気になるキーワードや製品のコレクション(IT編)

メルマガ、新聞、雑誌などに登場する(増田悦夫の)気になるキーワード、製品を取り上げ、ITの進展をフォローします。

“ツイッター”とは

2009-12-30 23:37:14 | Weblog
米ツイッター社が提供するミニブログサービスの一種です。「ツイッター」とは「つぶやき」という意味があります。

パソコンや携帯電話から日常の出来事や思いついたアイデアなどを気軽に投稿し、世界に公開できます。投稿1回あたり140文字という字数制限があります。

即時性と手軽とから人気を集めているようで、11月時点の会員数は全世界で5000万人超、日本国内でも約250万人だそうです。知人や友人だけでなく、有名人など面識のない人の書き込みも閲覧できたり、コメントを返せたりできるようです。

このサービスはクラウドコンピューティングにて実現・運用されています。米ツイッター社のデータセンターはNTTアメリカが運用管理を行っているとのことです。

最近では、ツイッターを経由する宿泊予約サービスが開始されたり(ヨヤキュードットコム、10月末サービス開始)やツイッターを用いた視聴者参加型情報番組の実験が行われたり(東京MX、12月)していて、これから大きなうねりを見せそうです。




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“グーグル・アップス”とは

2009-12-29 23:16:09 | Weblog
米グーグルが提供する「クラウド・コンピューティング」の代表的なサービスです。

ネットワーク経由でソフトや電子メールなどの情報サービスの提供を行います。

クラウドは企業や大学などで利用が進んでいますが、米国では自治体での利用も始まっているようです。ワシントンDCなどでは職員のメールサービスなどにグーグル・アップスが採用されていて、最近米ロサンゼンルス市でもこのサービスの採用を決めたとのことです。

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“仮想プライベート・クラウド(VPC)”とは

2009-12-28 23:56:31 | Weblog
アマゾンやグーグルなどが提供するクラウド・コンピューティングが注目されていますが、これらのサービスは複数のインターネットユーザにサーバリソースを共有させるもので、「パブリック・クラウド」と呼ばれています。

これに対し「仮想プライベート・クラウド」とは、パブリック・クラウド上で、仮想的に(論理的に)ユーザ毎の領域を設けるサービスを指します。これはインターネットVPNを利用してクラウドに接続することで実現します。

こうすることで、ユーザ企業がパブリック・クラウドにおいて抱いていた安全面や信頼性面の不安をなくせる可能性があります。サービスの利用促進を図る狙いがあります。

代表的なサービス例として、米アマゾン・ドットコムがベータ版として北米を対象に提供している「Amazon EC2」があるようです。


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“アドビ・エアー”とは

2009-12-27 23:27:56 | Weblog
米アドビシステムズ社によって開発されたアプリケーションソフトの実行環境です。

Webブラウザを使用してサーバと通信することにより実行できるWebアプリケーションの利用が普及しています。Webメールや宿泊予約など色々あります。

これらのアプリケーションはネット環境が利用できない時には実行できず、また、アプリケーションに対応していないブラウザでは実行できません。

これに対し、アドビ・エアーの実行環境に対応したアプリケーションの場合には、ネット環境がそろっていなくても、またブラウザの種別にも制約されず利用できるとのことです。エアーが導入されていると、パソコンのOSにも依存しないとのことです。

エアーに対応したアプリケーションの開発はそれほど難しくなく、Java ScriptやXMLの知識があればよいようです


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“ネットウォーカー PC-Z1J(シャープ)”とは

2009-12-25 23:05:13 | Weblog
シャープが今年の12月4日に発売した携帯端末です。「約1,000種類の辞書コンテンツが活用できる新しい電子辞書のスタイルを提案」というキャッチフレーズが付けられています。

9月に発売されたPC-Z1という製品に対し、今回、7種類の辞書(「広辞苑 第六版」(岩波書店)、「新英和中辞典(第7版)」(研究社)など)を収めた専用のコンテンツカードが同梱されています。

また、インターネットに接続すると、専用の「辞書閲覧ソフト」で、インターネット上にある約1,000種類の辞書からキーワードを一括検索できる機能も利用できるとのことです。

オープン価格ですが店頭では5万円前後のようです。

ニュースリリースのサイトは、http://www.sharp.co.jp/corporate/news/091119-a.htmlです。

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“プライムシリーズ N-02B(NTTドコモ)”とは

2009-12-24 23:34:38 | Weblog
NTTドコモが、12月11日に発売した携帯電話です。冬春モデルの中の1機種です。NEC製です。

有効画素数1220万のカメラが内蔵されています。カメラの起動にかかる時間が0.8秒と速く、連続撮影する際の撮影間隔が約1.5秒と短いということで、「起動から保存までが速い“瞬撮ケータイ”」というようなキャッチフレーズが付けられています。

また、無線LANの通信機能(Wi-Fi)にも対応しているので、大容量動画ファイルのダウンロードやサイトの検索などが効率的にできるようです。

報道発表資料のサイトは、http://www.nttdocomo.co.jp/info/news_release/page/091208_00.htmlです。


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“QCAM-200SX(ロジクール)”とは

2009-12-20 23:01:23 | Weblog
ロジクール社が11月13日に発売したWebカメラです。QCAM-200SXHSという機種も含め2機種が同時に発売されています。

レンズにはカールツァイス製のものを搭載する最上位のWebカメラだそうです。動画では200万画素、静止画ではソフトウェアによる補間により800万画素での撮影が可能とのことです。

カメラの設定を簡単にしている点がこの機種の特徴で、従来の半分以下の工程で新規設定が可能なようです。テレビ電話に対応させる際はメールアドレスを登録すると数回のクリックで設定が完了してしまうようです。

マイクロソフトの最新OSのウインドウズ7にも対応しているとのことです。

オープン価格ですが、ネットでの販売価格は9,980円~(200SX)、10,800円(200SXHS)~です。

プレスリリースのサイトは、http://www.logitech.com/index.cfm/172/6417&&cl=jp,jaです。

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“LEDテレビ”とは

2009-12-14 23:22:59 | Weblog
液晶画面のバックライトにLED(発行ダイオード)を用いたテレビのことを指しています。

この方式は、2004年、ソニーによって民生用としては世界で初めて実用化されたとのことです。

画面を照らす方式として「直下型」と「エッジライト型」の2つの方式があるようです。直下型はテレビの背面にLEDを敷き詰めるもので、省エネや画質向上といった特徴があり、エッジライト型は背面の縁にLEDを取り付け導光板で液晶画面へ光を送りこむもので、薄型画面を実現できるといった特徴があるようです。

低コスト化も徐々に進み、今後の製品拡大が予測されています(注:2015年には液晶全体の60%を占めるとの予測もあります)。


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“NGN”とは

2009-12-13 23:00:56 | Weblog
Next Generation Networkの略で、一般に次世代ネットワークと呼ばれています。

音声やそれ以外のデータ、放送などの各種情報をインターネットで用いられているIP(Internet Protocol)と呼ばれるプロトコルで一元的にやりとりすることを目指しています。

通信品質を保証し電話網なみの信頼性とインターネットと同様の利便性をともに備えるようにしています。また、固定通信と携帯電話の移動体通信(モバイル通信)の融合も考慮されています。

我が国では2008年3月にNTTグループによって首都圏と大阪の一部地域で商用化が開始されました。既存の電話交換網はやがてはNGNにとって代わられる方向です。

NTTの他、KDDIやソフトバンクもNGNの構想を掲げています。

ITU-Tにて国際規格化も進められており、ネットワーク設備やサービスの今後の拡大が期待されています。


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“One Voice”とは

2009-12-11 23:37:07 | Weblog
LTE(Long Term Evolution)と呼ばれる第3.9世代の携帯電話方式がありますが、One Voiceとは、このLTEにおいて電話などの音声サービスを提供するための標準仕様のことです。

この仕様はOne Voiceイニシアティブ(注:欧米の携帯電話事業や通信機器メーカなど12社が参加しています)から2009年11月に公表されました。

LTEでは、移動体通信ネットワークのコア・ネットワーク部分がパケット交換ベースのIP網として規定され、回線交換機能がサポートされていないため、音声サービスの在り方ついては事業者間で考え方がまちまちになっていました。

このため、上記イニシアティブにて検討が行われ、VoIPサービスの最終的な形態として、IMSをベースとするネットワーク制御機能を採用した仕様が策定された、とのことです。

我が国の通信事業者は現状ではOneVoiceへの対応の意向を示していないようですが、IMSのアーキテクチャを導入する方向であるためOne Voiceへの対応がありそうです。

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