モンブランへご来店の皆様、こんばんは。
小学生というのはとにかくクイズが好きな人々です。
一足先に夕食を終えて、席を立ったけいけいがおもむろに戻ってきて、いきなり
けいけい 「そこで問題です(^^)b 」
おかーさん、もはや少しもあわてず 「ジャジャン♪」とクイズの効果音役。
けいけい 「『ヨーロッパタヌキブンブク』というものがあります。これは、いったい何でしょうか!?」
両親、しばし考え
ぱぴりお 「いきもの」
ヴィシア 「いきもの」
けいけい 「二人とも正解っ!」
・・・こんなふうに抜き打ちクイズがあるんですよ~。

「ヨーロッパタヌキブンブク」なんて、ものすごい名前ですが、けいけいが読んだ「へんないきもの」という本の中に出てくる、実在するウニの一種の名前だそうです。
あっ、この本、買おうと思ってそのままでした。
ところがこの本では、ヨーロッパタヌキブンブクは名前しか出てこなくて、写真が載っていないのだとか。
はて、いったいどんな生き物なのでしょう・・・??
調べてみると、こちらのブログで、がんばって正体を突き止めた方がいらっしゃいました。(リンク先に画像があります)
なるほどー。
「ブンブクチャガマ」というウニの一種のグループがあるのですが、この生き物はそこに属しているんですね。
「ぶんぶくちゃがま」って、タヌキが茶釜に化けるお話でしたよね。
茶色のトゲがタヌキっぽいから、わざわざ強調で「タヌキ」を付け加えたんでしょうか。
おかーさんは内心、こんなのを想像しました。

私の脳内のほうが、へんないきものが多そうです。

どうしてウニなの~?
ヴィシアさんのヨーロッパタヌキブンブクのほうが
ピッタリ~。
見た目が茶釜の形に似ているということで、トゲの短いウニの一種が「ブンブクチャガマ」と名づけられたようなんですね。
ヨーロッパタヌキブンブク、どうせならもっとこんなふうであってほしいです。(^^)
私は冗談のイラストかと思ってました。
本物のヨーロッパのぶんぶくは可愛い。
でも名前から想像する生き物はヴィシアさんのイラスト通りだなぁ。
ヨーロッパってところが、無駄にイマジネーションを広げてしまうというか。(笑)
エゾバフンウニというのも、よく味わってみると、あんまりな名前ですよね。それ食べるんですけど・・・。
カシパンなんてのもいますし、和名のネーミングってどうなっとるんですかね。
★フィナンシェちゃんへ:
お昼の息抜きになれば幸いですー。(^^)
★ねこママさんへ:
生物には、ラテン語でつけられた世界共通の「学名」と、日本語でつける「和名」があって、学名のほうは「命名規約」という規則に従ってつけます。
生物は「既存の種とはこれこれの点で異なるので、この生物は新種である」という論文を発表して初めて新種と認められるので、この論文を書いた研究者がラテン語の学名を命名することになります。
しかし、和名についてはあまり厳格な規定がなく、研究者などの間で紳士協定的に決まるという感じですね。
「ヨーロッパタヌキブンブク」も、日本人が発見したわけではないと思いますが、誰かこのウニの仲間を研究していた日本人が、和名をつけたのでしょう。
私が書いたやつ、ゆるキャラですよね。「へんないきもの」の挿絵に使ってもらえないでしょうか。(笑)