Weblog喫茶 モンブラン

日常のあれこれをのんびり綴っています

しゅんけい工房:米粒に仏像が彫れる小4、しゅんしゅん

2006-05-12 18:54:06 | しゅんけいツインズ

モンブランへご来店の皆様、こんばんは。
連休後の、ひときわ長く感じる一週間、いかがお過ごしでしたでしょうか。
私も連休中に崩した体調がなかなか良くなりませんでしたが、今日はだいぶ復活してきました。(^^)v

ブログ開設1年を過ぎていまさらですが、これまでの記事をカテゴリ分類してみました。
自分で言うのも何ですが、分類すると見やすくなりましたね。よろしかったらご活用くださいねー。

さて、ウチのしゅんけいも、金曜日はやっぱり解放感があるようです。
先ほどしゅんしゅんが、ニヤニヤしながら私のところにやってきて、
「今日、こんなの作ってみたんだけどさ~(^~^)」と差し出しながら言いました。

見ると、思わず笑ってしまう形に彫りこまれた鉛筆が・・・。
アップにすると、


こ、この・・・途中の細っこいところ、よく折らずに・・・(^^;
ここのところ、直径1ミリくらいですよ。
しかも芯の先のふくらんだところも、何やらちょっと彫りこまれているし。

しゅんしゅん、得意満面で言うことには、
「これはね、オレが作った「炎の彫刻」なんだよねー!(^◇^)v」

ああ~なるほど、それでふくらんだところがちょっと彫ってあるのね。
炎の形なのねー。(^^;

巨匠、さらに制作の秘話を披露。
「小刀でひたすら、ちまちまちまちま彫るのが大変だったんだよー。
でもものの3分くらいだったかなー。(^ー^)」

しゅんしゅんよ・・・学校に何しに行っておるのだ。(^◇^;;

ミクロな芸術作品を、だいじにペンケースに入れて折れないよう持ち帰ってきたしゅんしゅん。
この人、そのうち米粒に仏像彫っちゃうかもしれません・・・。
いや、仏像じゃないな。嗜好から言って、まずメタルスライム(ドラクエの)だなー。



美肌の秘薬は皮膚科にあり?:久光製薬「ベシカムクリーム」

2006-05-11 23:31:43 | きれいになれたら…

モンブランへご来店の皆様、こんばんは。
女性でも男性でも、お肌はきれいでいたいものだと思います。
私もスキンケアにいろいろな化粧品を使うのは大好きで、ぱぴりおに隠れてこそこそと結構高い美容液なんか買ったりして、塗り塗りしています。

しかし、世の中に敏感肌の人が増えてくるにつれ、私も季節の変わり目には、肌の調子を崩してしまうことがあるようになりました(単に年齢のせいかも・・・)。
それまで使っていたスキンケア化粧品が、急に合わなくなってしまったりするのです。
顔の肌は赤くなって、かゆかゆに・・・。
メイクアップもできなくなるので、人に会うのも何だか億劫になってしまいます。

そんな時、私に手を差し伸べてくれるのが、皮膚科のお医者さんです。
もともとは、顔ではなく体に湿疹というかニキビのようなものができたので行ったのですが、ドクターは私に、抗アレルギー薬とビタミンBの錠剤と、トップ画像のクリームを処方してくれました。

久光製薬の「ベシカムクリーム」。
非ステロイド系の消炎・鎮痛外用剤です。

最初は体の患部にだけ塗っていたのですが、体の湿疹の方がよくなってきた頃、皮膚科の先生は
「このクリームは、スキンケア代わりにどこでも塗れますよ。手足のかさつきにも使えるし、顔にもOK。顔の皮膚の炎症などにもいいんですよ、どんどん使ってね。(^^)」
と言いました。

なので、しばらく夜のお手入れの最後に顔にも塗ってみました。
出かけない日には、朝のお手入れの最後にも。

すると・・・

おお!お肌がすべすべにっ!

一晩で・・・というわけには行きませんが、続けていると数日で、明らかに顔の肌の手触りが違うのです。
それまでは少しぷつぷつがあったり、部分によってはちょっとざらついた感じがありましたが、ほっぺなどつるつる、すべすべに。
体調によって顔に時々できてしまっていた「オトナのニキビ」もほとんどなくなりました。

いわゆるみんなの悩み、「毛穴」や「小ジワ」にダイレクトに効いているかというと、そちらのほうはそうでもないかな?という感じなのですが、とにかく肌のキメというか、感触が明らかになめらかになります。
ですので、全体に顔色が明るくなったような、元気のいい肌という印象になりました(あくまで、”以前と比べて”ですが)。

以来、私はこの「お助けクリーム」を愛用しています。
ステロイドは入っていないので、使い続けていてもまず大丈夫とのこと。
塗ってすぐはちょっと肌への浸透が悪くて少し「重たい」感じですが、時間が経つと「塗ってる感」やべたつきはなくなります。
こんなにほっぺがすべすべになったクリームは、高い化粧品でもかつてなかったので、保険診療で処方してもらえるお手ごろ価格も魅力です。

ただし、このクリームにも「使用上の注意」があります。

・目には使わないこと。:私はうっかりまぶたにもしっかり塗ってしまい、たまたままぶたが少しかぶれ気味だったせいか、一時的にかえってかぶれがひどくなってしまいました。目の周りは、アイクリームを使った方がいいです。

・本格的に顔がかぶれていて、かゆみ、赤みなどある時は、素直に皮膚科で診察してもらうこと。:状態があまりにも悪い肌には、このクリームだけでは力不足。かえってこじれる原因にもなりますので、クリニックに行ったほうがいいです。

・朝も使いたいときには薄めに。:化粧品のように肌への浸透は早くないので、塗ってすぐパウダーファンデーションをつけようとすると、ちょっと相性が悪いです。
パウダーファンデーションを使うときはこのクリームは薄めに塗って、敏感肌用の化粧下地をつけてからファンデをつけたほうがいいと思いました。
リキッド/クリームファンデーションとの相性は未確認ですが、パウダーよりはうまく行きそうな感じはします。

花粉シーズンの後だし、季節の変わり目で、私の肌もまだまだちょっと敏感になっているようなので、当分はこのお助けクリームに頼ることになりそうです・・・。


F1:スーパーアグリ騒動を考える

2006-05-11 02:23:16 | 実はクルマ好きです

モンブランへご来店の皆様、こんばんは。
今夜は、ちょっとF1のお話を・・・。

今季から参戦していた、鈴木亜久里氏率いる ”オールジャパン”チーム、「スーパーアグリF1」。
急造チームということで、シャシー(車体)の開発が間に合わず、4年落ちの他チーム(アロウズ)のシャシーを借りて改造し、何とか初戦に滑り込みました。

エンジン:ホンダ、タイヤ:ブリヂストン、ドライバー:佐藤琢磨/井出有治の、純国産(いずれはシャシーも自社開発する予定だったので)を売り物に参加していたのですが、やはり急造なので開戦前に十分な調整が取れず、無理やり参加。

これまでの結果は惨憺たる物で、特にF1走行の経験が全くないまま2ndドライバーに抜擢された井出については、明らかに「格下」の走りになってしまい、他チームの顰蹙を買って、純正ホンダチームの”イケメン”ドライバー、ジェンソン・バトンにも「あいつは危ねーよ」などとけちょんけちょんに言われていましたが、とうとう5/10に、「下手だから」とFIAからスーパーライセンス(F1走行のためのライセンス)の抹消を言い渡されてしまいました。つまり、今後は井出はF1に参戦できないということです。

スーパーアグリとしては、”オールジャパン”が売り物なので、当面は1stドライバーの佐藤琢磨と、テストドライバーだったモンタニーを使って参戦して行くそうですが、ライセンスを剥奪されてしまった井出には、実質復帰の道はなく、代わりの日本人ドライバーを探しているようです。

私もちょこちょここれまでのレースを見ていましたが、やはり井出の走りはちょっととろすぎ。トップを走るアロンソやシューマッハの、周回遅れの迷惑になっていましたね。
プロモーション的に”オールジャパン”にしたくて、レースの顔であるドライバーを二人とも日本人にしたかった思惑はわかるのですが、マシンが時代遅れで良くないこともあり、現在の日本人ドライバーの力量を考えると、ちょっとビジネスプランに無理があったのでは・・・と思います。
スーパーアグリとしては今後も”オールジャパン”を維持すべく、佐藤琢磨のパートナーとして日本人ドライバーを探していきたいようですが、いい人材がいるのかどうか・・・。

F1のトップチームのドライバーは、ほとんどが所属するチームのメーカーとは関係ない国の出身です。(例えばイタリアのチーム、フェラーリの1stドライバー、シューマッハはドイツ人)。
トップチームにとってはチームとして優勝することが至上命題。ドライバーにとっても、少しでもいいクルマに乗って、ドライバーズポイントを稼いで優勝することが至上命題。
ナショナリズムなんぞ言ってる場合じゃないんですよね。

スーパーアグリの場合は、チームとしての経営体力がないので、セールスポイントとして資金を集めるためにも、「オールジャパン」というキャラクターにすがるしかない実情もあるのでしょうが、同じく参戦しているトヨタ、ホンダが、日本人正ドライバーを起用していないわけですから、(佐藤琢磨はともかく)「まずチームとして勝ちに行く」ことを最重要課題において、チーム戦績を上げることでスポンサーを獲得して行くのがいいのではないかなーと思うのですが・・・。

しかし、F1界においてはもう化石扱いになっている4年落ちのシャシー、急造チームでピットクルーの練習も不十分、レースに使うマシンでのドライバーのテスト走行もまだまだ不十分でデータ不足、となると、そんなガタガタのチームと契約するドライバーがいるのであろうか・・・それならもっといいチームのテストドライバーをやって、スポット参戦を狙ったほうが、まともな正ドライバーシートへの近道じゃないかと思いますが・・・。

スーパーアグリに関しては、無理に2006年から参戦せずに、いろいろな課題をきちんとクリアして、2007年から参戦した方が良かったと思うんですが。何か、早く参戦したい事情でもあったのでしょうか。
ホンダが先に「2006年にはBチームを作る」と発表したそうなので、それに乗っからざるを得なかったのかもしれませんが・・・。

このような迷走した状態では、来季の資金集めが大変だと思います。
ともかく、今の希望はこの先、佐藤琢磨がきっちり完走を続けて、日本人ドライバーとしての存在感を示し続けることでしょうか。
琢磨もあまり印象が残りにくいドライバーなのですが、今まで結果はひそかにちょこちょこ出している(3位になったこともあるし)ので、がんばってほしいものですね。

以上、今日はF1の話で終わってしまいました。画像もなくてすいません。
ネットから拾うと、著作権とかチェックされちゃうかも、と思いまして・・・。
ではまた~。

皆さんご愛読ありがとう!なんとグーグルで…!!

2006-05-09 09:32:35 | ワインの幸せ

モンブランへご来店の皆様、おはようございます。
今日は私、かなりびっくりしております。

日の当たらぬところにひっそり咲いている、あまり知る人もない零細ブログと思っておりました、このモンブラン。

な、な、なんと、グーグルで検索すると3位に登場することを発見いたしました。

その検索キーワードとは・・・「シャトー・モン・ペラ」

これで検索すると、にゃんと「20400個」!の検索結果中の3位に、モンブランがヒットしたのであります!

ヒットする記事は、2005/8/5 に書いた、モン・ペラ2002年のインプレッション。
今読み返してみると、ど素人のムチャクチャをやっていますね~。(今でもど素人ですが)(^^;
山のように安いおつまみばかりを用意して、片っ端から合わせてみて、「さきいかは合わない」「m&mチョコは結構いける」などとマヌケなことを4時間かけてやっております。

このど素人ゆえのキマジメなひたむきさが、よかったのでしょうか。
ワインにお詳しい方には、あまり参考にはならないと思いますが・・・。

ともあれ、今や検索エンジンのスタンダードであるグーグルで、トップページに自分のブログが顔を出せるなんて、人生何があるかわかりませんね~、生きててよかった・・・。

ぱぴりおと私のヘッポコ・インプレッションを読んでくださったたくさんの方々、本当にありがとうございます!
ちょうど、先日(2006/5/4-5/5)に、「モン・ペラ 2001年」のインプレッションを行ったばかりです。
自分で言うのも何ですが、結構面白い経験ができましたので、もしよろしかったらそちらも一度ご覧になってみてくださいね~。



ヨコハマの超新鮮コイワシを食べ尽くす

2006-05-07 23:33:22 | 楽しいイベント

モンブランへご来店の皆様、こんばんは。
ついに連休も終了ですねー。いかがお過ごしでしたでしょうか。
遊びまくった人、お仕事がんばった人、休養に努めた人、それぞれだったと思います。
私は初日にジムやらお祭やらワインやら・・・と飛ばしすぎたせいか、以降はどうも体調が悪く、ぱぴりお・しゅんけいの男3人のレジャーにほとんど付き合えず、療養の日々でありました。がっくり・・・。

まぁ、これから爽やかな5月も本番。早く調子を上げて、毎日楽しく過ごせるようになって、このくやしさ取り返すぞー。

さて、そんな弱っていた私は家で留守番をし、夫・ぱぴりおとしゅんけい(9歳s)は、昨日朝4時に起床し、5時にきっちり家を出て、釣りに行ってきました。
行き先は、ヨコハマ・本牧(ほんもく)海釣り施設。

6時半に現地に着いたところ、6時開場の埠頭はもう鈴なりの人で、男3人は堤防の突端しか確保できなかったそうです。
おりしも天気晴朗なれど風強く、堤防の先っぽともなれば一層の風で、備品を吹き飛ばされそうになりつつも3人は釣り糸を垂れました。

ここ、本牧は「黒鯛」が釣れるのだそうで、彼らもそれを目当てに行ったのですが、この日はあまりいなかったようで、鈴なりの釣り人たちが代わりにばんばん釣り上げているのが、コイワシ。

なので早速ぱぴりお、「仕掛け」を「サビキ」(複数の釣り針がついている)に変えて、大量得点を狙います。
コイワシの群れが定期的に堤防のそばまで来ていたらしく、時折「入れ食い」状態になり、しゅんけいが釣り糸を垂れて「1,2,3,4,5」と数えて上げると、もうみんな針にコイワシがついているのだとか。すごい・・・。
あんまり釣りすぎても食べきれないので、ほどほどで切り上げて帰ってきました。

その釣果です。

体長10センチ弱といったところでしょうか。

コイワシたちには、夕食のおかずになっていただきました。(-人-)
私は魚をさばくのが苦手なので、ぱぴりおにちまちま、ちまちまとウロコ取り・下処理をぜ~んぶやっていただき(ありがとう・・・)、ぱぴりお氏そのまま、初めての「コイワシのから揚げ」作りに挑戦。

塩をして市販のから揚げ粉をつけたコイワシを、じゅわわ~。


炎の料理人・ぱぴりお氏、ひたすら揚げまくった渾身の一皿がこれです。


このコイワシ、ヨコハマ出身ということもあり、味はどうなのだろう・・・(^^; と思っていましたが、少々マヨネーズをつけてビールと共にいただいてみると、全然!臭みがなく柔らかで、骨も食べられて激うま。
さすが、12時間前まで生きて海を泳いでいたオサカナは、新鮮さが違います。
結構大量にあったので、残してしまうかも・・・と思ったのですが、あっという間に皆で食べつくしてしまいました。
カルシウム&DHAを、一気に補給しましたねー。

しゅんけいも、これでもかというくらい釣れたので、釣りの楽しさを満喫できたようです。
ぜひ今度は、黒鯛を釣って、本牧埠頭の若きヒーローになってほしいものですね。


Ability, Possibility, Capability

2006-05-06 20:53:40 | ヴィシアの日常

モンブランへご来店の皆様、こんばんは。
連休も後半になりましたが、いかがお過ごしですか?

連休ともなると、スポーツクラブはさすがに空いています。
画像は私たちが通っているジムのプールですが、ご覧の通りガラガラ。
混んでいる時は1レーンに3人くらいですれ違いながら泳ぐ羽目になり、狭いし手がぶつかったりしてあまり愉快ではないのですが、好き放題!ど真ん中を!!一人で!!がぁぁぁ~っっと泳いでいけるのは気分がすこぶるいいですねー。

私は去年のゴールデンウィークから、このジムに通いはじめました。
長くブランクがあいてしまうこともありましたが、退会はせず去年中はボチボチ通っていました。
しかし今年に入ってから、体調がイマイチの日々が多かったこともあり(←言い訳ですかね…)めっきりペースダウン。
一度間があくと面倒くさくなってしまうもので、そのまま3ヶ月くらい中断してしまっていました。
σ(^◇^;

しかし、「連休中に痩せるのだ!!」と自らに誓いを立てた夫・ぱぴりおに連れられて、5連休初日にほんとうに久しぶりにジムへ行きました。
ぱぴりおはプールよりも自転車や筋トレマシンが好きなのですが、私はプールの方が好きなので、ロビーで別れて一人プールへ向かいました。

しばらくぶりのプール。水の匂いをかぐと、ちょっと心が躍ります。
連休とあってすいているプールの、真ん中のレーンで泳ぎだしました。
(ゆっくりですが)クロールで何往復も泳いでいると、だんだん頭の中から、余計な考えが消え去っていき、最後にはただ泳ぐだけの存在になります。
私はこの過程が好きです。

久しぶりに泳いでいると、「そういえばこのジムに通いだしたのは、ちょうど去年の今頃だったな…」と思い出しました。
去年の1月末に退院した時には、家でも寝てばかり。家事などほとんどできず、最寄の駅までの道も、何度歩いても覚えられませんでした。
もっと前、長い昏睡状態から覚めた頃、私は自分で寝返りも打てず、言葉もなくし記憶も失い、一人では何もできない、大きな赤ん坊のようなものでした。

水の中を進みながら私は思いました。
「あの時、自分はほとんどのものを失ってしまっていたな…。
でも、本当に何もかもまた『いちから』始めて、起き上がり、言葉の練習をして、半べそかきながらリハビリもして、また歩けるようになって、計算もできるようになって、記憶も少しずつ取り戻して…こんなふうにまた、泳げるようにもなった。

あの時、ほとんどのものを失ってはいたけれど、自分にはまだ、『可能性』だけは残されていたんだな…。
そしてそれをぱぴりおが固く(そして私もぼんやりと)信じていたから、神様が回復への道を開いてくれたのかも。

今の自分…。
体調が悪い日が続いたりして、気がふさいだりすることもあって、元気がなかったけれど、あの時と同じようにきっと今も変わらずに『可能性』はあるんだよな…。

『可能性』がなくなってしまうことなんて、人生にはないんだよね…。
寝たきりの状態から、こうしてクロールで何百メートルも泳げるようになったみたいに、今から私が新しくできるようになることだって、きっとまだまだたくさんあるんだよね…。」

何となく何かが ”わかった”ような気がして、私はぐいぐいと水をかいて進み続けました。
プールで黙々と、ひたすらに泳ぐ時間。それは、自分のこころの声を素直に聞くことができる、数少ない機会かもしれません。

気持ちよく疲れてプールから上がり、シャワーを浴びてぱぴりおと合流しました。
そしてうっかり二人はデニーズへ…。



運動の後ということで、大変おいしかったので無駄に大きい画像を載せてしまいましたが、生チョコ3種セット(ヴィシア)と、焼チーズケーキ(ぱぴりお)です。

連休中に痩せないっちゅうの。


ワイン・インプレッション:ちょいワルオヤジの底力・「シャトー・モン・ペラ 2001」後編

2006-05-06 01:02:09 | ワインの幸せ

モンブランへご来店の皆様、こんばんは。
昨日に引き続き、「シャトー・モン・ペラ 2001」のインプレッション後編をお送りします。(^^)

ワインのみのテイスティングでは、正直言って「んん?コミックに載って話題もさらったワインなのに、早くもちょっとピークを過ぎちゃったかな・・・?」と思いました。

しかし、ワインをいただくヨロコビは、おつまみや料理とのマリアージュにあり!
・・・と、めげずにチーズなどと合わせるとどうなるか、いろいろ試してみました。

今回はあまりいろいろな種類のチーズのストックがなかったのですが(さすがに少し買い控えることにしまして・・・)、ヴィシア家的に「厳選」のおいしいチーズを合わせてみました。

まずはトップ画像の「シャロップシャーブルー」。
チェダーチーズをベースに、青カビを生やしたものです。
これをメジャーな「ナビスコプレミアム クラッカー」にのせておつまみに。

すると・・・。
おお~、おいしい
このチーズは、青カビのにおいが結構強めなのですが、チーズ自体はクセの少ないチェダーチーズなので、羊乳や山羊乳のチーズなどと比べてとても食べやすくておいしいのです。
チーズをクラッカーにのせると、それだけでとってもおいしいのは、みなさんご存じですよね~。

このおつまみを食べた後、モン・ペラ2001を飲むと、キュッとさっぱりした渋味の後に、ワインだけの時にはあまり感じなかった甘味がふわりと引き出されて、ほどよい重さのバランスになりました。

お持ち帰りの握り寿司もあわせてみたのですが、これだと渋味と苦味が強調されるだけでダメでしたね。

シャロップシャーブルー+クラッカー&モンペラでは、ワインを飲むことによってチーズのアミノ酸のうまみが二度味わえる感じです。
ワインのボディがしっかりしているので、味が破綻せず、すぐへたったりしなくて、力強く印象を残します。
モン・ペラ単独では、そうたくさんは飲めないな・・・という感じでしたが、これと合わせるとマリアージュの妙で、どんどん飲めてしまいます。(^^;

さて、違うチーズも合わせてみました。

カマンベール「ノルマンディAOC」+クラッカーです。
これも合いましたが、シャロップシャーブルーのマリアージュの方がよかったです。カマンベールだと優しすぎるかも。

では、チーズだけでなく、甘味系も。

いつもの定点観測おつまみ「ぶどうのつぶやき」(レーズンのホワイトチョコがけ)を切らしていたので、カリフォルニアの枝付き干しぶどうです。

これも、シャロップシャーブルー+クラッカーには負けますが、これはこれでおいしく合いましたね。

では、本日の「究極おつまみ」を作ってみました~。

シャロップシャーブルー+クラッカー+干しブドウ。(^▽^)

これはまた意外な展開でした・・・。
まず、このおつまみ単独で十分おいしいのです(笑)。甘味が加わったことでチーズの味に深みが増しました。
そこでワインを飲むと、渋味→甘味の後、酸味を含んだフルーティーな香りが口に広がるようになり、一口で三度おいしいのです。

このおいしさの秘密を突き止めようと、いろいろ試してみました。
・チーズ+干しブドウ(クラッカーなし)でワインと→クラッカーありの方がおいしい。
・チーズ+干しブドウ+エトナロック(岩塩)(クラッカーなし)でワインと→クラッカーありの方がおいしい。

どうやら、クラッカーがこのおつまみのおいしさの決め手のようです。
それなら、クラッカーだけをおつまみにしてみたら?・・・すると、ワインそのままで飲んだときの味しかせず、複雑な変化は起きませんでした。
チーズにクラッカーを加えることで、さらに一段と複雑なうまみを引き出せるようになっているんですね。で、そこに干しブドウの甘味と果実のうまみを足して、完成したということのようです。

フレッシュなパワーをもう失い、中年になってしまったかと思われた「モン・ペラ 2001」でしたが、なかなかどうして、こんな底力を秘めた「ちょいワルオヤジ」だったんですね~。
このおつまみでいただく場合は、たぶん2002年物よりもこちらの方がずっとおいしいと思います。

このチーズ(シャロップシャーブルー)がストックしてあってラッキーでした。
モン・ペラ2001、やっぱり売り切れちゃうだけのことはありました。


お久しぶり!ワイン・インプレッション:ちょいワルオヤジの底力・「シャトー・モン・ペラ 2001」前編

2006-05-04 21:53:38 | ワインの幸せ

モンブランへご来店の皆様、こんばんは。
連休いかがお過ごしでしょうか?
すっかりご無沙汰していたワイン・インプレッション、この頃飲んでいたワインがあまり知名度もなく、またさほど感動する味のものにも出会えなかったので、あえて書くほどでもないかな・・・と、ずっとお休みしていました。

しかーし!
せっかくの連休ですので、久しぶりにマジメにインプレッションしたくなるようなワインを開けよう・・・!
ということで、「シャトー・モン・ペラ」2001年 を開けました~。

「モン・ペラ 2001」は、大人気のワイン漫画「神の雫」で取り上げられて、瞬く間に市場から売り切れてしまったというワイン。
登場のくだりはこんな感じでしたねー。


ぱぴりおも何とか2002年物は入手して、2005/8/5の記事でインプレッションを行いました。(よかったらご参照くださいね)
その後、幸運にもコミックに掲載された2001年物を2本入手でき、今まで大事にセラーに入れていたわけです。

では、いよいよあの話題をさらったワインを、まずはワイン単独でインプレッション。

<外観>
・清澄度:濁ってはいない。
・濃淡:濃い。
・粘性:それほど高くはない。普通。
・色合い:濃い赤紫。暗めの色調。

<香り>
・第一印象:とても強い。パワフル。
・品質:高い。澄んだ力強い香り。
・熟成度:あまりフレッシュではない。ヌーボーのような新しい感じの香りではない。
・複雑さ:わりと複雑な感じがする。
・香りの種類:ナッツ系、黒い果実。とりわけ、皮の黒味の強いような果実の香り。
土っぽさはない。ミネラル感はある。

<味>
・第一印象:意外と落ち着いた、大人っぽい味。
・甘味:あまり感じない。
・酸味:若干感じる程度。
・渋味・苦味:2002年より苦味は強い。渋味も強め。
・アルコール感:普通。
・ボディ:しっかりしている。年数のわりには太く、厚い。
抜栓直後はかなり硬めの味わいなので、ちゃんと開かせた方がいい。

<総合評価>
・バランス:バランスはよい。
・凝縮感:ある。濃いブドウ液から作った、濃縮された感じ。
・複雑さ:2002年よりはやや複雑。
・一体感:しっかりある。一つの味が飛びぬけておらず、統一感がある。
・余韻:すっきりしている。あまり後はひかない。香りについても、余韻としてはそれほどひかない。
・熟成度:結構熟成は進んでいるのではないか。
・将来性:今が飲み頃かも。

<点数評価>
・外観(清澄度、濃淡、色合い):3点満点中2点。
・香り(健全さ、強さ、複雑さ、内容):期待させるいい香り。グラスの外まで香ってくる、力強い香りなので、7点満点中6点。
・味わい・総合(フレーバーの強さ、酸味・甘/辛味・渋味・アルコール、ボディ・ストラクチャー、樽、バランス、凝縮感、複雑さ、余韻の長さと品質):10点満点中6点。
合計は20点満点中14点。ちなみに2002年は16.5点でした。

<ワイン単独での総評>
若々しいパワーという点では、2002年物の方が衝撃的だった。若くてフレッシュなのに、ガツンとくる感じ。年齢で言うと20代から30代。
対して今回の2001年は、中年のような感じ。ぐいぐい攻めてくるパワーは減っているような印象がある。「神の雫」掲載の時から時間が経ち、ピークは過ぎてしまったのだろうか??

・・・というわけで、「モン・ペラ」2001年は、期待度が高かっただけに正直言ってちょっと「あれれ?」という第一印象でした。

しか~~し!!
私たちのインプレッションはこれだけでは終わらず、さらに驚きの展開を見せたのであります!!
ワインの世界の奥深さを、またもや思い知らされるはめにっ

とはいうものの記事が長くなってしまったので、続きは次回をお楽しみに




しゅんけい:9歳がはじけた5月の夜

2006-05-04 00:56:48 | しゅんけいツインズ

モンブランへご来店の皆様、こんばんは。
今夜は写真満載でお届けします♪
5連休も始まりましたが、いかがお過ごしでしょうか。
友人のマーブルくんは、せっかく久しぶりに休みをもらって帰省したのに、気が緩んだのか風邪を引いてしまい、静養の連休となりそうだとか。お大事にねー。

さて、ヴィシア家は、今夜は近所の神社のお祭に行ってきました。
この神社は結構大きくて由緒もあるようで、例大祭には何と夜に山車や神馬(本物の馬ですよ!)が練り歩くんですよー。

画像は普通の茶色い馬ですが、白馬のような色の薄い馬もいました。

お祭といえば夜店がお楽しみ。ここのお祭は夜店の数もとても多く、いろいろ楽しいお店がわんさかとあり、たくさんの人出でにぎわっていました。
たこ焼き屋さんのイイダコ山盛り。圧巻です。ちょっとキモチワルイですかね・・・。


定番のチョコバナナ。しゅんけい、もちろん吸着。派手ですねー。


おおぅ!魅力的な海の幸満載の居酒屋屋台も!!(^Q^)


さて、そぞろ歩いていると、何と珍しくも「お化け屋敷」を発見!


ご丁寧に「おばけが出ます」との解説付き。(^^;


我らがしゅんけい、ちょっとへっぴり腰ながらも子供だけで果敢に突入。ぱぴりおがニヤニヤしながら見守っています。


一反もめんがお出迎え~。

数分間の短いツアーでしたが、結構怖かったようで、子供たちはダンゴ状にくっついて出てきました。(^▽^;

そして夜店で9歳ダンシの心を最もとらえるものといえば、やっぱり「くじ引き」でしょう。
遊戯王カードやゲームソフトなどを、これ見よがしにディスプレイし、お兄さんがおいでおいでをしています。
しゅんけい、少ないお小遣いを握り締め、あちこちのお店を散々物色し、「かならず当る」との垂れ幕のかかった出店に狙いを定めて運試しに果敢にアタック!!


しかし、そこは世の常で、特にいいグレードでもない、「カス」のようなカードしか当たらず、テキヤさんの厳しさを知った二人でした・・・。
しかし、その後最後のお小遣いでけいけいがトライした、おもちゃのモデルガンのくじで、やや大きめのモデルガンが見事に当たり、けいけい狂喜乱舞
モデルガンどころかマシンガンのように、「いかにしてオレは当たりのくじを引いたか」を何度も何度も語りつつ、帰途に着いたのでありました。
楽しい経験ができてよかったね、二人とも・・・。

しかし帰宅して早速遊んでみたものの、モデルガンはどーしよーもない粗悪品。弾は詰まるわ、部品は合わなくて図面どおりに完成しないわ。
再び、テキヤさんの厳しさを知った二人でありましょう・・・。

また家族そろってお祭に行けてよかったです。去年は確か、私はまだそこまでは出かけられなくて、留守番してたんじゃなかったかなー。
いろいろなお店で一喜一憂する子供たちを見ていると、なかなか面白かったですね。
あと4日、しっかり遊べるように、親も早寝しておかないとねー。


鉄棒公園は大騒ぎ 後編

2006-05-02 22:16:26 | しゅんけいツインズ

モンブランへご来店の皆様、こんばんは。
昨日に引き続き、家の前の「鉄棒公園」で持ち上がった、3匹の子猫と10人の小学4年生の一騒動の後編をお送りします。

一匹はもらい手がついている(らしい)ものの、残りの2匹については
「みんなでこの公園で飼うんだ!」

と瞳を輝かせている4年生たち。
しかし、おりしも夕暮れの空はどんよりと曇ってきて、ぽつりぽつりと雨が落ちてきています。
公園には、子猫が雨をしのげるようなところはなく、子猫を入れて持ってきたダンボール箱は深すぎて、まだ小さい子猫では自分で出入りができないし、箱の中にタオルのような、暖まれるものも入っていません。

私は、(きっと、そもそも子猫たちをもらってきた最初の子は、子供同士で話すか何かで、勝手にもらってきちゃったんじゃないかな・・・)
と思いました。

そこで、子供たちに、
「この公園で、こんな小さな猫を放し飼いすることはできないと思うよ。雨も降ってきたし、このまま置いて帰ったら、子猫たちは濡れて、寒くて病気になって死んでしまうかもしれない。
だから、なつみちゃんのところでもらってくれるっていう1匹は、なつみちゃんの家に持っていくとして、残りの2匹は、もともといた家の、お母さん猫のところに返したらいいんじゃないかな。」
と言いました。

子供たちも、可愛い子猫に大興奮してはしゃいではいたものの、暗くなってくるし雨は降ってくるしで、みんな内心はちょっと「まずいかも・・・」と思っていたのでしょう、私の提案にあっさりと全員がうなずきました。

そして、なつみちゃんの家に1匹届けるグループと、元の家に2匹返すグループに分かれて、雨の降る夕暮れの鉄棒公園からそれぞれ去っていきました。



後で帰宅したしゅんけいから、それぞれのグループのその後を聞きました。

・なつみちゃんの家に行った一匹:私がひそかに予想していた通り、なつみちゃんのお母さんは子猫をもらう件については全く知らなかったらしく、なつみちゃんが独断で決めてしまったことだったそうです。ありがちですよね・・・。
しかも、お母さんによるとなつみちゃんは猫アレルギーで、家で猫は飼えないのだとか。
そこで、グループは困ってしまい、結局別の子の家に行き、その子の家で「一晩だけなら・・・」と預かってくれることになったそうです。

・元の家に行った2匹:2匹は無事、三毛猫お母さんのところに戻れたそうです。
誰が最初の子に3匹をあげたにせよ、あっさりあげてしまったということは、その家ではきっと、子猫の貰い手を捜しているんでしょうね。

休みをはさんだりしてしまったし、子供たちからはその後、3匹がどうなったか聞いてはいないのですが、あの夜、結局土砂降りになったので、私としてはひとまずあの夜だけでも子猫たちが、暖かく満腹で過ごせるようにしてあげられたのであれば、私の力の及ぶ限りとしてはよかったのかもな・・・と思っています。
子供たちだけだったら、もしかしたら困った末に、公園に置き去りにしてしまったかもしれませんから・・・。

3匹がみんな、今日もどうか幸せに過ごしていますように。


鉄棒公園は大騒ぎ 前編

2006-05-01 21:34:24 | しゅんけいツインズ

モンブランへご来店の皆様、こんばんは。
ゴールデンウィーク突入前のある日の午後、しゅんけいがドタドタドタ・・・と大慌てで帰ってきました。

また友達と遊ぶ約束でもして、ゲーム機持ってあたふた出かけて行くに違いない(^^; と思っていると、鼻をぷっくり膨らませたけいけいが、興奮して私に話しかけます。

「あのね、今鉄棒公園(ウチの前の公園の、子供たちの間での通称です)でね、みんなで子猫連れてきて見てるんだよ!

ななな、何??子猫?

「うん、3匹いるんだよ!
花屋さんの隣の家で、飼ってる三毛猫のお母さんが産んで、それを○○君がもらってきたんだ。今公園にいるんだよ!何かあげるものない?」

状況がよく飲み込めないまま、とりあえず以前買っておいたネコ缶を渡すと、しゅんけいは小躍りしながら公園にすっ飛んでいきました。

どうも、やな予感がするなぁ・・・。
しばらくしてからデジカメを持って、私も公園に行ってみました。

公園の草地の一角に、小学生が10人くらい集結して、何やらわいわい大騒ぎしています。あっ、しゅんけいもいる。
「どれどれ~」とそこに行ってみると・・・。
こう来たか!



3匹、どん!


ああああ~、もしかして・・・

大興奮の子供たちの話を総合してみると。
・花屋さんの隣の家の三毛猫が産んだ子猫3匹を、○○君がもらってきた。

→しかし、○○君は自分の家で飼うあてがあったわけではなく、結局友達に押し付けて?帰ってしまった。

→友達は困って、鉄棒公園なら誰かいるだろうと思って持ってきた。

→しゅんけいたちと出会い、皆で大騒ぎになった。(そりゃ、なるだろう)

→小学4年生の彼らは、単純に、「この子猫たちはみんなのものだ」と盛り上がり、さっそく3匹に、「翼」「ピンキー」「シャドウ」と名前がつけられた。(^^;

→子猫のうち1匹は、なつみちゃんの家で飼うとなつみちゃんが言ったので、もらい手決定。

→しかし、あとの2匹は飼える家がないので・・・

「みんなでこの公園で飼おう!」

ああああ~・・・なんてありがちな展開・・・(^◇^;;

子猫たちはどうなるのか!?
長くなりましたので続きは次回に!