モンブランへご来店の皆様、こんばんは。
ぱぴりおがまだ金沢に出張中のヴィシア家です。
5/25の記事で、「ホンダ・インテグラ生産中止へ」というタイトルで、衰退していくスポーツカー市場について、ちょっと書きました。
その流れは止まることがないようで、昨日のYAHOO!ニュースで「スポーツカー生産中止相次ぐ」という記事を見ました。
トヨタが「セリカ」の生産を中止するようですね。
一世を風靡したセリカもお役御免ですか・・・。
トヨタのHPのカーラインナップを見ても、既にセリカは載っていません。
ホンダはスーパースポーツ「NSX」の生産をもう打ち切っているので、インテグラの生産中止によって、ホンダのスポーツカーは「S2000」だけになります。
トヨタも、セリカなき後は「MR-S」のみ。
他社も、日産の「フェアレディZ(ロードスター含む)」、「スカイラインクーペ」、
マツダの「RX-8」、「ロードスター」くらいでしょうか。
これだけ種類も数も豊富で、世界中で売られている日本車ですが、スポーツカーは片手で数えられるくらいしかなくなっちゃったんです。
国産スポーツカーは、いまやレッドデータブックに載った状態。
数年後には絶滅しているかも・・・。
代わって台頭しているのは、ちょっと道路を眺めていればおわかりのように、ミニバンとコンパクトカー。
YAHOO!の記事によると、今年上半期の販売ランキングでは、1位は相変わらずのカローラですが、ベスト10の残りはミニバンとコンパクトカーが占め、セダンすらカローラ以外はランクインしていないのです。
なんでこうなったかというと、20~50歳代の男女1000人を対象に行った調査では、自動車を「単なる移動手段」と答えた人が44%で最多だったそうなんですね。
「運転すること自体の楽しみ」は14%、「デートの必需品」はわずか1%。
移動手段というだけなら、人も荷物もがんがん積めるミニバンや、小回りの効くコンパクトカーが売れるのは当然でしょうね・・・。
クルマやドライブをテーマにした歌は、かつていろいろありましたが、有名なところでいうと、ユーミン(当時は荒井由実)の1976年の曲「中央フリーウェイ」でしょうか。(古すぎ?)(^^;
(「中央フリーウェイ」の歌詞とカラオケはこちら。なんかすごく、ペナペナな音ですが・・・。)
この曲は全編、ドライブデートがテーマですね。
「『愛してる』って言っても聞こえない 風が強くて」と言っているので、クルマはロードスターかカブリオレで、幌を上げて走っているんでしょう。
中央道を東京から下っていき、日が暮れて行く様子です。
「二人して流星になったみたい・・・この道はまるで滑走路 夜空に続く」
うーん、正しいドライブデートですね。女の子、思い切りロマンチックな気分に浸っています。
もしユーミンがミニバンに乗っていたら、エアロパーツつけてても、こういう歌詞はできなかったんじゃないかと思いますねー。
今の女の子は、ミニバンで中央道や湾岸をかっ飛んでも、ロマンチックな気分に浸れるものなのでしょうか。(^^;タノシイ?
ワタクシはもうドライブデートに誘っていただける年齢ではありませんが、もし乗せてもらえるなら、やっぱりスポーツカーがいいですねぇ・・・。
輸入車のスポーツタイプは価格が高くて、なかなかワカモノには買えませんから、国産車のスポーツカーは、絶対残してあげてほしいなぁ・・・。
(画像はミニカーの「ポルシェ・ボクスター」です。これでドライブデートなんかできたら、そりゃ~嬉しいですよ。)