Weblog喫茶 モンブラン

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BAR インプレッション:新宿都庁展望室のバー&「パーク・ハイアット東京 THE PEAK BAR」

2005-08-14 02:17:56 | ワイン以外のお酒

モンブランへご来店の皆様、こんばんは。
幸いなことにプロのバーテンダーの方も見てくださっているこのブログですが、今日はゴーマンにも「BAR インプレッション」なぞ、おこなってみたいと思います。

うるさいしゅんけいが今度の金曜日に帰ってくるので、二人きりの楽しい週末も今回が最後。
なのでいそいそと新宿へお出かけしました。
デパートでウインドーショッピングを楽しんだ後は、西口から都庁へ。
実はここの45Fの大展望室には、レストランバー「Bar T.R.N. La TERRAZZA By Sabatini」が併設されているのです。
わりとリーズナブルに夜景も十分楽しめるとのことなので行ってみました。

エントランスはこんな感じです。↓

スプリッツァーとパスタ・ジェノベーゼを注文しました。

内装は、もともとこのフロア自体がバー開業を目的に作られたスペースではないので、どうしてもクラス感という点では今ひとつでした。

夜景はなかなか素晴らしいのですが、なにしろ大展望室の一角にあるスペースという感じで、完全に展望室と壁で仕切られているわけではなく(椅子で仕切ってあったりする)、エレベーターからわらわら降りてくる観光客(韓国・中国の方多し)がどやどや展望室の窓に向かうさまが丸見えだったり、仕切りの椅子越しににぎにぎしい色のおみやげショップが丸見えだったりと、バーとしてのムード作りという点では今ひとつでした。

スタッフの教育もさほど上質ではなく、サービスのレベルが今ひとつで、チャージが¥525なので仕方ないのかもしれませんが、オトナのデートにはちょっとね・・・という感じでしょうか。
しかし、スプリッツァーもパスタも味はなかなかおいしかったです。
ですから窓辺のいい席をゲットして、夜景をたっぷり楽しみつつ二人の世界に浸れば、価格もリーズナブルですし、多少のことには目をつぶってあげてもいいかもしれません。

とはいえ私たちはあいにく窓から離れたテーブル席でしたので、少々欲求不満がたまり、「じゃあお店を変えましょう」ということで、トップ画像の夜景だけ撮ってここは早々に退散することにしました。

でもせっかく都庁にきたので、「都庁キーホルダー」でもないかと思って(爆)、バーの前のおみやげ屋さんをチェック。
欲しい感じの「都庁キーホルダー」はありませんでしたが、何とキティちゃんの「都庁限定マスコット」を発見
いつもコメントをいただいているミュンコさんに、ぜひ教えてあげようと思い、写真を撮ってきました(笑)。


ミュンコさん、見てますか~?(^^)v

さて、都庁を出た私たちは、近くの「パークハイアット・東京」へ向かいました。
http://www.parkhyatttokyo.com/

ここの41Fにラウンジがあり、その隣にバースペースがあるのですが、先日二人で夜遊びに行きここで飲んだところ、なかなか感じがよかったので、また行くことにしたのです。
ホテルのバーは旅行者が来るところですから、ワタクシのようなシロウトでもわりと気軽に入れて、良質のサービスを受けられるので便利ですよね。

入るとやはり内装がきちんとしていて、ラウンジなので席がソファーで座り心地がよく、スタッフもよくトレーニングされていて、とても快適な気持ちになれました。
もちろん夜景もバッチリです
飲み物は、ぱぴりおはジャック・ダニエル、私は「ベリーニ」というシャンパンとピーチジュースのカクテル、おつまみはロースト・ミックス・ナッツを頼みました。
ここのナッツは、¥900なのですが量がかなりあって、カクテル1杯ではナッツが余ってしまうほどなのです。

ほどよく二人ともいい気持ちになって、たくさんおしゃべりした後は、少し涼しくなった夜風の中を家に帰りました。

シロウトながら思うのですが、バーというのはやはりお客さんにとっては「非日常」の空間なのだと思います。「ハレ」の場といってもいいでしょうか。
「今夜キメるぞ」と意気込んでいるカップル、仕事帰りにリフレッシュしたいおじさん、私たちのような週末デートの夫婦・・・。
みんな「いつもと違うオシャレな夜」を求めているんだと思います。

そんな時、おいしいお酒やおつまみが気持ちをよくしてくれることはもちろんですが、スタッフの洗練された上質なサービスというのも、重要な要素だと思うのです。
決してダサくなく、差し出がましいことなく、それでいて細やかに心を配ってくれる。ムダ口は決して叩かない。不必要に歯を見せ過ぎたりしないが、穏やかで心のこもった微笑をいつも浮かべている。

パーク・ハイアットのバーラウンジのスタッフは、ホテルということもあり時間帯のわりには女性が多いのですが、女性の悪い面としてありがちな「お酒がらみの接客業のがさつさ」がなく、みな必要以上に気配を感じさせない、よく教育された上質なスタッフでした。

私はシロウトではありますが、「サービス料」や「チャージ」として飲食代とは別にお金を払う以上、「私がスタッフをやった時以上のサービス」を受けることは、ある意味当然のことだと思っています。
それが、オトナのお金の使い方であり、オトナとして扱われることではないかとも思います。

ホテルのバーは、そういう点(サービス)で、あまりハズレがないので、安心して飛び込みで入ることができるので、気に入っています。

ちょっとナマイキなことを書いてしまいましたが、ホテル・バーはまた別のところにも行ってみたいと思っているので、またインプレッションしますね!