気になるキーワードや製品のコレクション(IT編)

メルマガ、新聞、雑誌などに登場する(増田悦夫の)気になるキーワード、製品を取り上げ、ITの進展をフォローします。

“DSC-WX200(ソニー)”とは

2013-01-23 16:26:15 | Weblog
ソニーが1月25日に発売予定のコンパクト型ディジタルカメラ(“サイバーショット”の新商品)です。「望遠撮影時の手ブレ補正効果を従来比約4倍に高めた」といったフレーズが付けられています。有効画素数は約1820万、光学式10倍ズームを備えています。

「ミラーレス」型ディジタルカメラで対応していたスマホ経由のリモコン操作を、コンパクト型ディジタルカメラで初めて対応させた、とのことです。即ち、無線LAN経由でスマホやタブレット端末をリモコン機器として使いカメラのシャッターやズームの操作などができるようです。

オープン価格ですが、市場では2万8000円前後と想定されています。

同時期には、WXシリーズとしてもう1機種「DSC-WX60」、アウトドア対応として2機種「DSC-TF1」と「DSC-W730」が発売されます。

プレスリリース(2013.1.16)のサイトは、http://www.sony.jp/CorporateCruise/Press/201301/13-0116/です。


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“FUJIFILM X100S(富士フィルム)”とは

2013-01-20 23:47:06 | Weblog
富士フィルムが2月16日に発売予定のコンパクト型高級ディジタルカメラです。「世界最速0.08秒の高速AFであらゆるシャッターチャンスを逃さない!」というフレーズが付けられています。

新型イメージセンサの利用で有効画素数は1630万に向上しています。

既存機種「X100」の改良版です。画像処理プロセッサの見直しで、自動焦点合わせ(AF)の速度が既存機種の0.22秒から0.08秒に高速化されています。外観は同じようです。

オープン価格ですが、店頭では13万円前後と想定されています。

ニュースリリース(2013.1.8)のサイトは、http://www.fujifilm.co.jp/corporate/news/articleffnr_0730.htmlです。


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“AR(Augmented Reality)”とは

2013-01-19 23:47:24 | Weblog
日本語で「拡張現実」と呼ばれます。

ディジタルカメラで撮影した画像や映像にディジタル情報を重ねることにより現実を拡張する技術のことです。

デジカメ機能や高い画像処理能力を備えたスマートフォン(スマホ)の普及と相俟ってARを利用したスマホアプリやシステムが色々と提供され始めているようです。

例えば、「Hair Style Navi(ヘアスタイルナビ)」(注:ソフト開発の「アイティア」とヘアケア用品製造販売の「カリエ」による共同開発)と呼ばれるスマホアプリでは、ARを利用してモデルの髪形に自分の写真を合成し事前にイメージを確認できるようです。

また、「ARハザードスコープLite」(注:開発は「キャドセンター」)と呼ばれるアプリでは、スマホのカメラを街並みにかざすと防災情報が合成表示されます。アプリ紹介の動画サイト(ユーチューブ)は、https://www.youtube.com/watch?v=KEwIa607iuoです。

その他、ARを活用したシステムとして「ARグリーティングカード」(エレコム)、「バーチャル試着システム」(大日本印刷)、「TCI AR ソリューション」(トヨタケーラム)などが知られています。





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“2.5次元映像”とは

2013-01-16 23:33:00 | Weblog
コンピュータ上で現実と同じを奥行きをもつ映像として立体(3D)映像というものが利用されていますが、最近では、2次元(2D)と3次元(3D)の中間としての映像ということで2.5次元映像というものが開発されています。

2.5次元映像の例として、生放送の実写映像における出演者とアニメのキャラクタとが身振りなどを交えて会話できるようなものが登場しているようです。開発したのは、ネットサービスのカヤックです。

これは、固定カメラで撮影の実写映像とコンピュータグラフィクスのアニメキャラクタを合成し、画面の外で人間がiPhoneあるいはiPadを操作しながらリアルタイムにキャラクタの表情や体の動きをコントロールするようになっています。

「にこにこ生放送」(動画ストリーミングサービス)にローソンのキャラクタ「あきこロイドちゃん」が登場するような映像の配信が、昨年の夏から試験的に提供されているようです。PR動画(ユーチュープ)のサイトは、https://www.youtube.com/watch?v=BgJMm58b26cです。

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“WG-N10(シャープ)”とは

2013-01-15 23:01:34 | Weblog
シャープが1月18日に発売予定の電子ノートです。

6型のモノクロ液晶画面を備え、専用ペンを使い、液晶画面にノートのように文字や図形などのメモを書くことができます。最大で1000ページ分を電子データ(ビットマップデータ)として記録できるとのことです。専用ペンにはマーカー機能や消しゴム機能もついているようです。

保存されたデータは付属のマイクロUSBケーブル経由でパソコンへ取り込めるようになっています。

重さは本体が約210g(カバー込で315g)、1回充電すると約30日間利用できる(注:1日2時間使用するとした場合)とのことです。

オープン価格ですが、店頭では1万5000円前後と想定されています。

ニュースリリース(2012.12.18)のサイトは、http://www.sharp.co.jp/corporate/news/121218-a.htmlです。

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“運転代行アプリ(アグスト)”とは

2013-01-12 23:52:54 | Weblog
ホームページの企画・製作を手掛けるアグスト(甲府市)が開発し、2013年1月より配信開始したスマートフォン、タブレット端末向けのアプリです。

このアプリを利用することにより、運転代行会社の配車サービスを受けることができるようです。アグストは山梨県内の代行会社と契約してサービスを始めているようです。

これまでの代行配車では、電話がつながらなかったり、場所の説明が面倒などの煩わしさがありましたが、このアプリを利用するとスムーズに配車の依頼が行えるようです。

即ち、起動するとGPS機能などにより現在地を示した地図が表示され、「今すぐ呼ぶ」を選んで台数や送り先を入力することにより配車の依頼ができるようです。依頼後、20分程度で居酒屋や飲食店などに到着するとのことです。

このアプリは、アップルのiOS、グーグルのアンドロイドのいずれのOSにも対応しており、ダウンロードは無料となっています。

アグストは、今後、代行会社との契約をさらに増やしていく意向のようです。

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“VoLTE(ボルテ)”とは

2013-01-04 23:53:20 | Weblog
Voice over LTEの略です。即ち、携帯やスマホで利用されている高速データ通信のLTEを用いて音声通信を行う技術です。

従来の音声通信はほとんどが回線交換型の交換機を経由して行われていますが、ボルテでは音声がディジタルデータに変換されインターネットのようなパケット型の交換機を経由して行われます。

昨年の夏には米国や韓国でサービスが開始されていますし、日本でもNTTドコモが現在開発中のようです。

音声をディジタル化してインターネット経由で行うサービスとして、「Skype」(米マイクロソフト)、「LINE」(NHNジャパン)、「comm(コム)」(DeNA)などが知られていますが、ボルテが登場することにより音声通話サービスの料金競争が激しさを増しそうです。






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“ナノSIM”とは

2013-01-02 23:53:59 | Weblog
携帯電話やスマートフォンには契約者の認証などに利用される情報を保持するSIMカード(Subscriber Identity Module card)と呼ばれるものが装着されます。

ナノSIMとはSIMカードの小型版です。欧州電気通信標準化機構(ETSI)が規格化しており、最初のSIMカードが第1世代、次のミニSIMが第2世代、マイクロSIMが第3世代、そして、このナノSIMが第4世代に位置づけられています。

ナノSIMは、サイズにして、ミニSIMの約7割減、マイクロSIMの約4割減とのことです。

アップルのスマートフォンiPhone5にこのナノSIMが採用されています。それまでのiPhoneでは種々の通信会社のSIMに対応していたようですが、iPhone5ではナノSIMだけの対応のようです。

NTTドコモでは昨年の11月からナノSIMを提供しているためiPhone5を自社の通信回線で使うことは可能なようです。


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