をしているが、MBAを取るコストというのは、私にとっては、リターンを期待するものでもなければ、将来の保険でもない。

いうなれば「精神安定剤」である。今、この瞬間、何もしていない「不安」や「恐怖」から逃げ出すための、お守り程度のものである。お守りが効くのか、効かないのかは不明であるが、勉強していないことに対する恐怖心はぬぐいされない。

「バカである自分」から、少しでも解放されたい・・・そんな気持ちが、私を学校や、資格取得へといざなう・・・


コメント
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

こんな本もたまには・・・

2007年02月21日 23時23分07秒 | 読書
学校の先生にリクルート出身の方がいたので、リクルートに関する本を読んでみた。「リクルート式燃える営業マンのつくり方」って本だ。

リクルートは昔から興味のある企業である。厳しく、かつ、独立心に富んだ社員をはぐくむ企業だという認識をもっている。「発想が常人と違う」というイメージである。

この本の200ページの「庶務K子」のくだりが圧巻である。こんなところにいちいち感動するのかい!って言われそうだが、いかにも「お涙頂戴」っていう書き物に、本当に、弱いのである。

もし、リクルートだったら、自分は1年もたなかっただろうな・・・
コメント
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする