「ネットワーク機能仮想化」と呼ばれます。ネットワークを制御する通信機器(ルータ、ゲートウェイ、ファイアウォール、ロードバランサなど)の機能を、当該機器を使わずにアプリケーションソフトウェアで実装し、汎用サーバの仮想化されたOS上で実行する方式のことです。”NFV”のフルネームは、”Network Functions Virtualization(あるいはVirtualisation)”です。
種々の通信機器を汎用のコンピュータで置き換えることができるため、特定の機能に対する突発的な需要の増減や構成の変更にも柔軟に対応できるというメリットがあります。
「MWC(Mobile Wireless Congress)2014」(注:2014年2月末にスペインで開催)にて、大きな注目が集まったようです。アナログからデジタルへの変化に匹敵する程で、業界全体にパラダイムシフトを引き起こしそうです。
関連資料のサイトは、例えば、http://www.ntt.co.jp/journal/1401/files/jn201401070.pdfです。