モンブランへご来店の皆様、こんばんは。
5年生で本格的に委員会活動が始まり、放送委員会に入ったしゅんしゅん。(けいけいは図書委員です)
朝とお昼の放送などを、当番で担当しています。
マイクを入れ忘れてずっと無音が続いたり、入れっぱなしで「あっ、やべぇ!」などというヘッポコスタッフの声がお昼の教室に流れたりもするそうです。
でも、小学校のものすごく旧式の機材でも、放送室というのは何となく男子にはカッコよく感じるものらしく、放送委員を楽しんでやっているようです。
さて、お昼時には時間があいた時などに音楽をかけるのですが、放送室のライブラリにあったテープで、偶然しゅんしゅんは、ビートルズの名曲「レット・イット・ビー」を聴いたのだそうです。
その曲をとても気に入ったしゅんしゅん。
ビートルズの曲であることも、ビートルズというバンドのこともよく知らず、うちに帰って私(うちでは「音楽のことはおかーさんに聞け!」なので)に、
「おかーさん、
♪れれびー、れれびー! れれびーぃいぃー、れれびぃー♪
って曲知ってる?」
と尋ねてきました。
私「それはビートルズの『レット・イット・ビー』っていう、有名な曲だよ(^^)」
しゅん「ふーん・・・ぼく、この曲好きなんだよねー」
音楽に興味を示したとあっては、よしきた!まかせなさい!
うちにはビートルズのCDが1枚もなかったので、おかーさん、しゅんしゅんに内緒で速攻でアマゾンに注文しました。
そしてタイミングを見計らって、今夜しゅんしゅんを呼び、「レット・イット・ビー」を聴かせてあげたのです。
しゅんしゅん、前奏が終わってポールのボーカルが入ると
「あっ、レット・イット・ビーだ!」
そしてスピーカの正面で、じっと聴いています。
いつのまにか顔にはずっと、ほほえみが。
そして私に「おかーさん、レット・イット・ビーってどういう意味?」
と質問しました。
「なすがままに、って意味だよ」
「ふーん・・・(^^)」
「このアルバムはね、ビートルズが最後に発売したアルバムなんだよ」
「ビートルズで一番有名な曲って何?」
「そうだなぁ・・・いろいろあるけど『イエスタデイ』あたりかな?」
「このCDには入ってないんだね」
「そうだね、もっと前のアルバムになるね」
「全部で4人グループなんだね」
「そうだよ。このメガネの人は、だいぶ前に殺されちゃったんだよ」
「知ってる。ファンに撃たれたんだよね?」
「おや、よく知ってるねぇ」・・・
そして、このアルバムの中で他に有名な曲として
「ザ・ロング・アンド・ワインディング・ロード」
「ゲット・バック」
も聴かせてあげました。
「ゲット・バック」ではしゅんしゅん、リズムに合わせてちょっと体を揺すっています。
「あ~これ、iPodに全部落としてもらって聴きたい!」
としゅんしゅんは喜んでいました。
ビートルズがこのアルバムを発表した1970年、iPodなど誰も考えつきもしなかったことでしょう。
21世紀の最先端のハードで、彼らのことをほとんど知らないしゅんしゅんにも、聴きたいと熱望させるビートルズ。
優れた音楽というのは、時代を軽々と超えるのですね。
しゅんしゅんがこれから、どんな音楽に夢中になっていくか楽しみです。
おかーさんは、いい教材をいろいろ知ってるよーん・・・
(画像の絵は、2月6日の記事でご紹介した、しゅんしゅんの自画像です)
私もビートルズは中学の時「Let it be」から入りました。
私は「ヘリピーヘリピー」って覚えたような。
「ザ・ロング・アンド・ワインディング・ロード」は一番好きかなぁ。
アルバムは全部持ってますよ。
CDは赤と青も持っています。でもレコードの方がいい味なんですよね。
ゲット・バックのごちゃごちゃ言うセリフが聞きたくて何度も針を落とし直したことがありました。
私はまったく自身では洋楽のレコードを持っていませんでしたが、兄のエルトンジョンやドン・マクリーンは何度も聴きました。でも正直、小椋佳のほうが好みだったですね。
私が英語をしょっちゅう聞くようになったのは、会社に入ってからでした。
大学を出るまでは、英語といえば論文くらいしか触れる機会がなかったわけですから、しんどかったですね。
それから20年近く経ちますが、やっぱり英語の歌は何言ってるのかさっぱり分からないのです。
今年はどこまでしゃべれるようになるか...まだまだ勉強は続きます。
LET IT BEをカラオケで歌えるようになりたいものです。
★茶葉ママさんへ:
「ヘリピーヘリピー」「れれびーれれびー」・・・空耳アワーですね。(^^)
アルバム全部お持ちなんですか。
私は、洋楽は結構聴いてきたほうだと思いますが、意外とビートルズは、1枚も持っていなかったんですよ。
確かにこのアナログ感満載の音は、CDよりレコードの方が向いていると思います。
ちょっとパチパチノイズが入るくらいが、趣あっていいでしょうね。
しゅんしゅんもゲット・バックのセリフに「英語だねー」と面白がっていました。
★ぱぴりおへ:
兄弟でも音楽の趣味って違いますよね。
私と妹・りりあも、似ているところもありますが違いの方が大きいと思います。
たぶんファースト・コンタクトが、その後の好みに影響するんじゃないでしょうか。
私も英語の歌詞がそんなに聴き取れるわけではないですよ。
ラップなんかほとんどお手上げですね。あれってネイチブさんたちは全部わかってるんでしょうか。
LET IT BE は「れれびー、れれびー!」でいけそうですよ。マイアヒだってウケたんだから。飲ま飲まイェイ。
私もデビューはその頃だったかな。中学時代に学校でブームとなり赤と青のアルバムを買ってもらいました。
先日会社でビートルズのコピーライブに行きましたが
若者の中には、MYブームを経験しなかった子もいて付いていけない様子でした。
いい曲いっぱいあるし、しゅんしゅん達も今のうちに十分感化されてほしいです。
私が初めて買ってもらったアルバムは、「007:サウンドトラック集」だったと思います。
当時ウチにはポータブルプレーヤーしかなかったのですが喜んで聴きました。
自分のお小遣いで初めて買ったアルバムは、確か坂本龍一のYMO参加前のソロ「千のナイフ」。
自室のミニコンポのスピーカーの前で正座して聴きましたにゃ。
ビートルズの曲って、譜面は簡単なんでしょうが、実はうまくコピーするのは結構難しいと思うんですよね。
アレンジの凝っていない曲に限られるでしょうねぇ。
「ロング・アンド・ワインディング・ロード」なんかは無理そう。
今のところ、けいけいよりしゅんしゅんの方が、洋楽への感度は高そうですね。
11歳、目覚めの日は近いかな。