ぶちょうほうの画(え)日記(一語一画(え))

亭主「ぶちょうほう」の身の周りのいろいろな風物を「画(え)日記」ふうに綴っています。

7/31日 日和田から木曽御嶽継子岳 その7(最終記事):チャオ御嶽スノーリゾートを通って下山

2015-08-10 07:18:52 | 草花
今回の木曽御嶽詣は、継子岳を訪ねるだけに終わりました。

登りに使った日和田道が、まだ整備されていなくて、大変時間のロスをしたために、山上の四の池・三の池・五の池を周回する時間がなくなってしまい、やや残念でしたが、コマクサまでは見ることが出来ましたので、これを最低限の収穫としておきます。

継子岳では、雷鳥を見るチャンスが相当多くなるはずですが、今回はそれを見ること無しに山を下りる事になりました。
でも、この辺りで出没したとされる、ツキノワグマには出会いませんでしたので、これは幸いでした。


イワヒゲ ↓

来るときに見落としていた高山植物を見つけました。岩を這う小さなものですが、これは”樹木”です。

オオヒョウタンボク ↓

これはまだ蕾でした。

森林限界 ↓

森林限界の「木無し」に戻ってきました。

ダケカンバ ↓

ダケカンバの大木を見て、やがて背丈の高くなる木々の間を歩くようになります。

ハリブキ ↓

この実が赤くなると、お山は紅葉の秋景色となることでしょう。

分岐点 ↓

これから下部の、来るときに使った道は、またスズメバチと出会いそうで恐怖ですから、それは避けて、別の新しい道を採ります。
ここの標高はおよそ2300mです。

ゴンドラ山頂駅への巻き道 ↓

巻き道は、やや頼りないような山道となっています。

木の根と岩 ↓

木の根と岩の道ですが、それなりに道になっていますから、しっかり辿れば問題はなさそうです。

時に木道 ↓

途中にこんなありがたい措置があると思えば、倒木をそのまま放置したような場面も有りました。
でも、日和田から登った、朝のような苦労はしないで済んでいます。

亜高山帯 ↓

あたりは、いかにも亜高山帯の林相ですね。

スキー場への出口 ↓

山中の巻き道が終わり、ここからスキー場内に入ります。ここの標高はおよそ2200mです。

スキー場内 ↓

これからスキー場内歩きとなります。歩く距離は2400mで、高度差は約400mです。

日は傾く ↓

光線の角度を見ると、大分日が傾いてきています。

継子岳を振り返る ↓

振り返ると、これまで見えていなかった継子岳が、本日のご褒美のように見えていました。
なるほど「日和田富士」ですね。

オヤマリンドウ ↓

スキー場内の草地では、あちこちでオヤマリンドウの群落を見ます。

リフト支柱 ↓


ヤマハハコ ↓


ヤナギラン ↓

スキー場内の草地に、ヤナギランが固まって咲いていました。辺りの暗さが増してきています。

満月 ↓

スキー場のセンターハウスに立ち寄り、ここで水筒に水を詰めます。
この場所は、標高がまだ1700mを超していて、夏の間は高地トレーニング場として使われているようで、小生が訪問したときも、高校駅伝強豪チームの豊川高校男子が合宿していました。
建物を出て歩いているうちに日暮れとなり、やがて満月が昇ってきました。
満月でしたので、ヘッドライトをつけること無しに歩けましたが、これから後は要所では場所確認のために適宜点灯します。

総歩数 ↓

一般道を約一時間半、距離にすると約4.7km歩いて、車を置いた場所に戻りました。
月を眺めながら、月明かりだけの、車の往来の殆どない街道歩きも、なかなか趣き深いものがありました。
コメント (4)
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