昨年、9月27日に木曽御嶽の噴火があり、沢山の犠牲者が出ました。
小生は噴火の2ヶ月以上前になりますが、7月4日に登山口の濁河温泉に行きましたが、雨のために山行を断念しました。
その9日後に再度、濁河温泉登山口から飛騨側の頂上まで行きましたが、最高地点剣が峰方面の天候が優れないために、そこから引き返してしまいました。
その後に9月27日の大惨事が引き起こされたことになります。
大噴火から10日経った10月7日に、どんな噴火だったのか、それを確かめるために、至近距離にあり、噴火口を正面から眺められる、小秀山(1982m)に行きました。
そのときの木曽御嶽は白い噴気を吹き上げていて、山肌は火山灰が降り注いだ後でしょうか、誠に凄まじい眺めとなっていました。
今年も夏の登山シーズンに入り、災難に遭われた方たちへの慰霊の気持ちを持って、御嶽に行くことにしました。
剣が峰周辺は立ち入り規制がされていますので、飛騨側を歩こうとして、今回初めて歩く「日和田道」を採ることにしました。
ところがこのコース選びをしたために、大変苦労することになります。
この道は殆ど使われていなくて、昨年積もった雪で、笹が道に倒れたままになっていて、倒木も道をふさぎ、そのたびに道を失い、道探しに膨大な時間を割きました。
また、悪いことに倒木の洞にはスズメバチが棲み付いているらしくて、スズメバチには(じつに)10度以上も纏わり付かれました。
山道でスズメバチに、斯くもしつこく追いかけられたことは、今まで一度も経験しませんでした。
今回は前日のうちに登山口に着き、そこで一夜を明かして、翌日に日帰り登山としました。
位置図 ↓
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/4c/81/6c6128ed10fedac2ade1b4869453976b.jpg)
立ち入り規制図 ↓
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/6b/03/ff0d8604bce7958f7f49bb33c7567ede.jpg)
これには日和田から継子岳まで明瞭に道が書かれていて、地図上でも登山道は明瞭でした。
しかし、上述のような苦労を強いられる行程でありました。
実行図 ↓
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/29/e1/a23d9de728b295621b8395e205e8de26.jpg)
駐車地点から時計回りで歩きます。
鳥瞰図 ↓
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/4a/64/e92716a8c990f5b391a8e92fb4565ce8.jpg)
北側から眺める継子岳です。
木曽御嶽は複合成層火山であり、大きく分けると剣が峰、摩利支天、継母、継子という頂を持つ山です。
北側(日和田側)から眺めると、継子岳のみが見えて、これを「日和田富士」と称します。
駐車位置から赤線を時計回りで歩いています。
断面図 ↓
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/3e/29/76666b1472d1b87c5897dbd86f82d77c.jpg)
図では左から右に歩いています。
オオハンゴンソウか? ↓
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/18/cf/91e02438af8d2cb414fba5de8d588020.jpg)
開田か日和田の高原状の場所で一息入れます。草薮の中で背の高い草が花をつけています。葉の形はハンゴンソウなのですが、在来のものとはちょっと違います。おそらく渡来のオオハンゴンソウではないかと思いました。
クガイソウ ↓
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/04/69/5675cc6ece43e1bf5663c772758e7fed.jpg)
その草薮の中にこんな草も混じっています。
オミナエシ ↓
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/04/3a/7f7fffcdfba9ba86b4e738d25c7e4a88.jpg)
高原ではもう秋の花も見えています。
わからない ↓
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/21/67/c3014d4f2c28534520ba2f5150e9a0a9.jpg)
この草が分かりません。 ミソハギとも違いますね。
シシウド ↓
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/18/96/81e116025c87b365f09849a381f18bf8.jpg)
シシウドが堂々として男前に見えました。
ヨツバヒヨドリ ↓
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/23/ca/109d5df442c4991d183466af8c2fe382.jpg)
道端では盛んにこの草が生えていました。
飛騨御嶽橋 ↓
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/6c/c2/e7ebbad04ccb84db26759eeda38e247e.jpg)
地図上ではこの付近に登山口があるはずです。適当な空地に車を駐めます。
ヤマハハコ ↓
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/77/b1/14e5071daccbd0ec48058a0253818c36.jpg)
一夜を明かす場所を決めた後、登山口がどこにあるのか、歩いて探して行きます。
道の脇にはヤマハハコが咲いています。
ウド ↓
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/36/fb/543bbd34844c8bb8e4260cf16b453ce5.jpg)
ウドは木の様に大きくなっています。
クルマバナ ↓
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/22/82/758ecae6e1ed762cf995ae7d17526d19.jpg)
こういう花も静かに自己主張してきています。
ノブキ ↓
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/0b/40/a3aa8b404806a6b1da7e0e6d6786a535.jpg)
沢沿いにノブキも咲いています。
登山口 ↓
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/5b/9e/e96a160080f54a839cb5dd303b4b9aad.jpg)
登山ポストが設置されていますので、これが登山口のようです。沢の向こうに分かりにくい登山道があるようですが、歩き始めはいきなり沢を渡るようです。
ためしに予行演習ですね、裸足で水に入ると、冷たいことったらありません。
明朝はこの冷たさが初めの一歩です。山歩きをするには良く目が覚めて、気分高揚することでしょう。
小生は噴火の2ヶ月以上前になりますが、7月4日に登山口の濁河温泉に行きましたが、雨のために山行を断念しました。
その9日後に再度、濁河温泉登山口から飛騨側の頂上まで行きましたが、最高地点剣が峰方面の天候が優れないために、そこから引き返してしまいました。
その後に9月27日の大惨事が引き起こされたことになります。
大噴火から10日経った10月7日に、どんな噴火だったのか、それを確かめるために、至近距離にあり、噴火口を正面から眺められる、小秀山(1982m)に行きました。
そのときの木曽御嶽は白い噴気を吹き上げていて、山肌は火山灰が降り注いだ後でしょうか、誠に凄まじい眺めとなっていました。
今年も夏の登山シーズンに入り、災難に遭われた方たちへの慰霊の気持ちを持って、御嶽に行くことにしました。
剣が峰周辺は立ち入り規制がされていますので、飛騨側を歩こうとして、今回初めて歩く「日和田道」を採ることにしました。
ところがこのコース選びをしたために、大変苦労することになります。
この道は殆ど使われていなくて、昨年積もった雪で、笹が道に倒れたままになっていて、倒木も道をふさぎ、そのたびに道を失い、道探しに膨大な時間を割きました。
また、悪いことに倒木の洞にはスズメバチが棲み付いているらしくて、スズメバチには(じつに)10度以上も纏わり付かれました。
山道でスズメバチに、斯くもしつこく追いかけられたことは、今まで一度も経験しませんでした。
今回は前日のうちに登山口に着き、そこで一夜を明かして、翌日に日帰り登山としました。
位置図 ↓
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/4c/81/6c6128ed10fedac2ade1b4869453976b.jpg)
立ち入り規制図 ↓
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/6b/03/ff0d8604bce7958f7f49bb33c7567ede.jpg)
これには日和田から継子岳まで明瞭に道が書かれていて、地図上でも登山道は明瞭でした。
しかし、上述のような苦労を強いられる行程でありました。
実行図 ↓
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/29/e1/a23d9de728b295621b8395e205e8de26.jpg)
駐車地点から時計回りで歩きます。
鳥瞰図 ↓
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/4a/64/e92716a8c990f5b391a8e92fb4565ce8.jpg)
北側から眺める継子岳です。
木曽御嶽は複合成層火山であり、大きく分けると剣が峰、摩利支天、継母、継子という頂を持つ山です。
北側(日和田側)から眺めると、継子岳のみが見えて、これを「日和田富士」と称します。
駐車位置から赤線を時計回りで歩いています。
断面図 ↓
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/3e/29/76666b1472d1b87c5897dbd86f82d77c.jpg)
図では左から右に歩いています。
オオハンゴンソウか? ↓
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/18/cf/91e02438af8d2cb414fba5de8d588020.jpg)
開田か日和田の高原状の場所で一息入れます。草薮の中で背の高い草が花をつけています。葉の形はハンゴンソウなのですが、在来のものとはちょっと違います。おそらく渡来のオオハンゴンソウではないかと思いました。
クガイソウ ↓
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/04/69/5675cc6ece43e1bf5663c772758e7fed.jpg)
その草薮の中にこんな草も混じっています。
オミナエシ ↓
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/04/3a/7f7fffcdfba9ba86b4e738d25c7e4a88.jpg)
高原ではもう秋の花も見えています。
わからない ↓
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/21/67/c3014d4f2c28534520ba2f5150e9a0a9.jpg)
この草が分かりません。 ミソハギとも違いますね。
シシウド ↓
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/18/96/81e116025c87b365f09849a381f18bf8.jpg)
シシウドが堂々として男前に見えました。
ヨツバヒヨドリ ↓
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/23/ca/109d5df442c4991d183466af8c2fe382.jpg)
道端では盛んにこの草が生えていました。
飛騨御嶽橋 ↓
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/6c/c2/e7ebbad04ccb84db26759eeda38e247e.jpg)
地図上ではこの付近に登山口があるはずです。適当な空地に車を駐めます。
ヤマハハコ ↓
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/77/b1/14e5071daccbd0ec48058a0253818c36.jpg)
一夜を明かす場所を決めた後、登山口がどこにあるのか、歩いて探して行きます。
道の脇にはヤマハハコが咲いています。
ウド ↓
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/36/fb/543bbd34844c8bb8e4260cf16b453ce5.jpg)
ウドは木の様に大きくなっています。
クルマバナ ↓
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/22/82/758ecae6e1ed762cf995ae7d17526d19.jpg)
こういう花も静かに自己主張してきています。
ノブキ ↓
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/0b/40/a3aa8b404806a6b1da7e0e6d6786a535.jpg)
沢沿いにノブキも咲いています。
登山口 ↓
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/5b/9e/e96a160080f54a839cb5dd303b4b9aad.jpg)
登山ポストが設置されていますので、これが登山口のようです。沢の向こうに分かりにくい登山道があるようですが、歩き始めはいきなり沢を渡るようです。
ためしに予行演習ですね、裸足で水に入ると、冷たいことったらありません。
明朝はこの冷たさが初めの一歩です。山歩きをするには良く目が覚めて、気分高揚することでしょう。