気になるキーワードや製品のコレクション(IT編)

メルマガ、新聞、雑誌などに登場する(増田悦夫の)気になるキーワード、製品を取り上げ、ITの進展をフォローします。

“ライフブック TH40/D(富士通)”とは

2011-05-29 15:13:59 | Weblog
富士通が6月下旬に発売予定の個人向けのノートPCです。

2011年夏モデル(7シリーズ16機種)のひとつで、新たに設けられた「THシリーズ」(即ち、タッチ操作とキーボード入力の両方を可能としたハイブリッド型)の製品です。

キーボードをスライドさせて液晶画面の後ろに格納すると板上にできるので、WEBや写真を閲覧する場合はタブレット型PC(多機能携帯端末)のようにタッチ操作で行い、一方、メールなど文字入力を行いたい場合はキーボードを引き出して利用する、といったように、利用シーンに合わせて2種類を使いわけることが可能です。

OSはWindows7、CPUはインテルAtomプロセッサーZ670(1.50GHz)が搭載され、メモリ容量は1GB(DDR3)、HDD容量は約120GBとなっています。通信機能としては、無線LAN、ブルートゥース機能が搭載されています。

本体の厚みは17.4mm、重さは約1.1kg、バッテリ駆動時間は約6時間となっています。

オープン価格ですが、店頭では8万円前後と想定されています。

プレスリリース(2011.5.13)のサイトは、http://pr.fujitsu.com/jp/news/2011/05/13.htmlです。


  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

“コト・マーケティング”とは

2011-05-28 23:46:39 | Weblog
従来のマーケティングが商品や製品といったモノを主体としてその開発や売り込みを考えるのに対して、「コト・マーケティング」とはモノを利用して楽しめる「コト」を重視したマーケティングを指しているようです。

モノ主体のマーケティングでは需要に限界があるのに対して、コトを重視したマーケティングでは無限の需要を期待できると唱える専門家もいるようです。

コト・マーケティングの事例もいくつか知られているようです。例えば、花王のメリットという製品です。当初は、ふけやかゆみをとる成分のジンクピリチオンが含まれているモノとして販売していましたが、その後、家族の温かさというコトを重視して「新・家族シャンプー」として販売したところヒットしたようです。

その他、建材やインテリア素材などの販売においても、傷のつかない壁やペットの転びにくい床などを開発して「ペットとの幸せな生活」といったコトを強調し売るなど、うまくコトを発見することにより、効果を上げることが期待できるようです。

  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

小型燃料電池“AF-M3000(アクアフェアリー)”とは

2011-05-27 23:47:42 | Weblog
アクアフェアリー(注:2006年創業の燃料電池を開発しているベンチャー企業、京都市)が2011年4月に発売した、スマートフォン対応の小型燃料電池(3w級マルチ電源)です。充電のためにコンセントを使用する必要はありません。

本体に燃料カートリッジを入れると、約90分で「iPhone」を60%程度充電できるとのことです。

本体のサイズは、縦6.7cm×横11.8cm×奥行2.1cmで、重さは128gです。

価格はホームページ販売で本体が2万6250円、燃料カートリッジが1個525円となっています。やや高めですが、量産を行い年内には現在の半分以下に下げる計画があるようです。

アクアフェアリーのホームページは、http://www.aquafairy.co.jp/index.htmlです。


  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

“デマンド・レスポンス”とは

2011-05-26 23:11:01 | Weblog
「需要の反応」という意味ですが、節電指示の呼び掛けに反応し、需要者が対応することを指しています。

供給側、即ち、電力会社が発電量を増やすことにより需給のバランスを取る代わりに、需要側が電力消費量を減らすことによってバランスをとるようにすることです。

需要側が効果的に反応するよう、米国ではスマートメータ(次世代電力計)で電力消費状況を監視し、ピーク電力の不足が予測される時に電気料金を引き上げるなどの取り組みも行われているようです。

15%節電という政府の要請も広い意味でのデマンド・レスポンスに当たると考えられます。

これから、電力供給の不足が予測される夏場にかけて、デマンド・レスポンスの気運が高まっていくものと想定されます。

  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

“テザリング(tethering)”とは

2011-05-23 23:44:22 | Weblog
PCやゲーム機などに、スマートフォンなどのモバイル機器を接続しモバイル機器が備えている無線通信機能(携帯電話回線機能)を利用してインターネットに接続させることを言います。

ちなみに、tether(テザー)とは「(家畜などを)つなぎとめる」という意味です。

イー・モバイルが昨年12月にスマートフォン「Aria」を、同じく今年の1月に無線ルータ「ポケットWiFiS」を提供し、日本通信が昨年末にスマートフォン「IDEOS」を提供しています。携帯大手3社では、KDDIが今年4月に「EVO WiMAX」を販売開始し、2011年夏商戦のスマートフォンでNTTドコモがテザリング機能を備えるもの7機種の発売を発表しています。

1台のスマートフォンなどを経由して複数台の端末をインターネットに接続できる点はユーザにとって好都合なのですが、通信事業者にとっては携帯回線の渋滞が起こる可能性があり、テザリング機能の提供については事業者としては判断が難しくなっているようです。

ブログの関連サイトは、以下です。
→http://blog.goo.ne.jp/blspruce/e/127fab63ed0e3565cf3ad00e00695d00

  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

“GH-SC2000-8AK(グリーンハウス)”とは

2011-05-22 23:15:59 | Weblog
パソコン周辺機器を扱うグリーンハウス(東京渋谷)が、2011年4月下旬に発売した、太陽光でスマートフォンなどを充電できるバッテリ(マルチソーラーチャージャー)です。2000mAhのソーラーパネル付き充電バッテリです。

docomo、SoftBank 3G、auのスマートフォンや各種携帯電話、iPod、携帯ゲーム機に対応しています。

太陽光だけでなく、コンセントやUSBポートからでも蓄電できますので、コンセントで蓄電しておき、外出先でバッテリが空になった時、ソーラーで蓄電する、といった利用が可能です。

サイズはW70×D110×H16(mm)で、重さは約90gです。LEDライトも付いています。

オープン価格ですが、3980円と想定されています。

ニュースリリース(2011.4.21)のサイトは、http://www.green-house.co.jp/news/2011/r0421a.htmlです。

  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

“携帯充電器ソーラーマルチチャージャー”

2011-05-21 23:49:33 | Weblog
節電グッズとして、ヤフー!ショッピングの人気商品となっているようです。販売元は時計アクセサリーのシンシアです。5色(緑、ピンク、黒、白、青)用意されています。

各社の携帯電話などの充電器としてだけでなく、停電時のライトとしても使えるとのことです。具体的には以下の通りです。

1.外部機器の充電
FOMA/Softbank用、au用、iPhone3G/3GS・iPod用、PSP用、DSi・DSiLL用、DS Lite用、スマートフォン用(USBmicroB)の各コネクタが用意され、本器のみにより、携帯電話やスマートフォンなどの充電ができます。

2.本器自身の充電はUSBにて(約2~3時間)、あるいはソーラーにて(約50時間)可能です。

3.本器のバッテリの残量が確認できるようになっています。
4.約1時間のソーラー充電によって、約70分LEDライトを点灯できます。

価格はヤフー!ショッピングで1260円(税込)です。


  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

“HPオフィスジェット 100モバイル(日本HP)”とは

2011-05-20 23:35:41 | Weblog
日本ヒューレット・パッカードが5月27日に発売予定の小型インクジェットプリンタです。

持ち運びできるデザインとなっている点が特徴です。外出先での業務が中心となる営業担当者などには好適と考えられます。

無線通信機能(ブルートゥース)が標準搭載され、USBケーブルを使わなくてもPCとの接続が可能です。A4サイズの用紙に対応しています。サイズは幅348mm×奥行き175.3mm×高さ84.4mm、重さは約2.3kgでノートPC程度です。

また、長時間のバッテリ、大容量インクが搭載されています。オプションのバッテリ(リチウム・イオンバッテリ)を使用すると、1回の充電でA4サイズ約500枚の印刷ができるとのことです。

直販(HP Directplus)の価格が1万9950円(税込)となっています。

プレスリリース(2011.5.16)のサイトは、http://www8.hp.com/jp/ja/hp-news/article_detail.html?compURI=tcm:191-952307&pageTitle=外出先で使えるビジネス向けモバイルプリンターを発表です。

また、製品スペックのサイトは、http://h50146.www5.hp.com/products/printers/inkjet/single/oj_100/oj_100.pdfです。

  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

“2011夏商戦モデル(KDDI)”とは

2011-05-19 23:46:23 | Weblog
KDDIが2011年5月17日に発表した、スマートフォン、従来型携帯電話、データ通信端末などを含む2011年夏商戦向け製品です。全部で15機種あります。5月20日以降、順次発売開始となります。

15機種の内訳は、Android搭載のスマートフォンと従来型携帯電話がそれぞれ6機種、データ通信端末が2機種、通信機能付きフォトフレームが1機種です。スマートフォンの発売は6月下旬以降となっています。

スマートフォンとしては個性的な外観デザインの「INFOBAR」を受け継ぐ機種やスライド式テンキーを備える機種が用意されています。具体的には、「AQUOS PHONE IS12SH」(シャープ製)、「同IS11SH」(シャープ製)、「INFOBAR A01」(シャープ製)、「REGZA Phone IS11T」(富士通東芝モバイルコミュニケーションズ製)、「Xperia acro IS11S」(ソニー・エリクソン・モバイルコミュニケーションズ製)、「G'zOne IS11CA」(カシオ計算機製)というラインナップです。

全機種とも「Android 2.3」が搭載されています。また、通信速度の最大は9.2Mbps(「WIN HIGH SPEED」に対応)です。さらに、おサイフケータイ、赤外線通信機能、無線LAN、Bluetooth、6軸モーションセンサーなどが全機種に搭載されています。

ニュースリリース(2011.5.17付け)のサイトは、以下です。
http://www.kddi.com/corporate/news_release/2011/0517/index.html(←au初のスマートフォンシリーズ)
http://www.kddi.com/corporate/news_release/2011/0517l/index.html(←「iida」初のスマートフォン)http://www.kddi.com/corporate/news_release/2011/0517k/index.html(←従来携帯電話)
http://www.nttdocomo.co.jp/info/news_release/2011/05/16_00.html(←データ通信端末、フォトフレーム)
です。


  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

“AQUOS PHONE SH-12C(NTTドコモ)”とは

2011-05-18 23:16:48 | Weblog
NTTドコモが5月20日に発売予定の、2011夏商戦モデルのスマートフォン9機種のうちのひとつです。シャープ製です。

「ツインカメラ3Dスマートフォン」と呼ばれ、背面には2つの800万画素カメラが搭載され、1度の撮影で3D画像を記録できる点が特徴になっています。3Dの表示は約4.2型画面で裸眼で楽しめるようです。また、32万画素のインカメラも備えています。

この機種に限ったことではありませんが、最新の「Android 2.3」(別名:Gingerbread(ジンジャーブレッド))が搭載され、ユーザーインタフェースの改良、処理性能向上、電源管理機能強化などが図られています。また、下り最大約14Mbpsのデータ通信機能、「テザリング」機能、おサイフ・ワンセグ・赤外線通信といった従来機能などへも対応しています。

この機種以外のスマートフォン8機種(2011夏モデル)は、「AQUOS PHONE f SH-13C」(シャープ)、「Optimus bright L-07C」(韓国LGエレクトロニクス)、「GALAXY S II SC-02C」(韓国サムスン電子)、「MEDIAS WP N-06C」(NECカシオモバイルコミュニケーションズ)、「Xperia acro SO-02C」(ソニー・エリクソン・モバイルコミュニケーションズ)、「F-12C」(富士通)、「P-07C」(パナソニック モバイルコミュニケーションズ)、「BlackBerry Bold 9780」(RIM:リサーチ・イン・モーション)です。

関連ブログは、http://blog.goo.ne.jp/admin/editentry?eid=faa840fc52393cf31556524a8c4d60d2です。

  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする