モンブランへご来店の皆様、こんばんは。
2006年も残りわずかとなりました。皆様にはどんな1年でしたでしょうか。
明日からはまた、新しい年をご一緒に過ごしていきましょう。(^^)
さて、うるさい小4ツインズ・しゅんけいが島根へ旅立ち、すっかりまったりムードのヴィシア家。
しかし、年末に今年最後のひと遊びを・・・と、12/28-29にかけて、1泊2日でぱぴりおと二人でプチ旅行に行ってきました。
旅の目的地は、富士山麓・山中湖。
この湖のほとりに、一軒のオーベルジュ(宿泊施設つきのレストラン)がこっそりたたずんでいます。
そこで富士の自然と景色を楽しみつつ、美食も楽しんじゃおうという、プチ旅行にしては少々欲張りなプランです。
お店(お宿?)の名前は「オーベルジュ秋桜(コスモス)」。
きれいな緑色の板壁の、静かな一軒家です。
2階のお部屋の窓からは、山中湖の向こうに富士山がきれいに見えました。
トップ画像は夕方の富士山です。
あたりをいろいろ巡って、温泉に入ったりして遊んだ後にチェックイン。
早くも夕食が待ち遠しい、小学生状態のヴィシア夫妻です。
1階のダイニングで、しっとり暗めの照明の中、カップルで静かにいただくディナーはまた格別。
(画像はわかりやすいように、明るさの補正をしていますが、実際はもっと暗いです)
黒パン生地のクルミ入りバゲットに、炙って少し溶かしたカマンベールをのせたアミューズ。
とろけたチーズとクルミが合いますねー。
ホタテとグレープフルーツのオードブル、サラダ添え。
ごく軽くソテーしたホタテに、フレッシュなグレープフルーツをのせ、マスタードドレッシングでさっぱりと。これもいいバランスの味わいです。
添えたグリーンサラダには、削りたてのパルミジャーノ・レッジャーノがたっぷり。
魚料理は、鮭と牡蠣のプロヴァンス風。
脂ののった鮭をポワレして、軽くソテーしたミルキーな牡蠣と合わせ、カリカリに焼いた鮭の皮をのせています。ソテー野菜をたっぷり添えて。
敷いてあるプロヴァンスソースは、一般的なオリーブオイル+ニンニク+パセリに、青じそを加えた香りの良いオリジナル。
肉料理の前に、お口直しにさっぱりしたグラニテ(カキ氷風シャーベット)。柚子風味です。ハーブの感覚で柚子の苦味を味わいます。
メインの肉は、特選和牛のサーロインステーキ・グリーンペッパーソース。
これはほんとに驚くほどのおいしさでした。決して大きいお肉ではないのですが、肉質も焼き加減も素晴らしい。隠し味に醤油を使った、ちょっと和風の粒々グリーンペッパーソースがまたスパイシーで・・・。
グラスのハウスワインの赤を合わせていたのですが、ワインが全然力不足に感じられてしまうくらいの、存在感あるお料理でした。
デザートは、抹茶のアイスクリームのココアクレープ包みチョコレートソース、飴がけ。
抹茶とココア、そしてカラメルの3種類の苦味のハーモニーが大人っぽいデザートです。
飴がけデザートを初めて食べたぱぴりお、案の定飴が口に刺さっていました。(^^;;
満腹で酔っ払い、すっかり上機嫌のぱぴりおとよろよろと2階に上がり、ばったりと早々に寝てしまった私。
山中湖畔の静かな年末の夜は、ひっそりと更けていったのでありました・・・。
2007年最初の記事は、山中湖の旅・第2回でいきますね。
来年もご愛読、どうぞよろしくお願いいたします。(^^)