ぶちょうほうの画(え)日記(一語一画(え))

亭主「ぶちょうほう」の身の周りのいろいろな風物を「画(え)日記」ふうに綴っています。

7/31日 日和田から木曽御嶽継子岳 その3:亜高山帯で気長に高度を上げて行く

2015-08-06 07:18:07 | 草花
人の世に争いごとはつき物ですが、それを無理に”いそぎばたらき”で決着をつけようとすると、闘いとなりますが、それの大規模のものは国と国との間で戦争となります。

どちらが悪いにせよ、(大概の場合は両方も悪いわけですが)、70年前のこの日は、どう言い逃れをしたとしても人倫に反する行為が、強行されてしまいました。

原爆投下・・・・、無辜の民を無差別に虐殺したこの行為は、それを行ったのが戦争の勝者であったために、これまで70年の間、何の咎も受けることがありませんでした。

しかし、これはやはりおかしいですね、言語道断のこの行いに対して、相手国に具体的にそれを糾す声を上げないことには、亡くなった方たちに申し訳が立たないような気がします。

相手国は、この後長崎にも同様の無差別虐殺行為を繰り返したわけですから、それもこれも、きちんとした行為の総括・謝罪の言葉なしでは被害者たちの無念は晴れないことでしょう。

これは人間の命の、等しく・貴い事を、お互いに認め合う、最初の大事な一歩ではないでしょうか。

記念式典も大切なことでしょうが、人倫にもとる重大犯罪行為を放置しておくのを、神仏はなんと見るのか。
70年前の凶行を、断罪するべきではないでしょうか。

とまぁ、こんな過激なことを思うのも、一人、暑さボケ、歳ボケした所為かもしれません。

木曽御嶽のレポートを続けます。

セリバシオガマ ↓

今山行では二種類のシオガマに出会い、始めは地味なシオガマから出てきました。

笹の道 ↓

ここら辺りまで、スズメバチに威嚇され続けてきました。

針葉樹林帯 ↓

こういう場所に来ると、亜高山の気配が濃厚に漂います。

キソチドリ ↓

今山行では、ある高度帯でキソチドリは頻繁に顔を出してきました。

ゴゼンタチバナ ↓

ゴゼンタチバナは広く分布していましたが、上に行くにつれて花が残ってきました。

コバノイチヤクソウ ↓

これも高度が上がると花の汚れが少なくなってきました。

(ホソバ)ツルツゲ ↓

今山行中、ついに一度も実のついた株に出会えませんでした。

上り優先 ↓

「上りを優先」するように・・・・こういう標識はモラル向上に役立つと思います。

ゴゼンタチバナ ↓

高度が上がってきて、やっとまともなゴゼンタチバナの花が出てきました。

コイチヨウラン ↓

何度も見てきたコイチヨウランですが、これは正面を向いて咲いています。

倒木 ↓

倒木を潜ると道標があります。ここでは潜れるだけありがたいですね。

ギンリョウソウ ↓

新しいギンリョウソウの花にやっと出会いました。標高は2000mでした。こんな高さでも咲くのですね。

イチヨウランの花のあと ↓

イチヨウランを探しながら歩いていましたが、今回は花の終わったこの株を見たのみでした。

道の様子が少し違ってきた ↓

山道の様子が変わってきて、段差を歩くような感じが出てきました。

シャクナゲ ↓

道にシャクナゲが出てきて、高度は2150mくらいになりました。

バイカオウレン ↓

これの花を探していましたが、もう時季が遅くて葉っぱしかありません。

ハリブキ(実) ↓

ハリブキの実はまだ青い。

ハリブキの葉の針 ↓

葉の表面にも針があり、これが意外に強いのです。

バイケイソウ ↓

背丈が高いバイケイソウ、それの花ですが、今回出会ったのは緑色ばかりでした。

バイケイソウ(近写) ↓

花に近づきます。
コメント (2)
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