ぶちょうほうの画(え)日記(一語一画(え))

亭主「ぶちょうほう」の身の周りのいろいろな風物を「画(え)日記」ふうに綴っています。

7/31日 日和田から木曽御嶽継子岳 その4:森林限界に至り、高山帯をなおも登って行く。

2015-08-07 07:18:53 | 草花
登り初めの樹林帯から、亜高山帯をずっと歩いていましたが、次第にまわりの樹木が細く、背丈も低くなりつつあります。
高度が上がって来ている事を実感しながら登って行きます。
ハイマツが出てくれば森林限界が間近でありますので、それを心待ちにしながら、気分昂揚して歩いているのです。
森林限界から上は高山帯となり、見晴らしも良くなり、高山植物と対面できるのです。

今日の天気は晴れてはいるのですが、雲に邪魔されて、遠くまで視界が届きません。
そのことが残念ではありますが、何かの間違いで、視野が広がることもがあるかもしれませんから、ここはそんな有り得なさそうなことに期待を繋げています。

帰り道では分岐するところ ↓

この分岐点は標高2300mくらいにあり、帰り道ではここでチャオ・スキーゲレンデ目指して分岐することになります。

マイヅルソウ ↓

今回は花には遅かったようで、マイヅルソウもこんな花姿しか見られませんでした。

モミジカラマツ ↓

この道では終始一貫して、モミジカラマツばかりが出て来ています。

ツマトリソウ ↓

ツマトリソウが5~6輪ほど固まって咲いている場所がありました。そのうちの一輪に近づきます。

明暗強し ↓

樹の間を通して明るい青空が見えています。しかし、空中の水蒸気が多めで、遠くの見通しは良くありません。

ハイマツ現る ↓

森林限界の目安となるハイマツがほかの木に混じって出てきました。標高は2450mくらいになっています。

チングルマ ↓

チングルマはまず、花の終わった姿で現れました。花柱が伸びて放射状に拡がっています。

残雪 ↓

目の前に残雪が出てきました。

クロウスゴ ↓

クロウスゴの実が出てきました。試食無しでお別れします。

ミツバオウレン ↓

ミツバオウレンはまだ花が残っていました。

振り向く ↓

森林帯を抜けたので、振り返ってみます。日和田高原方面が見えているようです。

木無し ↓

「木無し」とは変な名前だと思いましたが、括弧書きで(森林限界)とありましたので、それで納得しました。 樹林が無くなり、森林限界に来たということなのですね。ここの標高は2470mくらいです。

ゴゼンタチバナ ↓

最盛期のような、立派な姿の花を見つけました。

ミヤマホツツジ ↓

今回は出会ったものは、みな蕾でした。

ミヤマアキノキリンソウ ↓

これからの季節は、ちょっとした山に入ると、この花を良く見かけるようになります。

山の端 ↓

上部を見上げますとまだまだ高度差があります。

残雪は下のほうに ↓

沢に残った雪を見上げていましたが、いつしか見下ろすようになります。

振り返る ↓

後を見ると、大分高度感が出てきました。

コイワカガミ ↓

せっかくのコイワカガミでしたが、今回は花には遅かったようで、こんな姿ばかりでした。

チングルマ ↓

高度が上がるにつれて、チングルマの花が残ってきました。

コメント (4)
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