モンブランへご来店の皆様、こんばんは。
ただいま札幌の私の実家に行っているしゅんけい。
明日の午後の便で帰ってきます。
彼らがいない間、久しぶりにぱぴりおとのんびり過ごしました。
昨日の日曜日は、子供を気にせず出かけられる休日の夜を満喫しようと、二人で「ミッション・インポッシブル 3」のレイトショーを見てきました。
この頃あまり見なくなってしまいましたが、もともとは結構映画好きだった私、この映画に関しても語りたくなっちゃったことが山ほどあるのですが、ネタバレになってしまうのでそれはまたの機会にということで。
で、映画が始まる前の予告編の数々で、「スーパーマン・リターンズ」の予告を見ました。
昔、故クリストファー・リーブ氏によってシリーズが作られ、ヒットした実写版映画「スーパーマン」。
このたび、新たな俳優を起用し、再び蘇ることになったのです。
でもあの胸に「S」と描いた青い衣装とか、赤いマント、グーで空を飛ぶところは一緒。
家に帰ってぱぴりおと、その「スーパーマン」の話になりました。
私が思うに、アメリカのヒーローものは、スーパーマン・スパイダーマン・バットマンといい、ずううぅぅ~っと何十年も(!)変わらないんですよね。
ついでに言うとミッキーマウスも、変わらないままもう還暦過ぎ。(^^;
でも、日本のヒーローは、ウルトラマン・仮面ライダー・戦隊ものヒーロー・ガンダム・・・同じシリーズの中でも、みんな、毎年どんどん違うキャラに変化していきます。(ウルトラマン→セブン→帰ってきたウルトラマン→ウルトラマンエースとか。)
どうしてこういう違いが出るんでしょうね?
アメリカのスーパーマンは、初期の頃から衣装も同じ、新たな必殺技を会得するわけでもなく、ずううぅぅ~っと同じスペック(笑)で戦い続けているわけです。
「スーパーマン・ネオ」とか出てきませんよねー。
日本の視聴者(子供たち?)は飽きっぽいんでしょうか?
常にキャラクターに「進化」を求めていますよね。ポケモン然りで・・・。
そこでぱぴりおが言いました。
「アメリカのヒーローってみんなマッチョじゃない?あれって、アメリカ人の子供も大人も共通に持ってる、理想の「強い男」像なんだろうね。
だから、ヒーローとして完成されてて、スペシウム光線とかに頼らないでパワーでやっつけちゃう・・・そのへんに満足感があるから、特に進化しなくてもいいんじゃないかな。
でも日本のヒーローは、様式美みたいな感じで、一度はすごいピンチになってカラータイマーが点いちゃったりして、そこから一発逆転、必殺技スペシウム光線、ライダーキック!って感じじゃない。
だから、キャラもそんなにマッチョじゃないし、(必殺技も含めて)目新しいものを出していかないと、一つ一つのキャラに強烈なカリスマ性が少ないんだろうね。」
なるほど・・・。
しかしそこで、私はふと気がつきました。
「そういえば、ヨーロッパの国々では、ヒーローもの番組って今何があるんだろうね?
昔はイギリスで「サンダーバード」とかあったけど、アレももうずいぶん昔に放映終了してるし、今フランスやドイツなんかで人気のヒーローっているのかな??」
あれこれ考えてみましたがわからないので、ネットで調べてみました。
すると、欧州諸国ではどっぷり日本のアニメや実写ヒーロー物が入り込んでおり、戦隊物シリーズや「星闘士星矢」「セーラームーン」「ポケモン」などが席巻していて、子供たちはどうかわかりませんが、向こうのオタク(OTAKU)たちに熱狂的に支持されているとか。
つまり、自国テレビ局で作っている子供向けヒーローもの番組は、全くといっていいほどないのです!
まぁ、ヨーロッパ人がアメリカンヒーローを受け入れるとは思えないので、納得行く流れではありますが・・・。
しかし、いろいろネットで探していたら、こんな超面白い掘り出し物がっ!!
フランスの、戦隊物を愛するアマチュアの人たちが、好きが高じてフランスを舞台にオリジナルストーリーで作っちゃった戦隊物ヒーローシリーズ、
「フランス・ファイブ」というものがあるんです!
((公式HPはこちら。日本語対応もしてます)
いや、これは笑ってしまいました。(^◇^;
低予算のアマチュアながら、かなり本気です。戦隊物への深~い愛が感じられます。
お金儲けを無視してアマチュアが熱意に任せて作ったものなので、なんと日本語字幕付きで全編ダウンロードできるとか。
お好きな方は見てみてくださいねー。
今日本のキャラクターで長年変わらず愛されているものというと、(声は変わりましたが)ドラえもんくらいでしょうか。
このへんでひとつ、お父さんと息子が将来同じノリで話せる、息の長いスーパーヒーローが出てきてくれないものでしょうかね・・・。
スーパーマンもバットマンもミッキーも
老若男女みんな普通に見られるもんね。
日本のヒーローってそうでもないよねぇ。
ウルトラマンが大好きな30代OLとかって
特殊な人になっちゃうもんね。
ドラエモンなら別に平気だけどねぇ。
息の長いスーパーヒーローは全ての世代に
愛されなきゃいけないから難しいよね。
私はヒーローものも戦隊ものも子供の時から
興味なしだし…
でもうちの旦那は大好きみたい。
(私からしたらちょっとキモイ…)
なのでフランス・ファイブはとっても
喜ぶと思います。
アメリカ人がアメリカンヒーローを愛する態度って、確かに年齢とかあまり関係ないみたいですよね。
アメリカにも日本アニメや戦隊ものはずいぶん入り込んでいますが、やっぱり一部のコアなマニア向けという感じで、普通のアメリカのパパさんにはちょっと・・・というところのようです。
ウルトラマン・ガンダム大好きな30代OL・・・確かにやや特殊なカテゴリかも(^^;
でも、ヤフオクのそういうジャンル見てると、結構トシの行っている(であろう)ヒトがばんばん大金払ってるんですよねー。OTAKU文化恐るべし。
「フランス・ファイブ」は面白いでしょ。微妙にノリが違うんですよね。エッフェル塔を守る!!っていうのがいいにゃー。
キャラクターのネーミングもアマチュアっぽくていい加減だし。
何でもアマチュア作品ゆえ、当初は衣装は水着の布を使っていたそうですが、そのうちお金ができて、ちゃんと日本の戦隊もので使っている高級素材(笑)を使えるようになったんだそうですよ。
アキバのコスプレみたいで笑えるなぁ・・・。
ウルトラマンやゴレンジャーなどの今に続くキャラクターが創られたのは私たちの子供の時でしたよね。その後は多少の形は変わったかもしれませんが根本的には変わらずにきたのかなと思っています。
子供達には昔からの練り直しではないその時代に生まれた創造性豊かで真新しいものを与えてあげたいと思うのです。円谷英二や石ノ森章太郎のようなクリエーターを待望しています。
キャラクターってほんとに、焼き直しばっかりって感じがしますよね。ウチの子供たちも幼児の頃からいろいろ番組を見てますが、戦隊ものなんて私にはどれがどれやら・・・。(^^;
ポケモン、遊戯王、ムシキングはゲームとタイアップしていて「なるほど、新時代のキャラだなー」とは思いましたが、逆に「売ってるゲームをやらなきゃ意味がない」キャラであることも事実ですね。うまいビジネスモデルです。
ジャンプなどのコミック雑誌に連載されているものをアニメ化したものもたくさんあるんですが、やっぱりなんだか、安易に人気コミックをアニメにしてみました・・・っていう感じで、キャラクターの新しい潮流(大げさかな)までには到達していない、そのシーズン限りの使い捨て感覚なんですよね。
でも、その中ではドラゴンボールは長年がんばってるかな。
ビジネスの損得は置いておいて、子供にとびきり楽しいキャラクターを提供してあげたい・・・というような、真に子供を愛するクリエイターが、もう今はいないのかもしれませんね。
しゅんけいは、実は土曜日から、今度は島根の夫の実家に4週間(!)行くんですよ~。
向こうで待っているいとこ達と一緒に、田舎ライフをとことん満喫してきてもらおうと思っています(お義母さんには大変申し訳ないのですが・・・)(^^;
ところで、「トムちゃん」とは誰でしょうか?
先日「ミッション・インポッシブル3」を観たせいで、トム・クルーズしか浮かばないのですが・・・。
ええ~っ、お嬢さん、ホントにトム・クルーズにハグしてもらったんですか!?
そ、それはすごい・・・。
しかもいい香りがしただなんて
とってもステキな思い出になったことでしょうねー。
小4ともなると、関東では早くも中学受験のために夏休みはびっしり塾通い・・・なんて子もちらほら出てくるようですが、しゅんけいはそんな潮流にきっちり背を向けて(笑)、海だ川だカブトムシだゲームだ・・・の遊び倒しの4週間を過ごすことでしょう。
宿題くらいはやっといてね~。(^^;;